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A 9501

:2014

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

2

4

  保温保冷工事に使用する材料  

5

4.1

  材料の種類の選択  

5

4.2

  保温保冷工事に使用する主な保温保冷材料  

5

4.3

  使用する主な副資材  

5

5

  保温材及び保冷材の厚さの算出  

7

5.1

  保温材及び保冷材の厚さの設計条件  

7

5.2

  伝熱計算の式  

8

5.3

  経済的な保温厚さの算出  

13

6

  保温工事施工法  

14

6.1

  使用する保温材  

14

6.2

  使用する主な副資材  

15

6.3

  保温工事の施工要領  

15

7

  保冷工事施工法  

17

7.1

  使用する保冷材  

17

7.2

  使用する主な副資材  

17

7.3

  保冷工事の施工要領  

18

8

  建築設備の保温・保冷・防露工事施工法  

19

8.1

  使用する保温・保冷・防露材  

19

8.2

  使用する主な副資材  

19

8.3

  保温工事,保冷工事及び防露工事の施工要領  

20

9

  検査 

24

9.1

  検査の区分  

24

9.2

  自主確認事項  

24

9.3

  性能確認検査  

24

9.4

  合否判定  

24

9.5

  測定機器  

25

附属書 A(参考)配管輸送流体の温度変化を設計条件とする場合の保温厚さの計算  

55

附属書 B(参考)静止流体の時間に対する温度変化と保温厚さの計算  

57

附属書 C(参考)管内水の凍結防止の保温厚さの計算  

59

附属書 D(参考)伝熱計算の基本式  

61

附属書 E(参考)表面温度及び表面熱伝達率の算出方法  

64


A 9501

:2014  目次

(2)

ページ

附属書 F(参考)保温材又は保冷材の平均熱伝導率の求め方  

66

附属書 G(参考)結露防止における表面温度の安全率について  

68

附属書 H(参考)経済的な保温厚さの求め方  

71

附属書 I(参考)保温材の使用温度について  

73

附属書 J(参考)保冷材を貫通する金属部の施工要領  

75

附属書 K(参考)硬質ウレタンフォーム注入発泡用原液の取扱いについて  

77

附属書 L(参考)保温材下腐食(CUI)に対する留意事項  

78

附属書 M(参考)計算事例について  

81

附属書 N(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表  

140


A 9501

:2014

(3)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本

保温保冷工業協会(JTIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業

規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業

規格である。

これによって,JIS A 9501:2006 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 A

9501

:2014

保温保冷工事施工標準

Standard practice for thermal insulation works

序文 

この規格は,1952 年に制定され,その後 15 回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は 2006 年に

行われたが,その後の社会的ニーズの変化及び施工技術の変化に対応するために改正した。

なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。また,技術上重要な改正に関する新旧対照表を

附属

書 に示す。

適用範囲 

この規格は,化学工業,燃料工業及び熱利用動力に関する諸装置,並びに空気調和,給排水衛生設備な

どの保温保冷工事の施工方法について規定する。ただし,冷蔵庫・船舶・鉄道車両関係の保温保冷工事を

除く。この規格で適用する保温保冷工事の対象温度は,−180  ℃∼1 000  ℃の範囲とする。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS A 0202

  断熱用語

JIS A 1322

  建築用薄物材料の難燃性試験方法

JIS A 1412-2

  熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第 2 部:熱流計法(HFM 法)

JIS A 5538

  壁・天井ボード用接着剤

JIS A 5547

  発泡プラスチック保温板用接着剤

JIS A 5549

  造作用接着剤

JIS A 5556

  工業用ステープル

JIS A 5758

  建築用シーリング材

JIS A 9504

  人造鉱物繊維保温材

JIS A 9510

  無機多孔質保温材

JIS A 9511

  発泡プラスチック保温材

JIS B 0147

  ブラインドリベット−用語及び定義

JIS B 1122

  十字穴付きタッピンねじ

JIS B 1123

  六角タッピンねじ

JIS B 1126

  つば付き六角タッピンねじ

JIS B 1181

  六角ナット

JIS B 7411

  一般用ガラス製棒状温度計


2

A 9501

:2014

JIS C 1602

  熱電対

JIS C 2336

  電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ

JIS G 3302

  溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3312

  塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3313

  電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3314

  溶融アルミニウムめっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3316

  鋼板製波板の形状及び寸法

JIS G 3317

  溶融亜鉛−5 %アルミニウム合金めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3318

  塗装溶融亜鉛−5 %アルミニウム合金めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3321

  溶融 55 %アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3322

  塗装溶融 55 %アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3350

  一般構造用軽量形鋼

JIS G 3352

  デッキプレート

JIS G 3547

  亜鉛めっき鉄線

JIS G 3551

  溶接金網及び鉄筋格子

JIS G 3553

  クリンプ金網

JIS G 3554

  きっ甲金網

JIS G 4305

  冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯

JIS G 4309

  ステンレス鋼線

JIS H 4000

  アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条

JIS H 4001

  アルミニウム及びアルミニウム合金の焼付け塗装板及び条

JIS H 4160

  アルミニウム及びアルミニウム合金はく

JIS K 6804

  酢酸ビニル樹脂エマルジョン木材接着剤

JIS R 3311

  セラミックファイバーブランケット

JIS Z 1524

  包装用布粘着テープ

JIS Z 1528

  両面粘着テープ

JIS Z 1702

  包装用ポリエチレンフィルム

JIS Z 8806

  湿度−測定方法

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0202 によるほか,次による。

3.1

保温

常温以上,約 1 000  ℃以下の物体を被覆し熱放散を少なくすること又は被覆後の表面温度を低下させる

こと。

注記 JIS 

0202

の定義を変更している。

3.2

保温材

保温の目的を果たすために使用される材料。

一般に常温において熱伝導率が 0.065 W/(m・K)  以下の材料。

注記 JIS 

0202

の定義を変更している。


3

A 9501

:2014

3.3

保冷

常温以下の物体を被覆し侵入熱量を小さくすること又は被覆後の表面温度を露点温度以上とし,表面に

結露を生じさせないこと。

3.4

保冷材

保冷の目的を果たすために使用される材料。一般に低熱伝導率かつ低透湿率の材料。

注記 JIS 

0202

の定義を変更している。

3.5

防露

保冷の一分野で,主に 0  ℃以上常温以下の物体の表面に結露を生じさせないこと。

注記 JIS 

0202

の定義を変更している。

3.6

防露材

防露の目的を果たすために使用する材料。

3.7

管内水の凍結防止

保温の一分野で,内部流体(一般的に水)が静止状態にある場合,一定時間凍結を防止すること。

3.8

保温カバー

織物,金属薄板などの外装材の内側に保温材を取り付け,一体化したもの。

3.9

周囲温度

被保温体が置かれた環境で,直射日光などの他の熱源の影響を受けない箇所の温度。

注記 JIS 

0155

の定義を一部修正している。

3.10

継手

配管の接続などに使用される材料。エルボ,T,レジューサなどの総称。

3.11

ひじ継ぎ

小口径の曲がり部の施工で保温材と外装材とを直角に突き合わせる施工方法。

3.12

えび継ぎ

配管曲がり部に対し保温材と外装材とを切断し取り付け,えび状に仕上げる施工方法。

3.13

成形エルボ

あらかじめ,配管の曲がり部の形状に加工又は成形した保温材。

3.14

経済的な保温厚さ

1 年間の施工価格と放散熱量相当の熱量価格との金額の和が最小となるときの保温厚さ。


4

A 9501

:2014

3.15

熱量価格

熱量を得るために必要な燃料費,設備償却費,運転経費を含む 1 年間に発生する総費用を 1 年間の総発

熱量で除したもの。

3.16

施工価格

単位数量当たりの工事費を 1 年間に償却する費用。

3.17

アルミホイルペーパ

JIS H 4160

に規定される 0.007 mm 以上のアルミニウムはく(箔)にクラフト紙を接着したもの。

3.18

樹脂製整形エルボ

繊維質保温材を配管のエルボ部に取り付けた際,形を整えるための材料。そのままで,仕上げとする場

合と,更に外装材を巻く場合とがある。

3.19

樹脂製化粧カバー

合成樹脂を使用した JIS A 1322 に規定する防炎 2 級に合致する樹脂製外装カバー。

3.20

アルミガラスクロス

JIS H 4160

に規定する 0.02 mm 以上のアルミニウムはく(箔)にガラスクロスを接着剤で貼り合わせた

もの。

3.21

原紙

再生紙を主として用いた,坪量 370 g/m

2

以上のボール紙状のもので,整形用に用いるもの。

注記  JIS P 0001 の定義を変更している。

3.22

アルミガラスクロス原紙

原紙の表面にアルミガラスクロスを接着剤で貼り合わせたもの。

3.23

鋼枠

亜鉛鉄板の原板(標準厚さ 0.4 mm 以上のもの)を種々の形状に加工した,保温材の止め付けに用いる

もの。

3.24

化粧ピン

樹脂製化粧カバー及びアルミガラスクロス原紙の重ね部分を保持するためのピン。

3.25

シーリング材

主として設備の保温施工で用いられる呼び方で,構造体の目地,間隙部分に充塡して防水性,気密性な

どの機能を発揮させる材料。

注記  JIS K 6800 の定義を一部修正している。


5

A 9501

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3.26

コーキング材

主としてプラントの保温施工で用いられる呼び方で,目地,間隙部分に充塡して防水性,気密性などの

機能を発揮させる材料。シーリング材と同義。

3.27

繊維補強テープ

ガラス繊維又はポリエステル繊維で補強された粘着テープ。

保温保冷工事に使用する材料 

4.1 

材料の種類の選択 

必要に応じて次の条件を考慮して決定する。

a)

使用温度範囲

b)

断熱性能

c)

機械的性能及び化学的安定性

d)

屋内使用時におけるホルムアルデヒドの放散による等級区分

e)

透湿性

f)

燃焼性

g)

使用年数

h)

単位体積当たりの価格

i)

工事現場状況に対する適応性

j)

配管・機器の腐食に対する配慮(

附属書 参照)

4.2 

保温保冷工事に使用する主な保温保冷材料 

保温保冷工事に使用する主な保温保冷材料は,通常,次の規格に適合するもの又はこれと同等以上の品

質をもつものとする。

JIS A 9504

  人造鉱物繊維保温材

JIS A 9510

  無機多孔質保温材

JIS A 9511

  発泡プラスチック保温材

JIS R 3311

  セラミックファイバーブランケット

4.3 

使用する主な副資材 

保温保冷工事に使用する主な副資材は,

表 又はこれと同等以上の品質をもつものから施工に最適なも

のを選定する。


6

A 9501

:2014

表 1−副資材のリスト

保温工事

(箇条 6

保冷工事

(箇条 7

建築設備関連

(箇条 8

規格名称その他

外装材, 
金属製外

装材

JIS G 3302 

溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3312 

塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3314 

溶融アルミニウムめっき鋼板及び鋼

JIS G 3316 

鋼板製波板の形状及び寸法

JIS G 3317 

溶融亜鉛−5 %アルミニウム合金めっ

き鋼板及び鋼帯

JIS G 3318 

塗装溶融亜鉛−5 %アルミニウム合金
めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3321 

溶融 55 %アルミニウム−亜鉛合金め
っき鋼板及び鋼帯

JIS G 3322 

塗装溶融 55 %アルミニウム−亜鉛合

金めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3352 

デッキプレート

JIS G 4305 

冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯

JIS H 4000 

アルミニウム及びアルミニウム合金
の板及び条

JIS H 4001 

アルミニウム及びアルミニウム合金

の焼付け塗装板及び条

その他の

外装材

ガラスクロスな

どの織布

各種の織布* *金属はく(箔)付きを含む。

マスチック

樹脂製化粧カバー

樹脂製整形エルボ

整形用としても使用

アルミガラスクロス

粘着加工品及びテープ状に加工した
ものを含む。

アルミホイルペーパ

着色アルミガラスクロス

アルミガラスクロス原紙

緊縛材

JIS C 2336 

電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ

JIS G 3313 

電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3547 

亜鉛めっき鉄線

JIS G 3554 

きっ甲金網

JIS G 4305 

冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯

JIS G 4309 

ステンレス鋼線

JIS H 4000 

アルミニウム及びアルミニウム合金

の板及び条

JIS Z 1524 

包装用布粘着テープ

繊維補強テープ

防湿材

JIS Z 1702 

包装用ポリエチレンフィルム

アスファルト質
油性マスチック

樹脂(ゴム)基
材マスチック

樹脂又はゴムを基材としたフィルム又はシ

ート[金属はく(箔)複合シートを含む]


7

A 9501

:2014

表 1−副資材のリスト(続き)

保温工事

(箇条 6

保冷工事

(箇条 7

建築設備関連

(箇条 8

規格名称その他

接着剤

JIS A 5538 

壁・天井ボード用接着剤

JIS A 5547 

発泡プラスチック保温板用接着剤

JIS A 5549 

造作用接着剤

JIS K 6804 

酢酸ビニル樹脂エマルジョン木材接

着剤

JIS Z 1528 

両面粘着テープ

合成ゴム系

保温材を侵さないものを選択する。

バッチテストなどで確認が必要。

ゴム系

再生ゴム系

エポキシ樹脂系

ウレタン樹脂系

酢酸ビニル樹脂系

変性シリコーン樹脂系

変性アクリル樹脂系

ジョイン

トシーラ

油脂又はゴム基
材のシール材

雑材

JIS A 5556 

工業用ステープル

JIS A 5758 

建築用シーリング材

JIS B 0147 

ブラインドリベット−用語及び定義

JIS B 1122 

十字穴付きタッピンねじ

JIS B 1123 

六角タッピンねじ

JIS B 1126 

つば付き六角タッピンねじ

JIS B 1181 

六角ナット

JIS G 3350 

一般構造用軽量形鋼

JIS G 3551 

溶接金網及び鉄筋格子

JIS G 3553 

クリンプ金網

JIS G 3554 

きっ甲金網

鋼枠

保温止めピン

びょう(鋲)

溶接形を含む。

化粧ピン

各種の織布

*

*

寒冷しゃ(紗)

,仕上げ下地用クロス

など

水練り保温材

マスチック

コーキング材

原紙

ゴム系シーリング材

保温材及び保冷材の厚さの算出 

5.1 

保温材及び保冷材の厚さの設計条件 

保温保冷施工に使用する保温材及び保冷材の厚さは,主に 5.1 a)から 5.1 i)までの設計条件から計算によ

り求める。

なお,設計条件を設定する際には,省エネルギー[地球温暖化防止,二酸化炭素(CO

2

)削減など]を

考慮することが望ましい。


8

A 9501

:2014

a) 

保温において放散熱量を設計条件とする場合  放散熱量を設計条件として,定められた設計値以下と

する場合の保温材の厚さは 5.2.2 により求める。

b) 

保温において表面温度を設計条件とする場合  保温材の表面温度を設計条件として,定められた設計

値以下とする場合の保温材の厚さは 5.2.3 により求める。

c) 

保冷施工に使用する保冷材の厚さを求める場合  保冷施工によって表面に結露を生じないことを設

計条件とする場合は,保冷材表面の露点温度(表面温度)から 5.2.4 a)  によって保冷材の厚さを求め

る。ただし,侵入熱量が条件にある場合は,侵入熱量が定められた設計値以下になる厚さと 5.2.4 a)  に

よって得られる保冷厚さとのうち,大きい厚さを採用する。侵入熱量だけを設計基準とする場合は,

5.2.4 b)

によって保冷材の厚さを求める。

d) 

防露施工に使用する防露材の厚さを求める場合  防露工事に使用する防露材の厚さは,防露施工後,

表面に結露を生じないことを条件とし,5.2.4 a)  によって防露材の厚さを求める。

e) 

経済的な保温厚さを設計条件とする場合  1 年間の施工価格と放散熱量相当の熱量価格との金額の和

が最小となるときの保温厚さを経済的な保温厚さといい,これは保温施工に要する費用と,熱損失か

ら生じる熱量価格とのバランスにおいて,コストミニマムとなる保温厚さである。経済的な保温厚さ

は,5.3 により求める。

なお,

附属書 に算出方法の考え方を示す。

f) 

配管輸送流体の温度変化を設計条件とする場合  配管に保温施工し輸送流体の温度変化を抑制する

場合,定められた温度変化の設計値から

附属書 により保温材の厚さを求める。

g) 

配管・機器・容器内の静止流体の時間に対する温度変化を設計条件とする場合  配管・機器・容器内

に保温施工し内部の静止流体の温度変化を規定時間以下とする場合は,定められた温度変化の設計値

から,

附属書 により保温材の厚さを求める。

h) 

管内水の凍結防止を設計条件とする場合  保温施工により,一定時間,管内水の凍結を防止する場合

は,定められた凍結防止の設計時間から

附属書 により保温材の厚さを求める。

i) 

建築設備に使用する保温・保冷・防露材の施工厚さを求める場合  建築物(戸建て住宅を除く。)の

空気調和設備及び給排水衛生設備に使用する保温・保冷・防露材の施工厚さは,5.2 に示す計算式によ

る。ただし,冷温水管などの保温と保冷を兼用する対象物は,双方の厚さのうち,大きい厚さを採用

する。保温工事に使用する保温材の経済的な厚さ及び放散熱量を求める場合は,5.3 によって求める。

5.2 

伝熱計算の式 

5.2.1 

一般 

内部流体温度(θ

i

)周囲温度(θ

a

,表面熱伝達率(h

se

)及び保温材の種類は既知とする。また,伝熱計

算の基本式を

附属書 に示す。

なお,表面熱伝達率を計算により求める場合には,

附属書 を参照するとよい。

5.2.2 

放散熱量を設計条件とする場合 

5.2.2.1 

一般 

放散熱量の設計値を(q)とし,5.2.2.2 及び 5.2.2.3 に規定する計算に当たっての共通式は,次による。

a)

保温材又は保冷材の厚さを選定するに当たり,仮想的な保温材又は保冷材の表面温度(θ

se

)を式(1)

により設定する。

(

)

a

se

se

a

se

se

h

q

h

q

θ

θ

θ

θ

+

=

×

=

  (1)

b)

保温材又は保冷材の熱伝導率は,温度の関数として表され,使用する保温材又は保冷材に適応した関


9

A 9501

:2014

数を使用する。

なお,関数の一例として

表 2∼表 に主な保温保冷材の熱伝導率算出参考式を示す。

( )

θ

λ

f

=

  (2)

c)

式(1)より求めた仮想的な保温材又は保冷材の表面温度(

θ

se

)と式(2)から式(3)により,保温材又は保

冷材の平均熱伝導率(

λ

m

)を求める。式(3)の展開式の例を

附属書 に示す。

(

)

( )

θ

θ

θ

θ

λ

θ

θ

d

f

si

se

se

si

m

×

=

1

  (3)

5.2.2.2 

平面の場合 

平面の場合の保温材又は保冷材の厚さは,次によって求める。

a)

保温厚さ又は保冷厚さ(

d

)は,式

(4)

によって求める。

(

)

(

)

a

se

se

se

si

m

h

d

θ

θ

θ

θ

λ

×

×

=

  (4)

d

値以上で,かつ,その数値に近い製品厚さほど,放散熱量(仮想表面温度)の条件に沿う最低保

温厚さ又は保冷厚さとなる。使用する保温材厚さ又は保冷材厚さ(

d'

)は,式

(4)

以上かつ

d

に近

い保温材又は保冷材の製品規格厚さとする。

b)

a)

で選定した

d'

をもとに,放散熱量(

q'

)を式

(5)

により求め,放散熱量の設計値(

q

)以下であること

を確認する。

(

)

se

m

a

si

h

d

q

1

+

=

λ

θ

θ

  (5)

ここに,

q'

平面の場合の製品厚さにおける放散熱量(

W/m

2

d

保温厚さ又は保冷厚さ(

m

d'

保温材又は保冷材の製品厚さ(

m

λ

保温材又は保冷材の熱伝導率[

W/(m

K)

λ

m

保温材又は保冷材の平均熱伝導率[

W/(m

K)

h

se

表面熱伝達率[

W/(m

2

K)

θ

i

内部流体温度(℃)

θ

si

保温材又は保冷材の内側温度(℃)

θ

se

保温厚さ又は保冷厚さでの表面温度(℃)

θ

a

周囲温度(℃)

5.2.2.3 

管の場合 

管の場合の保温材又は保冷材の厚さは,次によって求める。

a)

保温厚さ又は保冷厚さ(

d

)は,式

(6)

によって求める。

(

)

(

)

2

2

2

ln

i

e

i

e

a

se

se

se

si

m

i

e

e

D

D

d

d

D

D

h

D

D

D

=

×

+

=

×

×

×

=





×

θ

θ

θ

θ

λ

  (6)

式(6)の右辺の算出結果の値を

表 6

1)

と照合し,保温厚さ又は保冷厚さ(d)を選定する。

1)

  表 はあらかじめ様々な配管径及び保温厚さ又は保冷厚さを式(6)の左辺[D

e

×ln (D

e

/D

i

)]に代

入し,算出した表である。

なお,保温厚さ又は保冷厚さの選定は,式(6)の右辺の解を としたとき,

表 の該当する配管サイ

ズの列の 以上の数値に該当する保温厚さ又は保冷厚さを保温・保冷厚さの列から選び出す。以上


10

A 9501

:2014

かつ に近い D

e

×ln (D

e

/D

i

)  の値に対応する保温厚さ又は保冷厚さが,仮想表面温度条件に沿う最低

厚さとなるので,使用する保温材又は保冷材の製品厚さ(d')は,d  以上かつ に近い保温材又は保

冷材の製品規格厚さとする。

b)

保温材又は保冷材の製品厚さ(d')をもとに,使用する保温材又は保冷材の製品外径を(D

e

')とし,

放散熱量(q

l

')を式(7)によって求める。

(

)

'

D

h

D

'

D

'

q

e

se

m

i

e

a

si

l

×

×

+

×

×





=

π

λ

π

θ

θ

1

2

ln

  (7)

2

2

i

e

i

e

D

'

D

d

d

D

'

D

=

×

+

=

c)

放散熱量の設計値(q)が単位面積当たりの放散熱量で示されている場合,式(7)で求めた放散熱量(q

l

'

を単位面積当たりの放散熱量(q

a

')に変換し,放散熱量の設計値(q)を満たすかを確認する。

(

)

π

×

+

=

d

D

'

q

'

q

i

l

a

2

  (8)

単位面積当たりの放散熱量(

q

a

'

)が放散熱量の設計値(

q

)以下であれば保温材又は保冷材の製品

厚さ(

d'

)を採用する。

d)

(8)

において,単位面積当たりの放散熱量(

q

a

'

)が放散熱量の設計値(

q

)より大きければ,製品厚

さを増し,式

(6)

,式

(7)

,及び式

(8)

を繰り返して計算を行う。

ここに,

q

l

'

管の場合の製品厚さにおける放散熱量(

W/m

q

a

'

管の場合の単位面積当たりの放散熱量(

W/m

2

d

保温厚さ又は保冷厚さ(

m

d'

保温材又は保冷材の製品厚さ(

m

λ

保温材又は保冷材の熱伝導率[

W/(m

K)

λ

m

保温材又は保冷材の平均熱伝導率[

W/(m

K)

h

se

表面熱伝達率[

W/(m

2

K)

θ

si

保温材又は保冷材の内側温度(℃)

θ

se

保温厚さ又は保冷厚さでの表面温度(℃)

θ

a

周囲温度(℃)

D

i

保温材又は保冷材の内径(

m

D

e

保温材又は保冷材の外径(

m

D

e

'

保温材又は保冷材の製品外径(

m

5.2.3 

表面温度を設計条件とする場合 

5.2.3.1 

一般 

表面温度の設計値を(

θ

se

)とし,5.2.3.2 及び 5.2.3.3 に規定する計算に当たっての共通式は,次による。

a)

保温材及び保冷材の熱伝導率は,温度の関数として表され,使用する保温材又は保冷材に適応した関

数を使用する。

なお,関数の一例として

表 2∼表 に主な保温保冷材の熱伝導率算出参考式を示す。

( )

θ

λ

f

=

  (2)

b)

表面温度の設計値(

θ

se

)と式

(2)

から式

(3)

により,保温材又は保冷材の平均熱伝導率(

λ

m

)を求める。

(3)

の展開式の例を

附属書 に示す。

(

)

( )

×

=

si

se

se

si

m

d

f

θ

θ

θ

θ

θ

θ

λ

1

  (3)


11

A 9501

:2014

5.2.3.2 

平面の場合 

平面の場合の保温材又は保冷材の厚さは,次によって求める。

a)

保温厚さ又は保冷厚さ(

d

)は式

(4)

によって得られる。

(

)

(

)

a

se

se

se

si

m

h

d

θ

θ

θ

θ

λ

×

×

=

  (4)

使用する保温材又は保冷材の製品厚さ(

d'

)は,式

(4)

以上かつ

d

に近い保温材の製品規格厚さ

とする。

b)

a)

で選定した

d'

をもとに,放散熱量(

q'

)を式

(5)

によって求める。

(

)

se

m

a

si

h

d

q

1

+

=

λ

θ

θ

  (5)

c)

(5)

で求めた放散熱量(

q'

)から,表面温度(

θ

se

'

)を式

(1)

によって求める。

a

se

se

h

q

'

θ

θ

+

=

  (1)

保温材又は保冷材の製品厚さ(d')における表面温度(θ

se

')と表面温度の設計値(θ

se

)が,次の式

の関係であることを確認する。

保温の場合      θ

se

'

θ

se

保冷の場合      θ

se

'

θ

se

ここに,

q': 平面の場合の製品厚さにおける放散熱量(

W/m

2

d: 保温厚さ又は保冷厚さ(

m

d': 保温材又は保冷材の製品厚さ(

m

λ: 保温材又は保冷材の熱伝導率[

W/(m

K)

λ

m

保温材又は保冷材の平均熱伝導率[

W/(m

K)

h

se

表面熱伝達率[

W/(m

2

K)

θ

si

保温材又は保冷材の内側温度(℃)

θ

se

保温厚さ又は保冷厚さでの表面温度(℃)

θ

se

': 保温材又は保冷材の製品厚さでの表面温度(℃)

θ

a

周囲温度(℃)

5.2.3.3 

管の場合 

管の場合の保温材又は保冷材の厚さは,次によって求める。

a)

保温厚さ又は保冷厚さ(d)は式

(6)

によって求める。

(

)

(

)

2

2

2

ln

i

e

i

e

a

se

se

se

si

m

i

e

e

D

D

d

d

D

D

h

D

D

D

=

×

+

=

×

×

×

=





×

θ

θ

θ

θ

λ

  (6)

5.2.2.3 a)

と同様に式

(6)

の右辺の算出結果の値を

表 と照合し,保温厚さ又は保冷厚さ(

d

)を選定

する。使用する保温材又は保冷材の製品厚さ(

d'

