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日本工業規格

JIS

 B

1187

-1995

座金組込み六角ボルト

Hexagon head screws with captive washer

1.

適用範囲  この規格は,一般に用いる鋼製及び黄銅製の座金組込み六角ボルトについて規定する。こ

の座金組込み六角ボルトは,ボルトブランクに座金を組み込んだ後,ねじを転造し,座金がボルトから落

ちないようにしたものである。

備考1.  鋼製の座金組込み六角ボルトは,鋼製の六角ボルトに鋼製の座金を組み込んだもの,黄銅製

の座金組込み六角ボルトは,黄銅製の六角ボルトに黄銅製又はりん青銅製の座金を組み込ん

だものとし,この規格では鋼製の座金組込み六角ボルト及び黄銅製の座金組込み六角ボルト

を,それぞれ“鋼組みボルト”及び“黄銅組みボルト”といい,それらを総称する場合は,

単に“組みボルト”という。

2.

この規格で,鋼組みボルト及び黄銅組みボルトの六角ボルトだけをいう場合は,それぞれ“鋼

ボルト本体”及び“黄銅ボルト本体”といい,それらを総称する場合は,単に“ボルト本体”

という。

また,ボルト本体に組み込んだ各種の鋼製座金及び黄銅製・りん青銅製の座金は,それぞ

れ“鋼座金”及び“銅合金座金”といい,それらを総称する場合は,単に“座金”という。

3.

この規格で規定する機械的性質の強度区分 II 欄(4T 及び 6T)は,1999 年 4 月 1 日限りで廃

止する。

4.

この規格の引用規格を,

付表 に示す。

2.

用語の定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0101 による。

3.

種類

3.1

鋼組みボルトの種類  鋼組みボルトの種類は,表 の鋼ボルト本体の種類と○印を付けた鋼座金の

種類とを組み合わせたものとする。ただし,鋼ボルト本体の種類は,ボルト頭部の製造方法による区分と

頭部の形状・寸法による区分とを組み合わせたものとする。


2

B 1187-1995

表 1  鋼組みボルトの種類

鋼ボルト本体の種類

鋼座金の種類

平座金

頭 部 の 製

造 方 法 に
よる区分

頭部の形状・寸

法による区分

強度区分

小形丸  み が き

(

3

ば ね 座

外歯形

歯付き
座金

(

4

)

皿 ば ね
座金

(

3

)

ば ね 座
金 と 小
形丸

(

3

)

ば ね 座
金 と み
がき丸

外歯形歯

付き座金 
とみがき 

呼び径
の範囲

mm

六角ボルト(

1

)

*

*

*

*

5

∼12(

5

)

ト リ ム ド

小形六角ボルト

(

2

)

4.8, 6.8

8.8

4T, 6T

8

∼12

小形六角ボルト

(

2

)

8

∼12

ア プ セ ッ

ト形

六角ボルト(

1

)

4.8, 6.8

8.8

4T, 6T

*

*

*

*

4

∼12(

5

)

ア プ セ ッ
ト形

十字穴付き六角
ボルト(

1

)

4.8, 4T

4

∼8

(

1

)

六角ボルト及び十字穴付き六角ボルトのねじの呼び径  (d)  に対する二面幅  (s)  の比

d

s

は,1.45以上であって,六

角ボルトを小形のものと区別する必要がある場合は,並形六角ボルトという。

(

2

)

小形六角ボルトの

d

s

は,1.45 未満になっている。ただし,呼び径 8mm のものは例外で,その

d

s

は,1.45 以上であ

る。

(

3

)

鋼ボルト本体と組み合わせるばね座金には,鋼製の組込み用 2 号及び組込み用 3 号がある。前者は強度区分 4.8,

6.8

,4T 及び 6T の鋼ボルト本体に,後者は強度区分 8.8 で,ねじの呼び径 6mm 以上の鋼ボルト本体に適用する。

なお,組込み用 2 号及び組込み用 3 号は JIS B 1251 に規定する 2 号及び 3 号と断面の形状・寸法が同じで内径

が異なるものである。

(

4

)

鋼ボルト本体と組み合わせる皿ばね座金には,鋼製の組込み用 1 種軽荷重及び 1 種重荷重がある。前者は強度区
分 4.8,6.8,4T 及び 6T の鋼ボルト本体に,後者は,強度区分 8.8 で,ねじの呼び径 6mm 以上の鋼ボルト本体に

適用する。

なお,この組込み用 1 種軽荷重及び 1 種重荷重は,JIS B 1252 に規定する 1 種軽荷重及び 1 種重荷重と厚さ及

び外径が同じで,内径が異なるものである。

(

5

)

強度区分 8.8 の鋼組込みボルトのうち*印を付けた鋼座金を組み込んだものに対するねじの呼び径は,6∼12mm
とする。

備考  種類の単純化を図るため,アプセット形六角ボルトに座金を組み込んだ呼び径 10∼12mm のもの及びトリムド形

小形六角ボルトに座金を組み込んだものはなるべく用いないようにし,前者に対してはトリムド形六角ボルト
に,後者に対しては,アプセット形小形六角ボルトに座金を組み込んだものを用いるのがよい。

3.2

黄銅組みボルトの種類  黄銅組みボルトの種類は,表 の黄銅ボルト本体の種類と○印を付けた銅

合金座金の種類とを組み合わせたものとする。ただし,黄銅ボルト本体の種類は,ボルト頭部の製造方法

による区分と頭部の形状・寸法による区分とを組み合わせたものとする。

表 2  黄銅組みボルトの種類

黄銅ボルト本体の種類

銅合金座金の種類

平座金

頭部の製造
方法による

区分

頭部の形状・寸法に
よる区分

小形丸  みがき丸

(

6

)

ばね座金

外 歯 形 歯
付き座金

(

6

)

ば ね 座 金

と小形丸

(

6

)

ばね座金と

みがき丸

外歯形歯付
き座金とみ

がき丸

呼び径

の範囲

mm

六角ボルト(

1

)

5

∼12

トリムド形

小形六角ボルト(

2

)

8

∼12

小形六角ボルト(

2

)

8

∼12

アプセット

六角ボルト(

1

)

4

∼12

アプセット

十 字 穴 付 き 六 角 ボ

ルト(

1

)

4

∼8

(

6

)

黄銅ボルト本体と組み合わせるばね座金は,りん青銅製の組込み用2号を適用する。

なお,この組込み用 2 号は,JIS B 1251 に規定する 2 号と断面の形状・寸法が同じで,内径が異なるものであ

る。


3

B 1187-1995

3.3

種類の表し方  組みボルトの種類は,ボルト本体の種類及び組み合わせた座金の種類を,次の例の

ように並べて表す。

1.  トリムド形の六角ボルトと平座金のみがき丸とを組み合わせた場合

みがき丸座金組込みトリムド形六角ボルト

2.  アプセット形の小形六角ボルトにばね座金と小形丸とを組み合わせた場合

ばね座金+小形丸座金組込みアプセット形小形六角ボルト

4.

