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A 8422-1

:2010

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

2

3.1

  一般

2

3.2

  性能

3

4

  本体

3

4.1

  ダンパの形式 

3

4.2

  寸法(JIS A 8411-1 参照)

11

4.3

  質量

18

4.4

  各部の名称 

18

5

  性能特性用語 

26

6

  商用仕様項目(SI 単位系) 

26

6.1

  原動機

26

6.2

  変速機

26

6.3

  駆動軸

27

6.4

  かじ取り装置 

27

6.5

  制動装置 

27

6.6

  タイヤ

28

6.7

  油圧系統 

28

6.8

  懸架装置 

28

6.9

  荷台

28

6.10

  運転席

29

6.11

  質量

29

6.12

  水・油類の容量

29

6.13

  主要寸法 

29

附属書 A(規定)ダンパの寸法 

31

附属書 B(規定)コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車)の寸法

32

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表 

33


A 8422-1

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(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本建設

機械化協会(JCMA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正

すべきとの申出があり,

日本工業標準調査会の審議を経て,

経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS A 8422-1:1996 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。

JIS A 8422

[土工機械−ダンパ(重ダンプトラック及び不整地運搬車)

]の規格群には,次に示す部編成

がある。

JIS

A

8422-1

  第 1 部:用語及び仕様項目

JIS

A

8422-2

  第 2 部:重ダンプトラックの仕様書様式

JIS

A

8422-3

  第 3 部:性能試験方法

JIS

A

8422-4

  第 4 部:荷台の定格容量


日本工業規格

JIS

 A

8422-1

:2010

土工機械−ダンパ

(重ダンプトラック及び不整地運搬車)−

第 1 部:用語及び仕様項目

Earth-moving machinery-Dumpers-

Part 1: Terminology and commercial specifications

序文 

この規格は,2003 年に第 3 版として発行された ISO 7132 を基とし,技術的内容を変更して作成した日

本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,JIS A 8308 に規定された自走式のダンパ[重ダンプトラック及び不整地運搬車で,コンパ

クトダンパ(ミニ不整地運搬車)も含む。

]で,土工用に用いるものの用語及び仕様項目について規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 7132:2003

,Earth-moving machinery−Dumpers−Terminology and commercial specifications

(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。

は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS A 8303:1998

  土工機械−ホイール式機械の回転半径測定方法

注記  対応国際規格:ISO 7457:1997,Earth-moving machinery−Determination of turning dimensions of

wheeled machines

(IDT)

JIS A 8308

  土工機械−基本機種−用語

注記  対応国際規格:ISO 6165,Earth-moving machinery−Basic types−Identification and terms and

definitions

(MOD)

JIS A 8314

  土工機械−ホイール式機械−かじ取り装置要求事項

注記  対 応 国 際 規 格 : ISO 5010 , Earth-moving machinery − Rubber-tyred machines − Steering


2

A 8422-1

:2010

requirements

(MOD)

JIS A 8319

  土工機械−走行速度の測定方法

注記  対応国際規格:ISO 6014:1986,Earth-moving machinery−Determination of ground speed(IDT)

JIS A 8320:2001

  土工機械−機械全体,作業装置及び構成部品の質量測定方法

注記  対応国際規格:ISO 6016:1998,Earth-moving machinery−Methods of measuring the masses of

whole machines, their equipment and components

(IDT)

JIS A 8411-1

  土工機械−寸法及びコードの定義−第 1 部:本体

注記  対応国際規格:ISO 6746-1,Earth-moving machinery−Definitions of dimensions and codes−Part

1: Base machine

(IDT)

JIS A 8422-4

  土工機械−ダンプトラック−第 4 部:荷台の定格容量

注記  対応国際規格:ISO 6483,Earth-moving machinery−Dumper bodies−Volumetric rating(IDT)

JIS D 0006-1

  土工機械−エンジン−第 1 部:ネット軸出力試験方法

注記  対応国際規格:ISO 9249:1997,Earth-moving machinery−Engine test code−Net power(IDT)