)は,

以上かつ

d

に近い保温材又は保冷材の製品

規格厚さとする。

b)

a)

から選定した

d'

をもとに,保温材又は保冷材の製品外径を(

D

e

'

)とし,放散熱量(

q

l

'

)を式

(7)

よって求める。


12

A 9501

:2014

(

)

'

D

h

D

'

D

'

q

e

se

m

i

e

a

si

l

×

×

+

×

×





=

π

λ

π

θ

θ

1

2

ln

  (7)

2

2

i

e

i

e

D

'

D

d

d

D

'

D

=

×

+

=

c)

(7)

で求めた放散熱量(

q

l

'

)から,表面温度(

θ

se

'

)を式

(9)

によって求める。

a

e

se

l

se

'

D

h

'

q

'

θ

π

θ

+

×

×

=

  (9)

保温材又は保冷材の製品厚さ(

d'

)の表面温度(

θ

se

'

)と表面温度の設計値(

θ

se

)が,次の式の関係

であることを確認する。

保温の場合

θ

se

'

  θ

se

保冷の場合

θ

se

'

  θ

se

ここに,

q

l

'

管の場合の製品厚さにおける放散熱量(

W/m

d

保温厚さ又は保冷厚さ(

m

d'

保温材又は保冷材の製品厚さ(

m

λ

保温材又は保冷材の熱伝導率[

W/(m

K)

λ

m

保温材又は保冷材の平均熱伝導率[

W/(m

K)

h

se

表面熱伝達率[

W/(m

2

K)

θ

si

保温材又は保冷材の内側温度(℃)

θ

se

保温厚さ又は保冷厚さでの表面温度(℃)

θ

se

'

保温材又は保冷材の製品厚さでの表面温度(℃)

θ

a

周囲温度(℃)

D

i

保温材又は保冷材の内径(

m

D

e

保温材又は保冷材の外径(

m

D

e

'

保温材又は保冷材の製品外径(

m

5.2.4 

保冷の場合 

保冷施工の保冷厚さは,表面温度を基準とする防露又は放散熱量を基準とする侵入熱量を設計条件とし

て求める。

a)

防露を設計条件とする場合は,周囲温度(

θ

a

,相対湿度(

φ)から,表 の飽和水蒸気圧表をもとに,

周囲温度(

θ

a

)の飽和水蒸気圧を(

p

*

)とし,水蒸気の分圧(

p

)を式

(10)

から求める。

100

φ

×

=

p

p

  (10)

(10)

の水蒸気圧(

p

)を,

表 と照合し

p

が飽和水蒸気圧となり結露が発生する温度となる露点温

度(

θ

d

)を選定する。式

(11)

に示すように,露点温度(

θ

d

)に安全率として

x

℃加算した温度を,表面

温度(

θ

se

)とし,保冷材の厚さを,5.2.3 に従って求める。

x

d

se

+

=

θ

θ

2)

  (11)

このときの放散熱量(

q

se

)は式

(12)

から求める。

(

)

a

se

se

se

h

q

θ

θ

×

=

   (12)

2)

安全率として加算する

x

℃は,周囲温度

30

℃,相対湿度

85 %

のとき+

0.3

℃とするとよ

い。また,それ以外の周囲温度及び相対湿度の場合は,受渡当事者間の協議の上,安全率

を設定する。安全率の考え方の概要を

附属書 に示す。

b)

侵入熱量を設計条件とする場合,侵入熱量の設計値(

Q

)と放散熱量(

q

)との関係は次のとおりであ


13

A 9501

:2014

る。

q

Q

=

侵入熱量を設計基準とする場合も,保冷材の表面に結露がないことが原則であることから,式

(12)

で算出された放散熱量から求めた侵入熱量が侵入熱量の設計値を満たさない場合は,5.2.2 に従って,

保冷材の厚さを算出する。

ここに,

Q

平面の場合の侵入熱量(

W/m

2

q

平面の場合の放散熱量(

W/m

2

q

se

平面の場合の露点温度+

x

℃時の放散熱量(

W/m

2

p

*

飽和水蒸気圧(

kPa

p

水蒸気の分圧(

kPa

φ: 相対湿度(

%

h

se

表面熱伝達率[

W/(m

2

K)

θ

se

保温厚さ又は保冷厚さでの表面温度(℃)

θ

d

露点温度(℃)

θ

a

周囲温度(℃)

5.2.5 

防露の場合 

防露材の防露厚さは,5.2.4 a)

と同様の方法で求める。

5.3 

経済的な保温厚さの算出 

5.3.1 

一般 

経済的な保温厚さの算出方法は,5.3.2 又は 5.3.3 による。

施工費用,熱量価格,年間使用時間,年利率及び使用年数などは利用者自身が定めることが原則である。

なお,施工価格及び熱量価格の考え方を

附属書 に示す。

5.3.2 

平面の場合 

平面の場合,

1

年間の施工価格と放散熱量相当の熱量価格の和である年間総費用(

F

f

)は,式

(13)

によっ

て求める。

q

t

b

N

d

a

F

f

×

×

+

×

×

=

  (13)

経済的な保温厚さ(d)は,式

(13)

が最小値をとるときの保温厚さ(d)とする。そのときの放散熱量(q

は,式

(14)

及び式

(15)

によって求める。また,平均熱伝導率(λ

m

)は

表 2∼表 に示した主な保温保冷材の

熱伝導率算出参考式を参照するとよい。

(

)

a

si

T

R

q

θ

θ −

×

=

1

(14)

se

m

se

T

h

d

R

R

R

1

+

=

+

=

λ

  (15)

5.3.3 

管の場合 

管の場合,

1

年間の施工価格と放散熱量相当の熱量価格の和である年間総費用(F

l

)は,式

(16)

によって

求める。

(

)

2

4

2

2

i

e

l

i

e

l

D

D

d

q

t

b

N

a

D

D

F

=

×

×

+

×

×

×

= π

  (16)

経済的な保温厚さ(d)は,式

(16)

が最小値をとるときの保温厚さ(d)とする。そのときの放散熱量(q

l

は,式

(17)

及び式

(18)

によって求める。


14

A 9501

:2014

また,平均熱伝導率(λ

m

)は

表 2∼表 に示した主な保温保冷材の熱伝導率算出参考式を参照するとよ

い。

(

)

a

si

Tl

l

R

q

θ

θ −

×

=

1

   (17)

e

se

m

i

e

le

l

Tl

D

h

D

D

R

R

R

×

×

+

×

×





=

+

=

π

λ

π

1

2

ln

   (18)

ここに,

F

f

平面の場合の保温による年間総費用(円/m

2

F

l

管の場合の保温による年間総費用(円/m)

a: 単位体積当たりの工事費(円/m

3

b: 熱量価格[円/(kW・h)]

t: 年間使用時間(h)

n: 年利率

y: 使用年数(年)

N: 償却率

( )

( )

1

1

1

+

+

×

=

y

y

n

n

n

N

q

平面の場合の放散熱量(

W/m

2

q

l

管の場合の放散熱量(

W/m

R

T

平面の場合の全体の熱抵抗(

m

2

K/W

R

平面の場合の保温材の熱抵抗(

m

2

K/W

R

se

平面の場合の表面熱抵抗(

m

2

K/W

R

Tl

管の場合の全体の熱抵抗(

m

K/W

R

l

管の場合の保温材の熱抵抗(

m

K/W

R

le

管の場合の表面熱抵抗(

m

K/W

d

保温厚さ(

m

λ

m

保温材の平均熱伝導率[

W/(m

K)

h

se

表面熱伝達率[

W/(m

2

K)

θ

si

保温材の内側温度(℃)

θ

a

周囲温度(℃)

D

i

保温材の内径(

m

D

e

保温材の外径(

m

保温工事施工法 

6.1 

使用する保温材 

6.1.1 

一般事項 

一般事項は,次による。

a)

使用する保温材の選定に当たっては,箇条 を参照し,安全性及び施工性を考慮し,適切なものを選

ぶ。

b)

使用温度の範囲は,

保温材にそれぞれの使用温度が示されているが,

これは一定の条件下の値であり,

保温材によって長期安定性は異なるので注意して選定する。

6.1.2 

材料の選定 

材料の選定は,次による。

a)

使用する保温材は,箇条 から,適切な材料及び種類を選定する。

b)

それぞれの保温材の使用できる最高温度については,

附属書 を参照するとよい。

c)

アルミニウム板を使用する場合は,アルカリ腐食の防止に留意する。


15

A 9501

:2014

d)

被保温面の温度が

150

℃未満の場合は,保温材下腐食が生じやすい環境であるため,材料の選定には

特に注意を要する。

6.1.3 

施工厚さ 

保温材の施工厚さは,5.1 a)5.1 b)5.1 e)5.1 f)5.1 g)

及び 5.1 h)

による。

6.2 

使用する主な副資材 

6.2.1 

外装材 

工事に使用する外装材の選定に当たっては,次の事項を考慮して決定する。

a)

耐候性・耐久性・耐熱性・耐腐食性・耐摩耗性

b)

耐酸性・耐アルカリ性・耐溶剤性

c)

保温材の形状,施工場所との適合性

d)

安全性(特異な臭気及び粉じんが発生しないなど。

e)

施工性

6.2.1.1 

金属製外装材 

金属製外装材

3)

は,

表 によるか又はこれらと同等以上の耐候性

4)

をもつものとする。

3)

耐候性材料として使用される金属板には,普通は平板,丸波板及び角波板がある。

4)

同等以上の耐候性をもつ材料として,塗装されたステンレス鋼板,塩化ビニル鋼板,ふっ素樹

脂鋼板及びシリコーンポリエステル鋼板などがある。

6.2.1.2 

その他の外装材 

室内外などの外装材には,6.2.1.1 のほかに,

表 のその他の外装材を使用してもよい。

6.2.2 

その他の材料 

6.2.2.1 

緊縛材 

緊縛材は,小口径の配管の場合は線材,大口径の配管,容器などの場合には鋼帯を使用し,それぞれ材

質は,温度・耐食・強度などを考慮して

表 によるか又はこれらと同等以上の品質をもつものとする。

6.2.2.2 

その他の材料 

保温工事に使用するその他の材料としての,止め付け材・目地材・充塡材・防水材などは,

表 の雑材

の項によるか,又は次による。

a)

目地部及び空隙に充塡する材料として,人造鉱物繊維などの保温材を使用してもよい。

b)

マスチック及びコーキング材は高温の配管,機器などでは,燃焼の危惧があるため,選定には注意が

必要である。

6.3 

保温工事の施工要領 

6.3.1 

一般事項 

一般事項は,次による。

a)

被保温面は,ごみ・水・氷などの異物の付着がないことを確認する。

b)

保温材の保管,運搬及び施工中において,雨水などの水ぬれがないよう注意する。

c)

保温材ずれ止め及び配管サポートは,保温施工前に取り付いていることを確認する。

6.3.2 

施工 

6.3.2.1 

配管及び継手類 

配管及び継手類の保温施工は,次による。

a)

配管に,保温筒を密着させ,緊縛材で緊縛する。緊縛は,保温筒

1

本につき

2

か所以上とする(

図 1

参照)


16

A 9501

:2014

b)

保温筒は,通常厚さが

75 mm

以下の場合は単層,

75 mm

を超える場合は,複層で取り付ける(

図 

図 参照)。

c)

複層の場合は,保温筒の

1

層目と

2

層目及びその上の層の円周方向並びに長さ方向の継ぎ目は,同一

箇所に重ならないよう施工する(

図 参照)。

d)

垂直配管には,保温筒がずり落ちないように,適所に保温材ずれ止めを取り付ける。その下に伸縮部

を設け,人造鉱物繊維保温材を圧縮して詰め込む(

図 及び図 参照)。

e)

6.2.1.1

に規定する金属製外装材の継ぎ目は,長さ方向は,はぜ掛け,タッピンねじ止め又はボタンパ

ンチはぜとする。また,円周方向の重ね部は,ひも出し加工し重ね合わせとする(

図 参照)。

f)

垂直配管の外装の場合は,雨水が浸入しないように円周方向の重ね部は全て下向きとし長さ方向に原

則として

25 mm

50 mm

重ね合わせ,ひも出し加工する。また,ひも出し加工の後つり子で引っ掛け

て施工するのがよい(

図 及び図 参照)。

g)

エルボ部の保温材取付けは,保温筒をひじ継ぎ加工するか,保温板又は保温筒をえび状に切断する,

又は成形品を取り付ける。人造鉱物繊維保温材を使用する場合は,隙間なく密着させ,緊縛材で緊縛

する(

図 8,図 及び図 10 参照)。

h)

エルボ部の外装は,6.2.1.1 に規定する金属製外装材をひじ継ぎ加工,又は円周方向にひも出し加工し

たえび継ぎとし,長さ方向ははぜ掛けとする,又は成形品を取り付ける(

図 8,図 及び図 11 参照)。

6.3.2.2 

バルブ 

バルブの保温施工は,次の a)b)

及び c)

から選択する。

a)

取外し可能な形に加工した保温カバーを製作し,取り付ける。保温材は,保温カバーの内面に取り付

けるか,バルブに直接取り付け,6.2.2 に規定するきっ甲金網などで緊縛する(

図 12 及び図 13 参照)。

b)

バルブの上に,直接,人造鉱物繊維保温材を取り付け,線材,きっ甲金網などで緊縛する。仕上げ材

として水練り保温材などをこて塗りし,仕上げる(

図 14 参照)。

c)

保温筒をバルブに合わせて切断,取り付け,空隙に人造鉱物繊維保温材を充塡し,鉄線,きっ甲金網

などで緊縛する。仕上げ材として水練り保温材などをこて塗りし,仕上げる(

図 15 参照)。

6.3.2.3 

フランジ 

フランジの保温施工は,取外し可能な形に加工した保温カバーを製作し,取り付ける。保温材は,保温

カバーの内面に取り付ける(

図 16 参照)か,又はフランジに直接取り付け,きっ甲金網などで緊縛する

図 17 参照)。

6.3.2.4 

機器・塔槽類 

機器・塔槽類の保温施工は,次による。

a)

被保温面に保温板を密着させ,6.2.2.1 で規定する緊縛材で緊縛する。頂部及び鏡部は,保温板を曲面

に合わせて切断し取り付け,フロートリングを設け放射状に 6.2.2.1 で規定する緊縛材で緊縛する。保

温板を取り付け後,きっ甲金網で補強し,水練り保温材などをこて塗りしてもよい。最後に 6.2.1 で規

定する外装材で仕上げる(

図 18,図 19 及び図 20 参照)。

b)

被保温面に溶接したボルト,又はナット(ナットの場合は,ボルトなどをナットに取り付ける)を利

用して,保温板及び外装材を取り付ける(

図 19 参照)。

c)

フランジ及びマンホールの部分は,取外し可能な形に加工した保温カバーを製作し,取り付ける(

21

及び

図 22 参照)。

6.3.2.5 

煙風道 

煙風道の保温施工する場合は,次による。


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a)

煙風道本体に保温材及び外装材を取り付けるための保温止めピン及び支持金具を溶接する。

b)

被保温面に保温材を取り付け,6.2.2.1 で規定する線材などで緊縛する。

なお,煙風道本体と保温材との間に,空気層を設けてもよい。

c)

屋外に設置する煙風道の天井部外装材には,傾斜を付ける(

図 23 参照)。

保冷工事施工法 

7.1 

使用する保冷材 

7.1.1 

一般事項 

一般事項は,次による。

a)

使用する保冷材の選定に当たっては,箇条 を参照し,安全性,施工性を考慮し,適切なものを選び,

保冷材の透湿率が大きい場合には,防湿材などを使用する。

b)

使用温度において,熱収縮によるクラック,継ぎ目部などに隙間を生じにくい材料を選択する。

c)

荷重のかかる箇所へは,材料が荷重に耐えられるものを使用する。

d)

100

℃以下の極低温の施工法については,使用する材料及び被施工物の低温特性などを考慮して,

個々に検討する。

e)

つ(吊)り金具,計測管などのように,保冷層を貫通する部分の施工は,

附属書 を参照するとよい。

7.1.2 

材料の選定 

使用する保冷材は,箇条 から,適切な材料及び種類を選定する。

7.1.3 

施工厚さ 

保冷材の施工厚さは,5.1 c)

及び 5.1 d)

による。

7.2 

使用する主な副資材 

7.2.1 

外装材 

工事に使用する外装材の選定に当たっては,6.2.1 を考慮し 6.2.1.1 から選択する。

7.2.2 

その他の材料 

7.2.2.1 

緊縛材 

保冷材及び外装材を,所定の箇所へ固定又は支持する緊縛材は,温度・耐食・強度などを考慮して,

1

によるか又はこれらと同等以上の品質をもつものとする。

7.2.2.2 

補強材 

保冷材及び外装材の止め付けなどに使用する補強材は,

表 の雑材の項から適宜選択する。

7.2.2.3 

接着剤 

保冷材同士の接着に使用される接着剤は,

表 によるか又はこれらと同等以上の品質をもつものとする。

これらの接着剤は,保冷材の保冷面への固定又は一時的な仮押さえに使用してもよい。

7.2.2.4 

ジョイントシーラ 

保冷材間の継ぎ目,突出物との継ぎ目などに防湿の目的で使用するジョイントシーラは,

表 による。

7.2.2.5 

防湿材 

保冷材の外表面に使用する防湿材は,

表 による。

7.2.2.6 

防水材 

外装材を貫通した金具などの周り,外装材の重ね合わせ部,保冷端部などに使用する防水材は,

表 

雑材の項に示したコーキング材とする。


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7.3 

保冷工事の施工要領 

7.3.1 

一般事項 

一般事項は,次による。

a)

被保冷面は,ごみ・水・氷などの付着のないことを確認する。

b)

保冷材の保管,運搬及び施工中において,雨水などの水ぬれのないよう注意する。

c)

保冷材止め用金具類,サポートなどは,保冷施工前に取り付けておく。

d)

硬質ウレタンフォームの注入発泡は,現場での品質管理に高度の技術が必要なため,使用箇所を限定

する。硬質ウレタンフォームの注入発泡については,

附属書 を参照するとよい。

e)

硬質ウレタンフォームの注入発泡材料は,同じ保冷施工に使用する板状又は筒状保冷材と同程度の性

能をもつものが望ましい。

7.3.2 

施工 

7.3.2.1 

配管及び継手類 

配管及び継手類の保冷施工は,次による。

a)

筒状の保冷材を用いて配管及び継手類の保冷を施工する場合は,

図 24∼図 27 を参照するとよい。

なお,継ぎ目部の空隙に硬質ウレタンフォームを注入発泡する場合,継ぎ目部には,あらかじめ隙

間を設けておく(

図 28 参照)。

b)

配管に筒状の保冷材を取り付け,7.2.2.1 に規定する鋼帯,鋼線又は粘着テープ類で緊縛する。ただし,

保冷材に支障を来さない 7.2.2.3 に規定する接着剤を使用して,配管に密着させてもよい。

c)

保冷材の施工厚さが

75 mm

を超える場合には,通常

2

層以上の複層に分けて施工する。

d)

保冷材各層の縦横の継ぎ目は,同一箇所に重ならないように施工する。

e)

単層で施工する場合,配管温度が約

0

℃以下の保冷材の全ての継ぎ目部には,7.2.2.4 に規定するジョ

イントシーラ又は 7.2.2.3 に規定する接着剤をよく塗布し,空隙のできないようにする。約

0

℃を超え

る場合は,保冷材の継ぎ目部には,ジョイントシーラ又は接着剤は塗布しなくてもよい。

f)

  2

層以上の複層で施工する場合は,

1

層目の保冷材の取付けには収縮を吸収する方法又は収縮によって

生じる隙間の影響を抑えるための方法を講じる。

g)

管の収縮量より収縮量の小さい保冷材を使用する場合は,適切な間隔にクッション性のある保冷材を

挿入する。

h)

最外層の保冷材の全ての継ぎ目部には,7.2.2.4 に規定するジョイントシーラ又は 7.2.2.3 に規定する接

着剤をよく塗布し,空隙のできないようにする。継ぎ目部には,硬質ウレタンフォームを注入発泡し

てもよい。

i)

保冷材の外表面には,あらかじめ防湿材を一体化させておくか,外表面に防湿層のない保冷材の表面

には,7.2.2.5 に規定する防湿材を施工し,外装を施す。

7.3.2.2 

バルブ及びフランジ 

バルブ及びフランジの保冷施工は,温度条件に応じて施工方法を決定し,次から選択するとよい。

a)

バルブ又はフランジ全体を覆うように,繊維系保冷材を取り付け,7.2.2.1 に規定する線材,テープ類

などで緊縛する。保冷材は,外表面にあらかじめ防湿材が付いているものを使う。外表面に防湿材が

ない保冷材は,後から 7.2.2.5 に規定する防湿材を施工する。

b)

板状又は筒状の保冷材を接着剤を用いてバルブ又はフランジ全体を囲うように,箱形又は筒形に取付

け,内部にできた空隙には,繊維系保冷材を充塡するか(

図 29 及び図 30 参照),又は硬質ウレタンフ

ォームを注入発泡する(

図 31 及び図 32 参照)。板状又は筒状の保冷材の外表面には,防湿材を施工す


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る。

なお,硬質ウレタンフォームを注入発泡する場合は,あらかじめバルブ又はフランジの表面に,繊

維系保冷材及び 7.2.2.5 に規定する防湿材を取り付ける。

c)

バルブ又はフランジの表面に,繊維系保冷材及び 7.2.2.5 に規定する防湿材を取り付け,7.2.2.1 に規定

する線材,テープなどにて緊縛する。7.2.1 に規定する外装材を箱形又は筒形に加工し,バルブ又はフ

ランジ全体を囲うように取り付け,内部にできた空隙には,硬質ウレタンフォームを注入発泡する(

33

及び

図 34 参照)。

7.3.2.3 

機器・塔槽類 

機器・塔槽類の保冷施工は,次による(

図 35 及び図 36 参照)。

a)

単層で施工する場合,機器・塔槽類の温度が約

0

℃以下の保冷材の継ぎ目は,使用する保冷材に適し

たジョイントシーラ又は接着剤で隙間のできないように密着させ,鋼帯又は鋼線で緊縛する。約

0

を超える場合は,保冷材の継ぎ目部には,ジョイントシーラ又は接着剤は塗布しなくてもよい。ただ

し,保冷材に支障を来さない接着剤を使用して,機器に密着させてもよい。

b)

保冷材の厚さが

75 mm

を超える場合には,通常

2

層以上に分けて施工する。このとき,隣り合う層の

保冷材の縦横の継ぎ目は,同一箇所に重ならないように施工する。

c)

  2

層以上の複層で施工する場合は,7.3.2.1 i)

に準じる。

d)

最外層の保冷材の全ての継ぎ目部には,ジョイントシーラ又は接着剤をよく塗布し,空隙のできない

ようにするか,又は硬質ウレタンフォームを注入発泡してもよい。

e)

保冷材外表面には,7.2.2.5 に規定する防湿材の中から,使用する保冷材に適した防湿材で被覆し,必

要に応じ次の外装を施す。

1)

屋外に設置する場合の外装は,7.2.1 に規定する外装材を用い,はぜ掛けにするか,

50 mm

以上の重

ね合わせにし,ブラインドリベット止め又はバンド掛けで緊縛する。

なお,ブラインドリベット止めの場合は,下層の防湿材をきずつけないよう対策をとる。

2)

屋内に設置する場合の外装は,屋外設置の場合と同様に 7.2.1 に規定する外装材を用いる。ただし,

場合によっては,防湿材だけで仕上げてもよい。

建築設備の保温・保冷・防露工事施工法 

8.1 

使用する保温・保冷・防露材 

8.1.1 

一般事項 

一般事項は,次による。

a)

6.1.1

及び 7.1.1 を参照し,安全性及び施工性を考慮して適切なものを選ぶ。

b)

保温及び保冷を兼用する対象物(冷温水管など)は,両方の性能を満足する材料を選択する。

8.1.2 

材料の選定 

使用する保温・保冷・防露材は,箇条 から,適切な材料及び種類を選択する。特に屋内設備においては,

シックハウス症候群対策におけるホルムアルデヒドの放散量の規制を考慮して,材料を選択する。

8.1.3 

施工厚さ 

保温・保冷・防露材の施工厚さは,5.1 i)

による。

8.2 

使用する主な副資材 

8.2.1 

外装材 

8.2.1.1 

金属製外装材 


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金属製外装材は,6.2.1.1 から選定する。

8.2.1.2 

その他の外装材 

その他の外装材は,

表 による。

8.2.2 

その他の材料 

8.2.2.1 

緊縛材 

緊縛材は,保温・保冷・防露材及び外装材を,所定のところへ固定又は支持するもので,温度・耐食・強

度などを考慮して決定するものとし,

表 による。

8.2.2.2 

接着剤 

保温材及び保冷材の接着に使用する接着剤は,

表 による。ただし,びょう(鋲)に使用する接着剤の

主成分は,合成ゴム系,エポキシ樹脂系とする。

8.2.2.3 

シーリング材 

貫通部,端部及び外装板の合わせ目などに使用するシーリング材は,

表 の雑材の項に示した JIS A 5758

及びゴム系シーリング材とする。

8.2.2.4 

防湿材 

保冷材外表面に使用する防湿材は,

表 による。

8.2.2.5 

整形材 

屋内露出部の美観を良くするために使用する整形材は,

表 の雑材の項に示した原紙及びその他の外装

材の項に示した樹脂製整形エルボとする。

8.3 

保温工事,保冷工事及び防露工事の施工要領 

8.3.1 

一般事項 

一般事項は,次による。

a)

建物の防火区画,防火壁その他法令で指定する間仕切り,壁・床などを貫通する保温・保冷工事を必要

とする管・ダクトなどの所要部分は,建築基準法及び消防法に指定されている材料による被覆工事を行

う。

b)

保温工事を実施しようとする機器及び配管・ダクト部分は,保温工事に支障がない状態で引渡しを受

けるものとする。

8.3.2 

施工 

8.3.2.1 

給湯管,温水管及び蒸気管 

給湯管,温水管及び蒸気管の保温施工及び外装仕上げは,次による。

a) 

保温施工  配管,継手類,バルブ,フランジなどの保温は,次による。

1)

配管に保温筒を密着させ,

8.2.2.1

に規定する緊縛材で,

保温筒の合わせ目に隙間が生じないように,

保温筒

1

本につき

1

か所以上緊縛する。

2)

保温筒は,通常厚さが

75 mm

以下の場合は単層,

75 mm

を超える場合は複層とし,

1

層目と

2

層目

及びその上の層の円周方向並びに長手方向に継ぎ目が同一箇所にならないように施工する。

なお,施工は,

図 及び図 を参照するとよい。

3)

