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日本工業規格

JIS

 B

0702

-1977

機械部分の丸み(プレス加工品)

Radius of Machine Parts (Press Working of Sheet Metals)

1.

適用範囲  この規格は,プレスにより金属板を打抜き加工,曲げ加工,絞り加工,ビード加工,エン

ボス加工,バーリング加工及び穴フランジ加工した部品のかどの丸み及びすみの丸みの値について規定す

る。ただし,機能上の考慮を要するところには,これを適用しない。

2.

用語の意味  この規格で用いる用語の意味は,次による。

(1)

打抜き加工品の丸みの値  せん断輪郭のすみ及びかどの丸みの半径 r をいう(図 参照)。

(2)

曲げ加工品,絞り加工品,ビード加工品,エンボス加工品,バーリング加工品及び穴フランジ加工品

の丸みの値  すみ又はかどの板厚 t を含まない内側の丸みの半径 r

p

r

d

及び r

c

をいう(

図 2,図 3,図

4

及び

図 参照)。

r

p

:主としてパンチ頭部により決まる丸み。

r

d

:主としてダイの肩により決まる丸み。

r

c

:主としてパンチ又はダイの側面により決まる丸み。

3.

丸みの値すみ及びかどの丸みの値は,JIS Z 8601(標準数)の R10 による。

ただし,必要がある場合には

表 に示すとおり丸めてもよい。

表 

単位 mm

丸めてもよい標準数 R10 の値

丸めた値

 1.25

12.5

1.2

12

0.315 3.15 31.5  0.3  3

30

0.63 6.3 63

0.6  6

60

4.

丸みの値の運用  すみ及びかどの丸みの値は,板厚に応じて,原則として表 によるが,加工品の形

状,寸法,材料及び作業条件によっては,これ以外の値もとることができる。


2

B 0702-1977

表 2

単位 mm

打抜き加工品の丸み

曲げ加工品の丸み

絞り加工品の丸み

ビード加工品及びエン

ボス加工品の丸み

バーリング加工品及び穴

フランジ加工品の丸み

r

≧0.4t

r

p

t

≧4t

*

≧2t

r

d

t

≧4t

*

≧2t

≧0.5t

r

c

≧6.3t

≧2t

図 1

図 2

図 3

図 4

図 5

*

絞り加工品の丸み r

p

及び r

d

は,しわの発生などの不良現象が起こることがあるので,8を超えないことが望

ましい。

引用規格:

JIS Z 8601

  標準数


3

B 0702-1977

図 1  打抜き加工品の丸み


4

B 0702-1977

図 2  曲げ加工品の丸み


5

B 0702-1977

図 3  絞り加工品の丸み


6

B 0702-1977

図 4  ビード加工品の丸み及びエンボス加工品の丸み


7

B 0702-1977

図 5  バーリング加工品の丸み及び穴フランジ加工品の丸み


8

B 0702-1977

機械要素部会  機械部分の丸み(プレス加工品)専門委員会構成表

氏名

所属

(委員会長)

前  田  禎  三

東京大学工学部

曾  田  長一郎

工業技術院機械技術研究所

若曾根  和  之

工業技術院標準部

江  守  忠  哉

株式会社日立製作所

河  田      進

日産自動車株式会社

河  原      滋

株式会社プレス技術研究所

景  山  允  男

日本国有鉄道鉄道技術研究所

西  村  開  吉

三菱重工業株式会社

野  津  忠  夫

キヤノン株式会社

福  井  惣  次

東京芝浦電気株式会社

田  島  政  男

工業技術院標準部

(事務局)

大  磯  義  和

工業技術院標準部機械規格課