機械的性質

4.1

鋼ボルト本体の機械的性質  鋼ボルト本体の機械的性質は,表 による。

表 3  鋼ボルト本体の機械的性質

機械的性質

鋼ボルト本体の種類

強度区分

適用規格

I

欄 4.8,

6.8,

8.8

JIS B 1051

の本体

トリムド形の六角ボルト及び
小形六角ボルト

II

欄 4T,

6T

JIS B 1051

附属書

I

欄 4.8,

6.8,

8.8

JIS B 1051

の本体

アプセット形の六角ボルト及
び小形六角ボルト

II

欄 4T,

6T

JIS B 1051

附属書

I

欄 4.8

JIS B 1051

の本体

アプセット形の十字穴付き六
角ボルト

II

欄 4T

JIS B 1051

附属書

4.2

黄銅ボルト本体の機械的性質  黄銅ボルト本体の機械的性質は,受渡当事者間の協定による。

4.3

座金の機械的性質  座金の機械的性質は,表 による。

表 4  座金の機械的性質

座金の種類  平座金

ばね座金

外歯形歯付き座金

皿ばね座金

硬さ

規 定 し
ない

鋼製の場合:42∼50HRC(

7

)

りん青銅製の場合:90HRB 以上

鋼製の場合:40∼50HRC 
りん青銅製の場合:85HRB 以上

鋼製の場合:40∼48HRC

ばね作用

表 の規定によって試験したと
き,自由高さが

付表 1に規定

する“圧縮試験後の自由高さ”
を満足しなければならない。

表 の規定によって試験したと
き,自由高さが圧縮前の自由高

6

5

倍以上なければならない。

表 の規定によって試験し
たとき,自由高さが

付表 1

に規定する“試験後の
高さ”を満足しなければな
らない。




粘り強さ

表 の規定によって試験したと
き,ねじり角度 90°未満で破壊
してはならない。

表 の規定によって試験したと
き,破損してはならない。

表 の規定によって試験し
たとき,割れ及びき裂が生
じてはならない。

(

7

)

パテンチングの材料を用いた場合は,受渡当事者間の協定によって硬さの最小値を40HRC としてもよい。 

5.

形状・寸法  組みボルトの形状及び寸法は,表 による。

表 5  組みボルトの形状・寸法

ボルト本体の種類

形状・寸法

六角ボルト(

1

)

付表 による。

トリムド形

小形六角ボルト(

2

)

付表 による。

小形六角ボルト(

2

)

付表 による。

アプセット形

六角ボルト(

1

)

付表 による。

アプセット形  十字穴付き六角ボルト(

1

)

付表 による(

8

)

(

8

)

頭部に成形する十字穴の形状・寸法は,JIS B 1012の H 形
十字穴による。ただし,十字穴の翼長さ  (m)  及びゲージの

沈み深さ  (q)  は,

付表5による。 


4

B 1187-1995

6.

ねじ  組みボルトのねじは表 6-1 により,そのピッチは表 6-2 による。

なお,電気めっきを施したねじの最大許容寸法は,4h の最大許容寸法とする。

表 6-1  ねじの種類及び等級

ねじ

ボルト本体の頭部の形
状・寸法による区分

種類

等級

JIS B 0205

本体の並目ねじ

JIS B 0209

本体の 6g

六角ボルト 
小形六角ボルト

十字穴付き六角ボルト

JIS B 0207

の細目ねじ

JIS B 0211

本体の 6g

表 6-2  ねじのピッチ

単位 mm

ねじの呼び径  4 5 6 8 10

12

並目 0.7  0.8

1  1.25 1.5  1.75

ピッチ

P

細目

− 1

1.25 1.25

7.

座金の組込み状態  ボルト本体に組み込まれた座金は,自由に回転し,ねじ部から容易に脱落しては

ならない。

また,ボルト本体の首下丸み部と座金の内径との間には,使用上有害な干渉があってはならない。

8.

表面状態  組みボルトの表面状態は,次による。

(1)

ボルト本体の表面状態は,座面,頂面及び円筒部の表面粗さが JIS B 0601 に規定する 25

µmRy,頭部

の側面が 50

µmRy で,焼割れ及び使用上有害なきず,ばり,かえりなどの欠陥があってはならない。

なお,鋼ボルト本体の表面欠陥に対する許容限界は,特に指定がない限り JIS B 1041 によるのがよ

い。

(2)

座金の表面状態は,表面が滑らかで,焼割れ及び使用上有害なきず,かえり,はだ荒れ,さびなどの

欠陥があってはならない。

なお,平座金の平面の表面粗さは,JIS B 0601 に規定する 25

µmRy とする。

また,ばね座金は,全圧縮をしたとき,切り口が重なることがあってはならない。

9.

