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B 0205-2 : 2001 (ISO 261 : 1998)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本ねじ研究協会  (JFRI)  /財団法人日本規

格協会  (JSA)  から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査

会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

これによって,JIS B 0205 : 1997 及び JIS B 0207 : 1982 は廃止され,JIS B 0205 のこの部,第 1 部,第 3

部及び第 4 部に置き換えられる。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,

IS0 261 : 1998, ISO general purpose metric

screw threads

−General plan を基礎として用いた。

JIS B 0205

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

B

0205-1

  第 1 部:基準山形

JIS

B

0205-2

  第 2 部:全体系

JIS

B

0205-3

  第 3 部:ねじ部品用に選択したサイズ

JIS

B

0205-4

  第 4 部:基準寸法


日本工業規格

JIS

 B

0205-2

 : 2001

(ISO 261

 : 1998

)

一般用メートルねじ−

第 2 部:全体系

ISO general purpose metric screw threads

Part2 : General plan

序文  この規格は,1998 年に第 2 版として発行された ISO 261, ISO general purpose metric screw threads−

General plan

を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。

1.

適用範囲  この規格は,JIS B 0205-1 に規定する基準山形をもつ,一般用メートルねじ (M) の呼び径

及びピッチの選択について規定する。

なお,基準寸法については,JIS B 0205-4 を,また,公差については,JIS B 0209-1 を参照する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 261 : 1998

  ISO general purpose metric screw threads−General plan (IDT)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0101

  ねじ用語

備考  ISO 5408 : 1983  Cylindrical screw threads−Vocabulary からの引用事項は,この規格の該当事

項と同等である。

JIS B 0205-1

  一般用メートルねじ−第 1 部:基準山形

備考  ISO 68-1 : 1998  ISO general purpose screw threads−Basic profile−Part 1 : Metric screw threads

が,この規格と一致している。

JIS B 0205-4

  一般用メートルねじ−第 4 部:基準寸法

備考  ISO 724 : 1993  ISO general-purpose metric screw threads−Basic dimensions が,この規格と一致

している。

JIS B 0209-1

  一般用メートルねじ−公差−第 1 部:原則及び基礎データ

備考  ISO 965-1 : 1998  ISO general Purpose metric screw threads−Tolerances−Part 1 : Principles and

basic data

が,この規格と一致している。

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0101 による。


2

B 0205-2 : 2001 (ISO 261 : 1998)

4.

呼び方  ねじの呼び方は,JIS B 0209-1 による。

5.

呼び径及びピッチの選択

5.1

表 に示す 1 欄の呼び径を最優先に選び,必要とする場合には 2 欄を,次に 3 欄を選ぶ。

呼び径が 35mm のもの,及び呼び径が 14mm でピッチが 1.25mm のものは,

表 の“注”で説明する特

別の場合だけに用いる。

括弧を付けたピッチは,できるだけ避けるのがよい。

5.2

“並目 (coarse) ”及び“細目 (fine) ”という用語は,従来の慣例に従うために使用した。しかし,

これらの用語から,品質の概念を連想してはならない。

“並目 (coarse) ”ピッチが,実際に流通している最大のメートル系ピッチであることを理解しなければ

ならない。

5.3

選ばれた呼び径(又は呼び径の範囲)に対しては,これと同じ行(又は複数行)に示されているピ

ッチのうちの一つを選ぶ。

5.4

表 に記載したピッチより小さいピッチを必要とする場合は,次のピッチの中から選ぶ。

3mm

,2mm,1.5mm,1mm,0.75mm,0.5mm,0.35mm,0.25mm,0.2mm

このようなピッチを選ぶ場合,呼び径がピッチのわりには大きくなるに従って,公差に従う困難さが増

えるという事実を考慮する。

表 に示すものより大きい呼び径には,一般に,指示したピッチを用いない

のがよい。

表 1  最大の呼び径 

単位 mm

ピッチ

最大の呼び径

0.5 22

0.75 33

1 80

1.5 150

2 200

3 300


3

B 0205-2 : 2001 (ISO 261 : 1998)

表 2  呼び径及びピッチの選択

単位 mm

呼び径 Dd

ピッチ P

1

2

3

並目

細目

第 1

選択

第 2

選択

第 3

選択

 3

2

1.5

1.25

1

0.75

0.5

0.35

0.25

0.2

1

0.25

 

0.2

− 1.1 −

0.25

 

0.2

1.2

0.25

 

0.2

− 1.4 −

0.3

 

0.2

1.6

0.35

 

0.2

− 1.8 −

0.35

 

0.2

2

0.4

 

0.25

− 2.2 −

0.45

 

0.25

2.5

0.45

 

0.35

3

0.5

 

0.35

− 3.5 −

0.6

 

0.35

4

0.7

 

0.5

− 4.5 −

0.75

 

0.5

5

0.8

 

