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B 1190:2014  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 種類······························································································································· 2 

4 形状・寸法,製品仕様及び製品の呼び方 ··············································································· 3 

5 表示······························································································································· 7 

5.1 製品の表示 ··················································································································· 7 

5.2 包装の表示 ··················································································································· 7 

附属書A(規定)フランジ付き六角ナットに対するゲージ検査······················································ 8 

附属書JA(規定)ISO 4161及びISO 10663によらないフランジ付き六角ナット ······························ 10 

附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 17 

B 1190:2014  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本ねじ研究協会

(JFRI)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき

との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。 

これによって,JIS B 1190:2005は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 1190:2014 

フランジ付き六角ナット 

Hexagon nuts with flange 

序文 

この規格は,2012年に第3版として発行されたISO 4161及び2012年に第2版として発行されたISO 

10663を基とし,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。また,附属書JAは対応国際規格にはない事項である。 

適用範囲 

この規格は,フランジ付き六角ナット(以下,ナットという。)の特性について規定する。 

この規格で規定する寸法及び製品仕様以外の要求がある場合には,それらの要求を,例えば,JIS B 0205-2,

JIS B 0205-4,JIS B 0209-2,JIS B 1052-2及びJIS B 1054-2から受渡当事者間の協定によって選択できる。 

ISO 4161及びISO 10663によらないフランジ付き六角ナットを,附属書JAに規定する。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 4161:2012,Hexagon nuts with flange, style 2−Coarse thread 

ISO 10663:2012,Hexagon nuts with flange, style 2−Fine pitch thread(全体評価:MOD) 

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 0101 ねじ用語 

JIS B 0143 締結用部品−ねじ部品の寸法の記号及び意味 

注記 対応国際規格:ISO 225:2010,Fasteners−Bolts, screws, studs and nuts−Symbols and descriptions 

of dimensions(IDT) 

JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部:全体系 

注記 対応国際規格:ISO 261:1998,ISO general purpose metric screw threads−General plan(IDT) 

JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部:基準寸法 

注記 対応国際規格:ISO 724:1993,ISO general-purpose metric screw threads−Basic dimensions(IDT) 

JIS B 0209-2 一般用メートルねじ−公差−第2部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法−中(は

めあい区分) 

注記 対応国際規格:ISO 965-2:1998,ISO general purpose metric screw threads−Tolerances−Part 2: 

B 1190:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

Limits of sizes for general purpose external and internal screw threads−Medium quality(IDT) 

JIS B 0601 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状:輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメ

ータ 

JIS B 1010 締結用部品の呼び方 

JIS B 1021 締結用部品の公差−第1部:ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット−部品等級A,B

及びC 

注記 対応国際規格:ISO 4759-1:2000,Tolerances for fasteners−Part 1: Bolts, screws, studs and nuts−

Product grades A, B and C(IDT) 

JIS B 1042 締結用部品−表面欠陥 第2部:ナット 

注記 対応国際規格:ISO 6157-2:1995,Fasteners−Surface discontinuities−Part 2: Nuts(IDT) 

JIS B 1044 締結用部品−電気めっき 

注記 対応国際規格:ISO 4042:1999,Fasteners−Electroplated coatings(IDT) 

JIS B 1046 締結用部品−非電解処理による亜鉛フレーク皮膜 

注記 対応国際規格:ISO 10683:2000,Fasteners−Non-electrolytically applied zinc flake coatings(IDT) 

JIS B 1048 締結用部品−溶融亜鉛めっき 

注記 対応国際規格:ISO 10684:2004,Fasteners−Hot dip galvanized coatings(MOD) 

JIS B 1052-2 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−第2部:強度区分を規定したナット−並

目ねじ及び細目ねじ 

注記 対応国際規格:ISO 898-2:2012,Mechanical properties of fasteners made of carbon steel and alloy 

steel−Part 2: Nuts with specified property classes−Coarse thread and fine pitch thread(IDT) 

JIS B 1054-2 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質−第2部:ナット 

注記 対応国際規格:ISO 3506-2:2009,Mechanical properties of corrosion-resistant stainless steel 

fasteners−Part 2: Nuts(IDT) 