材料

9.1

ボルト本体の材料  鋼ボルト本体及び黄銅ボルト本体の材料は,次による。

(1)

鋼ボルト本体の材料  鋼ボルト本体の材料は,製品が 4.1 に規定する機械的性質を満足する炭素鋼又

は合金鋼とする。

(2)

黄銅ボルト本体の材料  黄銅ボルト本体の材料は,原則として JIS H 3260 の黄銅線 (C2700W) とする。

9.2

座金の材料  座金の材料は,原則として表 による。


5

B 1187-1995

表 7  座金の材料

座金の種類

鋼座金の材料

銅合金座金の材料

平座金

JIS G 3141

の SPCC

JIS H 3100

の 黄 銅 板 (C2600P, C2680P, C2720P,

C2801P)

又 は 黄 銅 条 (C2600R, C2680R, C2720R,

C2801R)

ばね座金

JIS G 3506

の SWRH57 (A・ B)  ∼

SWRH77 (A

・B)

JIS H 3270

のりん青銅線 (C5191W)。ただし,ばね

座金の 3 号に相当するものには,りん青銅線は使用
しない。

外歯形歯付き座金  JIS G 3311 の S50CM∼S70CM

JIS H 3110

のりん青銅板 (C5191P, C5212P)

皿ばね座金

JIS G 3311

の S50CM∼S70CM

10.

表面処理  組ボルトに,めっき,その他の表面処理を必要とする場合は注文者が指定する。

なお,電気めっきを施す場合には,JIS B 1044 による。

11.

検査

11.1

機械的性質検査

11.1.1

鋼ボルト本体の機械的性質検査  鋼ボルト本体の機械的性質検査は,その強度区分に応じて表 8

によって行い,4.1 の機械的性質を満足しなければならない。ただし,この検査は,座金を組み込んだまま

の鋼ボルト本体について行う。

表 8  鋼ボルト本体の機械的性質の検査項目とその試験方法

強度区分  検査するボルトの区分

検査項目

試験方法

心部硬さ(最小,最大)(

9

) JIS B 1051

本体の 4.2.5(1)(硬さ試験)による。

ね じ の 呼 び 径   (d)  が

4mm

以下又は呼び長さ

が 3未満のもの。

頭部打撃強さ

JIS B 1051

本体の 4.2.6(頭部打撃試験)による。

引張強さ(

10

)

JIS B 1051

本体の 4.2.2(製品の引張試験)による。

心部硬さ(最大)(

9

)

JIS B 1051

本体の 4.2.5(1)による。

保証荷重応力

JIS B 1051

本体の 4.2.4(保証荷重試験)による。

4.8

6.8

ねじの呼び径が 4mm を
超え,呼び長さが 3
上のもの。

くさび引張強さ(

11

)

JIS B 1051

本体の 4.2.3(くさび引張試験)による。

心部硬さ(最小,最大)(

9

) JIS B 1051

本体の 4.2.5(1)による。

表面硬さ

JIS B 1051

本体の 4.2.5(2)(表面硬さ試験)による。

頭部打撃強さ

JIS B 1051

本体の 4.2.6 による。

ねじ部の脱炭深さ

JIS B 1051

本体の 4.2.8(脱炭層試験)による。

ねじの呼び径が 4mm 以
下又は呼び長さが 3
満のもの。

再焼戻しによる硬さ変化

JIS B 1051

本体の 4.3(再焼戻し試験)による。

引張強さ(

10

)

JIS B 1051

本体の 4.2.2 による。

心部硬さ(最大)(

9

)

JIS B 1051

本体の 4.2.5(1)による。

表面硬さ

JIS B 1051

本体の 4.2.5(2)による。

保証荷重応力

JIS B 1051

本体の 4.2.4 による。

くさび引張強さ(

11

)

JIS B 1051

本体の 4.2.3 による。

ねじ部の脱炭深さ

JIS B 1051

本体の 4.2.8(1)(顕微鏡による方法)による。

8.8

ねじの呼び径が 4mm を

超え,呼び長さが 3
上のもの。

再焼戻しによる硬さ変化

JIS B 1051

本体の 4.3 による。

くさび引張強さ(

12

)

JIS B 1051

附属書の 3.2.3(くさび引張試験)による。

4T

6T

硬さ(

13

)

JIS B 1051

附属書の 3.2.4(硬さ試験)による。

(

9

)

心部硬さは,ビッカース硬さ,ブリネル硬さ又はロックウェル硬さのいずれかによる。ただし,疑義が生じた
場合は,ビッカース硬さによって合否を決める。

(

10

)

検査を簡単にするため,心部の最小硬さを検査することで,引張強さの検査に代えることができる。ただし,
良・不良の最終的な判定は引張強さの検査による。

(

11

)

くさび引張強さの検査を行ったものは,引張強さの検査を省略してもよい。


6

B 1187-1995

(

12

)

くさび引張試験はできないが,製品の引張試験ならできる場合は,JIS B 1051

附属書の 3.2.2(製品の引張試験)

によって,引張強さを検査する。

(

13

)

硬さは,ブリネル硬さ又はロックウェル硬さのいずれかとし,それ以外の硬さによる場合は,受渡当事者間の
協定による。

備考1.  鋼ボルト本体の呼び長さが短いなどの理由によって,引張試験ができない場合は,心部硬さ(最小及び最大)

のほか,

8に示す機械的性質のうち,試験可能な項目について検査する。

2.

強度区分 4T 及び 6T に対する検査は,JIS B 1051

附属書(強度区分 4T∼7T の鋼製のボルト・小ねじの機械的

性質)の検査プログラムによっているが,寸法上の理由などによって引張試験ができない場合は,硬さ検査

によって良・不良を判定する。

なお,強度区分 4T 及び 6T の鋼ボルト本体について,特に降伏点(又は耐力)及び破断後の伸びを調べる

必要がある場合は,JIS B 1051

附属書の 3.2.1(試験片による引張試験)によって行う。

3.

