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B 1015:2008 (ISO 10664:2005)

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1  適用範囲

1

2  基準寸法

1

3  ゲージによる検査

2

3.1  原理

2

3.2  通り側ゲージ 

3

3.3  止り側ゲージ 

5

4  呼び方

6

附属書 A(参考)穴の輪郭の描き方

7

 


 
B 1015:2008 (ISO 10664:2005)

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本ねじ研究協会

(JFRI)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出が

あり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS B 1015:2001 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


日本工業規格

JIS

 B

1015

:2008

(ISO 10664

:2005

)

おねじ部品用ヘクサロビュラ穴

Hexalobular internal driving feature for bolts and screws

序文 

この規格は,2005 年に第 2 版として発行された ISO 10664 を基に,技術的内容及び対応国際規格の構成

を変更することなく作成した日本工業規格である。

適用範囲 

この規格は,ボルト及び小ねじ用のヘクサロビュラ穴(以下,穴という。)の形状及び基準寸法並びにゲ

ージによる検査方法について規定する。

穴の輪郭の曲線は,

表 3,表 及び表 で規定するゲージによって決められる。輪郭を描くときに用い

る追加の情報を,

附属書 に示す。

この規格は,穴の検査に必要な詳細事項を示すことを意図している。製品製作の規格としては不適切で

あり,そのために用いる規格ではない。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 10664:2005,Hexalobular internal driving feature for bolts and screws (IDT)

なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,一致していることを示

す。

基準寸法

基準寸法は,

図 及び表 による。



B 1015:2008 (ISO 10664:2005)

座ぐり深さ は,穴の番号 No.15 以下のものは 0.13 mm 以下,穴の番号 No.15 を超えるもの

は 0.25 mm 以下とする。

沈み深さ は,それぞれの製品規格による。 
穴底の形状は,沈み深さ の許容限界を満足すれば,製造業者の任意とする。

a)

  口元の広がり部の許容深さ は,表 による。

図 1−基準形状の寸法 

表 1−基準寸法 

単位  mm

呼び寸法

a)

穴の番号

No.

A

B

6 1.75

1.27

8 2.4 1.75

10 2.8 2.05 
15 3.35

2.4

20 3.95

2.85

25 4.5 3.25 
30 5.6 4.05 
40 6.75

4.85

45 7.93

5.64

50 8.95

6.45

55 11.35 8.05 
60 13.45 9.6 
70 15.7 11.2 
80 17.75

12.8

90 20.2 14.4

100 22.4 16

a)

穴の輪郭の曲線は,

表 3,表 及び表 で規定するゲージによって確認する。

ゲージによる検査 

3.1 

原理 

穴は,通り側ゲージ(3.2 参照)が該当する製品規格で規定する沈み深さ まで容易に入らなければなら

ない。


3

B 1015:2008 (ISO 10664:2005)

止り側ゲージ(3.3.1 及び 3.3.2 参照)は,

表 で規定する口元の広がり部の許容深さ より深く入って

はならない。

表 2−口元の広がり部の許容深さ f 

単位  mm

穴の番号  No.  6  8  10 15 20

25

30

40

45

50

55

60 70 80 90

100

口元の広がり部 
の許容深さ f

0.35 0.48 0.56 0.67 0.79 0.90 1.12 1.18 1.39 1.56 1.98 2.35 2.75 3.11 3.53 3.92

すべてのゲージによる検査は,頭部の上面を基準にして行う。頭部の上面が丸い場合には,測定は頭部

の上面と穴の入口の座ぐりの上面とが実際に交差する点からとする。

ダイヤルゲージを用いるときは,ダイヤルゲージは,検査用ゲージの先端を平らな表面に押しつけて,

ダイヤルゲージのプランジャーが押し上げられた状態をゼロ目盛にする(

図 参照)。

図 2−ダイヤルゲージのゼロ点 

3.2 

通り側ゲージ 

通り側ゲージの寸法は,

図 及び表 による。



B 1015:2008 (ISO 10664:2005)

a)

  ゲージの側面と端面とのかどの丸み半径  (r)  は,穴の番号 No.10 以上では最大 0.076

mm,穴の番号 No.10 未満では最大 0.025 mm とする。

図 3−通り側ゲージ

表 3−通り側ゲージの許容限界寸法

単位  mm

A

B

R

i

R

e

H

穴の番号

No.