継手類は,成形エルボなどの成形保温材を使用するか,保温板,保温帯,フェルトなどを亜鉛めっ

き鉄線で,

50 mm

ピッチ以下にらせん巻きに締め付けるか,又は保温筒を切断して取り付ける。

4)

バルブ及びフランジの保温施工は,成形品の保温材を使用するか,又は筒状,板状又は帯状保温材

を用いて 8.2.2.1 に規定する亜鉛めっき鉄線で締め付ける。

なお,バルブ及びフランジの屋外露出部以外の保温を実施するかは受渡当事者間の協議とする。


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b) 

各部位の外装仕上げ  各部位の外装仕上げは,次による。

1)

保温材上に取り付ける 8.2.1.2 に規定するアルミガラスクロス原紙などの外装材をシート状で使用す

る場合の重ね幅は

30 mm

以上とするか,又は 8.2.1.2 に規定するその他の外装材をテープ状とし,

らせん巻きで仕上げる場合の重ね幅は

15 mm

以上とする。

なお,立管にアルミガラスクロス,着色アルミガラスクロスなどのテープを巻き付ける場合は,

下から上に巻き上げる。

2)

屋内露出部の外装仕上げは,次から選択する。

2.1)

保温材上に 8.2.1.2 に規定するアルミガラスクロス原紙などを取り付け,8.2.2 に規定する化粧ピン

又はステープルで仮止めし,継ぎ目をアルミガラスクロス粘着テープなどで貼り合わせて仕上げ

る(

図 37 参照)。

2.2)

保温材上に 8.2.2.5 に規定する原紙を取り付け,8.2.1.2 に規定するアルミガラスクロスのテープで

仕上げるか,又は保温材上に 8.2.1.2 に規定する樹脂製化粧カバーを取り付け,ボタンパンチはぜ

又は 8.2.2 に規定する化粧ピンで留めて仕上げる(

図 38 参照)。

2.3)

機械室,書庫,倉庫の場合は 2.1)

若しくは 2.2)

に示す仕上げ又は外被材付き保温筒を用い,8.2.1.2

に規定する外被材と同質の粘着テープで貼り合わせ,JIS G 3554 に規定するきっ甲金網(以下,

きっ甲金網という。

)で緊縛して仕上げる(

図 39 参照)。

なお,保温材に

表 に示したその他の外装材を取り付け,きっ甲金網で仕上げてもよい(図 40

参照)

2.4)

継手類は保温筒又はその切断品を使用した場合は,その上に 8.2.1.2 に規定するアルミガラスクロ

スなどのテープでらせん巻きに仕上げる。

なお,保温板,保温帯又はフェルトを取り付けた場合には,8.2.1.2 に規定する樹脂製整形エル

ボを取り付けて仕上げる。

2.5)

バルブ及びフランジを保温施工する場合,呼び径

65 A

以上のバルブ及びフランジは着脱可能な

8.2.1.1

に規定する金属製外装材による外装を施すか,又は配管と同じ施工とする。

3)

屋内隠蔽部の外装仕上げは,次から選択する。

3.1)

保温材上に 8.2.1.2 に規定するアルミホイルペーパなどの外装材を取り付け,継ぎ目を同質の粘着

テープで貼り合わせ,8.2.2.1 に規定するきっ甲金網で緊縛して仕上げる(

図 41 参照)。

3.2)

保温材上に 8.2.1.2 に規定するアルミガラスクロスなどのテープでらせん巻きに仕上げる(

図 42

参照)

3.3)

外被材付き保温筒を使用する際,長手方向の継ぎ目に外被材の張り出しがある場合には,その部

分を両面粘着テープで貼り合わせ,その他の全ての継ぎ目は,外被材と同質の粘着テープで貼り

合わせる。外被材の張り出しがない場合には,全ての継ぎ目は,外被材と同質の粘着テープで貼

り合わせる。さらに円周方向に

1

か所以上,外被材と同質の粘着テープを巻いて仕上げる(

図 43

参照)

4)

床下及び暗きょ部は保温材に 8.2.2.4 に規定する防湿材を取り付けた上に,テープ状に加工した

8.2.1.2

に規定する着色アルミガラスクロスを巻き,

2 m

間隔に着色アルミガラスクロス粘着テープ

で緊縛し仕上げる(

図 44 参照)。

5)

屋外露出部,浴室,ちゅう房などの水ぬれの懸念のある箇所は,保温材上に防湿材を取り付け,さ

らに 6.2.1.1 に規定する金属製外装材を取り付ける(

図 45 参照)。

なお,金属製外装材の継ぎ目は,長さ方向は,

“はぜ掛け”又はボタンパンチはぜとする。また,


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円周方向の重ね分は,ひも出し加工し重ね合わせとする。ひも出し部の合わせ目は必要に応じて

8.2.2.3

に既定するシーリング材を塗布する。

8.3.2.2 

冷水管及び冷温水管 

冷水管・冷温水管の保冷施工・保温施工及び外装仕上げは,次による。

a)

配管,継手類,バルブ及びフランジの保冷施工又は保温施工は,8.3.2.1 a)

に準ずる。ただし,保冷工

事では保冷材を取り付けた後,保冷材外面に 8.2.2.4 に規定する防湿材を取り付ける。

b)

各部位の外装仕上げは,8.3.2.1 b)

に準ずる。

8.3.2.3 

給水管及び排水管 

給水管・排水管の防露施工及び外装仕上げは,次による。

a)

配管,継手類,バルブ及びフランジの防露施工は,8.3.2.1 a)

に準ずる。

b)

各部位の外装仕上げは,8.3.2.1 b)

に準ずる。

8.3.2.4 

機器類 

機器類の保温施工・保冷施工・防露施工及びこれらの外装仕上げは,次による。

a)

保温板を用いて機器類の保温施工,保冷施工及び防露施工する場合は,次による。

1)

8.2.2.2

に規定する接着剤,又は 8.2.2 に規定するびょう(鋲)によって保温板を取り付ける。円形の

大形機器には,下部がだれないように 8.2.2.1 に規定する亜鉛めっき鉄線で緊縛する。

2)

保温板上に 8.2.2.1 に規定するきっ甲金網を取り付け,緩みのないように締め付ける。

なお,冷熱源機器を保冷する場合は保冷材を取り付けた上に 8.2.2.4 に規定する防湿材を重ね幅

30

mm

以上に取り付け,8.2.2.1 に規定する亜鉛めっき鉄線で緊縛する。

b)

機器類の外装仕上げは,次による。

1)

熱源機器はきっ甲金網上に,冷熱源機器の場合は防湿材上に,8.2.1.1 に規定する金属板を取り付け

る。継ぎ目ははぜ掛け又は重ね合わせの上,8.2.2 に規定するタッピンねじ止めとする(

図 46 及び

図 47 参照)。球形の鏡板部は放射状(菊形)に仕上げる(図 48 参照)。

2)

角型機器の場合は,必要に応じ 8.2.2 に規定する鋼枠を組み,その上に金属板を取り付ける。コーナ

部は,はぜ掛け又はボタンパンチはぜとする。

8.3.2.5 

空調ダクトの保温施工及び防露施工 

空調ダクトの保温施工・防露施工及び外装仕上げは,次による。

a)

長方形ダクト施工の一般事項  保温板,人造鉱物繊維保温材の波形保温板及びフェルトを用いて施工

する場合は,次による。

1)

ダクトに 8.2.2 に規定するびょう(鋲)を 8.2.2.2 に規定する接着剤,又はスポット溶接で

300 mm

×

300 mm

の面積ごとに

1

本以上取り付ける。

2)

びょう(鋲)によって保温材を取り付け,保温材から出たピンに座金を付けて,先端を折り曲げる。

なお,ダクトに保温材を密着させた後,座金付溶接びょう(鋲)を差し込み,スポット溶接して

もよい。

3)

保温材は,保温板相互を密着させて取り付ける。フランジ部の施工は,人造鉱物繊維保温材のロー

ル状保温材又はフェルトの場合は,そのまま取り付ける。保温板又は波形保温板による施工で,保

温厚さがフランジ面より低い場合は,

2

層に重ねる。

4)

外被材付き保温材を使用する場合は,相互を密着させて取り付け,継ぎ目部は外被材と同質材の粘

着テープで貼り合わせる。

b)

長方形ダクトの保温材施工と外装仕上げは,次による。


23

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1)

屋内露出部は,次から選択する。

1.1)

アルミガラスクロスなどの外被材付きの保温材を取り付けた場合は,継ぎ目部を同質材の粘着テ

ープで貼り合わせて,仕上げる(

図 49 参照)。

1.2)

保温材又は外被材付き保温材を取り付けた場合は,保温材上,又は必要に応じ鋼枠の下地を組み

金属製外装材を取り付ける(

図 50 参照)。

なお,金属製外装材のコーナ部ははぜ掛け又はボタンパンチはぜとし,継ぎ目は差し込みはぜ

又は立はぜで取り付け,要所を 8.2.2 に規定するタッピンねじ止めとする。

1.3)

機械室,書庫及び倉庫の場合は,外被材付き保温材を取り付け,継ぎ目部を同質材の粘着テープ

で貼り合わせ,8.2.2.1 に規定するきっ甲金網で緊縛して仕上げる(

図 51 参照)。

2)

屋内隠蔽部は,外被材付きの保温材を取り付け,継ぎ目部は同質材の粘着テープで貼り合わせて,

8.2.2.1

に規定するきっ甲金網で緊縛して仕上げる(

図 51 参照)。

3)

屋外露出部,浴室及びちゅう房などの水ぬれの懸念のある箇所は,保温材上に 8.2.2.4 に規定する防

湿材を重ね幅

30 mm

以上に取り付け,その上に 8.2.1.1 に規定する金属製外装材を取り付ける(

52

参照)

なお,金属製外装材の継ぎ目ははぜ掛けとし,要所を 8.2.2 に規定するタッピンねじ止めとする。

c)

円形ダクトへの保温材取付けは,次による。

1)

保温板,波形保温板,フェルト及び保温帯を用いる場合は,保温材相互を密着して取り付け,8.2.2.1

に規定する亜鉛めっき鉄線で

150 mm

以下のピッチでらせん巻きに緊縛する。

2)

外被材保温材を使用する場合は,相互を密着させて取り付け,継ぎ目部は外被材と同質材の粘着テ

ープで貼り合わせる。

d)

円形ダクト各部位の保温材施工及び外装仕上げは次による。

1)

保温材上に,シート状の 8.2.1.2 に規定するアルミガラスクロス原紙などを取り付ける場合は,重ね

幅は

30 mm

以上とし,アルミガラスクロスなどのテープでらせん巻きに仕上げる場合の重ね幅は

15 mm

以上とする。

なお,金属製外装材は,はぜ掛け又はボタンパンチはぜとし,縦方向の継ぎ目は

25 mm

50 mm

を重ね合わせにし,仕上げる。

2)

屋内露出部は,次から選択する。

2.1)

外被材付き保温材を取り付け,

継ぎ目部は同質の粘着テープで貼り合わせて仕上げる

図 53 参照)。

ただし,曲り部は保温材の上に,8.2.1.2 に規定する樹脂製整形エルボを取り付ける。その上にア

ルミガラスクロスなどのテープをらせん巻きし,仕上げる。

2.2)

外被材付き保温材を取り付け,継ぎ目部は同質の粘着テープで貼り合わせ,8.2.1.1 に規定する金

属製外装材で仕上げる(

図 54 参照)。

3)

屋内隠蔽部は,次から選択する。

3.1)

外被材付き保温材を使用する場合は,継ぎ目部を同質の粘着テープで貼り合わせ,その上に 8.2.2.1

に規定するきっ甲金網で緊縛して仕上げる(

図 55 参照)。

3.2)

保温材上にアルミガラスクロスなどのテープをらせん巻きし,仕上げる(

図 56 参照)。

4)

屋外露出部,浴室,ちゅう房などの水ぬれの懸念のある箇所は,外被材付き保温材上に防湿材を取

り付け,その上に 8.2.1.1 に規定する金属製外装材を取り付けて仕上げる(

図 57 参照)。


24

A 9501

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検査 

9.1 

検査の区分 

検査の区分は,施工者による自主確認事項,及び完成後又は引渡し時に確認する性能確認検査とする。

9.2 

自主確認事項 

記録の要否・書式・項目等は,受渡当事者間の協議によって取り決めるとよい。

a) 

施工前  施工前の確認は,次による。

1)

使用する主な保温材がこの規格に適合していること,又は仕様書に記載されているとおりであるこ

とを確認する。

2)

その他使用する材料が仕様書どおりであることを確認する。

3)

使用材料に汚れ及び損傷がないことを確認する。

4)

保温材,保冷材,防露材などに水ぬれがないことを確認する。

5)

保冷材止め・アンカーなどが寸法どおりに付いていることを確認する。

6)

被保温面は,ごみ・水・氷などの付着のないことを確認する。

b) 

施工時  施工時の確認は,次による。

1)

保温材,保冷材,防露材などに水ぬれがないことを確認する。

2)

使用する各材料の種類・厚さ・固定方法,目地の処理,防湿層の形成,外装の取付けなど,施工が

所定の施工仕様,又は施工要領に基づき行われていることを確認する。

3)

保冷工事では,保温材などの貫通部外装材の防湿処理が施工されていることを確認する。

c) 

工事完成時  工事完成時には,目視による外観確認を行い,仕上げ状態が良好であることを確認する。

9.3 

性能確認検査 

完成後又は引渡し時の確認事項は,次による。ただし,受渡当事者間の協議によって省略することがで

きる。また測定箇所,測定位置,測定条件など詳細は,受渡当事者間の取決めによる。

a) 

放散熱量基準の場合  放散熱量基準で設計された保温工事の場合,運転開始後,又は試運転時に放散

熱量を熱流計で測定する。

b) 

表面温度基準の場合  表面温度基準で設計された保温工事の場合,運転開始後,又は試運転時に表面

温度及び周囲温度を測定する。

c) 

経済的な保温厚さの場合  経済的な保温厚さで設計された場合は,放散熱量基準で設計された保温工

事の場合に準じる。

d) 

保冷・防露工事の場合  保冷・防露工事の場合は,運転開始後外表面に結露又は結霜がないかを確認

する。

9.4 

合否判定 

完成後又は引渡し時の検査の合否判定は,次による。ただし,詳細な合否判定基準は,受渡当事者間の

協議によって取り決めてもよい。

a) 

放散熱量基準の場合  放散熱量基準で設計された保温工事の場合は,仕様書又は熱計算書に定められ

た値の+

20 %

以内を合格とする。ただし,受渡当事者間の取決めによる条件を満たしている場合に限

る。

b) 

表面温度基準の場合  表面温度基準で設計された保温工事の場合は,仕様書又は熱計算書に定められ

た,設計時の表面温度と周囲温度との温度差+

20 %

以内を合格とする。ただし,受渡当事者間の取決

めによる条件を満たしている場合に限る。

c) 

火傷防止の場合  火傷防止目的で表面温度基準を設計された保温工事の場合は,仕様書又は熱計算書


25

A 9501

:2014

に定められた表面温度以下とする。ただし,周囲条件が仕様書とかけ離れている場合は,受渡当事者

間の取決めによる。

d) 

保冷・防露工事の場合  保冷・防露工事の場合は,9.3 d)

が確認できれば合格とする。ただし,周囲

条件が仕様書とかけ離れている場合での結露又は結霜があるときは,受渡当事者間の取決めによる。

9.5 

測定機器 

使用する測定器は,受渡当事者間の協議によって取り決める。それぞれの機器は,次のものを参照する

とよい。

a) 

熱流量計  JIS A 1412-2 の 2.3(熱流計)に規定する熱流計に準じるもの。

b) 

温度計  JIS C 1602 に規定する熱電対を用いた測定器,又は JIS B 7411 に規定する一般用ガラス製棒

状温度計。

c) 

湿度計  JIS Z 8806 の 8.3(通風乾湿計)に規定する通風乾湿計,又は 10.1(電子式湿度計)に規定す

る電子式湿度計に準じるもの。

表 2−保温・保冷材の種類及び主な物性(参考) 

JIS A 9504 人造鉱物繊維保温材)

種類

密度

kg/m

3

熱間収縮

温度

a)

熱伝導率

W/ (m・K)

平均温度

70  ℃

b)

熱伝導率算出参考式

c)

W/ (m・K)

θ

:温度(℃)

ロック
ウール

ウール 40∼150 650 以上 0.044 以下

保温板  1 号 40∼100 600 以上 0.044 以下

0.033 7+0.000 151・

θ

  (−20≦

θ

≦100)

0.039 5+4.71×10

5

θ

+5.03×10

7

θ

2

  (100<

θ

≦600)

2 号 101∼160 600 以上 0.043 以下 0.033 7+0.000 128・

θ

  (−20≦

θ

≦100)

0.040 7+2.52×10

5

θ

+3.34×10

7

θ

2

  (100<

θ

≦600)

3 号 161∼300 600 以上 0.044 以下 0.036 0+0.000 116・

θ

  (−20≦

θ

≦100)

0.041 9+3.28×10

5

θ

+2.63×10

7

θ

2

  (100<

θ

≦600)

フェルト 20∼70 400 以上 0.049 以下

0.034 9+0.000 186・

θ

  (−20≦

θ

≦100)

0.033 7+1.63×10

4

θ

+3.84×10

7

θ

2

  (100<

θ

≦400)

ブラン

ケット

1 号 40∼100 600 以上 0.044 以下 保温板 1 号と同じ 
2 号 101∼160 600 以上 0.043 以下 保温板 2 号と同じ

保温帯  1 号 40∼100 600 以上 0.052 以下

0.034 9+0.000 244・

θ

  (−20≦

θ

≦100)

0.040 7+1.16×10

4

θ

+7.67×10

7

θ

2

  (100<

θ

≦600)

2 号 101∼160 600 以上 0.049 以下 0.036 0+0.000 174・

θ

  (−20≦

θ

≦100)

0.045 3+3.58×10

5

θ

+4.15×10

7

θ

2

  (100<

θ

≦600)

保温筒 40∼200 600 以上 0.044 以下

0.031 4+0.000 174・

θ

  (−20≦

θ

≦100)

0.038 4+7.13×10

5

θ

+3.51×10

7

θ

2

  (100<

θ

≦600)


26

A 9501

:2014

表 2−保温・保冷材の種類及び主な物性(参考) 

JIS A 9504 人造鉱物繊維保温材)(続き)

種類

密度

kg/m

3

熱間収縮

温度

a)

熱伝導率

W/ (m・K)

平均温度

70  ℃

b)

熱伝導率算出参考式

c)

W/ (m・K)

θ

:温度(℃)

グラス

ウール

ウール

− 400 以上 0.042 以下

0.031 4+1.50×10

4

θ

  (0≦

θ

≦100)

保温板 24K

24±2 250 以上 0.049 以下 0.035 7+1.42×10

4

θ

+8.34×10

7

θ

2

  (−20≦

θ

≦200)

32K 32±4 300 以上 0.046 以下 0.033 3+1.21×10

4

θ

+6.56×10

7

θ

2

  (−20≦

θ

≦200)

40K 40+4,−3 350 以上 0.044 以下 0.032 8+1.10×10

4

θ

+5.61×10

7

θ

2

  (−20≦

θ

≦200)

48K 48+4,−3 350 以上 0.043 以下 0.032 4+1.05×10

4

θ

+4.62×10

7

θ

2

  (−20≦

θ

≦200)

64K 64±6 400 以上 0.042 以下 0.032 0+9.48×10

5

θ

+3.30×10

7

θ

2

  (−20≦

θ

≦200)

80K 80±7 400 以上 0.042 以下 0.031 7+9.39×10

5

θ

+2.48×10

7

θ

2

  (−20≦

θ

≦200)

96K 96+9,−8 400 以上 0.042 以下 0.031 8+9.82×10

5

θ

+2.44×10

7

θ

2

  (−20≦

θ

≦200)

波形保温板 37∼105 350 以上 0.050 以下

0.033 1+1.00×10

4

θ

+7.30×10

7

θ

2

  (0≦

θ

≦100)

保温帯 a  22∼36 250 以上 0.052 以下

0.038 4+1.99×10

4

θ

  (0≦

θ

≦100)

b 37∼52 350 以上 0.052 以下 0.038 4+1.99×10

4

θ

  (0≦

θ

≦100)

c 58∼105 400 以上 0.052 以下 0.038 4+1.99×10

4

θ

  (0≦

θ

≦100)

保温筒 45∼90 350 以上 0.043 以下

0.032 4+1.05×10

4

θ

+4.62×10

7

θ

2

  (0≦

θ

≦100)

ブラン

ケット

a 24∼40 350 以上 0.048 以下 0.033 7+1.99×10

4

θ

  (0≦

θ

≦100)

b 41∼120 400 以上 0.043 以下 0.031 4+1.68×10

4

θ

  (0≦

θ

≦100)

a)

  実際に使用する際の諸条件を考慮した使用温度の上限は附属書 参照。

b)

  JIS A 9504 の規定に基づく。

c)

  熱伝導率算出参考式は,熱伝導率を測定した温度範囲を表示している。

表 3−保温・保冷材の種類及び主な物性(参考) 

JIS R 3311 セラミックファイバーブランケット)

種類

密度

kg/m

3

加熱線収縮

率 3 %以下

の温度

a)

(℃)

熱伝導率

W/ (m・K)

(平均温度

300  ℃)

熱伝導率算出参考式 W/(m・K)

θ

:温度(℃)

b)

セラミ

ックフ
ァイバ

ブラン

ケット

1 号 85∼115 1

100 0.090 以下 0.065 0−3.00×10

5

θ

+3.78×10

7

θ

2

  (100≦

θ

≦1 000)

2 号 115∼150 1

100  0.084 以下 0.069 0−6.33×10

5

θ

+3.78×10

7

θ

2

  (100≦

θ

≦1 000)

3 号 150∼195 1

100  0.081 以下 0.073 0−9.33×10

5

θ

+4.00×10

7

θ

2

  (100≦

θ

≦1 000)

a)

 1

100 ℃の温度に 8 時間加熱した後の収縮率。

b)

  熱伝導率算出参考式は,熱伝導率を測定した温度範囲を表示している。


27

A 9501

:2014

表 4−保温・保冷材の種類及び主な物性(参考) 

JIS A 9510 無機多孔質保温材)

種類

密度

kg/m

3

使用温度

a)

熱伝導率

W/(m・K)

(平均温度℃)

熱伝導率算出参考式

b)

W/(m・K)

θ

:温度(℃)

け い 酸 カ
ルシウム

保 温 板
(筒)

1 号−15

155 以下 1

000 以下 100  ℃ 0.054 以下 0.040 7+1.28×10

4

θ

  (0≦

θ

≦300)

0.055 5+2.05×10

5

θ

+1.93×10

7

θ

2

(300<

θ

≦800)

200

0.066

300

0.079

400

0.095

500

0.114

保 温 板

(筒)

1 号−22

220 以下 1

000 以下 100  ℃ 0.065 以下 0.053 5+1.16×10

4

θ

  (0≦

θ

≦300)

0.061 2+3.38×10

5

θ

+1.95×10

7

θ

2

(300<

θ

≦800)

200

0.077

300

0.088

400

0.106

500

0.127

保 温 板

(筒)

2 号−17

170 以下 650 以下 100

℃ 0.058 以下 0.046 5+1.16×10

4

θ

  (0≦

θ

≦200)

0.057 0−9.36×10

6

θ

+3.74×10

7

θ

2

(200<

θ

≦600)

200

0.070

300

0.088

400

0.113

500

0.146

保 温 板

(筒)

2 号−22

220 以下 650 以下 100

℃ 0.065 以下 0.053 5+1.16×10

4

θ

  (0≦

θ

≦300)

0.061 2+3.38×10

5

θ

+1.95×10

7

θ

2

(300<

θ

≦600)

200

0.077

300

0.088

400

0.106

500

0.127

は っ 水 性
パ ー ラ イ

保 温 板
(筒)

3 号−25

250 以下 900 以下 70

℃ 0.072 以下 0.063 2+1.26×10

4

θ

+2.67×10

8

θ

2

(0≦

θ

≦800)

保 温 板
(筒)

4 号−18

185 以下 650 以下 70

℃ 0.056 以下 0.048 3+1.27×10

4

θ

+3.70×10

8

θ

2

(0≦

θ

≦600)

a)

  実際に使用する際の諸条件を考慮した使用温度の上限は附属書 参照。

b)

  熱伝導率算出参考式は,熱伝導率を測定した温度範囲を表示している。


28

A 9501

:2014

表 5−保温・保冷材の種類及び主な物性(参考) 

JIS A 9511 発泡プラスチック保温材)

種類

密度

kg/m

3

使用温度

a)

熱伝導率

W/(m・K)

(平均温度

23  ℃)

熱伝導率算出参考式

b)

W/(m・K)

θ

:温度(℃)

A 種 
ビーズ法ポ

リスチレン
フォーム

保温板  特号 27 以上 80 以下

0.034 0.031

6+0.000 12・

θ

  (−50≦

θ

≦80)

1 号 30 以上 80 以下

0.036 0.033

6+0.000 12・

θ

  (−50≦

θ

≦80)

2 号 25 以上 80 以下

0.037 0.034

6+0.000 12・

θ

  (−50≦

θ

≦80)

3 号 20 以上 80 以下

0.040 0.036

8+0.000 16・

θ

  (−50≦

θ

≦80)

保温筒  1 号 35 以上 70 以下

0.036 0.033

4+0.000 13・

θ

  (−50≦

θ

≦70)

2 号 30 以上 70 以下

0.036 0.033

6+0.000 12・

θ

  (−50≦

θ

≦70)

3 号 25 以上 70 以下

0.037 0.034

6+0.000 12・

θ

  (−50≦

θ

≦70)

継ぎ手カバー 25 以上 70 以下

0.037 0.034

6+0.000 12・

θ

  (−50≦

θ

≦70)

A 種 
押出法ポリ

スチレンフ

ォーム

保温板  1 種 a,b 20 以上 80 以下

0.040 0.036

0+0.000 15・

θ

  (−50≦

θ

≦80)

2 種 a,b 25 以上 80 以下

0.034 0.031

0+0.000 12・

θ

  (−50≦

θ

≦80)

3 種 a,b 25 以上 80 以下

0.028 0.026

0+0.000 07・

θ

  (−50≦

θ

≦80)

保温筒  1 種 20 以上 70 以下

0.040 0.036

0+0.000 15・

θ

  (−50≦

θ

≦70)

2 種 25 以上 70 以下

0.034 0.031

0+0.000 12・

θ

  (−50≦

θ

≦70)

3 種 25 以上 70 以下

0.028 0.026

0+0.000 07・

θ

  (−50≦

θ

≦70)

