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B 0952 : 1999 (ISO 299 : 1987)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって JIS B 0952 : 1987 及び JIS B 0953 : 1987 は統合し,JIS B 0953 : 1987 は廃

止され,この規格に置き換えられる。

今回の改正によって,この規格は対応国際規格である ISO 299 : 1987, Machine tool tables−T-slots and

corresponding bolts

に一致したものとなった。

JIS B 0952

には,次に示す附属書がある。

附属書 1(参考)  T 溝


日本工業規格

JIS

 B

0952

: 1999

(ISO 299

: 1987

)

工作機械のテーブル−T 溝及び

そのボルト

Machine tool tables

−T-slots and corresponding bolts

序文  この規格は,1987 年に第 2 版として発行された ISO 299,Machine tool tables−T-slots and corresponding

bolts

を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。

なお,参考として,JIS B 0952 : 1987 の 0 級(H7), 3 級(H14)及び 4 級を

附属書 1(参考)に示す。

1.

適用範囲  この規格は,工作機械のテーブルに用いる T 溝の寸法及び間隔について規定する。また,

これらの T 溝に用いるボルトの寸法についても規定する。

2.

T

溝及びボルトの寸法  T 溝及びそのボルトの寸法は,表 による。


2

B 0952 : 1999 (ISO 299 : 1987)

表 1

単位 mm

ボルト

B

C

H

A

最小

最大

最小

最大

最小

最大

E

最大

F

最大

G

最大

a

b

c

5 10 11  3.5 4.5 8 10 1  0.6 1  M

4 9  3

6

11

12.5

5 6 11

13

1 0.6

1 M

5

10 4

8

14.5

16 7 8 15

18

1 0.6

1 M

6

13 6

10

16

18 7 8 17

21

1 0.6

1 M

8

15 6

12

19

21 8 9 20

25

1 0.6

1 M10

18 7

14  23 25  9  11  23  28  1.6 0.6 1.6 M12 22  8

18 30 32 12 14  30 36 1.6 1  1.6

M16

28 10

22 37 40 16 18  38 45 1.6 1  2.5

M20

34 14

28 46 50 20 22  48 56 1.6 1  2.5

M24

43 18

36 56 60 25 28  61 71 2.5 1  2.5

M30

53 23

42 68 72 32 35  74 85 2.5 1.6 4  M36

64 28

48 80 85 36 40  84 95 2.5 2  6  M42

75 32

54 90 95 40 44  94

106 2.5 2  6  M48

85 36

溝:の公差  取付け用の溝に対しては H12,基準用の溝に対しては H8。 
ボルト:abの公差  ボルトに対して普通に用いる公差。

備考  取付け具としてボルトが示されているが,同じ互換条件に合う別の取付け具も,この規格に合致しているとみ

なしてよい。

3.

溝の間隔  T 溝の寸法 について,3∼4 種類のピッチ の値を表 に示す。他の数値を用いる正当な

理由がない限り,テーブル及び定盤の寸法並びに必要な溝数に対して表中の値を用いるのがよい。

なお,溝の配置は,溝数が奇数の場合には,基準用の溝は中央の溝とすることが望ましい。また,溝数

が偶数の場合には,基準用の溝であることをテーブル自体に明示する。


3

B 0952 : 1999 (ISO 299 : 1987)

表 2

単位  mm

溝幅  A

ピッチ  P(

1

)

(

2

)

5 20,

25,

32

6 25,

32,

40

8 32,

40,

50

10 40,

50,

63

12 (40),

50,

63,

80

14 (50),

3,

80,

100

18 (63),

80,

100,

125

22 (80), 100,

125,

160

28 100

, 125,

160,

200

36 125

, 160,

200,

250

42 160

, 200,

250,

320

48 200

, 250,

320,

400

54 250

, 320,

400,

500

(

1

)

2に示す数値よりも大きいか,又は小さい の数値
が必要な場合には,標準数列 R10の数値から選ぶ。中
間の数値が必要な場合には,標準数列 R20の数値から
選ぶ。

(

2

)  T

溝間  (P

min

B

max

)

の材料の厚さが小さい場合には,

括弧内に示すピッチ は用いないのがよい。

4.

T

溝のピッチの許容差

表 3

単位  mm

ピッチ  P

許容差

20

及び  25

±0.2

32

から 100 まで

±0.3

125

から 250 まで

±0.5

320

から 500 まで

±0.8

備考  T 溝のピッチの許容差は累積しな

い。

5.

呼び方  T 溝及びそのボルトの呼び方は,適用するボルトのねじの呼びによる。

例 M10


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B 0952 : 1999 (ISO 299 : 1987)

附属書 1(参考)  

序文  この附属書は,今回の改正によって,本体から削除された 0 級,3 級及び 4 級の T 溝の形状・寸法

を,当分の間参考として記載するものであって,規定の一部ではない。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。

1. 

等級  T 溝の等級は,0 級,3 級及び 4 級とする。

なお,0 級及び 3 級は削り加工,4 級は鋳放しとする。

2. 

形状及び寸法  T 溝の形状及び寸法は,附属書 表 による。


5

B 0952 : 1999 (ISO 299 : 1987)

附属書1表 1

単位  mm

A

B

C

H

|e

1

e

2

|

参考

許容差

呼び

寸法  基準

寸法

0

H7

3

H14

4

基準
寸法

許容

値  (

1

)

基準
寸法

許容

差  (

1

)

最大

最小

許容値

(

2

)

n

(最大)

F

(最大)

5

5

10

+1

0

3.5

+1

0

10

8

6

6

+0.012

0

11

5 13

11

8

8 14.5

+1.5

0

7 18

15

10 10

+0.015

0

16

7 21

17

0.5

12 12 19

8

+1

0

25

20

1

14 14 23

9 28

23

0.6

18 18

+0.018

0

+0.43

0

+2.7

0

30

+2

0

12 36

30

22 22

37

+3

0

16 45

38

28 28

+0.021

0

+0.52

0

+3.3

0

46 20

+2

0

56

48

1

1.6

36 36 56 25 71

61

1

42 42 68

+4

0

32

+3

0

85

74 1.6

48 48

+0.025

0

+0.62

0

80 36 95

84

54 54

+0.030

0

+0.74

0

+3.9

0

90

+5

0

40

+4

0

106

94

2 2.5

2

(

1

)  0

級及び3級に対する許容差である。

なお,4 級に対してはこの 2 倍の値とする。

(

2

)  0

級及び 3 級の場合だけとする。


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B 0952 : 1999 (ISO 299 : 1987)

JIS

原案作成委員会構成表

氏名

所属

(主査)

加  藤  秀  雄

千葉大学工学部

(幹事)

桑  田  浩  志

トヨタ自動車株式会社

(委員)

中  嶋      誠

通商産業省機械情報産業局

本  間      清

工業技術院標準部

吉  岡  武  雄

工業技術院機械技術研究所極限技術部

中  込  常  雄

中込技術士事務所

追  田  國  昭

三菱重工業株式会社

日  高  俊  幸

株式会社日立製作所

小  池  伸  二

株式会社牧野フライス製作所

相  良      誠

東芝機械株式会社

加  藤      登

豊田工機株式会社

結  城  金  矢

石川島播磨重工業株式会社

川  口  俊  充

株式会社不二越

真  鍋  秀  弘

日産自動車株式会社

福  井  雅  喜

アイダエンジニアリング株式会社

森          寿

株式会社ナベヤ

(事務局)

杉  田  光  弘

財団法人日本規格協会

田  代  和  也

財団法人日本規格協会

文責  桑田  浩志