受渡し時における機械的性質の検査は,受渡当事者間の協定によって試験成績表を確認するなどの方法によ
って試験の一部を省略することができる。

11.1.2

黄銅ボルト本体の機械的性質検査  黄銅ボルト本体の機械的性質検査は,受渡当事者間の協定によ

る。

11.1.3

座金の機械的性質検査  ばね座金,外歯形歯付き座金及び皿ばね座金の機械的性質検査は,表 9

によって行い,4.3 の規定に適合しなければならない。ただし,この検査は,組みボルトを切断して取り外

した座金について行う。

表 9  座金の機械的性質の検査項目とその試験方法

座金の種類  検査項目

試験方法

硬さ

JIS Z 2245

による。

ばね作用

JIS B 1251

の 10.2(圧縮試験)による

ばね座金

粘り強さ

JIS B 1251

の 10.3(ねじり試験)による。

硬さ

JIS Z 2245

による。

ばね作用

JIS B 1255

の 10.2(圧縮試験)による

外歯形歯付
き座金

粘り強さ

JIS B 1255

の 10.3(ねじり試験)による。

硬さ

JIS Z 2245

による。

ばね作用

JIS B 1252

の 10.2(圧縮試験)による。

歯付き座金

粘り強さ

JIS B 1252

の 10.3(締付け試験)による。ただし,この試験は,

めっきをしない座金については,受渡当事者間の協定によって

省略することができる。

備考  硬さは,座金の表面を軽く研削した後,測定してもよい。

また,JIS Z 2245 以外の方法による場合は,受渡当事者間の協定による。 

11.2

形状・寸法検査  形状・寸法検査は,JIS B 1071 の各部寸法の測定方法又はこれに代わる方法によ

って行い,5.に適合しなければならない。ただし,十字穴のゲージ沈み深さ  (q)  及び十字穴とゲージの食

い付きは,JIS B 1012 の 3.2.2(H 形十字穴のゲージ沈み深さ q)及び 3.2.3(H 形十字穴とゲージとの食い

付き)によって調べる。この場合,十字穴とゲージとの食い付き検査は,組みボルトの呼び長さ  (l)  が呼

び径  (d)  の 4.5 倍以上のものについては行わない。

なお,十字穴の翼長さ  (m)  は,参考値のため検査の対象にしない。

11.3

ねじ検査  ねじ検査は,JIS B 1071 のおねじの精度測定方法又はこれに代わる方法によって行い,

6.

に適合しなければならない。

なお,電気めっきを施したねじに対する通りねじリングゲージは,4h 用のものを用いる。

11.4

座金の組込み状態検査  座金の組込み状態検査は,目視によって首下丸み部と座金内径との干渉を

調べた後,組みボルトの頭部を指でつまんでねじ先を下に向け,座金外周の接線方向に力を与えたとき,

7.

の規定に適合しなければならない。


7

B 1187-1995

11.5

表面状態検査  表面状態の検査は,目視によって行い,8.に適合しなければならない。ただし,表面

粗さは,JIS B 1071 の表面粗さの測定方法又はこれに代わる方法によって行う。

11.6

受渡検査  受渡し時のロットに対する抜取検査方式は,受渡当事者間の協定による。

12.

製品の呼び方  組みボルトの呼び方は,規格番号(

14

)

,種類(

15

)

,ねじの呼び  (d)  ×呼び長さ  (l),機械

的性質の強度区分の記号,ボルト本体の材料及び指定事項(

16

)

による。ただし,鋼組みボルトの場合は材料

を省略し,黄銅組みボルトの場合は,機械的性質の強度区分の記号を省略する。

なお,ねじ部長さ  (b)  について,

付表 に示す値以外のものを指定した場合は,の後に括弧を付けて b

の値を示す。

(

14

)

規格番号は,特に必要がなければ省略してもよい。

(

15

)

種類の表し方は,3.3 による。ただし,十字穴付き六角ボルトの場合は,種類から頭部の製作に

よる区分を除いてもよい。

(

16

)

指定事項は,表面処理の種類,ねじ先の形状などを必要に応じて示す。

(

17

) A2K

は,JIS B 1044

附属書 D(ねじ部品の電気めっきのためのコード体系)の記号による。

13.

表示

13.1

製品の表示  ボルト本体に施す製品の表示は,強度区分 I 欄のものは,JIS B 1051 の本体により,強

度区分 II 欄のものは,JIS B 1051 

附属書による。

13.2

包装の表示  包装には,外面に次の事項を表示する。

(1)

規格名称

(2)

種類

(3)

ねじの呼び  (d)  ×呼び長さ  (l)

なお,必要に応じて,ねじ部長さ  (b)  を,この後に付け加える。

(4)

強度区分の記号(鋼組みボルトの場合に表示する。

(5)

材料(

18

)

(6)

指定事項

(7)

数量

(8)

製造業者名又はその略号

(

18

)

材料の表示は,黄銅組みボルトについて行い,鋼組みボルトについては原則として省略する。


8

B 1187-1995

付表 1  座金組込み六角ボルト(トリムド形)

単位 mm

並目 M5

M6

M8

M10

M12

ねじの呼び  d

細目

− M8×1 M10×1.25 M12×1.25

k

3.5

±0.15 4±0.15 5.5±0.15 7±0.2 8±0.2

s

0

2

.

0

8

0

2

.

0

10

0

25

.

0

13

0

25

.

0

17

0

35

.

0

19

e

(最小) 8.87

11.05

14.38

18.90

21.10

d'

k

(約) 7.8

9.8

12.6

16.5

18

r

(最小)

(

19

)

(

19

)

0.1 0.1  0.1

d

a

(最大) 4.7

5.6

7.5

9.3

11.2

z

(約) 0.9

1

1.2

1.5

2

ボルト本体

A-B

(最大) 0.3

0.3

0.4

0.5

0.7

D

1

0

35

.

0

10

0

4

.

0

5

.

11

0

4

.

0

5

.

15

0

4

.

0

18

0

5

.

0

21

小形丸

T

1

±0.1 1.6±0.15 1.6±0.15 2±0.2 2.5±0.25

D

1

0

35

.

0

10

0

4

.

0

5

.

12

0

4

.

0

17

0

5

.

0

21

0

5

.

0

24

平座金

みがき丸

T

1

±0.1 1.6±0.15 1.6±0.15 2±0.2 2.5±0.25

D

1

(最大) 8.5

11.5

14.5

17.5

20.5

B'

(最小)×T(最小) 1.7×1.3 2.7×1.5 3.2×2 3.7×2.5 4.2×3

組込み用 2 号

圧 縮 試 験 後 の 自 由 高 さ

(最小)

2.2 2.5 3.35 4.2  5

D

1

(最大)

− 11.5 14.8  18  21

B'

(最小)×T(最小)

− 2.7×1.9 3.3×2.5 3.9×3 4.4×3.6

ばね座金(

20

)

組込み用 3 号

圧縮試験後の自由高さ

(最小)

− 3.2 4.2  5

6

D

1

0

4

.

0

10

0

5

.