A 種 
硬質ウレタ

ンフォーム

保温板  1 種 35 以上 100 以下

0.029 0.027

4+0.000 07・

θ

  (−200≦

θ

≦100)

2 種 1 号 35 以上 100 以下

0.023 0.024

0+2×10

5

θ

+1.3×10

6

θ

2

+2×10

8

θ

3

(−60<

θ

≦30)

0.021 9+0.000 14・

θ

  (30<

θ

≦100)

2 種 2 号 25 以上 100 以下

0.024

2 種 3 号 35 以上 100 以下

0.027 0.026

4+0.000 07・

θ

  (−200≦

θ

≦100)

2 種 4 号 25 以上 100 以下

0.028

保温筒  1 種 35 以上 100 以下

0.029 0.027

4+0.000 07・

θ

  (−200≦

θ

≦100)

2 種 35 以上 100  0.026

0.024

5+0.000 07・

θ

  (−200≦

θ

≦100)

B 種 
硬質ウレタ
ンフォーム

保温板  1 種 1 号 35 以上 100 以下

0.024 0.029

4+0.000 10・

θ

  (−200≦

θ

≦−60)

0.020 9+3.13×10

5

θ

+3.53×10

6

θ

2

+4.01×

10

8

θ

3

(−60<

θ

≦15)

0.020 2+0.000 14・

θ

  (15<

θ

≦100)

1 種 2 号 25 以上 100 以下

0.025

2 種 1 号 35 以上 100  0.023 
2 種 2 号 25 以上 100 以下

0.024

保温筒  1 種 1 号 35 以上 100 以下

0.024

1 種 2 号 25 以上 100 以下

0.025

2 種 35 以上 100 以下

0.024

A 種 
フェノール
フォーム

保温板  1 種 2 号 25 以上 130 以下

0.022 0.026

0+0.000 1・

θ

  (−200≦

θ

≦−60)

0.019 1+3×10

5

θ

+4×10

6

θ

2

+5×10

8

θ

3

(−60<

θ

≦10)

0.018 7+0.000 1・

θ

  (10<

θ

≦130)

A 種 
ポリエチレ

ンフォーム

保温板  1 種 1 号 10 以上 70 以下

0.042 0.038

0+0.000 17・

θ

  (−50≦

θ

≦70)

1 種 2 号 10 以上 70 以下

0.042 0.038

0+0.000 17・

θ

  (−50≦

θ

≦70)

2 種 20 以上 70 以下

0.038 0.037

9+0.000 17・

θ

  (−50≦

θ

≦70)

保温筒  1 種 10 以上 70 以下

0.043 0.039

0+0.000 17・

θ

  (−50≦

θ

≦70)

2 種 20 以上 120 以下

0.043 0.039

0+0.000 17・

θ

  (−50≦

θ

≦70)

a)

  実際に使用する際の諸条件を考慮した使用温度の上限は附属書 参照。

b)

  熱伝導率算出参考式は,熱伝導率を測定した温度範囲を表示している。


29

A 9501

:2014

表 6D

e

×ln(D

e

/D

i

の表

保温・

保冷厚さ

(上段)  配管の呼び径

(下段)  管外径(mm)

10A

15A

20A 25A 32A

40A

50A

65A

80A

100A

125A

150A 200A

250A

300A

350A

400A

450A

500A

550A

600A

d(mm) 17.3

21.7

27.2  34.0

  42.7

48.6

60.5

76.3

89.1

114.3

139.8

165.2  216.3

267.4

318.5

355.6

406.4

457.2

508.0  558.8

609.6

20  0.069

0.064

0.061 0.058 0.055

0.053

0.051

0.049

0.048

0.046

0.045

0.044  0.043

0.043

0.042

0.042

0.042

0.042

0.042

0.041

0.041

25  0.091

0.086

0.081 0.076 0.072

0.070

0.067

0.064

0.062

0.060

0.058

0.057  0.055

0.054

0.054

0.053

0.053

0.053

0.052

0.052

0.052

30  0.116

0.108

0.102 0.096 0.090

0.087

0.083

0.079

0.077

0.074

0.071

0.070  0.068

0.066

0.065

0.065

0.064

0.064

0.063

0.063

0.063

35  0.141

0.132

0.124 0.116 0.109

0.106

0.100

0.095

0.092

0.088

0.085

0.083  0.080

0.078

0.077

0.076

0.076

0.075

0.075

0.074

0.074

40  0.168

0.157

0.147 0.138 0.130

0.125

0.118

0.112

0.108

0.103

0.099

0.097  0.093

0.091

0.089

0.088

0.087

0.087

0.086

0.085

0.085

45  0.196

0.183

0.171 0.160 0.150

0.145

0.137

0.130

0.125

0.119

0.114

0.111  0.107

0.104

0.102

0.101

0.099

0.098

0.098

0.097

0.096

50  0.225

0.210

0.196 0.184 0.172

0.166

0.157

0.148

0.142

0.135

0.129

0.126  0.120

0.117

0.114

0.113

0.111

0.110

0.109

0.108

0.108

55  0.254

0.237

0.222 0.208 0.195

0.188

0.177

0.166

0.160

0.151

0.145

0.140  0.134

0.130

0.127

0.125

0.124

0.122

0.121

0.120

0.119

60  0.284

0.266

0.249 0.233 0.218

0.210

0.197

0.185

0.178

0.168

0.161

0.156  0.148

0.144

0.140

0.138

0.136

0.135

0.133

0.132

0.131

65  0.315

0.295

0.276 0.258 0.241

0.232

0.219

0.205

0.197

0.186

0.177

0.171  0.163

0.157

0.154

0.151

0.149

0.147

0.145

0.144

0.143

70  0.347

0.325

0.304 0.284 0.266

0.256

0.240

0.225

0.216

0.203

0.194

0.187  0.178

0.172

0.167

0.165

0.162

0.160

0.158

0.156

0.155

75  0.380

0.355

0.332 0.311 0.290

0.280

0.262

0.246

0.236

0.222

0.211

0.204  0.193

0.186

0.181

0.178

0.175

0.172

0.170

0.169

0.167

80  0.413

0.386

0.361 0.338 0.316

0.304

0.285

0.267

0.256

0.240

0.229

0.220  0.208

0.200

0.195

0.192

0.188

0.185

0.183

0.181

0.179

85  0.446

0.418

0.391 0.366 0.342

0.329

0.308

0.289

0.277

0.259

0.247

0.237  0.224

0.215

0.209

0.205

0.201

0.198

0.196

0.194

0.192

90  0.480

0.450

0.421 0.394 0.368

0.354

0.332

0.311

0.297

0.278

0.265

0.254  0.240

0.230

0.223

0.219

0.215

0.212

0.209

0.206

0.204

95  0.515

0.482

0.451 0.422 0.395

0.380

0.356

0.333

0.319

0.298

0.283

0.272  0.256

0.246

0.238

0.234

0.229

0.225

0.222

0.219

0.217

100  0.550

0.515

0.482 0.451 0.422

0.406

0.380

0.356

0.340

0.318

0.302

0.290  0.273

0.261

0.253

0.248

0.243

0.238

0.235

0.232

0.230

105  0.585

0.549

0.514 0.481 0.449

0.432

0.405

0.379

0.362

0.338

0.321

0.308  0.289

0.277

0.268

0.262

0.257

0.252

0.248

0.245

0.243

110  0.621

0.583

0.546 0.511 0.477

0.459

0.430

0.402

0.384

0.359

0.340

0.326  0.306

0.293

0.283

0.277

0.271

0.266

0.262

0.259

0.256

115  0.658

0.617

0.578 0.541 0.506

0.486

0.456

0.426

0.407

0.380

0.360

0.345  0.323

0.309

0.298

0.292

0.285

0.280

0.276

0.272

0.269

120  0.695

0.652

0.610 0.572 0.534

0.514

0.482

0.450

0.430

0.401

0.380

0.364  0.341

0.325

0.314

0.307

0.300

0.294

0.289

0.285

0.282

125  0.732

0.687

0.644 0.603 0.563

0.542

0.508

0.474

0.453

0.422

0.400

0.383  0.358

0.342

0.329

0.322

0.315

0.308

0.303

0.299

0.295

130  0.769

0.722

0.677 0.634 0.593

0.570

0.534

0.499

0.477

0.444

0.420

0.402  0.376

0.358

0.345

0.338

0.330

0.323

0.317

0.313

0.309

135 0.807

0.758

0.711

0.666

0.623

0.599

0.561

0.524

0.501

0.466

0.441

0.422

0.394

0.375

0.361

0.353

0.345

0.337

0.332

0.327

0.323

140  0.846

0.794

0.745 0.698 0.653

0.628

0.588

0.549

0.525

0.488

0.462

0.441  0.412

0.392

0.378

0.369

0.360

0.352

0.346

0.341

0.336

145  0.884

0.831

0.779 0.730 0.683

0.657

0.616

0.575

0.549

0.511

0.483

0.461  0.431

0.409

0.394

0.385

0.375

0.367

0.360

0.355

0.350

150  0.923

0.867

0.814 0.763 0.714

0.687

0.643

0.600

0.574

0.534

0.504

0.482  0.449

0.427

0.410

0.401

0.391

0.382

0.375

0.369

0.364

155  0.962

0.905

0.849 0.796 0.745

0.717

0.671

0.627

0.598

0.557

0.526

0.502  0.468

0.444

0.427

0.417

0.406

0.397

0.390

0.383

0.378

160  1.002

0.942

0.884 0.829 0.776

0.747

0.700

0.653

0.624

0.580

0.547

0.523  0.487

0.462

0.444

0.434

0.422

0.412

0.405

0.398

0.392

165  1.042

0.980

0.920 0.863 0.807

0.777

0.728

0.680

0.649

0.603

0.569

0.544  0.506

0.480

0.461

0.450

0.438

0.428

0.419

0.412

0.407

170  1.082

1.018

0.956 0.897 0.839

0.808

0.757

0.706

0.675

0.627

0.592

0.565  0.526

0.498

0.478

0.467

0.454

0.443

0.435

0.427

0.421

175  1.122

1.056

0.992 0.931 0.871

0.839

0.786

0.733

0.700

0.651

0.614

0.586  0.545

0.517

0.496

0.484

0.470

0.459

0.450

0.442

0.435

180  1.163

1.094

1.028 0.965 0.904

0.870

0.815

0.761

0.726

0.675

0.637

0.607  0.565

0.535

0.513

0.500

0.486

0.475

0.465

0.457

0.450

185  1.204

1.133

1.065 1.000 0.936

0.901

0.845

0.788

0.753

0.699

0.660

0.629  0.585

0.554

0.531

0.517

0.503

0.490

0.480

0.472

0.465

190  1.245

1.172

1.102 1.035 0.969

0.933

0.875

0.816

0.779

0.724

0.683

0.651  0.605

0.572

0.549

0.535

0.519

0.506

0.496

0.487

0.479

195  1.287

1.212

1.139 1.070 1.002

0.965

0.904

0.844

0.806

0.749

0.706

0.673  0.625

0.591

0.566

0.552

0.536

0.523

0.512

0.502

0.494

200  1.328

1.251

1.177 1.105 1.035

0.997

0.935

0.872

0.833

0.773

0.729

0.695  0.645

0.610

0.585

0.569

0.553

0.539

0.527

0.518

0.509

29

A

 9

501


20
14


30

A 9501

:2014

表 7−飽和水蒸気圧表

単位  kPa

℃ 0.0

 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9

  0

0.611 2

0.615 7

0.620 2

0.624 7

0.629 2

0.633 8

0.638 4

0.643 0

0.647 7

0.652 4

  1

0.657 1

0.661 8

0.666 6

0.671 4

0.676 3

0.681 1

0.686 0

0.691 0

0.695 9

0.700 9

  2

0.706 0

0.711 0

0.716 1

0.721 3

0.726 4

0.731 6

0.736 8

0.742 1

0.747 4

0.752 7

  3

0.758 1

0.763 5

0.768 9

0.774 3

0.779 8

0.785 4

0.790 9

0.796 5

0.802 2

0.807 8

  4

0.813 5

0.819 3

0.825 0

0.830 8

0.836 7

0.842 6

0.848 5

0.854 5

0.860 4

0.866 5

  5

0.872 5

0.878 6

0.884 8

0.891 0

0.897 2

0.903 4

0.909 7

0.916 1

0.922 5

0.928 9

  6

0.935 3

0.941 8

0.948 3

0.954 9

0.961 5

0.968 2

0.974 9

0.981 6

0.988 4

0.995 2

  7

1.002 0

1.008 9

1.015 9

1.022 9

1.029 9

1.037 0

1.044 1

1.051 2

1.058 4

1.065 7

  8

1.072 9

1.080 3

1.087 6

1.095 1

1.102 5

1.110 0

1.117 6

1.125 2

1.132 8

1.140 5

  9

1.148 2

1.156 0

1.163 8

1.171 7

1.179 6

1.187 6

1.195 6

1.203 7

1.211 8

1.219 9

10

1.228 1

1.236 4

1.244 7

1.253 0

1.261 4

1.269 9

1.278 4

1.286 9

1.295 5

1.304 2

11

1.312 9

1.321 7

1.330 5

1.339 3

1.348 2

1.357 2

1.366 2

1.375 3

1.384 4

1.393 5

12

1.402 8

1.412 1

1.421 4

1.430 8

1.440 2

1.449 7

1.459 3

1.468 9

1.478 5

1.488 2

13

1.498 0

1.507 8

1.517 7

1.527 7

1.537 7

1.547 7

1.557 9

1.568 0

1.578 3

1.588 6

14

1.598 9

1.609 3

1.619 8

1.630 3

1.640 9

1.651 6

1.662 3

1.673 0

1.683 9

1.698 4

15

1.705 7

1.716 7

1.727 8

1.739 0

1.750 2

1.761 4

1.772 8

1.784 2

1.795 6

1.807 1

16

1.818 7

1.830 4

1.842 1

1.853 9

1.865 8

1.877 7

1.889 7

1.901 7

1.913 8

1.926 0

17

1.938 3

1.950 6

1.963 0

1.975 5

1.988 0

2.000 6

2.013 3

2.026 0

2.038 8

2.051 7

18

2.064 7

2.077 7

2.090 8

2.104 0

2.117 2

2.130 5

2.143 9

2.157 4

2.170 9

2.184 5

19

2.198 2

2.212 0

2.225 8

2.239 7

2.253 7

2.267 8

2.281 9

2.296 1

2.310 4

2.324 8

20

2.339 2

2.353 8

2.368 4

2.383 1

2.397 8

2.412 7

2.427 6

2.442 6

2.457 7

2.472 9

21

2.488 2

2.503 5

2.518 9

2.534 4

2.550 0

2.565 7

2.581 4

2.597 3

2.613 2

2.629 2

22

2.645 3

2.661 5

2.677 7

2.694 1

2.710 5

2.727 1

2.743 7

2.760 4

2.777 2

2.794 1

23

2.811 0

2.828 1

2.845 2

2.862 5

2.879 8

2.897 2

2.914 8

2.932 4

2.950 1

2.967 9

24

2.985 8

3.003 7

3.021 8

3.040 0

3.058 3

3.076 6

3.095 1

3.113 6

3.132 3

3.151 1

25

3.169 9

3.188 9

3.207 9

3.227 0

3.246 3

3.265 6

3.285 1

3.304 6

3.324 3

3.344 0

26

3.363 9

3.383 8

3.403 9

3.424 0

3.444 3

3.464 7

3.485 2

3.505 7

3.526 4

3.547 2

27

3.568 1

3.589 1

3.610 2

3.631 5

3.652 8

3.674 2

3.695 8

3.717 4

3.739 2

3.761 1

28

3.783 1

3.805 2

3.827 4

3.849 7

3.872 2

3.894 7

3.917 4

3.940 2

3.963 1

3.986 1

29

4.009 2

4.032 5

4.055 8

4.079 3

4.102 9

4.126 6

4.150 5

4.174 4

4.198 5

4.222 7

30

4.247 0

4.271 5

4.296 0

4.320 7

4.345 5

4.370 5

4.395 5

4.420 7

4.446 0

4.471 5

31

4.497 0

4.522 7

4.548 5

4.574 5

4.600 5

4.626 7

4.653 1

4.679 5

4.706 1

4.732 8

32

4.759 7

4.786 7

4.813 8

4.841 0

4.868 4

4.895 9

4.923 6

4.951 4

4.979 3

5.007 4

33

5.035 6

5.063 9

5.092 4

5.121 0

5.149 7

5.178 6

5.207 7

5.236 8

5.266 2

5.295 6

34

5.325 2

5.355 0

5.384 8

5.414 9

5.445 1

5.475 4

5.505 9

5.536 5

5.567 2

5.598 1

35

5.629 2

5.660 4

5.691 8

5.723 3

5.754 9

5.786 8

5.818 7

5.850 8

5.883 1

5.915 5

36

5.948 1

5.980 8

6.013 7

6.046 8

6.080 0

6.113 3

6.146 9

6.180 5

6.214 4

6.248 4

37

6.282 5

6.316 9

6.351 3

6.386 0

6.420 8

6.455 8

6.490 9

6.526 2

6.561 7

6.597 3

38

6.633 1

6.669 1

6.705 2

6.741 5

6.778 0

6.814 7

6.851 5

6.888 5

6.925 6

6.963 0

39

7.000 5

7.038 2

7.076 0

7.114 1

7.152 3

7.190 7

7.229 2

7.268 0

7.306 9

7.346 0

40

7.385 3

7.424 8

7.464 4

7.504 2

7.544 3

7.584 5

7.624 8

7.665 4

7.706 2

7.747 1

41

7.788 2

7.829 6

7.871 1

7.912 8

7.954 6

7.996 7

8.039 0

8.081 5

8.124 1

8.167 0

42

8.210 0

8.253 2

8.296 7

8.340 3

8.384 1

8.428 2

8.472 4

8.516 8

8.561 5

8.606 3

43

8.651 3

8.696 5

8.742 0

8.787 6

8.833 5

8.879 5

8.925 8

8.972 3

9.018 9

9.065 8

44

9.112 9

9.160 2

9.207 7

9.255 5

9.303 4

9.351 6

9.399 9

9.448 5

9.497 3

9.546 3

45

9.595 6

9.645 0

9.694 7

9.744 6

9.794 7

9.845 0

9.895 6

9.946 4

9.997 4

10.049

46  10.100

 10.152 10.204

 10.256 10.308 10.361 10.414 10.467

 10.520

 10.573

47

10.627

10.681

10.735

10.790

10.845

10.899

10.955

11.010

11.066

11.122

48  11.178

 11.234 11.291

 11.348 11.405 11.462 11.520 11.578

 11.636

 11.694

49

11.753

11.812

11.871

11.930

11.990

12.049

12.110

12.170

12.231

12.292

注記  JIS Z 8806:2001 の付表 1.1 を基に作成。


31

A 9501

:2014

図 1−直管配管の保温例(単層)

図 2−直管配管の保温例(複層)

図 3−垂直配管の保温例(保温材ずれ止めが溶接できない場合)


32

A 9501

:2014

図 4−垂直配管の保温例(保温材ずれ止めが溶接できる場合)

図 5−水平配管の外装例


33

A 9501

:2014

図 6−垂直配管の外装例 (1)

図 7−垂直配管の外装例 (2)


34

A 9501

:2014

図 8−エルボの保温及び外装例 (1) ひじ継ぎ加工

図 9−エルボの保温及び外装例 (2) えび継ぎ加工


35

A 9501

:2014

図 10−エルボの保温例(人造鉱物繊維保温材の場合)

図 11−エルボの外装例(成形品の場合)


36

A 9501

:2014

図 12−バルブの保温例 (1)

図 13−バルブの保温例 (2)


37

A 9501

:2014

図 14−バルブの保温例 (3)(人造鉱物繊維保温材の場合)

図 15−バルブの保温例 (4)(保温筒の場合)

図 16−フランジの保温例 (1)


38

A 9501

:2014

図 17−フランジの保温例 (2)

図 18−たて形機器の保温例 (1)


39

A 9501

:2014

図 19−たて形機器の保温例 (2)(ボルト使用の場合)

図 20−よこ形機器の保温例


40

A 9501

:2014

図 21−機器フランジの保温例

図 22−機器マンホールの保温例


41

A 9501

:2014

図 23−煙風道の保温例

図 24−直管配管の保冷例(単層)


42

A 9501

:2014

図 25−直管配管の保冷例(複層)

図 26−エルボの保冷例 (1)  ひじ継ぎ加工


43

A 9501

:2014

図 27−エルボの保冷例 (2)  えび継ぎ加工

図 28−継ぎ目の保冷例  硬質ウレタンフォーム注入発泡


44

A 9501

:2014

図 29−バルブの保冷例 (1)  人造鉱物繊維充塡と成形保冷材との組合せ

図 30−フランジの保冷例 (1)  人造鉱物繊維充塡と成形保冷材との組合せ


45

A 9501

:2014

図 31−バルブの保冷例 (2)  ウレタンフォーム注入発泡と成形保冷材との組合せ

図 32−フランジの保冷例 (2)  ウレタンフォーム注入発泡と成形保冷材との組合せ


46

A 9501

:2014

図 33−バルブの保冷例 (3)  ウレタンフォーム注入発泡

図 34−フランジの保冷例 (3)  ウレタンフォーム注入発泡


47

A 9501

:2014

図 35−機器・塔槽類の保冷例 (1)(単層)

図 36−機器・塔槽類の保冷例 (2)(複層)


48

A 9501

:2014

図 37−屋内露出部の施工例 (1)(アルミガラスクロス原紙仕上げの場合)

図 38−屋内露出部の施工例 (2)(樹脂製化粧カバー仕上げの場合)

図 39−機械室・書庫・倉庫及び屋内露出部の施工例 (1)(外被材付き保温材の場合)


49

A 9501

:2014

図 40−機械室・書庫・倉庫及び屋内露出部の施工例 (2)(外被材のない保温材の場合)

図 41−屋内隠蔽部の施工例 (1)(きっ甲金網仕上げの場合)

図 42−屋内隠蔽部の施工例 (2)(テープ仕上げの場合)


50

A 9501

:2014

図 43−屋内隠蔽部の施工例 (3)(外被材付き保温材の場合)

図 44−床下及び暗きょ部の施工例

図 45−水ぬれの懸念のある箇所の施工例


51

A 9501

:2014

図 46−冷熱源機器の施工例

図 47−熱源機器の施工例

図 48−機器鏡部の施工例


52

A 9501

:2014

図 49−角形ダクトの施工例 (1)  屋内露出部及び屋内隠蔽部(外被材付き保温材の場合)

図 50−角形ダクトの施工例 (2)  屋内露出部及び屋内隠蔽部(金属製外装材仕上げの場合)

図 51−角形ダクトの施工例 (3)  屋内露出部及び屋内隠蔽部(きっ甲金網仕上げの場合)


53

A 9501

:2014

図 52−角形ダクトの施工例 (4)  水ぬれの懸念のある箇所の施工例

図 53−円形ダクトの施工例 (1)  屋内露出部(外被材付き保温材仕上げの場合)

図 54−円形ダクトの施工例 (2)  屋内露出部(金属製外装材仕上げの場合)


54

A 9501

:2014

図 55−円形ダクトの施工例 (3)  屋内隠蔽部(きっ甲金網仕上げの場合)

図 56−円形ダクトの施工例 (4)  屋内隠蔽部(テープ仕上げの場合)

図 57−円形ダクトの施工例 (5)  水ぬれの懸念のある箇所


55

A 9501

:2014

附属書 A

(参考)

配管輸送流体の温度変化を設計条件とする場合の保温厚さの計算

配管内を流れる流体(液体,気体)の温度変化を求めるには,この附属書の計算式を使用するとよい。

また,計算に使用する熱伝導率(

λ

im

1)

は,保温材の種類及び温度範囲をもとに

表 2∼表 の熱伝導率算

出参考式などを使用するとよい。計算に使用する温度は流体の入口温度を使用すると安全側となる。

1)

輸送流体は連続的に温度が変化するので,平均熱伝導率の算定は困難である。このような場合

は,安全を考慮し設計条件下で最も大きい熱伝導率値から算出するとよい。

A.1 

一般式 

a)

輸送流体の温度降下は,式

(A.1)

及び式

(A.2)

から求められる。

l

a

a

im

a

fm

e

×

×

=

θ

θ

θ

θ

   (A.1)

Cp

m

U

a

l

×

×

=

6

.

3

  (A.2)

b)

管の熱通過率(U

l

)は,式

(A.3)

を使用するとよい。一般に,流体の入口部周辺と出口部周辺とでは,

表面熱伝達率が異なることから,安全側として表面熱伝達率を考慮してない場合の算出を示す。





×

×

=

i

e

im

l

D

D

U

ln

2

λ

π

  (A.3)

l

Tl

l

R

R

U

=

=

1

c)

式(A.1),式(A.2)及び式(A.3)から式(A.4)が導かれ,熱抵抗(

R

Tl

)を式(A.4)により求められる。

(

)

(

)

a

fm

a

im

Tl

Cp

m

l

R

θ

θ

θ

θ

×

×

×

=

ln

6

.

3

  (A.4)

d)

保温厚さ(

d

)を式

(A.5)

及び式

(A.6)

から求める。

(

)

(

)

a

fm

a

im

im

i

e

Cp

m

l

D

D

θ

θ

θ

θ

λ

π

×

×

×

×

×

×

=



ln

6

.

3

2

ln

  (A.5)

(

)

(

)





×

×

×

×

×

×

×

=

a

fm

a

im

im

i

e

Cp

m

l

D

D

θ

θ

θ

θ

λ

π

ln

6

.

3

2

exp

   (A.6)

2

i

e

D

D

d

=

ここに,

θ

im

流体の入口温度(℃)

θ

fm

流体の出口温度(℃)

θ

a

周囲温度(℃)


56

A 9501

:2014

Cp

流体の定圧比熱[

kJ/(kg

K)

m'

流量(

kg/h

l

管の長さ(

m

U

l

管の場合の熱通過率[

W/(m

K)

R

Tl

管の場合の全体の熱抵抗(

m

K/W

R

l

管の場合の保温材の熱抵抗(

m

K/W

λ

im

θ

im

時の使用保温材の熱伝導率[

W/(m

K)


57

A 9501

:2014

附属書 B

(参考)

静止流体の時間に対する温度変化と保温厚さの計算

内部流体が周囲温度より高い状態で,配管・機器・容器内への流体(以下,内容物という。

)の出入りを

なくし,内容物が独立静止した場合(熱対流は除く)

,時間とともに温度は降下する。この現象の温度変化,

内容物停止時間及び保温材の厚さを求める計算を次に示す。

B.1 

平面の場合 

B.1.1 

内容物の比熱だけで計算する場合 

内容物の初期温度から定められた温度変化の設計値までの温度変化に要する時間(

t

v

)は,式

(B.1)

及び

(B.2)

により求められる。

(

) (

)

(

)

(

)

A

q

Cp

m

t

a

cf

a

ci

a

ci

v

×

×

×

×

×

=

6

.