ISO 3450

,Earth-moving machinery−Braking systems of rubber-tyred machines−Systems and performance

requirements and test procedures

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 8308 によるほか,次による。

3.1 

一般 

3.1.1 

ダンパ(重ダンプトラック及び不整地運搬車)(dumper 

自走する履帯(クローラ)式又は車輪(ホイール)式の機械で,開放形の荷台(open body)をもち,他

の機械によって,又は自己積込み装置によって積み込まれた土砂などを運搬し,放荷又はまきだしする機

械。

3.1.2 

本体(base machine 

必要な場合はキャブ又はキャノピ及び運転者保護構造を装備し,エクイップメント又はアタッチメント

は除くが,エクイップメント又はアタッチメントの装着に必要な取付具を含む機械。

3.1.3 

エクイップメント(equipment 

アタッチメントがその本来の設計動作ができるように,本体に取り付けられた構成部品のセット。

3.1.4 

自己積込み装置(self-loading equipment 

開放形の荷台に土砂などを自ら積み込むため,機械の一部として常時装着されるバケット支持構造及び

リンク機構。

注記  4.1.5 参照。

3.1.5 

アタッチメント(attachment 

規定された用途のために,本体又はエクイップメントに取り付けられる構成部品の組立品。


3

A 8422-1

:2010

3.1.6 

構成部品(component 

本体,エクイップメント又はアタッチメントの部品,若しくは部品の組立品。

3.2 

性能 

3.2.1 

駆動力(tractive force rimpull 

タイヤ又は履帯と地面との間でダンパを駆動するために出せる力。

3.2.1.1 

駆動力(ダイレクトトランスミッション式の場合)(tractive force with direct drive transmission 

前進各速度段でのエンジン最大トルクにおける計算上又は測定された駆動力。

注記  最大駆動力は,質量及び路面の状態によって制約される。

3.2.1.2 

駆動力(トルクコンバータ付きパワーシフトトランスミッション式,電気駆動式又は油圧駆動式の場合)

tractive force rimpull with powershift transmission [electric drive] [hydrostatic drive] 

前進各速度段でのエンジン最大トルクにおける走行速度曲線に対する計算上又は測定された駆動力。

注記  最大駆動力は,質量及び路面の状態によって制約される。

3.2.2 

空荷荷台の放荷時間及び復帰時間(empty body dump and return time 

空荷荷台の放荷時間(3.2.2.1)と空荷荷台の復帰時間(3.2.2.2)との和。

3.2.2.1 

空荷荷台の放荷時間 

エンジン定格回転速度において,空荷で荷台が放荷(動作)を開始してから終わるまでの時間,又はド

ア若しくはエジェクタでは開口を開始してから開口し終わるまでの時間。

3.2.2.2 

空荷荷台の復帰時間 

エンジン定格回転速度において,上昇した空の荷台が(放荷終了後)元の位置まで降下するまでの時間,

又はドア若しくはエジェクタでは(放荷終了後)開口が閉鎖するまでの時間。

3.2.3 

定格積載質量(payload 

製造業者が指定する,機械が取り扱える定格積載質量。

本体 

注記  本体の特性に関して参照する図面に示す。

4.1 

ダンパの形式 

4.1.1 

放荷方法 

−  後方放荷式(

図 参照)

−  底開き放荷式(

図 参照)

−  側方放荷式(

図 参照).

−  前方放荷式(

図 参照)

−  荷台回転放荷式(

図 参照)


4

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−  高位放荷式(

図 参照)

−  全旋回放荷式(

図 参照)

図 1−後方放荷式 

図 2−底開き放荷式 

図 3−側方放荷式 

図 4−前方放荷式 

図 5−荷台回転放荷式 


5

A 8422-1

:2010

図 6−高位放荷式 

図 7−全旋回放荷式 

4.1.2 

かじ取り方式 

−  前輪かじ取り式(

図 参照)

−  車体屈折かじ取り式(

図 参照)

−  後輪かじ取り式(

図 10 参照)