JIS B 1071 締結用部品−精度測定方法 

JIS B 1091 締結用部品−受入検査 

注記 対応国際規格:ISO 3269:2000,Fasteners−Acceptance inspection(IDT) 

JIS B 1099 締結用部品−ボルト,小ねじ,植込みボルト及びナットに対する一般要求事項 

注記 対応国際規格:ISO 8992:2005,Fasteners−General requirements for bolts, screws, studs and nuts

(IDT) 

JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法 

JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法 

種類 

この規格で規定するナットの種類は,表1による。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1−ナットの種類 

種類 

ねじの呼び径範囲 

対応国際規格 

(参考) 

ナット 

ねじのピッチ 

部品等級 

フランジ付

きナット 

並目ねじ 

5〜16 mm 

ISO 4161 

20 mm 

細目ねじ 

8〜16 mm 

ISO 10663 

20 mm 

形状・寸法,製品仕様及び製品の呼び方 

この規格で規定するナットの形状・寸法,製品仕様及び製品の呼び方は,表2による。 

なお,製品の呼び方は,JIS B 1010による。 

表2−ナットの形状・寸法,製品仕様及び製品の呼び方 

種類 

形状・寸法 

製品仕様 

製品の呼び方

(例) 

ナット 

ねじのピッチ 

部品等級 

フランジ付

きナット 

並目ねじ 

図1及び表3 

表4 

表5 

細目ねじ 

図1及び表6 

表7 

表8 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

寸法の呼び及び記号は,JIS B 0143による。 
注a) mwは,ナットの有効高さ(表3及び表6の補足説明を参照)。 

b) θは,90〜120°とする。 

c) βは,15〜30°とする。 

d) δは,15〜25°とする。 

e) cは,dw,minの位置で測定する。 

f) 角部の輪郭形状は,製造業者の裁量による。 

g) 座面の円すい角度φは,0.75°±0.75°とする。 

図1−形状・寸法 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表3−寸法(並目ねじ) 

単位 mm 

ねじの呼び 

M5 

M6 

M8 

M10 

M12 

(M14) a) 

M16 

M20 

P b) 

0.8 

1.25 

1.5 

1.75 

2.5 

最小 

1.0 

1.1 

1.2 

1.5 

1.80 

2.1 

2.4 

3.0 

da 

最大 

5.75 

6.75 

8.75 

10.80 

13.00 

15.10 

17.30 

21.60 

最小 

5.00 

6.00 

8.00 

10.00 

12.00 

14.00 

16.00 

20.00 

dc 

最大 

11.8 

14.2 

17.9 

21.8 

26.0 

29.9 

34.5 

42.8 

dw 

最小 

9.8 

12.2 

15.8 

19.6 

23.8 

27.6 

31.9 

39.9 

最小 

8.79 

11.05 

14.38 

16.64 

20.03 

23.36 

26.75 

32.95 

最大 

5.00 

6.00 

8.00 

10.00 

12.00 

14.00 

16.00 

20.00 

最小 

4.70 

5.70 

7.64 

9.64 

11.57 

13.30 

15.30 

18.70 

mw 

最小 

2.5 

3.1 

4.6 

5.6 

6.8 

7.7 

8.9 

10.7 

最大 

8.00 

10.00 

13.00 

15.00 

18.00 

21.00 

24.00 

30.00 

最小 

7.78 

9.78 

12.73 

14.73 

17.73 

20.67 

23.67 

29.16 

r c) 

最大 

0.3 

0.4 

0.5 

0.6 

0.7 

0.9 

1.0 

1.2 

製品が附属書Aに規定するゲージ検査に合格すれば,e,c及びmwの寸法に対する要求事項を満足するものとみな
す。 
注a) ねじの呼びに括弧を付けたものは,なるべく用いない。 

b) Pは,ねじのピッチ。 

c) rは,六角部(対辺及び対角の両方)とフランジ部との接続部分に適用する。 

表4−製品仕様(並目ねじ) 