3

ln

θ

θ

θ

θ

θ

θ

  (B.1)

(

)

se

ci

a

ci

h

d

q

1

+

=

λ

θ

θ

  (B.2)

ここに,

θ

ci

内容物の初期温度(℃)

θ

cf

内容物の

t

v

時間後の温度(℃)

θ

a

周囲温度(℃)

q

平面の場合の放散熱量(

W/m

2

A

機器,容器の表面積(

m

2

t

v

内容物の温度変化に要する時間(

h

m

内容物の質量(

kg

Cp

流体の定圧比熱[

kJ/(kg

K)

λ

ci

θ

ci

時の使用保温材の熱伝導率[

W/(m

K)

h

se

表面熱伝達率[

W/(m

2

K)

d

保温厚さ又は保冷厚さ(

m

B.1.2 

機器,容器の比熱も含む場合の計算 

温度変化計算は,内容物の熱容量だけで機器,容器の熱容量は計算に入っていない。小さな機器,容器

に対しては,式

(B.1)

に式

(B.4)

と類似の項(機器,容器の熱容量)を加えた式

(B.3)

となる。

(

) (

)

(

)

(

)

A

q

Cp

m

Cp

m

t

a

cf

a

ci

v

v

a

ci

v

×

×

×

×

+

×

×

=

6

.

3

ln

θ

θ

θ

θ

θ

θ

  (B.3)

ここに,

Cp

v

機器,容器の定圧比熱[

kJ/(kg

K)

m

v

機器,容器の質量(

kg

B.2 

管(配管) 

与えられた温度に対する配管の温度変化に要する時間は,B.1.2 と同様に配管の比熱を考慮して計算する

とよい。これを式

(B.4)

及び式

(B.5)

に示す。


58

A 9501

:2014

(

) (

) (

)

(

)

l

q

Cp

m

Cp

m

t

l

a

pf

a

pi

p

p

a

pi

l

×

×

×

×

+

×

×

=

6

.

3

ln

θ

θ

θ

θ

θ

θ

   (B.4)

(

)

e

se

pi

i

e

a

pi

l

D

h

D

D

q

×

×

+

×

×





=

π

λ

π

θ

θ

1

2

ln

  (B.5)

ここに,

θ

pi

管内物の初期温度(℃)

θ

pf

管内物の t

l

時間後の温度(℃)

θ

a

周囲温度(℃)

q

l

管の場合の放散熱量(W/m)

l: 管の長さ(m)

t

l

管内物の温度変化に要する時間(h)

m: 内容物の質量(kg)

m

p

管の質量(kg)

Cp: 流体の定圧比熱[kJ/(kg・K)]

Cp

p

管の定圧比熱[kJ/(kg・K)]

λ

pi

θ

pi

時の使用保温材の熱伝導率[W/(m・K)]

h

se

表面熱伝達率[W/(m

2

・K)]

D

i

保温材又は保冷材の内径(m)

D

e

保温材又は保冷材の外径(m)


59

A 9501

:2014

附属書 C 
(参考)

管内水の凍結防止の保温厚さの計算

氷点以下の温度にさらされた,配管の内部流体(水)が停止すると同時に,内部流体温度は下がり始め

る。保温厚さを増しても一定時間後には必ず管内水は凍結し,これを防ぐことはできない。保温材の厚さ

から氷点まで降下する時間を式(C.1),また,凍結に要する時間は式(C.5)によって求めるとよい。

なお,この附属書において,放散熱量(q

wp

)は,初期水温時の放散熱量を意味している。このときの保

温材の熱伝導率は,0  ℃時の値(λ

ice

)を用いることが望ましい。

C.1 

管内水が 0  ℃まで降下する時間の算出 

保温材がある場合,水が 0  ℃になるまでの時間(t

wp

)は,次の式(C.1)及び式(C.2)によって求める。

(

)

(

)

(

)

(

)

l

q

Cp

m

Cp

m

t

wp

a

ice

a

iw

p

p

w

w

a

iw

wp

×

×

×

×

×

+

×

×

=

6

.

3

75

.

0

ln

θ

θ

θ

θ

θ

θ

  (C.1)

(

)





×

×

×

=

i

e

ice

a

iw

wp

D

D

q

ln

2

λ

π

θ

θ

   (C.2)

ここに,

θ

iw

管内水の初期温度(℃)

θ

ice

凍結温度(0  ℃)

(℃)

θ

a

周囲温度(℃)

q

wp

初期水温の放散熱量(W/m)

t

wp

0  ℃になるまでの時間(h)

l: 管の長さ(m)

m

w

管内水の質量(kg)

m

p

管の質量(kg)

Cp

w

管内水の定圧比熱[kJ/(kg・K)]

{=4.2[kJ/(kg・K)]

Cp

p

管の定圧比熱[kJ/(kg・K)]

λ

ice

0  ℃における保温材の熱伝導率[W/(m・K)]

h

se

表面熱伝達率[W/(m

2

・K)]

D

i

保温材又は保冷材の内径(m)

D

e

保温材又は保冷材の外径(m)

注記  裸の配管は保温した配管と異なり,表面熱伝達率の熱抵抗を考慮する。放散熱量の計算は,式

(C.3)となる。

(

)

D

h

q

a

iw

se

l

×

×

×

=

π

θ

θ

   (C.3)

また,温度降下に要する時間は,近似的に式(C.4)で表される。

(

)

(

)

l

q

Cp

m

Cp

m

t

l

ice

iw

p

p

w

w

wp

×

×

×

×

×

+

×

=

6

.

3

75

.

0

θ

θ

   (C.4)

ここに,

D: 配管外径(m)

C.2 

管内水の凍結に要する時間 

管内水の凍結に要する時間は,式(C.5)及び式(C.6)によって求める。


60

A 9501

:2014

4

6

.

3

75

.

0

100

2

×

×

×

×

×

×

×

=

fr

fr

ip

ice

fr

q

h

D

f

t

π

ρ

   (C.5)

( )





×

×

×

=

i

e

ice

a

fr

D

D

q

ln

2

λ

π

θ

  (C.6)

ここに,

θ

a

周囲温度(℃)

f: 管内水の凍結割合(%)

D

ip

配管内径(m)

h

fr

水の凝固熱(kJ/kg)

(=334 kJ/kg)

q

fr

0  ℃での放散熱量(W/m)

t

fr

凍結に要する時間(h)

ρ

ice

0  ℃での氷の密度(kg/m

3

(=920 kg/ m

3

λ

ice

0  ℃における保温材の熱伝導率[W/(m・K)]

注記 1  設計条件の管内水の凍結割合は,25 %以下を推奨する。

注記 2  配管系にある弁,栓,継ぎ手による管内断面積の減少によって,冷却時間及び凍結時間も減

少するため,C.1 及び C.2 にそれぞれ示す凍結開始までの時間及び凍結に要する時間につい

ても減少を見込み,計算値の 75 %以下にすることが望ましい。

なお,この附属書に基づく計算の事例は

附属書 を参照するとよい。


61

A 9501

:2014

附属書 D 
(参考)

伝熱計算の基本式

保温材又は保冷材の厚さを算出する場合の伝熱計算は,次を参考にするとよい。

D.1 

平面の場合 

D.1.1 

一般 

放散熱量(q)と熱通過率(U)との関係は,次の式で表される。

(

)

a

i

U

q

θ

θ −

×

=

また,保温材又は保冷材を取り付けた状態の熱通過率は,次の式のようにまとめられる。

T

R

U

=

1

se

si

R

R

R

+

+

=

式(D.1)及び式(D.2)は,内部流体の表面熱抵抗(R

si

)が非常に小さく無視できる場合の計算である。この

とき,内部流体温度(θ

i

)と保温材又は保冷材の内側温度(θ

si

)とを同じとみなし計算するとよい。

(

)

a

si

T

R

q

θ

θ −

×

1

  (D.1)

se

se

T

h

d

R

R

R

1

+

=

+

λ

   (D.2)

D.1.2 

単層の場合の伝熱計算 

フーリエの法則とニュートンの冷却則から,保温厚さ又は保冷厚さ(d)は,式(D.3)によって求める。

(

)

(

)

a

se

se

se

si

h

d

θ

θ

θ

θ

λ

×

×

=

  (D.3)

また,ニュートンの冷却則よって,保温厚さ又は保冷厚さにおける表面温度(θ

se

)は,式(D.4)となる。

a

se

se

h

q

θ

θ

+

=

  (D.4)

ここに,

q: 平面の場合の放散熱量(W/m

2

U: 平面の場合の熱通過率[W/(m

2

・K)]

R

T

平面の場合の全体の熱抵抗(m

2

・K/W)

R

si

平面の場合の内部流体の表面熱抵抗(m

2

・K/W)

R: 平面の場合の保温材又は保冷材の熱抵抗(m

2

・K/W)

R

se

平面の場合の表面熱抵抗(m

2

・K/W)

d: 保温厚さ又は保冷厚さ(m)

λ: 保温材又は保冷材の熱伝導率[W/(m・K)]

h

se

表面熱伝達率[W/(m

2

・K)]

θ

si

保温材又は保冷材の内側温度(℃)

θ

se

保温厚さ又は保冷厚さでの表面温度(℃)

θ

a

周囲温度(℃)

D.1.3 

多層の場合の伝熱計算 

多層(2 種類以上)の保温材又は保冷材で施工する場合は,次の式によって求められる。

平面の場合の全体の熱抵抗(R

t

)は,各層ごとの熱抵抗の総和と表面熱抵抗(R

se

)より,次の式(D.5)に


62

A 9501

:2014

よって求める。

se

T

R

R

R

+

=

=

+

=

n

1

1

j

se

j

j

h

d
λ

   (D.5)

各層間の境界温度及び保温厚さ又は保冷厚さでの表面温度(θ

se

)は,式(D.1)と式(D.6)によって求める。

(

)

a

si

T

si

R

R

θ

θ

θ

θ

×

=

1

1

(

)

a

si

T

R

R

θ

θ

θ

θ

×

=

2

2

1

        (D.6)

(

)

a

si

T

se

a

se

R

R

θ

θ

θ

θ

×

=

ここに,

R': 平面の場合の多層保温材又は保冷材の熱抵抗(m

2

・K/W)

D.2 

管の場合 

D.2.1 

一般 

放散熱量(q

l

)と熱通過率(U

l

)との関係は,次の式で表される。

(

)

a

i

l

l

U

q

θ

θ −

×

=

また,保温材又は保冷材を取り付けた状態の熱通過率は,次の式のようにまとめられる。

le

l

li

Tl

l

R

R

R

R

U

+

+

=

=

1

式(D.7)及び式(D.8)は,内部流体の表面熱抵抗(R

li

)が非常に小さく無視できる場合の計算である。この

とき,内部流体温度(θ

i

)と保温材又は保冷材の内側温度(θ

si

)とを同じとみなし,計算するとよい。

(

)

a

si

Tl

l

R

q

θ

θ

×

1

  (D.7)

e

se

i

e

le

l

Tl

D

h

D

D

R

R

R

×

×

+

×

×





=

+

π

λ

π

1

2

ln

(D.8)

D.2.2 

単層の場合の伝熱計算 

フーリエの法則とニュートンの冷却則から,保温材又は保冷材の厚さ(

d

)は,式

(D.9)

によって求める。

(

)

(

)

2

2

ln

i

e

a

se

se

se

si

i

e

e

D

D

d

h

D

D

D

=

×

×

×

=



×

θ

θ

θ

θ

λ

  (D.9)

また,ニュートンの冷却則から,保温材又は保冷材の施工後の外表面温度(

θ

se

)は,式

(D.10)

となる。

a

e

se

l

se

D

h

q

θ

π

θ

+

×

×

=

  (D.10)

ここに,

q

l

管の場合の放散熱量(

W/m

U

l

管の場合の熱通過率[

W/(m

K)


63

A 9501

:2014

R

Tl

管の場合の全体の熱抵抗(

m

K/W

R

li

管の場合の内部流体の表面熱抵抗(

m

K/W

R

l

管の場合の保温材又は保冷材の熱抵抗(

m

K/W

R

le

管の場合の表面熱抵抗(

m

K/W

d

保温厚さ又は保冷厚さ(

m

λ

保温材又は保冷材の熱伝導率[

W/(m

K)

h

se

表面熱伝達率[

W/(m

2

K)

θ

i

内部流体温度(℃)

θ

si

保温材又は保冷材の内側温度(℃)

θ

se

保温厚さ又は保冷厚さでの表面温度(℃)

θ

a

周囲温度(℃)

D

i

保温材又は保冷材の内径(

m

D

e

保温材又は保冷材の外径(

m

D.2.3 

多層の場合の伝熱計算 

多層(

2

種類以上)の保温材又は保冷材で施工する場合は,次の式によって求められる。

管の場合は,D.1.3 と同様に式

(D.11)

によって求める。

le

l

Tl

R

'

R

R

+

=

=

×

×

+



×

×

×

=

n

1

1

ln

1

2

1

j

e

se

ij

ej

j

D

h

D

D

π

λ

π

  (D.11)

各層間の境界温度及び保温厚さ又は保冷厚さでの表面温度(

θ

se

)は,式

(D.7)

と式

(D.12)

によって求める。

(

)

a

si

Tl

l

si

R

R

θ

θ

θ

θ

×

=

1

1

(

)

a

si

Tl

l

R

R

θ

θ

θ

θ

×

=

2

2

1

  (D.12)

(

)

a

si

Tl

le

a

se

R

R

θ

θ

θ

θ

×

=

ここに,

R

l

'

管の場合の多層保温材又は保冷材の熱抵抗(

m

K/W


64

A 9501

:2014

附属書 E

(参考)

表面温度及び表面熱伝達率の算出方法

E.1 

表面温度 

放散熱量は式

(1)

に示すように,表面温度と周囲温度との差に表面熱伝達率を乗じた値となる。

保温保冷計算において,表面熱伝達率は定数とされることが比較的多いが,風速や放射の影響が強く個

別に設定する場合は式

(E.2)

に従って算出するとよい。ただし,表面熱伝達率の算出では幾つかのパラメー

タを仮定するが,実際に施工し,系統が運転された状態での全ての関連パラメータを正確に設定すること

は難しい。このため,この計算によって得られた表面温度と実際の表面温度では差異が出る場合があり,

設計に際しては各パラメータの設定に十分配慮する必要がある。

E.2 

表面熱伝達率 

機器壁,外被材など固体の表面と,これに接する流体との間で伝達される熱量は,固体表面とこれに接

する流体又は熱面との温度差,表面積,時間に比例する。この比例定数を表面熱伝達率という。

ここで取り扱う条件では,内部流体の表面熱抵抗が非常に小さく無視できるものとした。したがって,

表面熱伝達率は外表面側だけとする。

一般に,表面熱伝達率(

h

se

)は,式

(E.1)

で表される。

cv

r

se

h

h

h

+

=

   (E.1)

ここに,

h

se

表面熱伝達率[

W/(m

2

K)

h

r

放射による表面熱伝達率[

W/(m

2

K)

h

cv

対流による表面熱伝達率[

W/(m

2

K)

a) 

放射による表面熱伝達率  放射による表面熱伝達率(

h

r

)は,式

(E.2)

及び式

(E.3)

によって求められる。

r

r

r

C

a

h

×

=

   (E.2)

( ) ( )

σ

ε

×

=

=

r

a

se

a

se

r

C

T

T

T

T

a

4

4

(E.3)

ここに,

C

r

放射係数[

W/(m

2

K

4

)

σ

ステファン・ボルツマン定数[

5.67

×

10

8

W/(m

2

K

4

)

ε

放射率

a

r

温度係数(

K

3

ただし,温度差が

200 K

以下の場合,式

(E.4)

を温度係数の近似式として使用することができる。

3

2

4

+

×

=

a

se

r

T

T

a

   (E.4)

ここに,

T

se

絶対温度で表した表面温度(

K

T

a

絶対温度で表した周囲温度(

K

b) 

対流による表面熱伝達率  対流による表面熱伝達率(

h

cv

)は,表面の温度及び面の向きなどによって

異なるが,自然対流か強制対流かによっても大きく変化する。一般にこれらの対流による表面熱伝達

率(

h

cv

)に対しては,従来多くの実験値が求められているが,一般の保温・保冷の熱計算に使用する

場合は次の式を用いるとよい。

1)

自然対流


65

A 9501

:2014

1.1)

上向き平面(

Henky

の式)

25

.

0

26

.

3

θ

Δ

×

=

cv

h

(E.5)

1.2)

下向き平面(

Henky

の式)

25

.

0

28

.

2

θ

Δ

×

=

cv

h

(E.6)

1.3)

垂直平面及び管(

Nusselt

の式)

Δθ

10K

のとき

25

.

0

56

.

2

θ

Δ

×

=

cv

h

  (E.7)

Δθ

10K

のとき

θ

Δ

×

+

=

094

.

0

61

.

3

cv

h

  (E.8)

1.4)

水平管(

Wamsler

Hinlein

の式)

25

.

0

19

.

1





 Δ

×

=

e

cv

D

h

θ

   (E.9)

2) 

強制対流  風があり,周囲の空気が動いている場合(強制対流)についても多くの実験式があるが,

保温・保冷の熱計算には,自然対流に風速の影響

 [(w

0.348)/0.348]

0.5

を乗じた

Langmuir

の実験式

を参考とするとよい。

2.1)

上向き平面

5

.

0

25

.

0

348

.

0

348

.

0

26

.

3

 +

×

Δ

×

=

w

h

cv

θ

  (E.10)

2.2)

下向き平面

5

.

0

25

.

0

348

.

0

348

.

0

28

.

2

 +

×

Δ

×

=

w

h

cv

θ

  (E.11)

2.3)

垂直平面及び管

Δθ

10K

のとき

5

.

0

25

.

0

348

.

0

348

.

0

56

.

2

 +

×

Δ

×

=

w

h

cv

θ

  (E.12)

Δθ

10K

のとき

(

)

5

.

0

348

.

0

348

.

0

094

.

0

61

.

3

 +

×

Δ

×

+

=

w

h

cv

θ

  (E.13)

2.4)

水平管

5

.

0

25

.

0

348

.

0

348

.

0

19

.

1

 +

×





 Δ

×

=

w

D

h

e

cv

θ

  (E.14)

ここに,

Δθ

温度差(=|

θ

se

θ

a

|)

(℃)

w

風速(

m/s

D

e

保温材又は保冷材の外径(

m

注記

保温厚さ又は保冷厚さを求める場合は,式

(E.12)

又は式

(E.13)

を計算に使用することが望まし

い。


66

A 9501

:2014

附属書 F

(参考)

保温材又は保冷材の平均熱伝導率の求め方

内部流体温度と保温材又は保冷材表面からの熱の流出入が一定であれば,保温材の内側温度(熱源側)

と表面温度とでは,温度差を生じ最終的に定常状態となる。このとき,保温材又は保冷材の熱伝導率(

λ

が温度(

θ

)の関数で,

λ

f

θ

)と表すことができれば,保温材又は保冷材の内側と表面とで異なる熱伝

導率(

λ

)は,

λ

f

θ

)を積分平均し平均熱伝導率(

λ

m

)として求められる。

保温又は保冷厚さを算出するには,この平均熱伝導率(

λ

m

)を用いるとよい。

F.1 

一般 

熱伝導率(

λ

)が温度(

θ

)の関数で,

λ

f

θ

)と表せば平均熱伝導率(

λ

m

)は,積分平均値として,次

の式

(F.1)

で求められる。

(

)

( )

θ

θ

θ

θ

λ

θ

θ

d

f

si

se

se

si

m

×

=

1

  (F.1)

ここに,

θ

si

保温材又は保冷材の内側温度(℃)

θ

se

保温厚さ又は保冷厚さでの表面温度(℃)

注記

保冷の場合は,

θ

se

の値を

θ

si

θ

si

の値を

θ

se

として計算する。

F.2 

一次式だけで表される場合 

熱伝導率(

λ

)の近似式が,一次式で表示される場合の平均熱伝導率(

λ

m

)は,式

(F.2)

によって求める。

θ

λ

×

+

=

1

0

a

a

(

)

( )

×

=

si

se

se

si

m

d

f

θ

θ

θ

θ

θ

θ

λ

1

  (F.2)

(

)

2

1

0

se

si

a

a

θ

θ

+

×

+

=

F.3 

二次式だけで表される場合 

熱伝導率(

λ

)の近似式が,二次式で表示される場合の平均熱伝導率(

λ

m

)は,式

(F.3)

によって求める。

2

2

1

0

θ

θ

λ

×

+

×

+

=

a

a

a

(

)

( )

θ

θ

θ

θ

λ

θ

θ

d

f

si

se

se

si

m

×

=

1

  (F.3)

(

)

(

)

3

2

2

2

2

1

0

se

se

si

si

se

si

a

a

a

θ

θ

θ

θ

θ

θ

+

×

+

×

+

+

×

+

=

F.4 

一次式と二次式との組合せで表される場合 

熱伝導率(

λ

)の近似式が,温度(

θ

y

)で一次式と二次式の組合せで表示される場合の平均熱伝導(

λ

m

は,式

(F.4)

及び式

(F.5)

によって求める。

y

θ

θ ≦

θ

λ

×

+

=

1

0

a

a


67

A 9501

:2014

y

θ

θ >

2

2

1

0

θ

θ

λ

×

+

×

+

=

b

b

b

y

si

θ

θ ≦ のとき

(

)

( )

θ

θ

θ

θ

λ

θ

θ

d

f

si

se

se

si

m

×

=

1

(

)

2

1

0

se

si

a

a

θ

θ

+

×

+

=

  (F.4)

y

si

θ

θ > のとき

(

)

( )

θ

θ

θ

θ

λ

θ

θ

d

f

si

se

se

si

m

×

=

1

(

)

(

)

(

)



+

×

+

×

×

=

2

1

1

0

se

y

se

y

se

si

a

a

θ

θ

θ

θ

θ

θ

(

)

(

)

(

)





+

×

+

×

+

+

×

+

×

+

3

2

2

2

2

1

0

y

y

si

si

y

si

y

si

b

b

b

θ

θ

θ

θ

θ

θ

θ

θ

  (F.5)


68

A 9501

:2014

附属書 G 
(参考)

結露防止における表面温度の安全率について

保冷工事,防露工事における保冷・防露材の表面温度は,周囲温度と相対湿度から算出される露点温度

以上とすることが必要である。この規格では,安全率として露点温度に+

0.3

℃を加えて計算した値を使

用している。本来,安全率の考え方は,設計者又はユーザーが設備の重要性,設置場所による結露の影響

などを考慮して決定すべき事項であるが,この規格における安全率の考え方を次に示す。

G.1 

保冷工事における環境条件 

保冷工事における施工厚さを算出する環境条件モデルとして,周囲温度

30

℃,相対湿度

85 %

を採用し

ているが,これは次による(

表 G.1 参照)。

a) 

周囲温度  日最高気温の月別平年値(出典:国立天文台編  理科年表平成

24

1981

年∼

2010

年の

平均値)の

6

月から

9

月までの全測定地点の単純平均値(

27.2

℃)に標準偏差(

3.6

)を加え,小数点

以下を切り捨てたもの。

2006

年改正時の資料(

1961

年∼

1990

年)では単純平均値(

26.8

℃)

,標準偏差(

3.6

b) 

相対湿度  相対湿度の月別平年値(出典:国立天文台編  理科年表平成

24

1981

年∼

2010

年の平

均値)の

6

月から

9

月までの全測定地点の単純平均値(

77.4 %

)に標準偏差(

5.2

)を加え,

5

ポイン

ト単位に丸めたもの。

2006

年改正時の資料(

1961

年∼

1990

年)では単純平均値(

79.0 %

,標準偏差(

4.5

一方,実際の施工場所においてこのような周囲温度及び相対湿度条件が同時に発現することはまれ

で,したがってこの環境条件はあくまでもモデル値である。

G.2 

環境条件値の検証 

環境条件の検証は,次よる。

a)

日最高気温の月別平年値の

6

月から

9

月までのばらつきが正規分布すると仮定して,設定した周囲温

30

℃がカバーする範囲は,

6

月から

9

月までの

80 %

程度となる。

            標準正規累積分布  =

(30

26.8)/3.6

から算出  (

1961

年∼

1990

年)

81.7 %

                              =

(30

27.2)/3.6

から算出  (

1981

年∼

2010

年)

78.2 %

b)

月別平年相対湿度の

6

月から

9

月までのばらつきが正規分布すると仮定して,設定した相対湿度

85 %

がカバーする範囲は,

6

月から

9

月までの

90 %

程度となる。

            標準正規累積分布  =

(85

79.0)/4.5

から算出  (

1961

年∼

1990

年)

91.0 %

                              =

(85

77.2)/5.2

から算出  (

1981

年∼

2010

年)

92.7 %

一方,安全率として,安全率を+

0.3

℃としたときの相対湿度がカバーする範囲は,

6

月から

9

月ま

での月別平年相対湿度の

95 %

程度となる。

            標準正規累積分布  =

(86.5

79.0)/4.5

から算出  (

1961

年∼

1990

年)

95.3 %

                              =

(86.5

77.2)/5.2

から算出  (

1981

年∼

2010

年)

95.9 %

表面温度を露点温度に+

0.3

℃を加えたものとすることは,カバー範囲を

4

ポイント程度広げるこ

とになる。


69

A 9501

:2014

表 G.1−湿度と気温の推移

統計期間:1961 年∼1990 年の平均値

統計期間:1981 年∼2010 年の平均値

湿度(%R.H.)

発現確率

湿度(%R.H.)