−  全輪かじ取り式(

図 11 参照)

−  履帯スキッドステア式(

図 12 参照)

−  車輪スキッドステア式(

図 13 参照)


6

A 8422-1

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記号

S

かじ取り車輪

図 8−前輪かじ取り式 

記号

T

車体屈折中心

図 9−車体屈折かじ取り式 

記号

S

かじ取り車輪

図 10−後輪かじ取り式 


7

A 8422-1

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記号

S

かじ取り車輪

図 11−全輪かじ取り式 

記号

S

かじ取り履帯

図 12−履帯スキッドステア式 

記号

S

かじ取り車輪

図 13−車輪スキッドステア式 

4.1.3 

駆動方式 

−  後輪駆動式(

図 14 参照)

−  全輪駆動式(

図 15 参照)

−  中間輪駆動式(

図 16 参照)

−  履帯駆動式(

図 17 参照)


8

A 8422-1

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記号

D

駆動輪

図 14−後輪駆動式 

記号

D

駆動輪

図 15−全輪駆動式 

記号

D

駆動輪

図 16−中間輪駆動式 

図 17−履帯駆動式 


9

A 8422-1

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4.1.4 

車軸数 

−  2 軸式(

図 18 参照)

−  3 軸式(

図 19 参照)

−  3 軸を超えるもの(

図 20 参照)

図 18軸式 

図 19軸式 

図 20軸を超えるもの 

4.1.5 

自己積込み方法 

−  荷台による直接積込み(

図 21 参照)

−  ショベル機構による積込み(

図 22 参照)

図 21−荷台による直接積込み 


10

A 8422-1

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図 22−ショベル機構による積込み 

4.1.6 

運転席 

−  後部運転席(

図 23 参照)

−  前部運転席(

図 24 参照)

−  反転式運転席(

図 25 参照)

図 23−後部運転席 

図 24−前部運転席 

図 25−反転式運転席 


11

A 8422-1

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4.2 

寸法(JIS A 8411-1 参照) 

4.2.1 

重ダンプトラック 

図 26 参照。ダンパの寸法の用語及びコードの定義に関しては,附属書 参照。

a)

  固定フレーム式 

図 26−本体の寸法(ミニ以外のダンパ) 


12

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b)

  タンデム式 

c)

  トレーラ式 

図 26−本体の寸法(ミニ以外のダンパ)(続き) 

4.2.1A 

不整地運搬車 

図 26A 参照。寸法の用語及びコードの定義に関しては,附属書 参照。


13

A 8422-1

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A7

L

H1

W4

W2

W1

H13

H1

1

H12

L2

L1

図 26A−本体の寸法(ミニ以外の不整地運搬車) 

4.2.2 

コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車) 

図 27,図 28,図 29,図 30 及び図 31 参照。寸法の用語及びコードの定義に関しては,附属書 参照。

コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車)だけに関係する寸法の用語及びコードの定義に関しては,

附属書

B

参照。


14

A 8422-1

:2010

図 27−四輪式コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車)の本体の寸法 


15

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図 28−八輪式(スキッドステア式)コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車)の本体の寸法 


16

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図 29−履帯式後部運転席形コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車)の本体の寸法 


17

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図 30−履帯式前部運転席形コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車)の本体の寸法 

図 31−自己積込み式コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車)の本体の寸法 


18

A 8422-1

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4.3 

質量 

JIS A 8320

参照。

4.4 

各部の名称 

−  二軸後方放荷式(

図 32 参照)

−  二輪トラクタ部及び四輪トラクタ部(

図 33 参照)

−  被けん引部(

図 34 参照)

−  車輪式コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車)

図 35 及び図 36 参照)

−  履帯式コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車)反転式運転席(

図 37 及び図 38 参照)


19

A 8422-1

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記号

1

バンパ

2

ドローバピン(トーイングピン)

3

運転室

4

フェンダ

5

車輪

6

タイヤ

7

ブレーキ

8

ロックエジェクタバー

9

懸架装置

10

ヒンジピン(荷台ピボットピン)