材料 

鋼 

ステンレス鋼 

一般要求事項 

適用規格 

JIS B 1099 

ねじ 

公差域クラス 

6H 

適用規格 

JIS B 0205-2,JIS B 0205-4,JIS B 0209-2 

機械的性質 
及び性能 

強度区分 

8,9,10,12 

A2-70 

機械的性質の
ための適用ス
タイル 

高ナット(スタイル2) 

− 

適用規格 

JIS B 1052-2 

JIS B 1054-2 

公差 

部品等級 

D≦M16:A 

D>M16:B 

適用規格 

JIS B 1021 

仕上げ−皮膜 

製造された状態 

製造された状態 

電気めっきの要求がある場合は,JIS B 1044による。 
非電解処理による亜鉛フレーク皮膜の要求がある場合は, 
JIS B 1046による。 
溶融亜鉛めっきの要求がある場合は,JIS B 1048による。 

付加的な要求又はその他の仕上げ若しくは皮膜については,受渡当事者間の協
定による。 

表面状態 

表面欠陥の限界は,JIS B 1042による。 

− 

受入検査 

受入検査手順は,JIS B 1091による。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表5−製品の呼び方の例(並目ねじ) 

例 

製品 

ねじの呼びがM12で強度区分10のフランジ付き六角ナット 

呼び方 

フランジ付き六角ナットJIS B 1190−ISO 4161−M12−10 

注記 図1及び表3〜表5は,ISO 4161に一致している。 

表6−寸法(細目ねじ) 

単位 mm 

ねじの呼び 

D×P a) 

M8×1 

M10×1 

M10×1.25 

M12×1.25 

M12×1.5 

(M14×1.5) b) 

M16×1.5 

M20×1.5 

最小 

1.2 

1.5 

1.8 

2.1 

2.4 

da 

最大 

8.75 

10.80 

13.00 

15.10 

17.30 

21.60 

最小 

8.00 

10.00 

12.00 

14.00 

16.00 

20.00 

dc 

最大 

17.9 

21.8 

26.0 

29.9 

34.5 

42.8 

dw 

最小 

15.8 

19.6 

23.8 

27.6 

31.9 

39.9 

最小 

14.38 

16.64 

20.03 

23.36 

26.75 

32.95 

最大 

8.00 

10.00 

12.00 

14.00 

16.00 

20.00 

最小 

7.64 

9.64 

11.57 

13.30 

15.30 

18.70 

mw 

最小 

4.6 

5.6 

6.8 

7.7 

8.9 

10.7 

最大 

13.00 

15.00 

18.00 

21.00 

24.00 

30.00 

最小 

12.73 

14.73 

17.73 

20.67 

23.67 

29.16 

r c) 

最大 

0.5 

0.6 

0.7 

0.9 

1.0 

1.2 

製品が附属書Aに規定するゲージ検査に合格すれば,e,c及びmwの寸法に対する要求事項を満足する
ものとみなす。 
注a) Pは,ねじのピッチ。 

b) ねじの呼びに括弧を付けたものは,なるべく用いない。 

c) rは,六角部(対辺及び対角の両方)とフランジ部との接続部分に適用する。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表7−製品仕様(細目ねじ) 

材料 

鋼 

ステンレス鋼 

一般要求事項 

適用規格 

JIS B 1099 

ねじ 

公差域クラス 

6H 

適用規格 

JIS B 0205-2,JIS B 0205-4,JIS B 0209-2 

機械的性質 
及び性能 

強度区分 

8,10,12 a) 

A2-70 

機械的性質のた
めの適用スタイ
ル 

高ナット(スタイル2) 

− 

適用規格 

JIS B 1052-2 

JIS B 1054-2 

公差 

部品等級 

D≦16 mm:A 

D>16 mm:B 

適用規格 

JIS B 1021 

仕上げ−皮膜 

製造された状態 

製造された状態 

電気めっきの要求がある場合は,JIS B 1044による。 
非電解処理による亜鉛フレーク皮膜の要求がある場合は,
JIS B 1046による。 

付加的な要求又はその他の仕上げ若しくは皮膜については,受渡当事者間の協
定による。 

表面状態 

表面欠陥の限界は,JIS B 1042による。 

− 

受入検査 

受入検査手順は,JIS B 1091による。 

注a) D>16 mmに対する強度区分12の機械的性質はJIS B 1052-2で規定されていない。 

表8−製品の呼び方の例(細目ねじ) 