0

11

0

5

.

0

15

0

5

.

0

18

0

6

.

0

21

T

0.6

±0.04 0.6±0.04 0.8±0.05 0.9±0.05 1±0.055

外歯形歯付き座

歯数(

21

)

10 12 12  12  12

D

1

0

25

.

0

10

0

3

.

0

5

.

12

0

3

.

0

17

0

4

.

0

21

0

4

.

0

24

T

0.8

±0.05 1±0.055 1.4±0.07 1.8±0.085 2.2±0.1

T'

(基準) 1.1

1.35

1.85

2.3

2.7

皿ばね座金(

22

)

組込み用 1 種軽

荷重

試験後の高さ(最小) 0.9  1.15  1.6

2

2.45

D

1

0

3

.

0

5

.

12

0

3

.

0

17

0

4

.

0

21

0

4

.

0

24

皿ばね座金(

22

)

組込み用 1 種重

荷重

T

− 1.2±0.065

1.8

±0.085

2.2

±0.1 2.5±0.1


9

B 1187-1995

T'

(基準)

− 1.55 2.15 2.65 3.05

試験後の高さ(最小)

− 1.3 1.95 2.4  2.7

(

19

)

丸み  (r)  の最小値は規定しないが,首下にはわずかの丸みを付ける。

(

20

)

ばね座金の組込み用 2 号は,強度区分 4.8,6.8,4T,6T の鋼ボルト及び黄銅ボルトに用い,組込み用 3 号は,
強度区分 8.8 の鋼ボルトに用いる。

(

21

)

歯数は,推奨値を示したもので,多少の増減があってもよい。

(

22

)

皿ばね座金の組込み用 1 種軽荷重は,強度区分 4.8,6.8,4T,6T の鋼ボルトに用い,組込み用 1 種重荷重は,
強度区分 8.8 の鋼ボルトに用いる。

備考1.  ねじのない部分の径  (d

s

)

は,ほぼねじの有効径とする。

2.

呼び長さ  (l)  及びねじ部長さ  (b)  は,

付表 による。

3.  x

は不完全ねじ部の長さで,約 2 山とする。ただし,全ねじにおける座面から完全ねじ部までの寸法  (a)  の最

大値は,

付表 による。

4.

座金の内径は規定しないが,7.の規定を満足しなければならない。

5.

ボルトのねじ先は,特に指定のない限り,ねじの呼び径 8mm 以下のものはあら先,呼び径 10mm 以上のもの
は面取り先とする。

なお,ねじの呼び径 8mm 以下のもので面取り先を必要とする場合は注文者が指定する。

6.

平座金のみがき丸と一緒に組み込むばね座金の外径  (D

1

)

は,次の値にしてもよい。

単位 mm

呼び径

5 6 8 10

12

組込み用 2 号

9.2 12.2 15.4 18.4 21.5

D

1

(最大)  組込み用 3 号

−  12.2 15.6 18.8 21.9

付表 2  座金組込み小形六角ボルト(トリムド形)

単位 mm

並目 M8

M10

M12

ねじの呼び  d

細目 M8×1 M10×1.25 M12×1.25

k

5.5

±0.15 7±0.2 8±0.2

s

0

25

.

0

5

.

12

0

25

.

0

14

0

25

.

0

17

e

(最小) 13.25

15.51

18.90

d'

k

(約) 11.5

13.5

16.5

r

(最小) 0.1

0.1

0.1

d

a

(最大) 7.5

9.3

11.2

z

(約) 1.2

1.5

2

ボルト本体

A-B

(最大) 0.4

0.4

0.5


10

B 1187-1995

単位 mm

並目 M8

M10

M12

ねじの呼び  d

細目 M8×1 M10×1.25 M12×1.25

D

1

0

4

.

0

5

.

15

0

4

.

0

18

0

5

.

0

21

小形丸

T

1.6

±0.15 2±0.2 2.5±0.25

D

1

0

4

.

0

17

0

5

.

0

21

0

5

.

0

24

平座金

みがき丸

T

1.6

±0.15 2±0.2 2.5±0.25

D

1

(最大) 14.5

17.5

20.5

B'

(最小)×T(最小) 3.2×2 3.7×2.5 4.2×3

組込み用 2 号

圧縮試験後の自由高さ  (最

小)

3.35 4.2  5

D

1

(最大) 14.8

18

21

B

′(最小)×T(最小) 3.3×2.5 3.9×3 4.4×3.6

ばね座金(

20

)

組込み用 3 号

圧縮試験後の自由高さ(最

小)

4.2 5  6

D

1

0

5

.

0

15

0

5

.

0

18

0

6

.

0

21

T

0.8

±0.05 0.9±0.05 1±0.055

外歯形歯付き座

歯数(

21

)

12 12 12

D

1

0

3

.

0

17

0

4

.

0

21

0

4

.

0

24

T

1.4

±0.07 1.8±0.085 2.2±0.1

T'

(基準) 1.85

2.3

2.7

皿ばね座金(

22

)

組込み用 1 種軽

荷重

試験後の高さ(最小) 1.6

2

2.45

D

1

0

3

.

0

17

0

4

.

0

21

0

4

.

0

24

T

1.8

±0.085 2.2±0.1 2.5±0.1

T'

(基準) 2.15

2.65

3.05

皿ばね座金(

22

)

組込み用 1 種重

荷重

試験後の高さ(最小) 1.95

2.4

2.7

備考1.

ねじのない部分の径  (d

s

)

は,ほぼねじの有効径とする。

2.

呼び長さ  (l)  及びねじ部長さ  (b)  は,

付表 による。

3.

  x

は不完全ねじ部の長さで,約 2 山とする。ただし,全ねじにおける座面から完全ねじ部までの寸法  (a)  の最

大値は,

付表 による。

4.

座金の内径は規定しないが,7.の規定を満足しなければならない。

5.

ボルトのねじ先は,特に指定がない限り,ねじの呼び径 8mm のものはあら先,呼び径 10mm 以上のものは面

取り先とする。

なお,ねじの呼び径 8mm のもので面取り先を必要とする場合は注文者が指定する。

6.