11

車軸

12

荷台支持バー

13

荷台

14

ダンプシリンダ

15

駆動系統

16

排気系

17

キャノピ

18

メーンフレーム

19

フード

20

はしご

21

動力源

22

グリル

図 32−二軸後方放荷式の各部の名称 


20

A 8422-1

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記号

1

バンパ

2

けん引フック

3

ボトムガード

4

メーンフレーム

5

フェンダ

6

ヒッチキングピン

7

ヒッチ

8

揺動ピボットピン

9

ヒッチヨーク

10

前後ピボットピン

図 33−二輪トラクタ部及び四輪トラクタ部の各部の名称 


21

A 8422-1

:2010

記号

1

キングピンハウジング

2

グースネック

3

荷台

4

ドア

5

メーンフレーム

6

バンパ

7

ドラフトフレーム

8

エジェクタ

9

テールゲート

10

ダンプシリンダ

図 34−被けん引部の各部の名称 


22

A 8422-1

:2010

記号

1

フェンダ

2

車輪

3

タイヤ

4

ブレーキ

5

ヒンジピン(荷台ピボットピン)

6

車軸

7

荷台

8

ダンプシリンダ

9

駆動系統

10

メーンフレーム

11

フード

12

動力源

図 35−二軸車輪式コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車)の各部の名称 


23

A 8422-1

:2010

記号

1

バンパ

2

車輪

3

タイヤ

4

ブレーキ

5

ヒンジピン(荷台ピボットピン)

6

車軸

7

荷台

8

ダンプシリンダ

9

駆動系統

10

メーンフレーム

11

フード

12

動力源

13

ガード

14

チェーンドライブケース

15

テールゲート

図 36−三軸式以上の車輪式コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車)の各部の名称 


24

A 8422-1

:2010

記号

1

履帯

2

メーンフレーム

3

荷台

4

遊動輪

5

起動輪

6

上部ローラ

7

下部ローラ

8

ダンプシリンダ

9

ヒンジピン(荷台ピボットピン)

10

動力源

図 37−キャノピのない履帯式コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車)の各部の名称 


25

A 8422-1

:2010

記号

1

キャノピ

2

メーンフレーム

3

動力源

4

ゴム履帯

5

鋼製履帯

6

起動輪

7

遊動輪

8

下部ローラ

9

上部ローラ

10

すらせ板

11

荷台

12

ダンプシリンダ

13

ヒンジピン(荷台ピボットピン)

14

テールゲート

図 38−キャノピ付き履帯式ダンパ(不整地運搬車)の各部の名称 


26

A 8422-1

:2010

性能特性用語 

ダンパには,次の性能特性用語を用いる。それぞれの規格で各特性の詳細及び試験方法を適宜示してい

る。各用語の番号は,この規格で規定した用語の箇条番号を示している。

a)

ネット軸出力(JIS D 0006-1 による。

b)

最高走行速度:JIS A 8319 参照

c)

駆動力(3.2.1

1)

駆動力(ダイレクトトランスミッション式の場合)

3.2.1.1

2)

駆動力(トルクコンバータ付きパワーシフトトランスミッション式,電気駆動式又は油圧駆動式の

場合)

3.2.1.2

d)

空荷荷台の放荷時間及び復帰時間(3.2.2

e)

かじ取り性能

1)

最小回転半径:JIS A 8303 参照

2)

機械最外側回転直径:JIS A 8303 参照

f)

ブレーキ性能:ISO 3450 参照

g)

定格積載質量(3.2.3

商用仕様項目(SI 単位系) 

6.1 

原動機 

特性項目を明示する。

a)

製造業者名及び型式

b)

圧縮着火(ディーゼル)又は火花点火

c)

サイクル形式(二ストローク又は四ストローク)

d)

無過給,機械式過給又はターボ過給,アフタークーラの有無

e)

シリンダ数

f)

内径

g)

行程

h)

総行程容積

i)

冷却系統(空冷又は水冷)

j)