例 

製品 

ねじの呼びがM12×1.25で強度区分10のフランジ付き六角ナット 

呼び方 

フランジ付き六角ナットJIS B 1190−ISO 10663−M12×1.25−10 

注記 図1及び表6〜表8は,ISO 10663に一致している。 

表示 

5.1 

製品の表示 

この規格に適合した製品の表示は,次による。 

a) 鋼ナットは,JIS B 1052-2による。 

b) ステンレスナットは,JIS B 1054-2による。 

5.2 

包装の表示 

この規格に適合した製品の包装には,外面に次の事項を表示しなければならない。 

a) 規格名称又は規格番号 

b) 部品等級 

c) ねじの呼び 

d) ねじの公差域クラス 

e) 強度区分(鋼ナットの場合),鋼種区分・強度区分(ステンレスナットの場合) 

f) 

数量・指定事項 

g) 製造業者名又はその略号 

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B 1190:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書A 

(規定) 

フランジ付き六角ナットに対するゲージ検査 

A.1 六角部に対する推奨するゲージ検査方法(図A.1及び表A.1参照) 

六角部の高さ,ナットの有効高さ,角のすみ肉の盛り上がり及び対角距離が規定値を同時に満足してい

るかどうかを実証するために,二つの平らなリングゲージA及びBを用いて検査する。ゲージAは,ナ

ットの頂面から挿入して,フランジ部の上に着座させる。ゲージBは,ナットの軸線と垂直にナット頂面

に載せる。二つのゲージは接触してはならない。 

A.2 フランジ部に対する推奨するゲージ検査方法(図A.1及び表A.1参照) 

ゲージCは,平たいすきまゲージ又はリングゲージとする。ゲージCは,ゲージAと六角部の一部と

の接触点において,フランジの厚さが規定値を超えているかどうかを検証するのに用いる。平板の上にナ

ットを置き,ゲージCとゲージAとが接触しなければ合格とする。 

Wa, min=e theoretical 
Wb, max=e min−0.01 mm 
Ta, max=mw, min 

図A.1−ゲージ検査 

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B 1190:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表A.1−ゲージの寸法 

単位 mm 

ねじの呼び 

ゲージA 

ゲージB 

ゲージC 

Wa 

Ta 

Wb 

Tb 

Wc 

Tc 

並目ねじ 

細目ねじ 

最大 

最小 

最大 

最小 

最大 

最小 

最小 

最小 

最大 

最小 

M5 
M6 
M8 

− 
− 

M8×1 

9.25 

11.56 
15.02 

9.24 

11.55 
15.01 

2.50 
3.10 
4.60 

2.49 
3.09 
4.59 

8.78 

11.04 
14.37 

8.77 

11.03 
14.36 



14 
16 
20 

1.08 
1.19 
1.31 

1.07 
1.18 
1.30 

M10 
M12 
M14 

M10×1,M10×1.25 

M12×1.25,M12×1.5 

M14×1.5 

17.33 
20.79 
24.26 

17.32 
20.78 
24.25 

5.60 
6.80 
7.70 

5.59 
6.79 
7.69 

16.63 
20.02 
23.35 

16.62 
20.01 
23.34 



24 
29 
32.5 

1.81 
2.20 
2.55 

1.80 
2.19 
2.54 

M16 
M20 

M16×1.5 
M20×1.5 

27.72 
34.65 

27.71 
34.64 

8.90 

10.70 

8.89 

10.69 

26.74 
32.94 

26.73 
32.93 


37 
45 

2.96 
3.70 

2.95 
3.69 

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10 

B 1190:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書JA 

(規定) 