平座金のみがき丸と一緒に組み込むばね座金の外径  (D

1

)

は,次の値にしてもよい。

単位 mm

呼び径 8

10

12

組込み用 2 号 15.4 18.4 21.5

D

1

(

最大)

組込み用 3 号 15.6 18.8 21.9


11

B 1187-1995

付表 3  座金組込み小形六角ボルト(アプセット形)

単位 mm

並目

M8 M10 M12

ねじの呼び d

細目

M8

×1 M10×1.25 M12×1.25

k 5.5

±0.15 7±0.2 8±0.2

s

0

25

.

0

12

0

25

.

0

14

0

25

.

0

17

e

(最小)

13.25 15.51 18.90

k

′(最小)

3.7 4.8 5.5

r

(最小)

0.1 0.1 0.1

d

a

(最大) 7.5

9.3

11.2

z

(約) 1.2

1.5

2

ボルト本体

A-B

(最大)

0.4 0.4 0.5

D

1

0

4

.

0

5

.

15

0

4

.

0

18

0

25

.

0

21

小形丸

T 1.6

±0.15 2±0.2 2.5±0.25

D

1

0

4

.

0

17

0

5

.

0

21

0

5

.

0

24

平座金

みがき丸

T 1.6

±0.15 2±0.2 2.5±0.25

D

1

(最大)

14.5 17.5 20.5

B

′(最小)×T(最小) 3.2×2 3.7×2.5 4.2×3

組込み用 2 号

圧縮試験後の自由高さ(最小)

3.35 4.2  5

D

1

(最大) 14.8

18

21

B

′(最小)×T(最小) 3.3×2.5 3.9×3 4.4×3.6

ばね座金(

20

)

組込み用 3 号

圧縮試験後の自由高さ(最小)

4.2 5  6

D

1

0

5

.

0

15

0

5

.

0

18

0

6

.

0

21

T 0.8

±0.05 0.9±0.05 1±0.055

外歯形歯付き
座金

歯数(

21

)

12 12 12

D

1

0

3

.

0

17

0

4

.

0

21

0

4

.

0

24

T 1.4

±0.07 1.8±0.085 2.2±0.1

T

′(基準) 1.85

2.3

2.7

皿 ば ね 座 金

(

22

)

組込み用 1 種

軽荷重

試験後の高さ(最小) 1.6 2

2.45

D

1

0

3

.

0

17

0

4

.

0

21

0

4

.

0

24

T 1.8

±0.085 2.2±0.1 2.5±0.1

T

′(基準)

2.15 2.65 3.05

皿 ば ね 座 金

(

22

)

組込み用 1 種

重荷重

試験後の高さ(最小) 1.95

2.4

2.7


12

B 1187-1995

単位 mm

並目

M8 M10 M12

ねじの呼び d

細目

M8

×1 M10×1.25 M12×1.25

備考1.  ねじのない部分の径 (ds) は,ほぼねじの有効径とする。

2.

呼び長さ  (l)  及びねじ部長さ  (b)  は,

付表 による。

3.  x

は不完全ねじ部の長さで,約 2 山とする。ただし,全ねじにおける座面から完全ねじ部までの寸法  (a)  の最

大値は,

付表 による。

4.

座金の内径は規定しないが,7.の規定を満足しなければならない。

5.

ボルトのねじ先は,特に指定がない限り,ねじの呼び径 8mm のものはあら先,

.呼び径 10mm 以上のものは

面取り先とする。

なお,ねじの呼び径 8mm のもので面取り先を必要とする場合は注文者が指定する。

6.

平座金のみがき丸と一緒に組み込むばね座金の外径  (D

1

)

は,次の値にしてもよい。

単位 mm

呼び径 8

10

12

組込み用 2 号

15.4

18.4 21.5

D

1

(

最大)

組込み用 3 号

15.6

18.8 21.9

7.

頭部頂面のくぼみの形状・寸法は任意とする。ただし,ボルトの機械的性質を損なうものであってはならな
い。

8.  k

′は,頭部頂面側における e(最小)の点から座面までの寸法とする(

図参照)。

付表 4  座金組込み六角ボルト(アプセット形)

単位 mm

並目 M4  M5 M6 M8  M10  M12

ねじの呼び d

細目

− M8×1 M10×1.25 M12×1.25

k

2.8

±0.1 3.5±0.15

4

±0.15 5.5±0.15 7±0.2 8±0.2

s

0

2

.

0

7

0

2

.

0

8

0

2

.

0

10

0

25

.

0

13

0

25

.

0

17

0

35

.

0

19

e

(最小) 7.74

8.87

11.05

14.38

18.90

21.10

ボ ル ト 本

k'

(最小)

1.9  2.3 2.7 3.7  4.8  5.5


13

B 1187-1995

単位 mm

並目 M4  M5 M6 M8  M10  M12

ねじの呼び d

細目

− M8×1 M10×1.25 M12×1.25

r

(最小)

(

19

)

(

19

)

(

19

)

0.1 0.1  0.1

d

a

(最大)

3.8  4.7 5.6 7.5  9.3  11.2

z

(約)

0.8  0.9 1 1.2 1.5  2

A-B

(最大)

0.2  0.3 0.3 0.4  0.5  0.7

D

1

0

35

.

0

8

0

35

.

0

10

0

4

.

0

5

.

11

0

4

.

0

5

.

15

0

4

.

0

18

0

5

.

0

21

小形丸

T

0.8

±0.1 1±0.1 1.6±0.15

1.6

±0.15 2±0.2 2.5±0.25

D

1

0

35

.

0

9

0

35

.

0

10

0

4

.

0

5

.

12

0

4

.

0

17

0

5

.

0

21

0

5

.

0

24

平座金

みがき丸

T

0.8

±0.1 1±0.1 1.6±0.15

1.6

±0.15 2±0.2 2.5±0.25

D

1

(最大) 7

8.5

11.5

14.5

17.5

20.5

B'

(最小)×T(最小) 1.4×1 1.7×1.3 2.7×1.5 3.2×2 3.7×2.5 4.2×3

組込み用

2

圧 縮 試 験 後 の 自 由 高 さ

(最小)

1.7 2.2

2.5

3.35

4.2  5

D

1

(最大)

− 11.5 14.8  18

21

B'

(最小)×T(最小)

− 2.7×1.9 3.3×2.5 3.9×3 4.4×3.6

ば ね 座 金

(

20

)

組込み用

3

圧 縮 試 験 後 の 自 由 高 さ

(最小)

− 3.2 4.2  5

6

D

1

0

4

.