発現確率

平均値  79.0

標準偏差  4.5

平均値  77.4

標準偏差  5.2

85 91.0

% 85 92.7

%

86.5 95.3

% 86.5 95.9

%

90 99.3

% 90 99.2

%

91.7 99.8

% 91.7 99.7

%

95 100.0

% 95 100.0

%

100 100.0

% 100 100.0

%

温度(℃)

発現確率

温度(℃)

発現確率

平均値  26.8

標準偏差  3.6

平均値  27.2

標準偏差  3.6

30 81.7

% 30 78.2

%

31 88.1

% 31 85.4

%

32 92.8

% 32 90.8

%

33 95.9

% 33 94.6

%

出典:理科年表

G.3 

安全率の考え方について 

周囲温度

30

℃,相対湿度

85 %

における露点温度は,水蒸気圧表から

27.2

℃が求められ,安全率とし

て,露点温度に+

0.3

℃を加えている。このときの相対湿度は飽和水蒸気圧から

86.5 %

が求められる。こ

の条件は,周囲温度を

30

℃として,単純に相対湿度を

90 %

とすると,カバーする範囲は,

6

月から

9

までのほぼ

99 %

となり,安全側ではあるが保温厚さも大きくなるので経済性の観点を加えて設定したもの

である。次に試算例を示す。

計算条件

配管サイズ:

50 A

内部温度:−

20

保温材:ビーズ法ポリスチレンフォーム保温筒

2

号(熱伝導率

0.033 6

0.000 12θ

で算出)

必要厚さの算出:露点温度及び露点温度+

0.3

侵入熱量の算出:

h

se

×

(θ

a

θ

se

)

h

se

8 W/(m

2

K)

周囲温度

℃ 30

相対湿度

%

65 70 75 80 85 90 95

飽和水蒸気圧 kPa

4.246

7

水蒸気圧

kPa  2.760 4

2.972 7

3.185 0

3.397 4

3.609 7

3.822 0

4.034 4

露点温度

22.8 24.0 25.1 26.2 27.2 28.2 29.2

露点温度+0.3

23.1 24.3 25.4 26.5 27.5 28.5 29.5

飽和水蒸気圧

kPa  2.828 0

3.039 9

3.246 2

3.464 5

3.674 0

3.894 5

4.126 4

+0.3℃時の相対湿度

%

66.6 71.6 76.4 81.6 86.5 91.7 97.2

相対湿度増加分(ポイント)

1.6 1.6 1.4 1.6 1.5 1.7 2.2

必要厚さ

露点温度に対し

19.8 23.6 28.6 35.9 46.7 67.3 128.3

mm

露点温度+0.3 に対し

20.6 24.8 30.3 38.6 51.3 78.0 185.2

厚さ増加分

%

4.0 5.1 5.9 7.5 9.9 15.9 44.3

侵入熱量

W/m

2

露点温度

57.6 48.0 39.2 30.4 22.4 14.4  6.4

露点温度+0.3  ℃

55.2 45.6 36.8 28.0 20.0 12.0  4.0


70

A 9501

:2014

表面温度(

θ

se

)を露点温度+

0.3

℃にとったとしても,相対湿度では

1.5 %

の余裕でしかない。したがっ

て,条件(外気温度,相対湿度など)の許容変動幅によって+

0.3

℃の余裕が必要である。

なお,この附属書に基づく計算の事例は

附属書 を参照するとよい。


71

A 9501

:2014

附属書 H 
(参考)

経済的な保温厚さの求め方

3.14

において,経済的な保温厚さとは“

1

年間の施工価格と放散熱量相当の熱量価格との金額の和が最

小となるときの保温厚さ。

”と述べられているが,算出方法の考え方は,次による。

H.1

経済的な保温厚さの考え方 

保温された機器や配管では表面から常時,熱が放散され,この放散熱量分に相当する損失金額が発生し

ている。

省エネルギーの観点からでは,保温厚さは厚くすればするほど放散熱量は低減され,この放散熱量に応

じたコスト削減につながる。一方,材料費,人件費及び管理費を加味した施工費の観点からでは,保温厚

さは厚くすればするほど施工費用(以下,施工価格という。

)は増大していく。

すなわち,横軸に保温厚さ,縦軸に施工価格及び放散熱量相当の熱量価格を取ったグラフでは,前者は

右肩上がり,後者は右肩下がりの曲線を描く。

経済的な保温厚さとは施工価格と放散熱量相当の熱量価格のバランスを勘案し決定するものであり,両

者の和が最小となる保温厚さを選定するものである。

なお,施工価格及び熱量価格の計算方法は,次による。

H.2 

施工価格(F

cw

)の考え方 

単位体積当たりの工事費(

a

)の価格設定は,保温工事で必要となる費用のうち材料費,人件費,管理費

を含み,足場費用,宿泊費及び廃材処理費は含まない。この工事費(

a

)に,平面の場合は保温材の厚さを

乗じたもの,配管の場合は長さ方向の保温材の断面積を乗じたものが,単位数量(面積又は長さ)当たり

の施工費用(

C

f

)であり,この費用の年間償却費相当分を施工価格(

F

cw

)とする。工事費(

a

)及び施工

価格(

F

cw

)の算出は,次による。

a) 

工事費  単位体積当たりの工事費(

a

)は,次による。

人造鉱物繊維保温材の場合(円

/m

3

a

10

3

×

(12

×

d

k

200)

無機多孔質保温材の場合(円

/m

3

a

10

3

×

(12

×

d

k

300)

ここに,

k

平面及び管の呼び径ごとの定数であり,次による。

25A

以下

k

1.30

50A

以下

k

1.23

100A

以下

k

1.17

200A

以下

k

1.11

350A

以下

k

1.04

400A

以上及び平面

k

1.00

また,

12

200

及び

300

は工事費算出のための定数である。

b)

施工価格  施工価格(

F

cw

)は,保温工事に対する投資金額を定額で償却する場合の年間償却費相当の

金額であり,使用年数(

y

)と年利率(

n

)から式

(H.1)

により年間の償却率(

N

)を求め,式

(H.2)

によ

り施工価格(

F

cw

)を求める。

(

)

(

)

1

1

1

+

+

×

=

y

y

n

n

n

N

   (H.1)


72

A 9501

:2014

ここに,

N

年間の償却率

n

年利率

y

使用年数(年)

N

C

F

×

=

f

cw

  (H.2)

ここに,

F

cw

施工価格(円

/m

2

又は円

/m

3

C

f

単位数量当たりの施工費用

H.3 

熱量価格(b)の考え方 

熱量を得るために必要な費用は,燃料費,設備の償却費及び運転経費が含まれる。それぞれの費用の算

出は次による。熱量価格(

b

)は

1

年間に発生する総費用を

1

年間の総生産熱量で除したものとする。

a)

燃料費

1)

単位時間当たりの燃料費(

F

c

)は,式

(H.3)

及び式

(H.4)

により求める。

(

)

η

I

U

U

F

×

=

h

e

w

  (H.3)

w

p

c

F

U

F

×

=

  (H.4)

2)

年間の燃料費(

F

cy

)は,次によって算出する。

Wh

F

F

×

=

c

cy

   (H.5)

ここに,

F

w

単位時間の燃料使用量(

kg/h

F

c

単位時間当たりの燃料費(円

/h

F

cy

年間の燃料費(円)

U

e

単位時間当たりの生産熱量(

kJ/h

U

h

燃料の単位発熱量(

kJ/kg

設備の効率

U

p

燃料単価(円

/kg

Wh

年間稼動時間(

h

b)

設備の償却費(

Z

)は,H.2 b)と同様の考え方で,設備投資金額の年間償却費を計算したものである。

(

)

(

)

1

1

1

+

+

×

=

y

y

n

n

n

N

   (H.1)

N

I

Z

×

= p

   (H.6)

ここに,

Z

設備の償却費(円)

Ip

設備の投資金額(円)

c)

運転経費(

O

c

)は,

1

年間に発生する総人件費,消耗品費,保険料,租税公課及び雑費の総計とする。

d)

熱量価格(

b

)は,年間総費用(

T

c

)と年間総生産熱量(

T

e

)から式

(H.7)

,式

(H.8)

及び式

(H.9)

により

求める。

T

c

F

cy

Z

O

c

  (H.7)

T

e

U

e

×

Wh  (H.8)

=

3.6

e

c

T

T

b

  (H.9)

ここに,

b

熱量価格(円

/kW

h

T

c

年間総費用(円)

T

e

年間総生産熱量(

kJ

なお,この附属書に基づく計算の事例は

附属書 を参照するとよい。


73

A 9501

:2014

附属書 I

(参考)

保温材の使用温度について

I.1 

一般 

保温材の使用温度の上限の決め方は非常に困難で,使用条件(連続運転,間欠運転)

,使用される状態(水

分の有無,湿分の有無,密閉,振動,加圧下など)などによって大きく異なる。

表 2∼表 では人造鉱物繊維保温材は熱間収縮温度,無機多孔質保温材及び発泡プラスチック保温材は

使用温度で示している。この値は長期にわたり使用可能な温度ということではなく,ある条件下での性能

値である。したがって,使用できる温度の上限ではない。実際には使用条件を考慮し,またそれぞれの保

温材の特性を加味して使用温度の上限を決定することが肝要である。

これらの材料の使用について,I.2I.6 に注意事項を示す。

I.2 JIS 

9504

(人造鉱物繊維保温材) 

人造鉱物繊維保温材でいう熱間収縮温度とは,規定した荷重を加えた試験片を加熱していき,厚さの収

縮率が

10 %

となったときの温度をいう。次に,注意事項を示す。

a)

人造鉱物繊維保温材は,約

180

℃以上ではバインダが分解し始め形状保持ができなくなる場合もある

(振動が大きい条件では性能保持が難しくなる。

b)

形状保持が必要な場合には,変形防止の補強をするか又はメタルラス,金網などの付いた製品を使用

することが望ましい。

c)

有機系バインダを用いている製品は,施工後初期段階の加温(約

180

℃以上)で発煙することがある

ので,屋内に使用する際,特に注意する。

I.3 JIS 

9510

(無機多孔質保温材) 

無機多孔質保温材でいう使用温度とは,線収縮率が

2 %

以下を保持できる温度をいう。はっ水性をもつ

無機多孔質保温材に使用しているはっ水剤は

200

℃∼

250

℃で分解するので,はっ水性はそれ以上の温度

では保持できないので注意を要する。

I.4 JIS 

9511

(発泡プラスチック保温材) 

発泡プラスチック保温材でいう使用温度は,JIS A 9511

:2006

に記載された数値を採用した。ビーズ法ポ

リスチレンフォーム,押出法ポリスチレンフォーム,硬質ウレタンフォーム及びフェノールフォームにつ

いては試験方法が記載されていないので,大きな変形,寸法変化のない経験的に使用できる温度の最高値

と想定している。

なお,発泡プラスチック保温材は,多湿又は水分の多い箇所で使用すると表示の使用温度より低い温度

域での変化が大きくなることがあるので,施工方法に十分注意する。

I.5 JIS 

R 3311

(セラミックファイバーブランケット) 

セラミックファイバーブランケットは,有機バインダーを含まない高温用保温材であり,常用最高使用

温度が

1 260

℃以下,製品を

1 100

℃にて一定時間保持したときの加熱線収縮率が

3 %

以下であることを


74

A 9501

:2014

規定している。

I.6 

その他の注意事項 

使用できる温度の上限は経験的に

表 に示した値より,

100

℃∼

200

℃低い温度に設定するとよい。た

だし,発泡プラスチック保温材及びセラミックファイバーブランケットを除く。


75

A 9501

:2014

附属書 J

(参考)

保冷材を貫通する金属部の施工要領

保冷材止め金具部及び保冷層を貫通するつ(吊)り金具,計測管などの施工は,次を参考にするとよい。

J.1 

保冷材止め金具部の施工 

保冷厚さが減少する保冷材止め金具部への施工は,次を参考にするとよい(

図 J.1 参照)。

a)

保冷材止め金具部の保冷厚さ(以下,増し保冷という。

)は,本体保冷厚さ(

d

)の半分程度とする。

b)

増し保冷部の保冷材と本体保冷材とは,変位量を勘案して接着剤及び/又はジョイントシーラを用い

て,密着させる。

図 J.1−保冷材止め金具部の施工要領

J.2 

つ(吊)り金具部の施工 

つ(吊)り金具部の施工は,次を参考とするとよい(

図 J.2 参照)。

a)

つ(吊)り金具部の保冷厚さは,本体保冷厚さ(

d

)の半分程度とする。

b)

増し保冷部の保冷長さは,本体保冷材厚さの

3

倍以上とする。

c)

計測管など保冷層を貫通する金属部の保冷も同様とする。


76

A 9501

:2014

図 J.2−つ(吊)り金具,計測管など保冷貫通部の施工要領


77

A 9501

:2014

附属書 K

(参考)

硬質ウレタンフォーム注入発泡用原液の取扱いについて

保冷工事に使用する硬質ウレタンフォーム注入発泡用原液の取扱いについては,

次を参考にするとよい。

K.1 

一般的な注意事項 

a)

使用する硬質ウレタンフォーム注入発泡用原液の仕様(混合比率,混合時間,反応性,自由発泡密度)

を事前に確認し,施工に際しては原液製造者の取扱説明書などに従う。

b)

硬質ウレタンフォーム注入発泡用原液の計量は,はかり(秤)などの計量器を用いて,規定の混合比

率となるように,正確に計量する。

c)

硬質ウレタンフォーム注入発泡用原液に水が混入することのないよう注意する。また,被施工箇所に

結露,雨水などの水分が存在していないことを確認する。

d)

硬質ウレタンフォーム注入発泡用原液の混合は,適切な混合時間にて,原液が均一になるよう混合す

る。原液を混合する際は,電動のかくはん機などを使用して混合することが望ましい。

e)

施工の前に,a)

によって確認した発泡条件で,プラスチック袋,専用の容器などに試験発泡を行う。

K.2 

品質の確認について 

a)

K.1 e)

を試験試料として,硬質ウレタンフォームの自由発泡密度の計測,及び目視による外観検査に

よって品質の確認を行う。

b)

合否判定基準については,受渡当事者間の協議によって定める。


78

A 9501

:2014

附属書 L

(参考)

保温材下腐食(CUI)に対する留意事項

保温された配管の表面は腐食が生じやすい環境であることが問題となっており,この部分に生じる腐食

を特に,保温材下配管外面腐食(以下,

CUI

という。

)と呼ぶ。この附属書は,

CUI

に対する理解を深め,

保温工事に当たって留意する事項を示したものである。

なお,

CUI

に関しては,一般財団法人エンジニアリング協会から,

“石油精製業及び石油化学工業におけ

る保温材下配管外面腐食(

CUI

)に関する維持管理ガイドライン”

2012

2

月)

(平成

19

23

年度  経済

産業省委託事業:石油精製業保安対策事業−被覆配管等の運転中検査技術に関する調査研究)が公表(平

24

2

月)されているので参照するとよい。次にその要約を示す。

L.1 CUI

の概要及び発生要因 

L.1.1 

概要 

腐食反応及び腐食要因は,次のようにいわれている。

a) 

腐食反応

CUI

は大気腐食の一種と考えられる。外部から侵入した雨水又は保温材内部で凝縮した水

分が配管表面に形成する水膜を通じて鋼材の表面に腐食電池と呼ばれる電池が形成し,直流の電流が

流れる現象(電気化学反応)である。

b) 

腐食要因

CUI

が屋外大気中の炭素鋼の全面腐食と異なり,腐食浸食を局所化し,腐食速度を大きく,

しかもばらつかせている要因には次のものがある。

1)

配管表面に形成する水膜の厚み

2)

水膜の中に溶解する不純物

3)

保温材・外装材の存在

4)

常温から高温まで広範囲な運転温度

5)

腐食生成物,主にマグネタイト(

Fe

3

O

4

)による腐食の加速効果

L.1.2 

発生要因 

a) 

水膜の形成  水の供給源として,次のものが挙げられる。

1)

降雨,冷却水の飛まつ(沫)など外部から侵入するもの

2)

温度差による結露

3)

保温材と配管表面の隙間での毛管凝縮による結露

4)

海塩粒子,保温材などからの溶出イオンの潮解による水分の結露

b) 

水膜の厚さ  配管表面の水膜の厚さは,電気化学反応を起こし,腐食を進行させるもっとも重要な要

因である。

図 L.1 に水膜厚さ腐食速度の様式図を示す。最近の報告では,ピークが現れる水膜の厚さ

は,炭素鋼においては

10 μm

50 μm

であるとされている。


79

A 9501

:2014

図 L.1−表面湿潤状態の変化と腐食速度の関係模式図

出典:

N. D. Tomashov, Corrosion, 20, 7t (1964).

L.2 CUI

の発生しやすい箇所と環境 

ガイドラインでは,

CUI

の発生しやすい箇所と環境として次を挙げている。具体的な箇所などを

表 L.1

に示す。

a) 

保温材の不連続部  保温材を貫通するドレン・ベント配管などは保温材の切欠き構造となり,雨水など

の浸入が生じやすい。

b) 

外装材の劣化・損傷部  保温材外装板の腐食・劣化などの損傷を受けると,雨水などの浸入が生じやす

く,保温材部分が,湿潤環境となる。

c) 

水の滞留箇所  保温材と配管材との間で,設計・施工・経年変化などの不具合箇所から発生する水滞留

箇所は湿潤環境を形成する。

d) 

保温材中に湿気を吸収蓄積する環境  接続配管(枝管など)の保温した箇所では,配管の内部流体の

温度低下が生じやすく,露点環境を形成するような箇所では,湿潤環境となる。

e) 

水噴霧・水蒸気・海水飛まつ(沫)にさらされる環境  保温材の外装板に水分が滴り落ちる環境では,

外装板の継ぎ目,又は損傷・劣化した部分から容易に保温材中に水分が浸透し,湿潤環境となる。


80

A 9501

:2014

表 L.1CUI の発生しやすい箇所

分類

小分類

具体的な箇所

保温材不連続部

保温材及び外装材の貫通・切欠き部

・ ベント,ドレン部

・ ハンガー保持部 
・ パイプシュー取付部

・ トレース管貫通部

・ ステージ(フロアー)貫通部 
・ サポート取付部

・ 圧力容器ノズル部

・ 取り出し計装配管

保温材末端部

・ フランジ,附属品 
・ 鉛直配管末端部

・ 保温剤連結部防食不良箇所

外装板の劣化損傷箇所

外装板の損傷

・ 外装材の変色(高温やけ)

・ 外装止めバンドのはずれ

・ 外装重ね合わせ部の外れ 
・ はぜ掛けゆる(弛)み部

外装板上の腐食等

・ 外装板のさび・腐食・穴

膨れ

・ 外装の膨れ部(腐食生成物が予想される)

継ぎ目充塡材劣化

・ 塗材(マスチック)が劣化(亀裂,剝離,防水

性能劣化)

その他

・ サポート部のカビやコケ 
・ 不適切な設置による水はけ障害部

水滞留箇所

浸入水が集中して滞留しやすい箇所

・ 垂直配管の保温剤末端部

・ 立上がり配管のエルボ

・ 長スパン水平配管ラインの下部

保温材中に湿気を吸収

蓄積する環境

管理すべき運転温度範囲と運転条件

・ 内部流体温度−4∼150  ℃程度で運転されてい

る配管

・ 使用中は内部流体温度 150  ℃以上であるが間欠

運転される配管

運転温度から温度降下がある配管系

統部分

・ 本管から分岐され 150  ℃以下となる滞留部及び

部品

・ 内部流体温度降下で露点となる枝管

・ 火傷防止対策施工配管

噴霧・水蒸気・海水飛

まつ(沫)飛散環境

水噴霧やスチーム,海水飛まつ(沫)

にさら(曝)される可能性のある配

・ 冷却塔付近配管

・ スチームストラップ近傍配管

・ スチームトレース配管保温材内部継手 
・ 桟橋配管

・ 水滴の直下配管

その他

振動配管

・ 振動による外装板の損傷が早い箇所

常時結露する配管

・ 保冷配管


81

A 9501

:2014

附属書 M

(参考)

計算事例について

M.1 

一般 

この附属書は利用者の利便のため,

次に示した条件で試算した結果をまとめたものである。

したがって,

この附属書の計算結果は,限定された条件下でだけ有効である。

M.2 

経済的な保温厚さ 

経済的な保温厚さについての考え方及び計算式は,

附属書 を参照するとよい。経済的な保温厚さを算

出するための条件及び数値は,利用者自身が決定することを原則とするが,条件及び数値の設定は煩雑で

あるため,次の条件で算出している。

a) 

計算条件

周囲温度(

θ

a

 20

表面熱伝達率(

h

se

 12

W/(m

2

K)

年利率(

n

 5

%

使用年数(

y

 15

熱量価格(

b

5

/(kW

h)

年間使用時間(

h

 4

000

時間又は

8 000

時間

a

保温材の単位体積当たりの工事費

(円

/m

3

a

10

3

×

(12

×

d

k

200)

(人造鉱物繊維保温材の場合)

a

10

3

×

(12

×

d

k

300)

(無機多孔質保温材の場合)

k

平面及び管の呼び径ごとの定数

  25A

以下

k

1.30

50A

以下

k

1.23

100A

以下

k

1.17

200A

以下

k

1.11

350A

以下

k

1.04

400A

以上及び平面

k

1.00

b) 

計算結果  計算結果を表 M.1.1∼表 M.1.24 に示す。

なお,この表の厚さは,

5 mm

単位で算出してあり,実際に販売されている製品厚さとは,必ずも一致

していない。また,計算プログラムの設定によって一位の値が異なる場合がある。

M.3 

凍結防止必要厚さ及び凍結防止時間 

凍結防止必要厚さ及び凍結防止時間の算出についての考え方及び計算式は,

附属書 を参照するとよい。

a) 

計算条件  次の条件を基に,算出をしている。鋼管の呼び径及び肉厚は,表 M.2 による。


82

A 9501

:2014

表 M.2−管の呼び径  外径と厚さ

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15 20 25 32 40 50 65 80 100 125 150

1/2 3/4  1 1-1/4

1-3/4

2 2-1/2

3  4  5  6

外径  mm 21.7 27.2 34.0 42.7

48.6

60.5

76.3

89.1

114.3 139.8 165.2

肉厚  mm 2.8 2.8 3.2 3.5 3.5 3.5 3.8 4.2 4.5 4.5 5.0

表面の熱抵抗は考慮していない。

密度

水:

1 000 kg/m

3

鋼管(炭素鋼)

7 850 kg/m

3

比熱

水:

4.22 kJ/(kg

K)

鋼管(炭素鋼)

0.44 kJ/(kg

K)

周囲(外気)温度

25

℃,−

20

℃,−

15

℃,−

10

℃,−

5

水の初期水温

 5

流体停止時間

 12

h

凍結割合

 0

%

25 %

保温材の熱伝導率(

0

℃の値)

ロックウール保温筒

 0.03 4

W/(m

K)

グラスウール保温筒

 0.03 4

W/(m

K)

けい酸カルシウム保温筒,

1

号−

15 0.040 7

W/(m

K)

はっ水性パーライト保温筒,

4

号−

18 0.048 3

W/(m

K)

A

種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温筒

1

 0.033

4

W/(m

K)

A

種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温筒

3

 0.034

6

W/(m

K)

A

種押出法ポリスチレンフォーム保温筒

2

 0.031

0

W/(m

K)

B

種硬質ウレタンフォーム保温筒

 0.02 9

W/(m

K)

A

種硬質ウレタンフォーム保温筒

1

 0.02 4

W/(m

K)

A

種硬質ウレタンフォーム保温筒

2

 0.02 5

W/(m

K)

A

種ポリエチレンフォーム保温筒

 0.03 0

W/(m

K)

b) 

計算結果

計算結果を

表 M.3.1∼表 M.3.4 に示す。

なお,この表の厚さは,

5 mm

単位で算出してあり,実際に販売されている製品厚さとは,必ずしも一

致していない。また,計算プログラムの設定によって一位の値が異なる場合がある。

なお,凍結防止保温厚さの

表 M.3.1 及び表 M.3.2 では,計算上

100 mm

以上の厚さが要求される場合に

おいても,一般的に

100 mm

以上保温施工されることは少ないので,計算結果が

101 mm

以上となったも

のは空欄とした。さらに,凍結防止時間の

表 M.3.3 及び表 M.3.4 では,計算結果が

100

時間を超える箇所

は空欄とした。

M.4 

保冷厚さ及び防露厚さ 

保冷厚さ及び防露厚さについての考え方及び計算式は,

附属書 を参照するとよい。

結露防止のための安全率として,表面温度(

θ

se

)を露点温度+

0.3

℃にとった計算例を示した。


83

A 9501

:2014

a) 

計算条件

周囲温度

30

相対湿度

85 %

表面温度

27.5

保冷材熱伝導率  熱伝導率算出参考式を使用した内部温度及び表面温度の平均値

表面熱伝達率

8 W/(m

2

K)

b) 

計算結果  計算結果を表 M.4.1∼表 M.4.12 に示す。

なお,この表の厚さは,

5 mm

単位で算出してあり,実際に販売されている製品厚さとは,必ずしも一

致していない。また,計算プログラムの設定によって一位の値が異なる場合がある。

M.5 

建築設備関連保温厚さ 

保冷厚さ及び防露厚さについての考え方及び計算式は,

附属書 を参照するとよい。

結露防止のための安全率として,表面温度(

θ

se

)を露点温度+

0.3

℃にとった計算例を示した。

a) 

計算条件

保冷材熱伝導率  熱伝導率算出参考式を使用した内部温度と表面温度の平均値

表面熱伝達率

8 W/(m

2

K)

熱伝導率の算出は,次による。

ロックウール保温板

1

 0.033

7

1.51

×

10

4

×

θ W/(m

K)

ロックウール保温板

2

 0.033

7

1.28

×

10

4

×

θ W/(m

K)

ロックウール保温帯

1

 0.034

9

2.44

×

10

4

×

θ W/(m

K)

グラスウール保温板

24K 0.035

7

1.42

×

10

4

×

θ

8.34

×

10

7

×

θ

2

W/(m

K)

グラスウール保温板

48K 0.032

4

1.05

×

10

4

×

θ

4.62

×

10

7

×

θ

2

W/(m

K)

ロックウール保温筒

 0.031

4

1.74

×

10

4

×

θ W/(m

K)

グラスウール保温筒

 0.032

4

1.05

×

10

4

×

θ

4.62

×

10

7

×

θ

2

W/(m

K)

A

種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温筒

3

 0.034 6

1.20

×

10

4

×

θ W/(m

K)

A

種押出法ポリスチレンフォーム保温筒

1

 0.036

0

1.50

×

10

4

×

θ W/(m

K)

A

種硬質ウレタンフォーム保温筒

1

 0.027

4

7.0

×

10

5

×

θ W/(m

K)

A

種ポリエチレンフォーム保温筒

 0.039

0

1.70

×

10

4

×

θ W/(m

K)

ここに,

θ

温度(℃)

周囲温度,相対湿度,表面温度及び内部温度はそれぞれの計算結果の表中に示し,次にまとめた。

1) 

表 M.5.1 及び表 M.5.2  空調給気ダクトの防露厚さ

周囲温度

屋内空調部分

 26

屋内非空調部分

 30

屋外部分

 35

相対湿度

屋内空調部分

 60

%

屋内非空調部分及び屋外部分

 85

%

90 %

内部温度

空調給気

 15


84

A 9501

:2014

2) 

表 M.5.3 及び表 M.5.4  外気導入ダクトの防露厚さ

周囲温度

屋内空調部分

 25

屋内非空調部分

 20

相対湿度

屋内空調部分及び非空調部分

 80

%

85 %

内部温度

各地域により

 10

℃,

5

℃,

0

℃,−

5

℃,−

10

3) 