ISO 4161及びISO 10663によらないフランジ付き六角ナット 

JA.1 

適用範囲 

この附属書は,ISO 4161及びISO 10663によらない鋼製のフランジ付き六角ナット(以下,ナットとい

う。)について規定する。 

この附属書は,将来廃止するので,新規設計の機器,部位などには使用しないのがよい。 

JA.2 

用語及び定義 

この附属書で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0101による。 

JA.3 

種類 

この附属書に規定するナットの種類は,表JA.1による。 

表JA.1−種類 

種類 

ねじの呼び径範囲 

強度区分 

ナット 

ねじのピッチ 

フランジ付き

ナット 

並目ねじ 

4〜16 mm 

6T,8T,10T 

細目ねじ 

8〜16 mm 

JA.4 

形状・寸法 

ナットの形状及び寸法は,表JA.2による。 

background image

11 

B 1190:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表JA.2−ナット 

単位 mm 

ねじの呼び(D) 

dc 

dw 

m1 

r1 

mw a)  A−B 

A1−B1 

並目 

細目 

基準寸法 許容差 

最小 

最大 最小 基準寸法 許容差 最小 最小 最大 最小 

最大 

M4 

− 

−0.2 

7.74  10.5 

7.5 

4.2 

−0.75 

2.4 

0.6 

0.6 

1.6 

0.2 

M5 

− 

8.87  12 

0.7 

0.7 

2.0 

0.3 

M6 

− 

10 

11.05 

14 

11 

3.6 

0.8 

0.8 

2.3 

0.3 

M8 

M8×1 

12 

−0.25 

13.25  17.5 14.5 

−0.90 

4.8 

1.0 

1.1 

3.1 

0.4 

M10 

M10×1.25 

14 

15.51  21 

18 

10 

1.2 

1.4 

3.9 

0.5 

M12 

M12×1.25 

17 

18.90  25 

22 

11.5 

−1.1 

7.2 

1.4 

1.6 

4.7 

0.7 

(M14) (M14×1.5) 

19 

−0.35 

21.10  29 

26 

13.5 

8.4 

1.6 

1.8 

5.5 

0.7 

M16 

M16×1.5 

22 

24.49  33 

30 

15 

9.6 

1.8 

2.0 

6.2 

0.8 

− ねじの呼びに括弧を付けたものは,なるべく用いない。 
− ねじ部の面取りは,その直径がねじの谷の径より僅かに大きい程度とする。 
− この表の図に示した表面粗さは,JIS B 0601による。 
− ねじの呼び径6 mm以上のナットで,座面の大きいものを必要とする場合は,表JA.3による。 
注a) mwは,六角の対角部に,この表に規定するeの最小値以上の寸法が存在する高さとする。 

b) フランジ上面の角度δは,15〜30°とする。 

c) 六角部の面取り角度βは,約30°とする。 

d) めねじの皿面取り角度θは,約120°とする。 

e) ねじの軸に対する座面の傾き角ζは,1°以下とする。 

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12 

B 1190:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表JA.3−座面を大きくした場合のナット 

単位 mm 

ねじの呼び径 

dc 

dw 

m1 

r1 

mw 

A−B 

A1−B1 

基準寸法 許容差 

最小 

最大 最小 基準寸法 許容差 最小 最小 最大 最小 

最大 

6,10,12,14 

それぞれのナットに対して,一段大きいねじの呼び(D)の各部寸法及び許容差を適用する。 

13 

−0.25 

14.38 

21 

18 

10 

−0.9 

1.2 

1.4 

3.9 

0.5 

16 

24 

−0.35 

26.75 

36 

33 

17 

−1.1 

10.8 

2.0 

2.2 

7.0 

0.9 

注記 記号は表JA.2による。 

JA.5 

ねじ 

ナットのねじは,表JA.4によって,そのピッチは,表JA.5による。 

なお,めっきを施したねじも,表JA.4の各ねじの公差域クラスの許容差になければならない。 

表JA.4−ねじ 

種類 

ねじ 

基準寸法 

公差域クラス 

並目ねじ 

JIS B 0205-4 

JIS B 0209-2の6H 

細目ねじ 

表JA.5−ねじのピッチ 

単位 mm 

ねじの呼び径a) 

10 

12 

(14) 