0

5

.

8

0

4

.

0

10

0

5

.

0

11

0

5

.

0

15

0

5

.

0

18

0

6

.

0

21

T

0.45

±0.035 0.6±0.04

0.6

±0.04

0.8

±0.05 0.9±0.05 1±0.055

外 歯 形 歯

付き座金

歯数(

21

)

9

10 12 12  12  12

D

1

0

25

.

0

9

0

25

.

0

10

0

3

.

0

5

.

12

0

3

.

0

17

0

4

.

0

21

0

4

.

0

24

T

0.7

±0.045 0.8±0.05

1

±0.055

1.4

±0.07 1.8±0.085 2.2±0.1

T'

(基準) 0.95

1.1

1.35

1.85

2.3

2.7

皿 ば ね 座

(

22

)

組込み用 1

種軽荷重

試験後の高さ(最小)  0.8

0.9 1.15 1.6

2

2.45

D

1

0

3

.

0

5

.

12

0

3

.

0

17

0

4

.

0

21

0

4

.

0

24

T

− 1.2±0.065

1.8

±0.085 2.2±0.1 2.5±0.1

T'

(基準)

− 1.55 2.15 2.65  3.05

皿 ば ね 座

(

22

)

組込み用 1

種重荷重

試験後の高さ(最小)

− 1.3 1.95 2.4  2.7

備考1.  ねじのない部分の径  (d

s

)

は,ほぼねじの有効径とする。

2.

呼び長さ  (l)  及びねじ部長さ  (b)  は,

付表 による。

3.  x

は不完全ねじ部の長さで,約 2 山とする。ただし,全ねじにおける座面から完全ねじ部までの寸法  (a)  の最

大値は,

付表 による。

4.

座金の内径は規定しないが,7.の規定を満足しなければならない。

5.

ボルトのねじ先は,特に指定がない限り,ねじの呼び径 8mm 以下のものはあら先,呼び径 10mm 以上のもの
は面取り先とする。

なお,ねじの呼び径 8mm 以下のもので,面取り先を必要とする場合は注文者が指定する。

6.

平座金のみがき丸と一緒に組み込むばね座金の外径  (D

1

)

は,次の値にしてもよい。

単位 mm

呼び径

4 5 6 8 10

12

組込み用 2 号 7.6  9.2 12.2 15.4 18.4 21.5

D

1

(最大)

組込み用 3 号

−  12.2 15.6 18.8 21.9

7.

頭部頂面のくぼみの形状・寸法は,任意とする。ただし,ボルトの機械的性質を損なうものであってはなら

ない。

8.  k

′は,頭部頂面側における e(最小)の点から座面までの寸法とする(

図参照)。


14

B 1187-1995


15

B 1187-1995

付表 5  座金組込み十字穴付き六角ボルト(アプセット形)

単位 mm

並目

M4 M5 M6 M8

ねじの呼び d

細目

− M8×1

k

2.8

±0.1 3.5±0.15 4±0.15 5.5±0.15

s

0

2

.

0

7

0

2

.

0

8

0

2

.

0

10

0

2

.

0

12

e

(最小) 7.74

8.87

11.05

13.25

k'

(最小)

1.9 2.3 2.7 3.7

十字穴の番号

2 2 3 3

m

(参考)

4.0 4.8 6.2 7.2

十字穴

q(

23

)

1.93

∼1.40 2.73∼2.19 2.86∼2.31 3.86∼3.24

r

(最小)

(

19

)

(

19

)

(

19

)

0.1

d

a

(最大)

3.8 4.7 5.6 7.5

E

(最大)(

24

)

0.3 0.35 0.4  0.5

ボルト本体

A-B

(最大)

0.2 0.3 0.3 0.4

D

1

0

35

.

0

8

0

35

.

0

10

0

4

.

0

5

.

11

0

4

.

0

5

.

15

小形丸

T

0.8

±0.1 1±0.1 1.6±0.15 1.6±0.15

D

1

0

35

.

0

9

0

35

.

0

10

0

4

.

0

5

.

12

0

4

.

0

17

平座金

みがき丸

T

0.8

±0.1 1±0.1 1.6±0.15 1.6±0.15

D

1

(最大) 7

8.5

11.5

14.5

B'

(最小)×T(最小) 1.4×1 1.7×1.3 2.7×1.5 3.2×2

ばね座金(

20

)

(組込み用 2 号)

圧縮試験後の自由高さ(最小) 1.7  2.2  2.5  3.35

D

1

0

4

.

0

5

.

8

0

4

.

0

10

0

5

.

0

11

0

4

.

0

15

T

0.45

±0.035 0.6±0.04 0.6±0.04 0.6±0.05

外歯形歯付き座金

歯数(

21

)

9  10 12 12

D

1

0

25

.

0

9

0

25

.

0

10

0

3

.

0

5

.

12

0

3

.

0

17

T

0.7

±0.045 0.8±0.05 1±0.055 1.4±0.07

T

′(基準) 0.95

1.1

1.35

1.85

皿ばね座金(

22

(組込み用 1 種軽

荷重)

試験後の高さ(最小)

0.8  0.9 1.15 1.6

(

23

)  q

は,十字穴のゲージ沈み深さを示す。

(

24

)  E

は,軸心に対する片寄りとする。

備考1.  ねじのない部分の径  (d

s

)

は,ほぼねじの有効径とする。

2.

呼び長さ  (l)  及びねじ部長さ  (b)  は,

付表 による。


16

B 1187-1995

3.  x

は不完全ねじ部の長さで,約 2 山とする。ただし,全ねじにおける座面から完全ねじ部までの寸法  (a)  の最

大値は,

付表 による。

4.

座金の内径は規定しないが,7.の規定を満足しなければならない。

5.

ボルトのねじ先は,特に指定がない限り,あら先とする。

なお,面取り先を必要とする場合は注文者が指定する。

6.