表 M.5.5∼表 M.5.9  冷水管の防露厚さ

周囲温度

屋内空調部分

 26

屋内非空調部分

 30

屋外部分

 35

相対湿度

屋内空調部分

 60

%

屋内非空調部分及び屋外部分

 85

%

90 %

内部温度

5

℃,

7

4) 

表 M.5.10∼表 M.5.15  給水管・排水管の防露厚さ

周囲温度

屋内空調部分

 26

屋内非空調部分

 30

屋外部分

 35

相対湿度

屋内空調部分

 60

%

屋内非空調部分及び屋外部分

 85

%

90 %

内部温度

15

b) 

計算結果

計算結果を

表 M.5.1∼表 M.5.15 に示す。この表の厚さは,

5 mm

単位で算出してあり,実際に販売され

ている製品厚さとは,必ずしも一致していない。ただし,最小厚さをポリエチレンフォームは

5 mm

,そ

の他の保温材は

10 mm

として表示している。


85

A 9501

:2014

表 M.1.1−ロックウール保温筒の経済的な保温厚さ及び放散熱量(年間使用時間  4 000 時間)

管内 
温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15 20

25 32 40 50

65

80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600

½

¾

1

1¼  1½

2

3

4

5

6

8

10

12

14

16

18

20

22

24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

20 
18

25
19

25 
22

30 
22

30 
25

35
26

35
30

35
34

40
37

40
44

40
50

45
57

45
69

45
80

45 
88

45 
99

50

101

50

111

50

121

50

131

150  保温厚さ

放散熱量

30 
27

30
31

35 
32

35 
37

40 
37

40
43

45
46

45
51

50
57

50
67

55
71

60
82

60
98

60

113

60

124

65

130

65

145

65

159

65

173

65

187

200  保温厚さ

放散熱量

35 
38

40
40

40 
45

45 
48

45 
52

50
56

55
62

55
68

60
77

 65
 84

 65
 95

 70

111

 70
131

 75
143

 75 
157

 75 
176

 75 
194

 80 
202

80

219

80

237

250  保温厚さ

放散熱量

40 
50

45
53

50 
56

50 
64

55 
65

60
71

60
82

65
86

70
97

70

111

 75
120

80

140

85

158

85

181

85

198

 90 
212

 90 
234

90

256

95

265

95

286

300  保温厚さ

放散熱量

45 
63

50
67

55 
72

60 
77

60 
83

65
90

70
99

75

105

80

119

80

136

85

147

90

171

95

193

95

222

100 
233

100 
259

105 
275

105 
300

105
325

105
351

350  保温厚さ

放散熱量

50 
77

55
83

60 
89

65 
96

70 
99

75

108

80

119

80

131

85

147

90

162

95

176

100
205

105
232

110

256

110

279

115

300

115

330

120 
348

120
376

120
405

400  保温厚さ

放散熱量

60 
90

65
97

65

108

75

113

75

121

80

131

85

145

90

154

95

173

100
191

105
207

110

242

115

274

120
303

125 
320

125 
355

130 
378

130 
412

130
445

135
464

450  保温厚さ

放散熱量

65

108

70

116

75

125

80

135

85

140

90

153

95

169

100
179

105
202

110

223

115

242

120
283

125
320

130
354

135 
374

140 
403

140 
442

145 
468

145
505

150
528

500  保温厚さ

放散熱量

70

128

75

138

80

148

85

161

90

167

95

182

100
201

105
213

115

234

120
258

125
280

135
319

140
361

145
399

145 
433

150 
467

155 
499

155 
542

160
571

160
613

550  保温厚さ

放散熱量

75

151

80

161

90

170

95

184

100 
191

105
208

110

230

115

245

125
269

130
297

135
322

145
367

150
415

155
459

160 
487

165 
525

165 
575

170 
610

175
642

175
688

600  保温厚さ

放散熱量

85

171

90

184

95

198

100 
214

105 
223

110

243

120
262

125
279

135
308

140
339

145
368

155
420

160
474

170
514

170 
556

175 
601

180 
643

185 
682

185
735

190
771

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  W/m


86

A 9501

:2014

表 M.1.2−ロックウール保温筒の経済的な保温厚さ及び放散熱量(年間使用時間  8 000 時間)

管内 
温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15 20

25 32 40 50

65

80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600

½  ¾

1  1¼ 1½  2

3

4

5

6

8

10

12

14 16 18 20 22

24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

30 
15

35
16

35 
18

40 
19

40 
21

45
22

45
26

50
27

55
30

55
35

55
40

60
46

60
55

65
59

65 
65

65 
73

65 
81

70 
83

70
91

70
98

150  保温厚さ

放散熱量

40 
23

45
25

45 
28

50 
30

55 
31

55
35

60
39

65
41

70
46

70
53

75
57

80
66

80
78

85
86

85 
94

85

105

90

110

90

121

90

131

90

141

200  保温厚さ

放散熱量

50 
32

50
36

55 
38

60 
42

65 
43

65
48

70
53

75
56

80
64

85
70

90
76

95
88

95

104

100

114

100 
125

105 
134

105 
147

110

155

110

168

110

181

250  保温厚さ

放散熱量

55 
43

60
46

65 
50

70 
54

75 
55

80
60

85
67

85
73

95
80

95
91

100

98

110

111

110

130

115

144

120 
152

120 
168

125 
179

125 
195

130
205

130
220

300  保温厚さ

放散熱量

65 
54

70
57

75 
62

80 
67

80 
72

90
76

95
84

100

89

105
100

110

111

115

120

120
140

125
158

130
175

135 
185

135 
205

140 
219

145 
232

145
250

145
269

350  保温厚さ

放散熱量

70 
67

75
72

85 
75

90 
82

90 
87

100

93

105
102

110

109

115

123

120
135

125
147

135
167

140
189

145
209

150 
221

155 
239

155 
261

160 
277

160
299

165
313

400  保温厚さ

放散熱量

80 
80

85
86

90 
93

100

98

100 
105

110

111

115

123

120
131

130
144

135
159

140
173

150
197

155
222

160
246

165 
261

170 
281

175 
301

175 
326

180
344

180
369

450  保温厚さ

放散熱量

90 
95

95

102

100

110

105

119

110

124

120
132

125
146

130
155

140
171

145
189

155
201

165
229

170
259

175
286

180 
304

185 
328

190 
351

195 
373

195
401

200
421

500  保温厚さ

放散熱量

95

114

105
120

110

129

115

140

120 
146

130
156

135
172

140
183

150
202

160
218

165
236

175
270

185
299

195
325

195 
351

200 
379

205 
406

210 
431

215
455

220
478

550  保温厚さ

放散熱量

105 
132

110

142

120 
150

125 
163

130 
170

140
181

150
196

155
209

165
231

170
254

180
271

190
309

200
343

210
373

215 
396

220 
428

225 
458

230 
487

235
514

235
549

600  保温厚さ

放散熱量

115

153

120
164

130 
174

135 
188

140 
196

150
210

160
227

165
242

175
267

185
290

195
309

205
352

215
391

225
425

230 
451

235 
488

240 
522

245 
555

250
586

255
617

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  W/m


87

A 9501

:2014

表 M.1.3−ロックウール保温板などの経済的な保温厚さ及び放散熱量(年間使用時間  4 000 時間)

平面

内部温度  ℃

項目

保温板 1 号

保温板 2 号

保温板 3 号

フェルト

100

保温厚さ

a)

放散熱量

b)

55 
59

55 
57

55 
59

60 
58

150

保温厚さ

放散熱量

75 
78

75 
74

75 
76

80 
80

200

保温厚さ

放散熱量

95 
94

90 
92

90 
94

100 
101

250

保温厚さ

放散熱量

115 
110

105 
108

110

105

120 
121

300

保温厚さ

放散熱量

130 
132

125 
120

125 
120

140 
141

350

保温厚さ 
放散熱量

150 
150

140 
137

140 
136

165 
158

400

保温厚さ 
放散熱量

170 
170

155 
154

155 
152

185 
181

450

保温厚さ

放散熱量

190 
191

175 
169

170 
168

500

保温厚さ 
放散熱量

215 
209

190 
189

185 
186

550

保温厚さ 
放散熱量

235 
234

210 
205

205 
200

600

保温厚さ

放散熱量

260 
256

230 
223

220 
219

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  W/m

2


88

A 9501

:2014

表 M.1.4−ロックウール保温板などの経済的な保温厚さ及び放散熱量(年間使用時間  8 000 時間)

平面

内部温度  ℃

項目

保温板 1 号

保温板 2 号

保温板 3 号

フェルト

100

保温厚さ

a)

放散熱量

b)

80 
41

80 
40

80 
41

85 
42

150

保温厚さ

放散熱量

110

54

105

53

110

53

115

57

200

保温厚さ

放散熱量

135

67

130

64

130

66

145

70

250

保温厚さ

放散熱量

160

80

155

74

155

75

175

84

300

保温厚さ

放散熱量

190

91

175

86

175

86

200 
100

350

保温厚さ 
放散熱量

215 
105

200

96

200

96

230

114

400

保温厚さ 
放散熱量

245

118

220 
109

220 
107

265 
127

450

保温厚さ

放散熱量

275 
133

245 
121

245

117

500

保温厚さ 
放散熱量

305 
148

270 
133

265 
130

550

保温厚さ 
放散熱量

335 
165

300 
144

290 
142

600

保温厚さ

放散熱量

370 
181

325 
159

315 
154

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  W/m

2


89

A 9501

:2014

表 M.1.5−ロックウール保温帯 号の経済的な保温厚さ及び放散熱量(年間使用時間  4 000 時間)

管内 
温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15 20 25 32 40 50

65

80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550

600

½  ¾  1 1¼ 1½ 2 2½

3

4

5

6

8

10

12

14 16 18 20  22

24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

25 
19

25 
22

30 
23

30 
26

30 
29

35
30

35
36

40
37

40
44

45
47

45
54

50
62

50
74

50
86

50 
95

50

107

50

119

50

131

55

131

55

142

150  保温厚さ

放散熱量

30 
33

35 
34

35 
39

40 
41

40 
45

45
48

50
53

50
58

55
65

55
76

60
81

65
94

65

111

65

129

70

133

70

149

70

165

70

181

70

197

70

213

200  保温厚さ

放散熱量

40 
45

40 
51

45 
54

50 
58

50 
62

55
68

60
74

60
82

65
92

 70
101

 70

114

 75
133

 80
150

 80
172

 85 
180

 85 
201

 85 
222

 85 
243

90

252

90

272

250  保温厚さ

放散熱量

45 
62

50 
66

55 
71

60 
77

60 
82

65
89

70
99

75

104

80

118

80

135

 85
145

90

170

95

192

95

220

100 
231

100 
257

100 
284

105 
298

105
323

105
348

300  保温厚さ

放散熱量

55 
79

60 
85

60 
94

65

102

70

106

75

115

80

127

85

134

90

152

95

167

95

187

105
212

110

239

110

273

115

288

115

320

120 
340

120 
371

125
389

125
418

350  保温厚さ

放散熱量

60

102

65

110

70

118

75

128

80

132

85

144

90

159

95

169

100
191

105
210

110

228

115

266

120
301

125
333

130 
352

130 
390

135 
416

140 
440

140
476

140

511

400  保温厚さ

放散熱量

70

125

75

135

80

145

85

157

90

163

95

178

100
196

105
209

115

229

120
253

125
274

130
320

135
362

140
401

145 
424

150 
458

150 
501

155 
531

155
573

160
600

450  保温厚さ

放散熱量

80

152

85

163

90

176

95

191

100 
198

105
216

110

239

115

254

125
279

130
308

135
334

145
381

150
431

160
466

160 
505

165 
545

170 
583

170 
632

175
667

180
699

500  保温厚さ

放散熱量

85

187

90

200

100

211

105 
229

110

238

115

260

125
281

130
299

135
336

145
363

150
394

160
449

165
507

175
550

180 
584

180 
643

185 
688

190 
731

195
771

195
825

550  保温厚さ

放散熱量

95

222

100 
238

110

251

115

272

120 
284

125
309

135
334

140
356

150
393

155
432

165
461

175
525

185
582

190
644

195 
683

200 
738

205 
790

210 
839

210
902

215
947

600  保温厚さ

放散熱量

105 
261

110

280

120 
296

125 
321

130 
334

140
358

145
394

150
419

165
455

170
501

180
535

190
610

200
676

205
747

210 
793

215 
857

220 
917

225 
975

230

1 030

235

1 082

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  W/m


90

A 9501

:2014

表 M.1.6−ロックウール保温帯 号の経済的な保温厚さ及び放散熱量(年間使用時間  8 000 時間)

管内 
温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15  20

25  32  40  50

65

80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600

½

¾

1

1¼  1½

2

3

4

5

6

8

10

12

14

16

18

20

22

24

100

保温厚さ

a)

放散熱量

b)

30 
18

35
19

40 
20

40 
22

45 
23

45
26

50
28

55
30

55
35

60
39

60
44

65
51

65
60

70
66

70 
72

70 
81

70

 89

75 
93

75

101

75

109

150

保温厚さ

放散熱量

45 
27

45
30

50 
32

55 
35

55 
38

60
41

65
45

70
47

75
53

75
61

80
66

85
77

90

 87

90

100

95

105

95

117

 95 
129

100 
135

100
146

100
158

200

保温厚さ

放散熱量

55 
39

60
42

60 
47

65 
51

70 
52

75
57

80
63

85
66

90
75

 95
 83

 95
 93

105
105

105
122

110

135

115

142

115

158

120 
168

120 
183

120
199

125
207

250

保温厚さ 
放散熱量

65 
53

70
57

75 
61

80 
67

80 
71

85
77

95
83

95
91

105
100

110
110

115
119

120
139

125
157

130
174

135 
184

135 
204

140 
217

140 
237

145
249

145
267

300

保温厚さ 
放散熱量

75 
70

80
75

85 
81

90 
87

95 
91

100

99

105
109

110
116

120
128

125
141

130
153

140
174

145
197

150
218

155 
231

160 
249

160 
272

165 
289

165
312

170
326

350

保温厚さ

放散熱量

85 
89

90
96

95

103

105 
109

105

116

115

124

120
137

125
145

135
160

140
177

145
192

155
218

165
242

170
268

175 
284

180 
306

185 
328

185 
355

190
375

195
393

400

保温厚さ

放散熱量

95

111

100
120

110

126

115

137

120 
143

125
155

135
168

140
179

150
197

160
214

165
232

175
264

185
293

190
324

195 
343

200 
371

205 
397

210 
422

215
446

215
476

450

保温厚さ

放散熱量

105 
137

115

145

120 
156

130 
166

135 
173

140
188

150
204

155
217

165
240

175
260

180
282

195
316

205
350

210
387

215

411

220 
444

225 
475

230 
505

235
534

240
561

500

保温厚さ

放散熱量

120 
164

125
176

135 
187

140 
202

145

211

155
226

165
245

170
261

180
288

190
312

200
333

215
374

225
415

230
458

240 
480

245 
518

250 
555

255 
590

260
623

265
655

550

保温厚さ 
放散熱量

130 
198

135
212

145 
225

155 
240

160 
250

170
269

180
291

185
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200
338

210
366

215
396

230
445

245
488

255
531

260 
563

265 
608

275 
643

280 
683

285
722

290
759

600

保温厚さ 
放散熱量

140 
236

150
249

160 
265

170 
283

175 
295

185
316

195
343

200
364

215
398

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431

235
461

250
518

265
568

275
619

280 
656

290 
700

295 
749

305 
787

310
832

315
875

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  W/m


91

A 9501

:2014

表 M.1.7−ロックウール保温帯 号の経済的な保温厚さ及び放散熱量(年間使用時間  4 000 時間)

管内 
温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15  20

25  32  40  50

65

80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600

½

¾

1

1¼  1½

2

3

4

5

6

8

10

12

14

16

18

20

22

24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

20 
20

25
21

30 
21

30 
25

30 
27

35
28

35
34

40
34

40
41

40
48

45
51

45
63

45
76

50
81

50 
89

50

100

50

111

50

122

50

134

50

145

150  保温厚さ

放散熱量

30 
29

30
33

35 
35

40 
37

40 
40

45
43

45
50

50
52

50
62

55
68

55
77

60
89

60

106

65

115

65

126

65

142

 65 
157

 65 
172

 70
176

70

190

200  保温厚さ

放散熱量

35 
40

40
43

40 
48

45 
52

50 
53

50
60

55
66

55
73

60
82

 65
 90

 65
102

 70

118

 75
133

 75
153

 75 
168

 80 
178

 80 
197

80

216

80

235

85

241

250  保温厚さ

放散熱量

40 
53

45
56

50 
60

55 
64

55 
69

60
75

65
82

65
91

 70
102

 75

113

75

127

 80
148

85

167

90

183

 90 
201

90

224

 95 
237

 95 
259

95

281

95

303

300  保温厚さ

放散熱量

45 
66

50
70

55 
75

60 
81

60 
87

 65

95

 70
104

 75

110

80

124

85

137

85

154

 90
180

95

203

100
224

100 
244

105 
262

105 
288

105 
315

110

328

110

354

350  保温厚さ

放散熱量

55 
77

55
86

60 
92

 65 
100

 70 
103

75

112

80

124

85

131

 90
148

 95
163

95

183

105
207

105
242

110

267

115

281

115

313

120 
333

120 
363

120
392

125
408

400  保温厚さ

放散熱量

60 
94

 65
100

70

108

75

117

 75 
125

 80
136

85

150

90

160

 95
180

100
199

105
215

115

244

120
276

120
314

125 
332

125 
368

130 
392

130 
427

135
448

135
482

450  保温厚さ

放散熱量

65

112

70

120

 75 
129

80

140

85

145

90

158

95

175

100
186

105
210

110

231

115

251

125
285

130
322

135
356

135 
387

140 
417

145 
446

145 
484

150
509

150
547

500  保温厚さ

放散熱量

70

133

75

142

 80 
153

90

162

 90 
172

95

188

105
202

110

215

115

242

120
267

125
290

135
330

140
373

145
413

150 
437

150 
483

155 
517

160 
547

160
591

165
618

550  保温厚さ

放散熱量

80

152

85

163

 90 
175

95

190

100 
198

105
215

110

238

115

253

125
278

130
307

135
333

145
380

150
429

160
465

160 
503

165 
543

170 
581

170 
630

175
664

180
696

600  保温厚さ

放散熱量

 85 
177

90

190

 95 
205

105 
217

105 
231

115

246

120
271

125
289

135
318

140
351

145
381

155
434

165
481

170
532

175 
564

180 
609

180 
665

185 
706

190
745

190
797

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  W/m


92

A 9501

:2014

表 M.1.8−ロックウール保温帯 号の経済的な保温厚さ及び放散熱量(年間使用時間  8 000 時間)

管内 
温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15  20

25  32  40  50

65

80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600

½

¾

1

1¼  1½

2

3

4

5

6

8

10

12

14

16

18

20

22

24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

30 
17

35
17

35 
20

40 
21

40 
23

45
24

50
27

50
30

55
33

55
38

60
41

65
48

65
57

65
65

70 
68

70

 76

70

 84

70 
92

70

100

75

102

150  保温厚さ

放散熱量

40 
25

45
27

50 
29

50 
33

55 
34

60
36

60
42

65
44

70
50

75
55

75
62

80
72

85

 81

85

 93

90

 97

90

109

 90 
120

 95 
125

 95
136

95

147

200  保温厚さ

放散熱量

50 
34

55
37

60 
39

60 
44

65 
46

70
50

75
55

75
60

85
66

 85
 75

 90
 81

 95
 95

100
107

105

118

105 
129

105 
143

110

152

110

166

115

173

115

187

250  保温厚さ

放散熱量

55 
46

60
49

65 
52

70 
57

75 
59

80
64

85
71

90
75

 95
 85

100

93

105
101

110
118

115

134

120
148

120 
161

125 
173

125 
190

130 
201

130
217

130
233

300  保温厚さ

放散熱量

65 
56

70
60

75 
65

80 
70

85 
73

 90

79

 95
 88

100
 93

105
105

110
116

115

126

125
143

130
162

135
179

135 
194

140 
210

145 
224

145 
243

150
256

150
274

350  保温厚さ

放散熱量

75 
68

80
73

85 
79

 90

85

 95

89

100
 97

105
107

110
113

120
125

125
138

130
149

140
170

145
192

150
213

155 
225

155 
249

160 
266

165 
282

165
304

170
319

400  保温厚さ

放散熱量

80 
83

 85
 89

95 
94

100 
102

105 
106

110
116

115

128

120
136

130
150

135
165

140
179

150
204

160
226

165
250

170 
265

170 
292

175 
313

180 
332

185
350

185
375

450  保温厚さ

放散熱量

90

 99

95

106

100

114

110

121

115

126

120
137

125
151

135
158

140
178

150
192

155
208

165
237

175
263

180
291

185 
309

190 
333

195 
357

195 
386

200
408

205
428

500  保温厚さ

放散熱量

100

116

105
124

110

133

120 
142

125 
148

130
161

140
174

145
186

155
205

160
226

170
240

180
274

190
304

195
336

200 
357

205 
385

210 
412

215 
438

220
463

220
495

550  保温厚さ

放散熱量

105 
137

115

144

120 
155

130 
166

135 
173

140
188

150
203

155
216

165
239

175
259

180
281

195
315

205
349

210
386

215 
409

220 
442

225 
474

230 
503

235
532

240
559

600  保温厚さ

放散熱量

115

158

120
170

130 
180

140 
192

145 
200

150
217

160
235

165
250

180
273

185
300

195
320

210
360

220
399

225
440

230 
467

240 
498

245 
533

250 
566

255
598

260
629

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  W/m

表 M.1.9−グラスウール保温筒の経済的な保温厚さ及び放散熱量(年間使用時間  4 000 時間)

管内 
温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15 20

25 32 40 50

65

80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600

½  ¾

1  1¼ 1½  2

3

4

5

6

8

10

12

14 16 18 20 22

24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

20 
18

25
18

25 
21

30 
22

30 
24

35
25

35
30

35
33

40
36

40
43

40
49

45
56

45
67

45
78

45 
86

45 
96

45

107

50

108

50

118

50

127

150  保温厚さ

放散熱量

30 
26

30
30

35 
32

35 
36

40 
36

40
42

45
45

45
51

50
56

50
66

55
70

55
86

60
96

60

111

60

122

60

137

65

142

65

156

65

170

65

184

200  保温厚さ

放散熱量

35 
38

40
40

40 
46

45 
49

45 
53

50
57

55
62

55
69

60
77

65
85

65
96

70

111

70

132

75

144

75

158

75

177

80

186

80

203

80

221

80

239

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  W/m


93

A 9501

:2014

表 M.1.10−グラスウール保温筒の経済的な保温厚さ及び放散熱量(年間使用時間  8 000 時間)

管内 
温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15 20 25  32  40  50

65

80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600

1/2 3/4 1 1-1/4 1½ 2

3

4

5

6

8

10

12

14 16 18 20 22

24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

30 
15

30 
17

35 
17

40 
19

40 
20

45
21

45
25

50
26

50
31

55
34

55
38

60
45

60
53

65
57

65 
63

65 
71

65 
78

65 
86

70
88

70
95

150  保温厚さ

放散熱量

40 
23

45 
25

45 
28

50 
30

50 
32

55
35

60
38

65
40

65
47

70
52

75
56

80
65

80
77

85
84

85 
92

85

103

85

114

90

119

90

129

90

139

200  保温厚さ

放散熱量

50 
32

50 
36

55 
39

60 
42

65 
43

70
47

70
54

75
57

80
64

85
71

90
76

95
89

95

105

100

115

105 
121

105 
135

105 
149

110

156

110

169

110

182

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  W/m

表 M.1.11−グラスウール保温板及び波形保温板の経済的な保温厚さ及び放散熱量 

(年間使用時間  4 000 時間)

平面

内部温度

種類 24K

32K

40K

48K

64K

80K

96K

波形

保温材

100

保温厚さ

a)

放散熱量

b)

 60
 60

 55
 60

55
58

55
56

55
54

55
53

55
54

55 
58

150

保温厚さ

放散熱量

 85
 81

 80
 77

75
78

75
76

75
72

70
75

75
71

200

保温厚さ

放散熱量

105
106

100
 98

95
98

95
93

90
92

90
89

90
90

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  W/m

2

表 M.1.12−グラスウール保温板及び波形保温板の経済的な保温厚さ及び放散熱量 

(年間使用時間  8 000 時間)

平面

内部温度

種類 24K

32K

40K

48K

64K

80K

96K

波形

保温材

100

保温厚さ

a)

放散熱量

b)

85
43

80
42

80
40

80
39

80
38

75
39

75
40

80 
41

150

保温厚さ

放散熱量

120

58

110

57

110

54

110

52

105

52

105

50

105

51

200

保温厚さ 
放散熱量

150

75

140

71

140

67

135

66

130

64

130

62

130

63

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  W/m

2


94

A 9501

:2014

表 M.1.13−けい酸カルシウム保温筒及び保温板 -15 の経済的な保温厚さ及び放散熱量 

(年間使用時間  4 000 時間)

管内

温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15 20 25 32 40 50 65 80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600 平