16 

ピッチP 

並目 

0.7 

0.8 

1.25 

1.5 

1.75 

細目 

− 

− 

− 

1.25 

1.25 

1.5 

1.5 

注a) ねじの呼び径に括弧を付けたものは,なるべく用いない。 

JA.6 

機械的性質 

JA.6.1 

強度区分の表し方 

ナットの強度区分は,6,8及び10の数字にTの文字を付けて表す。 

なお,強度区分を表す記号中の数字は,MPaの単位による呼び保証荷重応力(表JA.6参照)の1/100

を示し,Tの文字は,この規格の本体で用いている強度区分と区別するためのもので,ナットの保証荷重

応力が,それと同じ水準にあるボルトの引張強さにほぼ対応することを意味する。 

JA.6.2 

強度区分に対する機械的性質 

ナットの強度区分に対する機械的性質は,JA.10.1.1及びJA.10.1.2の方法で試験を行ったとき,表JA.6

に適合しなければならない。 

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13 

B 1190:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表JA.6−機械的性質 

強度区分 

6T 

8T 

10T 

呼び保証荷重応力 

MPa 

600 

800 

1 000 

実保証荷重応力a) 

MPa 

588 

785 

   981 

硬さ 
(最大値) 

ビッカース硬さ 

HV 

302 

353 

ロックウェル硬さ 

HRC 

 30 

 36 

注記 硬さの最小値を,参考として表JA.7に示す。 
注a) ナットにはめ合わせた試験用マンドレルのねじ部に,この実保

証荷重応力が生じる引張り又は圧縮の試験力を加えたとき,ナ
ットのねじ山が崩れたり,ナットが割れたりして破壊すること
なく,また,試験力を除去した後,ナットは試験用マンドレル
から指で取り外せなければならない。 

表JA.7−最小硬さ(参考) 

強度区分 

6T 

8T 

10T 

ビッカース硬さ 

HV 

150 

180 

230 

ロックウェル硬さ 

HRB 

 78 

 88 

− 

HRC 

− 

 18 

JA.7 

材料 

ナットの材料は,表JA.8の化学成分を満足する炭素鋼又は合金鋼で,製品がJA.6に規定する機械的性

質を満足するものとする。 

表JA.8−材料の化学成分(チェック分析) 

強度区分 

化学成分 % 

C(最大) Mn(最小) P(最大) S(最大) 

6T 

0.50 

− 

0.060 

0.150 

8T 

0.58 

0.25 

0.060 

0.150 

10T a) 

0.58 

0.30 

0.048 

0.058 

注a) 強度区分10Tの材料は,ナットの機械的性質を向上させる

ために,必要に応じて他の合金元素を加えてもよい。 

JA.8 

表面状態 

ナットの表面状態は,表面粗さが表JA.2の規定に適合するほか,焼割れ及び使用上有害なきず,ばり,

かえりなどがあってはならない。 

なお,表面欠陥の許容限界は,特に指定がない限り,JIS B 1042によるのがよい。 

JA.9 

表面処理 

ナットには,一般に表面処理を施さない。特にめっきその他の表面処理を必要とする場合は,注文者が

指定する。 

なお,電気めっきを施す場合は,JIS B 1044による。 

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14 

B 1190:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

JA.10 検査 

JA.10.1 機械的性質検査 

ナットの機械的性質は,JA.10.1.1及びJA.10.1.2に示す試験方法によって行い,JA.6に適合しなければ

ならない。 

JA.10.1.1 保証荷重試験 

保証荷重試験は,JIS B 1052-2に規定する試験方法による。 

なお,6T〜10Tの保証荷重試験力を,表JA.9(並目ねじ)及び表JA.10(細目ねじ)に示す。 

表JA.9−ナットの保証荷重試験力(並目ねじ) 

ねじの呼び 

ピッチ 

mm 

有効断面積 

mm2 

ナットの強度区分 

6T 

8T 

10T 

保証荷重試験力 kN 

M4 

0.7 

8.78 

5.149 

6.865 

8.581 

M5 

0.8 

14.2 

8.336 

11.18 

13.93 

M6 

20.1 

11.77 

15.69 

19.61 

M8 

1.25 

36.6 

21.58 

28.44 

35.79 

M10 

1.5 

58.0 

34.32 

45.11 

56.88 

M12 

1.75 

84.3 

49.52 

65.71 

82.38 

(M14) 