平座金のみがき丸と一緒に組み込むばね座金の外径  (D

1

)

は,次の値にしてもよい。

単位 mm

呼び径 4  5  6  8

D

1

(最大) 7.6

9.2

12.2

15.4

7.

頭部頂面のくぼみの形状・寸法は任意とする。ただし,ボルトの機械的性質を損なうものであってはならな
い。

8.  k'

は,頭部頂面側における e(最小)の点から座面までの寸法とする(

図参照)。

付表 6  組みボルトの と b

注  ※の最大値は,付表 による。


17

B 1187-1995

単位 mm

M4 M5 M6 M8 M10

M12

ねじの呼び

d

M8

×1 M10×1.25 M12×1.25

ねじの呼び

d

呼び長さ l

ねじ部長さ b

呼び長さ l

8

 8

10

10

12

12

14

14

16

16

(18)

(18)

20

20

(22)

(22)

25

25

(28)

(28)

30

  30

(32)

  (32)

35

14

 35

(38)

 (38)

40

16

40

45

45

50

18

50

55

55

60

60

65

22

65

70

70

75

75

80

26

30

80

備考1.  太線の枠内は,各ねじの呼びに対して推奨する呼び長さ  (l)  であって,枠内の数値は,推奨するねじ部長さ  (b)

を示し,斜線を施した部分は全ねじとする。

なお,に括弧を付けたものは,なるべく用いない。

2.  l

及び は,特に必要がある場合には,指定によって,この表以外のものを使用することができる。

3.  l

の許容差は,特に指定がない限り,次による。

(1)  l

が 50mm 以下の場合:±0.5mm

(2)  l

が 50mm を超える場合:±0.7mm

4.  b

の許容差は,特に指定がない限り

P

3

0

+

とする。ただし,はねじのピッチとする。


18

B 1187-1995

付表 7  全ねじにおける組みボルトの座面から完全ねじ部までの寸法  (a)  の最大値

単位 mm

並目

細目

ねじの呼び

M4

M5

M6

M8

M10

M12

M8

×1 M10×1.25 M12×1.25

小形丸 2.3

2.7

3.7

4.2

5.2

6.2

3.7

4.7

5.2

平座金

みがき丸 2.3

2.7

3.7

4.2

5.2

6.2

3.7

4.7

5.2

組込み用 2 号 3.5

4.3

5.1

6.7

8.2

9.8

6.2

7.7

8.8

ばね座金

組込み用 3 号

− 5.9

7.7

9.3

11.0

7.2  8.8

10.0

外歯形歯付き座金 2.3

2.8

3.2

4.2

4.9

5.6

3.7

4.4

4.6

組込み用 1 種軽荷重 2.3

2.7

3.3

4.3

5.3

6.2

3.8

4.8

5.2

皿ばね座金

組込み用 1 種重荷重

− 3.5

4.6

5.6

6.5

4.1  5.1

5.5

ばね座金が組込み用 2 号の場合

4.4

5.4

6.9

8.4

10.4

12.5

7.9 9.9

11.5

ばね座金と
小形丸

ばね座金が組込み用 3 号の場合

− 7.7

9.5

11.5

13.8

9.0  11.0

12.8

ばね座金が組込み用 2 号の場合

4.4

5.4

6.9

8.4

10.4

12.5

7.9 9.9

11.5

ばね座金と
みがき丸

ばね座金が組込み用 3 号の場合

− 7.7

9.5

11.5

13.8

9.0  11.0

12.8





外歯形歯付き座金とみがき丸 3.2

3.9

5.0

5.9

7.1

8.3

5.4

6.6

7.3


19

B 1187-1995

付表 8  引用規格

JIS B 0101

  ねじ用語

JIS B 0205

  メートル並目ねじ

JIS B 0207

  メートル細目ねじ

JIS B 0209

  メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差

JIS B 0211

  メートル細目ねじの許容限界寸法及び公差

JIS B 0601

  表面粗さ−定義及び表示

JIS B 1012

  ねじ用十字穴

JIS B 1041

  締結用部品−表面欠陥  第 1 部  一般要求のボルト,ねじ及び植込みボルト

JIS B 1044

  ねじ部品−電気めっき

JIS B 1051

  鋼製のボルト・小ねじの機械的性質

JIS B 1071

  ねじ部品の精度測定方法

JIS B 1251

  ばね座金

JIS B 1252

  皿ばね座金

JIS B 1255

  歯付き座金

JIS G 3141

  冷間圧延鋼板及び鋼帯

JIS G 3311

  みがき特殊帯鋼

JIS G 3506

  硬鋼線材

JIS H 3100

  銅及び銅合金の板及び条

JIS H 3110

  りん青銅及び洋白の板及び条

JIS H 3260

  銅及び銅合金線

JIS H 3270

  ベリリウム銅,りん青銅及び洋白の棒及び線

JIS Z 2245

  ロックウェル硬さ試験方法


20

B 1187-1995

JIS

改正原案(座金組込み六角ボルト)作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

吉  本      勇

東京工業大学名誉教授

(幹事)

大  橋  宣  俊

湘南工科大字

丸  山  一  男

東京工業大学精密工学研究所

藤  野  達  夫

通商産業省機械情報産業局

山  村  修  蔵

通商産業省工業技術院標準部

加  山  英  男

財団法人日本規格協会

稲  葉  元  成

日本ねじ研究協会

中  村  圭  男

中村技術士事務所

赤  嶺  淳  一

社団法人日本電機工業会

新  井      正

日産自動車株式会社設計管理部標準化セ

ンター

太  田  豊  美

トヨタ自動車株式会社設計管理部

田  仁      哲

社団法人日本工作機械工業会

斉  藤  隆  夫

斉藤鋲螺株式会社

三  宮  英  行

株式会社幸伸八王子宮業所

石  井  義  尚

株式会社桂川精螺製作所

井  上  英  夫

株式会社フセラシ群馬工場

尾  形      卓

朝日工業株式会社

田  中  誠之助

株式会社佐賀鉄工所

林          完

株式会社名古屋螺子製作所

原      雅  博

株式会社トープラ

明  石  哲  也

有限会社トリテクノ

(事務局)

中  村  智  男

日本ねじ研究協会

(解説作成者)

稲  葉  元  成