½  ¾  1

1¼ 1½ 2 2½

3

4

5

6

8

10 12 14 16 18 20  22  24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

20 
21

25 
21

25 
25

25 
28

30 
28

30 
32

30
38

35
39

35
47

35
55

40
57

40
72

40
86

40

100

40

111

40

125

40

139

45

139

45

151

45

164

50
72

150  保温厚さ

放散熱量

25 
32

30 
34

30 
38

35 
41

35 
44

40 
47

40
55

40
62

45
68

45
80

50
84

50

105

50

125

55

134

55

148

55

166

55

184

55

203

55

221

55

239

65
98

200  保温厚さ

放散熱量

30 
44

35 
46

35 
52

40 
56

40 
60

45 
65

50
70

50
78

55
88

55

102

55

115

60

134

60

159

65

173

65

190

65

213

65

236

70

243

70

265

70

286

80

118

250  保温厚さ

放散熱量

35 
55

40 
58

45 
62

45 
70

50 
72

50 
82

55
90

55

100

60

112

65

122

65

138

70

161

70

191

75

209

75

229

75

256

75

283

80

294

80

320

80

345

90

142

300  保温厚さ

放散熱量

40 
67

45 
71

50 
75

50 
86

55 
88

55

100

60

110

65

115

65

136

70

149

75

161

75

197

80

221

80

255

85

266

85

297

85

328

90

343

90

372

90

402

105
158

350  保温厚さ

放散熱量

45 
78

50 
83

50 
94

55

101

60

104

60

118

65

130

70

137

75

154

75

177

80

191

85

223

90

251

90

289

90

316

95

337

95

372

95

407

100 
423

100
456

120
172

400  保温厚さ

放散熱量

50 
91

55 
97

55

108

60

117

65

121

70

131

70

150

75

159

80

179

85

198

85

222

90

259

95

293

100
323

100
352

105 
378

105 
416

105 
455

105 
493

110
511

130
193

450  保温厚さ

放散熱量

55

104

55

115

60

124

65

134

70

138

75

151

80

166

80

183

85

206

90

227

95

246

100
287

105
324

105
371

110

391

110

434

115

462

115

504

115

545

120
567

140
214

500  保温厚さ

放散熱量

60

118

60

131

65

140

70

152

75

157

80

171

85

189

85

207

90

234

95

258

100
279

105
327

110

369

115

408

115

444

120 
478

120 
525

125 
554

125 
600

125
645

155
228

550  保温厚さ

放散熱量

60

137

65

147

70

158

75

171

80

177

85

193

90

213

90

234

100
256

105
282

105
315

115

357

120
404

120
461

125
486

130 
524

130 
575

130 
626

135 
657

135
706

165
250

600  保温厚さ

放散熱量

65

153

70

164

75

177

80

192

85

199

90

217

95

239

100
254

105
287

110

317

115

343

120
401

125
454

130
502

135
531

135 
588

140 
627

140 
682

145 
717

145
770

180
265

650  保温厚さ

放散熱量

70

171

75

183

80

197

85

214

90

222

95

242

100
267

105
284

110

321

115

354

120
384

130
436

135
493

140
546

140
593

145 
639

145 
701

150 
742

150 
801

155
838

195
281

700  保温厚さ

放散熱量

75

190

80

203

85

219

90

238

95

247

100 
269

105
297

110

316

115

356

120
393

125
426

135
485

140
549

145
607

150
643

155 
694

155 
760

160 
805

160 
868

165
909

205
305

750  保温厚さ

放散熱量

80

210

85

225

90

242

95

263

100 
273

105 
298

110

329

115

350

125
385

130
425

135
461

140
538

150
594

155
657

155
712

160 
769

165 
822

170 
872

170 
940

175
985

220
323

800  保温厚さ

放散熱量

85

231

90

248

95

268

100 
290

105 
302

110

329

115

363

120
386

130
426

135
469

140
509

150
580

155
656

160
726

165
769

170 
831

175 
889

175 
964

180

1 016

180

1 088

235
342

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  管の場合  W/m,平面の場合  W/m

2


95

A 9501

:2014

表 M.1.14−けい酸カルシウム保温筒及び保温板 -15 の経済的な保温厚さ及び放散熱量 

(年間使用時間  8 000 時間)

管内

温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15 20 25 32 40 50 65 80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600 平

½

¾

1

1¼  1½

2

3

4

5

6

8

10

12

14 16  18  20  22  24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

30 
17

30 
19

35 
20

35 
23

40 
24

40
27

45
30

45
33

50
37

50
43

50
49

55
56

55
67

55
78

60
79

60 
89

60 
99

60

109

60

118

60

128

70
53

150  保温厚さ

放散熱量

35 
28

40 
29

45 
31

45 
35

50 
36

50
41

55
45

55
50

60
56

65
62

65
70

70 
81

70 
96

75

105

75

115

75

129

75

142

80

148

80

161

80

174

95
68

200  保温厚さ

放散熱量

45 
36

45 
41

50 
43

55 
47

55 
50

60
55

65
60

65
66

70
75

75
82

80
89

80

108

85

122

90

134

90

146

90

163

90

180

95

189

95

205

95

221

115

83

250  保温厚さ

放散熱量

50 
47

55 
50

60 
54

60 
61

65 
62

70
68

75
75

75
82

80
93

85

102

90

111

95

129

95

152

100
167

100
182

105 
196

105 
215

110

227

110

245

110

264

130
100

300  保温厚さ

放散熱量

55 
58

60 
62

65 
67

70 
72

70 
77

75
84

80
93

85
98

90

111

95

122

100
132

105
155

110

175

110

200

115
211

115

234

120 
249

120 
271

120
294

125
306

150

111

350  保温厚さ

放散熱量

60 
69

65 
74

70 
80

75 
86

80 
90

85
98

90

108

95

114

100
129

105
142

110

154

115

180

120
204

125
226

125
245

130 
264

130 
290

135 
307

135
331

135
356

170
122

400  保温厚さ

放散熱量

70 
79

70 
87

75 
94

80

102

85

105

90

115

95

127

100
135

105
152

110

168

115

182

125
207

130
234

135
259

135
281

140 
303

140 
332

145 
351

145
380

150
397

185
137

450  保温厚さ

放散熱量

75 
91

80 
98

85

106

90

115

90

122

100
130

105
143

110

152

115

172

120
190

125
206

135
234

140
265

145
293

145
318

150 
343

155 
366

155 
398

160
419

160
449

205
147

500  保温厚さ

放散熱量

80

105

85

113

90

121

95

132

100 
137

105
149

110

165

115

175

125
193

130
213

135
231

145
263

150
297

155
329

160
348

160 
385

165

411

170 
436

170
470

175
493

220
162

550  保温厚さ

放散熱量

85

119

90

128

95

138

100 
150

105 
156

110

170

120
183

125
195

130
220

135
242

145
257

150
299

160
331

165
367

170
389

170 
429

175 
459

180 
487

180
524

185
550

240
173

600  保温厚さ

放散熱量

90

135

95

145

100 
156

110

166

110

176

120
188

125
207

130
221

140
243

145
268

150
291

160
332

170
368

175
407

180
431

185 
466

185 
508

190 
540

195
570

195
610

255
188

650  保温厚さ

放散熱量

95

152

100 
163

105 
175

115

187

120 
194

125
212

135
229

140
244

145
274

155
296

160
321

170
367

180
406

185
449

190
477

195 
515

200 
551

200 
596

205
629

210
661

275
201

700  保温厚さ

放散熱量

100 
170

105 
182

115

193

120 
209

125 
218

130
237

140
256

145
273

155
301

165
326

170
354

180
404

190
447

195
495

200
525

205 
567

210 
607

215 
645

220
681

220
728

295
213

750  保温厚さ

放散熱量

105 
189

115

200

120 
215

125 
233

130 
243

140
260

145
286

155
299

165
331

170
364

180
388

190
443

200
491

205
543

210
576

215 
622

220 
666

225 
708

230
748

235
786

315
227

800  保温厚さ

放散熱量

110

210

120 
222

125 
239

135 
255

140 
266

145
289

155
313

160
333

170
368

180
398

185
432

200
485

210
538

215
594

220
630

225 
681

235 
718

240 
763

240
819

245
861

335
241

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  管の場合  W/m,平面の場合  W/m

2


96

A 9501

:2014

表 M.1.15−けい酸カルシウム保温筒及び保温板 -22 の経済的な保温厚さ及び放散熱量 

(年間使用時間  4 000 時間)

管内

温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15 20 25 32 40 50 65 80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600 平

½

¾

1

1¼  1½

2

3

4

5

6

8

10 12 14 16  18

20

22

24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

20 
25

25 
26

25 
30

30 
31

30 
34

30
40

35
42

35
48

40
53

40
61

40
70

45
80

45
96

45

112

45

123

45

139

45

154

45

170

45

186

50

184

55
81

150  保温厚さ

放散熱量

30 
36

30 
41

35 
43

35 
49

40 
49

40
57

45
62

45
69

50
77

50
89

50

102

55

118

55

140

60

152

60

167

60

187

60

208

60

228

60

248

60

269

70

110

200  保温厚さ

放散熱量

35 
49

35 
55

40 
58

45 
62

45 
67

50
72

50
84

55
88

55

105

60

114

60

129

65

151

65

178

70

195

70

214

70

239

70

265

75

274

75

298

75

322

85

133

250  保温厚さ

放散熱量

40 
61

40 
68

45 
73

50 
79

50 
85

55
92

60

101

60

111

65

125

65

144

70

155

75

181

75

214

80

234

80

256

80

287

85

302

85

330

85

359

85

387

100
152

300  保温厚さ

放散熱量

45 
74

45 
82

50 
88

55 
95

55

102

60

111

65

122

65

134

70

151

75

166

75

188

80

219

85

247

90

272

90

297

90

331

90

366

95

383

95

415

95

448

115

169

350  保温厚さ

放散熱量

50 
87

50 
96

55

103

60

112

60

120

65

130

70

144

75

152

80

171

80

196

85

212

90

248

95

280

95

321

100
337

100 
375

100 
413

105 
434

105
471

105
507

125
191

400  保温厚さ

放散熱量

50

104

55

111

60

119

65

129

65

139

70

151

75

166

80

176

85

199

90

219

90

246

95

287

100
324

105
358

105
391

110

419

110

462

110

504

115

526

115

567

140
206

450  保温厚さ

放散熱量

55

119

60

127

65

136

70

148

70

158

75

172

80

190

85

202

90

228

95

251

100
272

105
318

110

359

115

397

115

432

115

480

120

511

120 
557

125
583

125
628

150
229

500  保温厚さ

放散熱量

60

134

65

144

70

154

75

168

75

179

80

195

85

215

90

229

95

258

100
285

105
308

110

360

115

407

120
451

125
476

125 
528

130 
562

130 
612

130
662

135
691

165
244

550  保温厚さ

放散熱量

65

151

70

161

75

174

80

188

80

201

85

219

95

235

95

257

105
282

110
311

110

347

120
394

125
446

130
493

130
536

135 
578

135 
634

140 
670

140
724

145
756

180
260

600  保温厚さ

放散熱量

70

168

75

180

80

194

85

211

85

225

95

239

100
263

105
280

110

316

115

348

120
378

125
441

130
499

135
552

140
584

145 
630

145 
690

150 
731

150
789

155
826

190
284

650  保温厚さ

放散熱量

75

187

80

201

85

216

90

235

90

250

100
266

105
293

110

312

115

352

120
388

125
421

135
479

140
542

145
600

150
635

150 
702

155 
750

155 
815

160
858

160
920

205
302

700  保温厚さ

放散熱量

80

208

85

223

90

240

95

260

95

277

105
295

110

325

115

346

120
390

130
421

135
456

140
532

150
588

155
651

155
705

160 
761

165 
814

165 
883

170
930

170
997

220
320

750  保温厚さ

放散熱量

80

235

85

252

95

265

100 
288

105 
299

110

326

115

360

120
383

130
422

135
465

140
505

150
575

155
650

160
720

165
763

170 
824

170 
900

175 
955

180

1 007

180

1 079

230
347

800  保温厚さ

放散熱量

85

258

90

277

100 
292

105 
317

110

330

115

359

120
396

125
422

135
465

140
513

145
556

155
634

165
702

170
777

175
824

175 
908

180 
971

185

1 031

190

1 088

190

1 165

245
367

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  管の場合  W/m,平面の場合  W/m

2


97

A 9501

:2014

表 M.1.16−けい酸カルシウム保温筒及び保温板 -22 の経済的な保温厚さ及び放散熱量 

(年間使用時間  8 000 時間)

管内

温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15 20 25 32 40 50 65 80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600 平

½  ¾  1  1¼ 1½  2  2½

3

4

5

6

8

10 12 14 16 18 20 22 24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

30 
21

35 
22

35 
25

40 
27

40 
29

45
31

45
36

50
38

50
45

55
49

55
56

60
65

60
77

60
89

65
92

65

103

65

114

65

125

65

136

70

139

75
61

150  保温厚さ

放散熱量

40 
32

45 
34

45 
38

50 
41

50 
44

55
47

60
52

60
58

65
65

70
71

70
80

75
94

80

105

80

121

80

133

85

142

85

156

85

171

85

186

85

201

100

79

200  保温厚さ

放散熱量

45 
44

50 
46

55 
50

60 
54

60 
58

65
63

70
69

70
76

75
86

80
94

85

102

90

119

90

140

95

154

95

168

100 
180

100 
199

100 
217

105
226

105
244

125

92

250  保温厚さ

放散熱量

55 
53

60 
57

60 
64

65 
69

70 
71

75
77

80
85

80
94

85

106

90

117

95

126

100
148

105
167

105
191

110

201

110

223

115

237

115

259

115

280

120
291

145
106

300  保温厚さ

放散熱量

60 
65

65 
70

70 
75

75 
81

75 
87

80
95

85

105

90

111

95

126

100
138

105
150

110

175

115

198

120
219

120
238

125 
257

125 
282

130 
298

130
322

130
346

160
123

350  保温厚さ

放散熱量

65 
78

70 
83

75 
90

80 
97

85

101

90

110

95

121

100
129

105
145

110

161

115

174

120
203

125
230

130
254

135
269

135 
298

140 
318

140 
346

145
363

145
390

180
134

400  保温厚さ

放散熱量

70 
91

75 
97

80

105

85

114

90

118

95

129

100
142

105
151

115

166

120
183

125
199

130
232

135
262

140
290

145
307

150 
332

150 
363

155 
385

155
415

160
435

200
146

450  保温厚さ

放散熱量

75

105

80

112

90

118

95

128

95

136

105
145

110

160

115

171

120
192

125
212

130
230

140
262

145
296

150
328

155
347

160 
375

160 
410

165 
435

170
458

170
491

215
161

500  保温厚さ

放散熱量

85

117

90

126

95

135

100 
147

105 
153

110

166

115

183

120
195

130
215

135
237

140
257

150
293

155
332

165
359

165
389

170 
420

175 
449

175 
487

180
514

185
539

235
173

550  保温厚さ

放散熱量

90

133

95

143

100 
154

105 
167

110

173

115

189

125
204

130
217

135
244

145
264

150
286

160
327

165
369

175
400

175
433

180 
468

185 
500

190 
531

190
572

195
600

255
185

600  保温厚さ

放散熱量

 95 
150

100 
161

105 
173

115

184

115

195

125
209

130
230

135
245

145
270

155
293

160
317

170
362

175
408

185
444

190
470

190 
518

195 
554

200 
589

205
621

205
665

270
202

650  保温厚さ

放散熱量

100 
168

105 
180

110

194

120 
207

125 
215

130
234

140
254

145
270

155
298

160
328

170
350

180
399

185
450

195
489

200
519

205 
561

210 
601

210 
649

215
686

220
720

290
215

700  保温厚さ

放散熱量

105 
188

110

201

120 
213

125 
231

130 
241

140
258

145
284

150
302

160
333

170
361

175
391

190
439

195
495

205
538

210
571

215 
617

220 
660

225 
702

230
741

230
792

310
229

750  保温厚さ

放散熱量

110

209

120 
220

125 
237

135 
253

135 
268

145
287

155

311

160
330

170
365

180
395

185
428

200
481

205
542

215
590

220
626

225 
676

230 
724

235 
769

240
813

245
854

330
243

800  保温厚さ

放散熱量

115

231

125 
244

130 
263

140 
280

145 
292

150
318

160
344

170
361

180
399

185
438

195
468

210
526

220
584

225
644

230
684

240 
728

245 
779

250 
828

255
875

255
934

350
258

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  管の場合  W/m,平面の場合  W/m

2


98

A 9501

:2014

表 M.1.17−けい酸カルシウム保温筒及び保温板 -17 の経済的な保温厚さ及び放散熱量 

(年間使用時間  4 000 時間)

管内

温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15 20 25 32 40 50 65 80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600 平

½  ¾  1  1¼ 1½  2  2½

3

4

5

6

8

10 12 14 16 18 20 22 24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

20 
23

25
23

25 
27

25 
31

30 
31

30
35

35
38

35
43

35
51

40
55

40
63

40
78

40
94

45

100

45

110

45

124

45

138

45

152

45

166

45

180

50
79

150  保温厚さ

放散熱量

25 
35

30
37

30 
42

35 
44

35 
48

40
51

40
60

45
62

45
74

50
80

50
91

55

106

55

126

55

146

55

160

55

180

60

186

60

204

60

223

60

241

65

106

200  保温厚さ

放散熱量

30 
47

35
49

40 
52

40 
60

45 
61

45
69

50
76

50
84

55
94

55

109

60

117

60

144

65

161

65

186

65

204

70

215

70

239

70

262

70

285

70

308

80

127

250  保温厚さ

放散熱量

35 
59

40
62

45 
66

45 
75

50 
77

50
88

55
96

60

101

60

120

65

131

65

148

70

173

75

194

75

224

75

245

80

260

80

288

80

315

80

343

80

370

95

145

300  保温厚さ

放散熱量

40 
71

45
76

50 
81

55 
88

55 
94

60

102

60

118

65

124

70

140

70

161

75

173

80

202

80

238

85

261

85

286

90

305

90

337

90

369

90

400

95

413

110

162

350  保温厚さ

放散熱量

45 
85

50
91

55 
97

60

105

60

113

65

122

70

135

70

149

75

167

80

184

85

199

90

232

90

273

95

301

95

329

95

366

100 
388

100 
424

100
460

105
476

120
187

400  保温厚さ

放散熱量

50

100

55

107

60

114

65

124

65

133

70

144

75

159

80

169

85

190

85

218

90

235

95

275

100

311

105
343

105
374

105 
416

110

442

110

482

110

522

115

542

135
205

450  保温厚さ

放散熱量

55

116

60

124

65

134

70

145

70

155

75

169

80

186

85

197

90

223

95

245

100
266

105

311

110

351

110

401

115

423

115

470

120 
500

120 
545

120
590

125
614

150
224

500  保温厚さ

放散熱量

60

134

65

144

70

155

75

168

75

179

80

195

90

209

90

229

95

258

100
285

105
309

110

361

115

408

120
451

125
476

125 
528

130 
563

130 
613

135
643

135
691

165
245

550  保温厚さ

放散熱量

65

154

70

165

75

178

80

193

85

200

90

218

95

241

100
256

105
289

110

319

115

346

120
404

125
457

130
505

135
534

135 
592

140 
631

140 
687

145
721

145
775

180
267

600  保温厚さ

放散熱量

70

177

75

189

80

204

85

221

90

230

95

250

100
276

105
294

110

331

115

365

120
396

130
451

135
510

140
564

145
597

145 
661

150 
706

150 
767

155
807

155
866

195
291

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  管の場合  W/m,平面の場合  W/m

2


99

A 9501

:2014

表 M.1.18−けい酸カルシウム保温筒及び保温板 -17 の経済的な保温厚さ及び放散熱量 

(年間使用時間  8 000 時間)

管内

温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15 20 25 32 40 50 65 80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600 平

½  ¾  1 1¼ 1½ 2 2½

3

4

5

6

8

10 12 14 16 18 20 22 24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

30 
19

30 
21

35 
22

35 
26

40 
26

40
30

45
32

45
36

50
40

50
47

55
50

55
62

60
69

60
79

60
87

60 
98

60

109

65

112

65

122

65

131

75
54

150  保温厚さ

放散熱量

40 
28

40 
32

45 
34

50 
36

50 
39

55
42

55
49

60
52

65
58

65
67

70
72

70
88

75
99

75

114

80

119

80

133

80

147

80

161

80

175

85

179

95
74

200  保温厚さ

放散熱量

45 
39

50 
42

50 
47

55 
50

60 
52

60
59

65
65

70
68

75
77

75
88

80
95

85

111

90

126

90

144

90

158

95

169

95

186

95

203

100
212

100
228

115

90

250  保温厚さ

放散熱量

50 
50

55 
54

60 
58

65 
62

65 
67

70
73

75
80

80
85

85
96

85

110

90

119

95

139

100
157

105
173

105
189

105 
210

110

223

110

243

115

254

115

274

135
103

300  保温厚さ

放散熱量

60 
60

60 
67

65 
72

70 
78

75 
80

80
87

85
96

85

106

95

116

95

132

100
142

105
167

110

188

115

208

120
220

120 
244

120 
268

125 
283

125
306

130
319

155

116

350  保温厚さ

放散熱量

65 
73

70 
78

75 
84

80 
91

80 
97

85

106

90

117

95

124

100
140

105
155

110

168

120
190

125
215

125
245

130
259

135 
279

135 
306

140 
324

140
350

140
376

175
129

400  保温厚さ

放散熱量

70 
87

75 
93

80

100

85

109

90

113

95

123

100
136

105
145

110

163

115

180

120
195

130
222

135
251

140
278

140
301

145 
325

150 
347

150 
377

155
397

155
426

195
143

450  保温厚さ

放散熱量

75

102

80

110

85

118

95

125

95

133

100
145

110

157

115

167

120
188

125
207

130
225

140
256

145
289

150
320

155
339

160 
366

160 
401

165 
425

165
458

170
480

215
158

500  保温厚さ

放散熱量

85

117

90

126

95

135

100 
147

105 
153

110

166

115

183

120
195

130
215

135
237

140
257

150
293

155
331

165
359

165
389

170 
420

175 
449

175 
487

180
513

185
538

235
173

550  保温厚さ

放散熱量

90

136

95

146

100 
157

110

167

110

177

120
189

125
209

130
222

140
245

145
270

150
293

160
334

170
370

175
410

180
434

185 
469

190 
502

190 
544

195
574

195
614

255
190

600  保温厚さ

放散熱量

95

157

100 
168

110

178

115

193

120 
201

125
219

135
237

140
252

150
278

155
306

160
332

175
372

180
420

185
465

190
493

195 
532

200 
570

205 
606

210
639

210
684

280
204

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  管の場合  W/m,平面の場合  W/m

2


100

A 9501

:2014

表 M.1.19−けい酸カルシウム保温筒及び保温板 -22 の経済的な保温厚さ及び放散熱量 

(年間使用時間  4 000 時間)

管内

温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15 20 25 32 40 50 65 80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600 平

½  ¾  1 1¼ 1½ 2 2½

3

4

5

6

8

10 12 14 16 18 20 22 24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

20 
25

25
26

25 
30

30 
31

30 
34

30
40

35
42

35
48

40
53

40
61

40
70

45
80

45
96

45

112

45

123

45

139

45

154

45

170

45

186

50

184

55
81

150  保温厚さ

放散熱量

30 
36

30
41

35 
43

35 
49

40 
49

40
57

45
62

45
69

50
77

50
89

50

102

55

118

55

140

60

152

60

167

60

187

60

208

60

228

60

248

60

269

70

110

200  保温厚さ

放散熱量

35 
49

35
55

40 
58

45 
62

45 
67

50
72

50
84

55
88

55

105

60

114

60

129

65

151

65

178

70

195

70

214

70

239

70

265

75

274

75

298

75

322

85

133

250  保温厚さ

放散熱量

40 
61

40
68

45 
73

50 
79

50 
85

55
92

60

101

60

111

65

125

65

144

70

155

75

181

75

214

80

234

80

256

80

287

85

302

85

330

85

359

85

387

100
152

300  保温厚さ

放散熱量

45 
74

45
82

50 
88

55 
95

55

102

60

111

65

122

65

134

70

151

75

166

75

188

80

219

85

247

90

272

90

297

90

331

90

366

95

383

95

415

95

448

115

169

350  保温厚さ

放散熱量

50 
87

50
96

55

103

60

112

60

120

65

130

70

144

75

152

80

171

80

196

85

212

90

248

95

280

95

321

100
337

100 
375

100 
413

105 
434

105
471

105
507

125
191

400  保温厚さ

放散熱量

50

104

55

111

60

119

65

129

65

139

70

151

75

166

80

176

85

199

90

219

90

246

95

287

100
324

105
358

105
391

110

419

110

462

110

504

115

526

115

567

140
206

450  保温厚さ

放散熱量

55

119

60

127

65

136

70

148

70

158

75

172

80

190

85

202

90

228

95

251

100
272

105
318

110

359

115

397

115

432

115

480

120

511

120 
557

125
583

125
628

150
229

500  保温厚さ

放散熱量

60

134

65

144

70

154

75

168

75

179

80

195

85

215

90

229

95

258

100
285

105
308

110

360

115

407

120
451

125
476

125 
528

130 
562

130 
612

130
662

135
691

165
244

550  保温厚さ

放散熱量

65

151

70

161

75

174

80

188

80

201

85

219

95

235

95

257

105
282

110
311

110

347

120
394

125
446

130
493

130
536

135 
578

135 
634

140 
670

140
724

145
756

180
260

600  保温厚さ

放散熱量

70

168

75

180

80

194

85

211

85

225

95

239

100
263

105
280

110

316

115

348

120
378

125
441

130
499

135
552

140
584

145 
630

145 
690

150 
731

150
789

155
826

190
284

a)

  保温厚さの単位は  mm

b)

  放散熱量の単位は  管の場合  W/m,平面の場合  W/m

2


101

A 9501

:2014

表 M.1.20−けい酸カルシウム保温筒及び保温板 -22 の経済的な保温厚さ及び放散熱量 

(年間使用時間  8 000 時間)

管内

温度

項目

管の呼び径(上段 A/下段 B)

15 20 25 32 40 50 65 80 100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 550 600 平

½  ¾  1 1¼ 1½ 2 2½

3

4

5

6

8

10 12 14 16 18 20 22 24

100  保温厚さ

a)

放散熱量

b)

30 
21

35 
22

35 
25

40 
27

40 
29

45
31

45
36

50
38

50
45

55
49

55
56

60
65

60
77

60
89

65
92

65

103

65

114

65

125

65

136

70

139

75
61

150  保温厚さ

放散熱量

40 
32

45 
34

45 
38

50 
41

50 
44

55
47

60
52

60
58

65
65

70
71

70
80

75
94

80

105

80

121

80

133

85

142

85

156

85

171

85

186

85

201

100

79

200  保温厚さ

放散熱量

45 
44

50 
46

55 
50

60 
54

60 
58

65
63

70
69

70
76

75
86

80
94

85

102

90

119

90

140

95

154

95

168

100 
180

100 
199

100 
217

105
226

105
244

125

92

250  保温厚さ

放散熱量

55 
53

60 
57

60 
64

65 
69

70 
71

75
77

80
85

80
94

85

106

90

117

95

126

100
148

105
167

105
191

110

201

110

223

115

237

115

259

115

280

120
291

145
106

300  保温厚さ

放散熱量

60 
65

65 
70

70 
75

75 
81

75 
87

80
95

85

105

90

111

95

126

100
138

105
150

110

175

115

198

120
219

120
238

125 
257

125 
282

130 
298

130
322

130
346

160
123

350  保温厚さ

放散熱量

65 
78

70 
83

75 
90

80 
97

85

101

90

110

95

121

100
129

105
145

110

161

115

174

120
203

125
230

130
254

135
269

135 
298

140 
318

140 
346

145
363

145
390

180
134

400  保温厚さ

放散熱量

70 
91

75 
97

80

105

85

114

90

118

95

129

100
142

105
151

115

166

120
183

125
199

130
232

135
262

140
290

145
307

150 
332

150 
363

155 
385

155
415

160
435

200
146

450  保温厚さ

放散熱量

75

105

80

112

90

118

95

128

95

136

105
145

110

160

115

171

120
192

125
212

130
230

140
262

145
296

150
328

155
347

160 
375

160 
410

165 
435

170
458