0.5

− 5.5

 

0.5

6

1

 

0.75

− 7  −

1

 

0.75

8

−  1.25       1

0.75

−  9  1.25       1

0.75

10

−  1.5     1.25

1

0.75

−  11  1.5        1

0.75

12

−  1.75

1.5

1.25

1  

− 14 − 2

1.5

1.25(

1

)

−  15

1.5

  1  

16

−  2

1.5

  1  

−  17

1.5

  1  

− 18 −  2.5

2

1.5

  1  

20

−  2.5

2

1.5

  1  

− 22 −  2.5

2

1.5

  1  

24

−  3

2

1.5

  1  

−  25

2

1.5

  1  

−  26

1.5

    

− 27 −  3

2

1.5

  1  

−  28

2

1.5

  1  

30

−  3.5 (3)

2

1.5

  1  

−  32

2

1.5

    

− 33 −  3.5 (3)

2

1.5

    

− 35(

2

)

1 5

36

−  4  3

2

1.5

    

−  38

1.5

    

− 39 −  4  3

2

1.5

    


4

B 0205-2 : 2001 (ISO 261 : 1998)

単位 mm

呼び径 Dd

ピッチ P

1

2

3

並目

細目

第 1

選択

第 2

選択

第 3

選択

  8 6 4 3 2 1.5

− 40

  3  2  1.5

42

4.5     4 3 2 1.5

− 45 −

4.5     4 3 2 1.5

48

5      4 3 2 1.5

− 50

  3  2  1.5

− 52 −

5      4 3 2 1.5

55       4 3 2 1.5

56

5.5     4 3 2 1.5

58       4 3 2 1.5

− 60 −

5.5     4 3 2 1.5

62       4 3 2 1.5

64

6      4 3 2 1.5

65       4 3 2 1.5

− 68 −

6      4 3 2 1.5

70

  6 4 3 2 1.5

72

  6 4 3 2 1.5

75

    4 3 2 1.5

− 76 −

  6 4 3 2 1.5

78

    2

80

  6 4 3 2 1.5

82

    2

− 85 −

  6 4 3 2

90

  6 4 3 2

− 95 −

  6 4 3 2

100

  6 4 3 2

− 105  −

  6 4 3 2

110

  6 4 3 2

− 115  −

  6 4 3 2

− 120  −

  6 4 3 2

125

8 6 4 3 2

− 130  −

8 6 4 3 2

135

  6 4 3 2

140

8 6 4 3 2

145

  6 4 3 2

− 150  −

8 6 4 3 2

155

 6 4 3

160

8 6 4 3

165

 6 4 3

− 170  −

8 6 4 3

175

 6 4 3

180

8 6 4 3

185

 6 4 3


5

B 0205-2 : 2001 (ISO 261 : 1998)

単位 mm

呼び径 Dd

ピッチ P

1

2

3

並目

細目

第 1

選択

第 2

選択

第 3

選択

  8 6 4 3 2 1.5

− 190  −

8 6 4 3

− 195

6

4

3

200

8 6 4 3

− 205

6

4

3

− 210  −

8 6 4 3

− 215

6

4

3

220

8 6 4 3

− 225

6

4

3

230

8 6 4 3

− 235

6

4

3

− 240  −

8 6 4 3

− 245

6

4

3

250

8 6 4 3

255

 6 4

− 260  −

8

6

4

265

 6 4

− 270

8

6

4

275

 6 4

280

8

6

4

285

 6 4

− 290

8

6

4

295

 6 4

− 300  −

8

6

4

(

1

)

内燃機関用点火プラグのねじに限って用いることができる。

(

2

)

転がり軸受を固定するねじに限って用いることができる。


6

B 0205-2 : 2001 (ISO 261 : 1998)

ねじ基本関係 JIS 原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

吉  本      勇

東京工業大学名誉教授

(幹事)

大  橋  宣  俊

湘南工科大学機械工学科

西  山  信  夫

メイラ株式会社技術本部

(委員)

穐  山  貞  治

経済産業省産業技術環境局標準課

稲  葉  元  成

元・ミネベア株式会社藤沢製作所

及  川  文  廣

株式会社サトーラシ品質保証部

近  藤  清  隆

いすゞ自動車株式会社藤沢工場開発管理室

杉  浦  孝  之

株式会社田野井製作所埼玉工場

大  黒  雅  之

大黒興業株式会社(ねじ商連)

田  中  誠之助

株式会社佐賀鉄工所開発部

谷  口  良  憲

トヨタ自動車株式会社設計管理部設計管理室

八  賀  聡  一

社団法人日本工作機械工業会技術部

橋  本      進

財団法人日本規格協会技術部

丸  山  一  男

工学院大学機械工学科

三  井  雅  夫

株式会社弥満和製作所技術本部技術部

(事務局)

中  村  智  男

日本ねじ研究協会

文責  西  山  信  夫