最小

最大

最小

最大

最小

最大

最小

最大

最小

最大

6

1.695 1.709 1.210

1.224

0.371 0.396 0.130 0.134  1.33  1.82

8

2.335 2.349 1.672

1.686

0.498 0.523 0.188 0.193  2.54  3.05

10

2.761 2.776 1.979

1.993

0.585 0.609 0.227 0.231  3.05  3.56

15

3.295 3.309 2.353

2.367

0.704 0.728 0.265 0.269  3.30  3.81

20

3.879 3.893 2.764

2.778

0.846 0.871 0.303 0.307  3.56  4.07

25

4.451 4.465 3.170

3.185

0.907 0.932 0.371 0.378  3.94  4.45

30

5.543 5.557 3.958

3.972

1.182 1.206 0.448 0.454  4.44  4.95

40

6.673 6.687 4.766

4.780

1.415 1.440 0.544 0.548  5.08  5.59

45

7.841 7.856 5.555

5.570

1.784 1.808 0.572 0.576  5.71  6.22

50

8.857 8.872 6.366

6.380

1.804 1.828 0.773 0.777  5.97  6.48

55

11.245 11.259 7.930

7.945

2.657 2.682 0.765 0.769  6.22  6.73

60

13.302 13.317 9.490

9.504

2.871 2.895 1.065 1.069  7.68  8.17

70

15.588 15.603 11.085

11.099

3.465 3.489 1.192 1.196  8.46  8.96

80

17.619 17.635 12.646

12.661

3.625 3.649 1.524 1.529  9.4  9.9

90

20.021 20.035 14.232

14.246

4.456 4.480 1.527 1.534 10.06 10.56

100

22.231 22.245 15.820

15.834

4.913 4.937 1.718 1.724 10.85 11.35


5

B 1015:2008 (ISO 10664:2005)

3.3 

止り側ゲージ 

3.3.1 

寸法 及び R

e

の口元の広がりに対するゲージ検査 

寸法 及び R

e

に対する止り側ゲージの寸法は,

図 及び表 による。

a)

  ゲージの側面と端面とのかどの丸み半径  (r)  は,穴の番号 No.10 以上では最大 0.076

mm,穴の番号 No.10 未満では最大 0.025 mm とする。

図 4−寸法 及び R

e

に対する止り側ゲージ

表 4−寸法 及び R

e

に対する止り側ゲージの許容限界寸法

単位  mm

A

B

R

i

R

e

H

穴の番号

No.

最小

最大

最大

最小

最大

最小

最大

±0.25

6  1.778 1.785 1.181 0.231 0.241 0.173 0.180  1.57 
8  2.419 2.425 1.664 0.36  0.37 0.231 0.238 2.79

10  2.845 2.852 1.956 0.431 0.441 0.269 0.276  3.3 
15  3.379 3.385 1.956 0.398 0.408 0.307 0.315  3.56 
20  3.963 3.970 2.616 0.602 0.614 0.345 0.353  3.81 
25  4.560 4.566 2.868 0.637 0.647 0.429 0.436  4.19 
30  5.652 5.659 3.886 0.939 0.949 0.505 0.513  4.7 
40  6.807 6.814 4.661 1.112 1.125 0.612 0.619  5.33 
45  7.976 7.983 4.661 1.110 1.123 0.640 0.648  5.97 
50  8.992 8.999 6.413 1.628 1.640 0.840 0.848  6.22 
55  11.405 11.412 7.684 2.176 2.189 0.845 0.853  6.48 
60  13.488 13.495 7.684 2.153 2.164 1.158 1.165  7.92 
70  15.774 15.781 10.262 2.545 2.557 1.285 1.292  8.71 
80  17.831 17.838 11.760 2.608 2.621 1.628 1.635  9.52 
90  20.257 20.264 12.827 3.111 3.121 1.648 1.656 10.31

100  22.467 22.473 15.240 4.006 4.018 1.839 1.847 11.1



B 1015:2008 (ISO 10664:2005)

3.3.2 

寸法 の口元の広がりに対するゲージ検査 

寸法 の口元の広がりに対する仮想円筒(

図 参照)を検査する止り側円筒ゲージの寸法は,表 によ

る。

図 5−検査をする仮想円筒部分

表 5−寸法 に対する止り側円筒ゲージの許容限界寸法

単位  mm

止り側円筒ゲージの直径

穴の番号

No.

最小

最大

6 1.440

1.445

8 1.920

1.925

10 2.280

2.285

15 2.760

2.765

20 3.280

3.285

25 3.720

3.725

30 4.660

4.665

40 5.600

5.605

45 6.660

6.665

50 7.380

7.385

55 9.660

9.665

60 11.340

11.345

70 13.340

13.345

80 14.920

14.925

90 17.160

17.165

100 19.020

19.025

呼び方 

穴の呼び方は,次の例による。

例  穴の番号 No.20 の場合

ヘクサロビュラ穴  JIS B 1015-ISO 10664-20


7

B 1015:2008 (ISO 10664:2005)

附属書 A

(参考)

穴の輪郭の描き方

序文 

この附属書は,穴の輪郭の描き方に関するもので,規定の一部ではない。

図 A.1 に示す各部寸法の相互関係は,穴を製図する場合にだけ,例えば,CAD システムを用いる場合に

役立つように示している。

B    ≒ 0.72 A 
R

e

  ≒ 0.1 A

R

i

  ≒ 0.175 A

a)

  円  (R)  は,点 1,2 及び 3 で穴の輪郭と接する。

図 A.1−穴の輪郭の描き方