115 

67.67 

90.22 

112.8 

M16 

157 

92.18 

123.6 

154.0 

表JA.10−ナットの保証荷重試験力(細目ねじ) 

ねじの呼び 

ピッチ 

mm 

有効断面積 

mm2 

ナットの強度区分 

6T 

8T 

10T 

保証荷重試験力 kN 

M8×1 

39.2 

23.05 

30.40 

38.25 

M10×1.25 

1.25 

61.2 

36.29 

48.05 

59.82 

M12×1.25 

1.25 

92.1 

53.94 

72.57 

90.22 

(M14×1.5) 

1.5 

125 

73.55 

98.07 

122.6 

M16×1.5 

1.5 

167 

98.07 

131.4 

163.8 

JA.10.1.2 硬さ試験 

硬さ試験は,JIS Z 2244又はJIS Z 2245によって行い,ナットの座面の硬さを調べる。ただし,測定箇

所は,受渡当事者間の協定によって上面又は側面としてもよい。 

JA.10.2 形状・寸法検査 

形状・寸法検査は,JIS B 1071の各部寸法の測定方法又はこれに代わる方法によって行い,JA.4に適合

しなければならない。 

なお,ナットの有効高さ(mw)の検査は,表JA.11のリングゲージを傾けることなくナットの上部に入

れたとき,ナットの頂面がリングゲージから出なければ,規定に適合したものとしてよい。 

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15 

B 1190:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表JA.11−六角部の有効高さ用リングゲージ寸法 

単位 mm 

ねじの呼び径 

10 

12 

14 

16 

二面幅 

10 

12 

14 

17 

19 

22 

7.74 

8.87 

11.05 

13.25 

15.51 

18.90 

21.10 

24.49 

0.72 

0.9 

1.08 

1.44 

1.80 

2.16 

2.52 

2.88 

− リングゲージの外径は,任意とする。 
− リングゲージの内径の角は直角であって,丸み及び面取りがあってはならない。 
− ねじの呼び径6 mm以上のナットで,座面を大きくするため表JA.3の寸法を用いた

場合,これに対するリングゲージ寸法は,表JA.12による。 

表JA.12−座面を大きくした場合のリングゲージ寸法 

単位 mm 

ねじの呼び径 

二面幅 

 6,10,12,14 

一段大きいねじの呼び径用のリングゲージを用いる。 

 8 

13 

14.38 

1.80 

16 

24 

26.75 

3.24 

JA.10.3 ねじ検査 

ねじ検査は,JIS B 1071による測定方法又はこれに代わる方法によって行い,JA.5に適合しなければな

らない。 

JA.10.4 表面状態検査 

表面状態の検査は,目視によって行い,JA.8に適合しなければならない。ただし,表面粗さは,適切な

測定方法によって行う。 

JA.10.5 受渡検査 

受渡検査は,特に指定がない限り,JIS B 1091による。 

JA.11 

製品の呼び方 

ナットの呼び方は,規格番号又は規格の名称,ねじの呼び,機械的性質の強度区分の記号及び指定事項 1)

による。 

注1) 指定事項は,一段大きいフランジの径(dc),表面処理の種類などを必要に応じて示す。 

例 

JIS B 1190 附属書JA 

M8 

  −8T 

φdc=21 

フランジ付き六角ナット 

M10×1.25 

  −6T 

A2K 2) 

(規格番号又は規格の名称) (ねじの呼び) (強度区分記号) (指定事項) 

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16 

B 1190:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

注2) A2Kは,JIS B 1044の附属書E(ねじ部品の電気めっきのための呼び方のコード,システムA)

の記号による。 

JA.12 表示 

JA.12.1 製品の表示 

JA.12.1.1 強度区分の表示 

ナットに対する強度区分の表示は,受渡当事者間の協定による。 

なお,強度区分を表示する場合は,特に支障がない限り,表JA.13の刻印記号による。 

表JA.13−強度区分の刻印記号 

強度区分 

6T 

8T 

10T 

刻印記号 

6T 

8T 

10T 

JA.12.2 製造業者識別の表示 

強度区分を表示した製品に製造業者の識別マークを施す場合は,受渡当事者間の協定による。 

JA.12.3 包装の表示 

包装には,外面に次の事項を表示する。 

a) 規格の名称 

b) ねじの呼び 

c) 強度区分の記号 

d) 指定事項 

e) 数量 

f) 

製造業者名又はその略号 

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17 

B 1190:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書JB 

(参考) 

JISと対応国際規格との対比表 

JIS B 1190:2014 フランジ付き六角ナット 

ISO 4161:2012,Hexagon nuts with flange, style 2−Coarse thread 
ISO 10663:2012,Hexagon nuts with flange, style 2−Fine pitch thread 

(I)JISの規定 

(II) 
国際規格
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号
及び題名 

内容 

箇条番号 

内容 

箇条ごと
の評価 

技術的差異の内容 

1 適用範
囲 

フランジ付き六角
ナットについて規
定 

ISO 4161 1  

ねじの呼びM5〜M16に
対し部品等級A及びM20
に対し部品等級Bのフラ
ンジ付き六角ナット−並
目ねじについて規定 

変更 

JISは,フランジ付き六角ナッ
トについての規定としている
が,ISO規格は,1規格ごとに
適用するフランジ付き六角ナ
ットを具体的に規定している。 

JISは,ISO規格の2規格を1規
格にまとめているが,技術的差異
はない。 

ISO 
10663 

ねじの呼び径8〜16 mm
に対して部品等級A及び
20 mmに対して部品等級
Bのフランジ付き六角ナ
ット−細目ねじについて
規定 

2 引用規
格 

ISO 4161 
ISO 
10663 

追加 

附属書JA(規定)の引用規格
を追加。 

将来的に附属書JA(規定)は廃
止する。 

3 種類 

フランジ付き六角
ナット−並目ねじ 
フランジ付き六角
ナット−細目ねじ 

− 

変更 

JISは,ISO規格の2規格で規
定する2種類を1規格にまとめ
た。 

JISは,ISO規格の2規格を1規
格にまとめているが,技術的差異
はない。 

4

B

 1

1

9

0

2

0

1

4

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

background image

18 

B 1190:2014  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(I)JISの規定 

(II) 
国際規格
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号
及び題名 

内容 

箇条番号 

内容 

箇条ごと
の評価 

技術的差異の内容 

4 形状・寸
法,製品仕
様及び製
品の呼び
方 

形状・寸法,製品仕
様及び製品の呼び
方をまとめて表2で
規定 

3,4,5 

それぞれのISO規格で規
定 

変更 

JISは,ISO規格の2規格で規
定する2種類を1規格にまとめ
た。 
また,使用実態を反映して,表
6の細目ねじの呼びを変更し
た。 

技術的な差異はない。 
 
 
表6については,ISO規格見直し
時に提案を検討。 

5 表示 

− 

− 

追加 

製品の表示及び包装の表示を
追加。 

適合性評価のため必要。ISO規格
見直し時に提案を検討。 

附属書A 
(規定) 

フランジ付き六角
ナットに対するゲ
ージ検査 

附属書A 内容はJISに同じ 

変更 

− 

ISO規格は参考としているが,JIS 
B 1189との整合性から規定とし
た。 

附属書JA 
(規定) 

ISO 4161及びISO 
10663によらないフ
ランジ付き六角ナ
ット 

− 

− 

追加 

ISO 4161及びISO 10663によ
らないフランジ付き六角ナッ
トが国内でまだ流通している
ことから,JISでは残すことと
した。 

将来的に附属書JA(規定)は廃
止する。 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:(ISO 4161:2012,ISO 10663:2012,MOD) 

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

  − 追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
  − 変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

  − MOD…………… 国際規格を修正している。 

4

B

 1

1

9

0

2

0

1

4

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。