燃料の種類

k)

エンジンネット軸出力[kW(min

1

l)

最大トルク[N・m(min

1

m)

始動電動機の形式

n)

電気系統の定格電圧(V)

6.2 

変速機 

形式を明示する。次に,例を示す。

−  フライホイールクラッチ付き手動シフト

−  トルクコンバータ付きパワーシフト

−  静油圧駆動

−  電気駆動

−  変速段数,前進及び後進


27

A 8422-1

:2010

−  走行速度(前進及び後進)

駆動力と走行速度との関係をグラフにして図示するのがよい。

6.3 

駆動軸 

形式を明示する。次に,例を示す。

−  かじ取り機構の有無

−  固定式,揺動式及び/又は独立懸架

−  静油圧駆動

−  電気駆動

−  かさ歯車及び小歯車

−  差動機:通常方式,差動制限装置又は差動ロック付き

−  遊星歯車式終減速機

6.4 

かじ取り装置 

6.4.1 

形式 

形式を JIS A 8314 によって明示する。次に,例を示す。

−  車体屈折式

−  前輪かじ取り式

−  後輪かじ取り式

−  全輪かじ取り式

−  履帯スキッドステア式

−  動力補助式,手動式,静油圧式

−  非常かじ取り装置の方式

6.4.2 

性能 

次の事項を明示する。

−  最小回転半径:左右

−  機械最外側回転直径

6.5 

制動装置 

6.5.1 

主制動装置 

次の事項を明示する。次に,例を示す。

−  形式(ドラム,ディスク,湿式又は乾式)

−  作動方式(機材式,空圧式,油圧式,複合式など)

6.5.2 

駐車ブレーキ 

形式を明示する。

6.5.3 

二次ブレーキ 

形式を明示する。

6.5.4 

リターダ 

次の事項を明示する。

−  形式

−  作動方式

6.5.5 

ブレーキ性能 

ISO 3450

によって明示する。


28

A 8422-1

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6.6 

タイヤ 

次の事項を明示する。

−  寸法及び形式

−  プライ数

−  リム寸法

6.7 

油圧系統 

6.7.1 

空荷荷台の放荷及び復帰時間 

次の事項を明示する。

−  ポンプ流量:  L/min[圧力(kPa)及び原動機定格回転速度(min

1

−  リリーフ弁開口圧力

−  ポンプ形式

−  ダンプシリンダの数及び形式

−  空荷荷台の放荷及び復帰時間

6.7.2 

かじ取り装置 

次の事項を明示する。

−  ポンプ流量:  L/min[圧力(kPa)

−  ポンプ形式

−  リリーフ弁開口圧力

6.8 

懸架装置 

個々の車輪若しくは軸全体又は履帯について明示する。

6.8.1 

形式 

形式を明示する。次に,例を示す。

−  機械式ばね:コイルばね,板ばね

−  ショックアブソーバの形式:空気,油圧,空気/油圧

−  エラストマー

−  空気ばね

6.8.2 

容量 

ストロークを明示する。

6.8.3 

負荷たわみ率   

次のいずれかを明示する。

−  空車時

−  積載時

6.9 

荷台 

6.9.1 

荷台定格容量 

JIS A 8422-4

によって,荷台の定格容量を m

3

単位で明示する。

6.9.2 

自己積込み方法 

次のいずれかの方式を明示する。

−  荷台による直接積込み

−  ショベル機構による積込み


29

A 8422-1

:2010

6.10 

運転席 

次の位置を明示する。

−  後方運転席

−  前方運転席,又は

−  反転式運転席

6.11 

質量 

次の事項を表示する。

a)

運転質量(空荷)での軸配分質量

−  前軸

−  駆動軸(後軸)

−  トレーラ軸

b)

運転質量(空荷)

c)

定格積載質量

d)

機械総質量の軸配分

−  前軸

−  駆動軸(後軸)

−  トレーラ軸

e)

機械総質量

6.12 

水・油類の容量 

次の詳細を表示する。

−  燃料タンク

−  原動機クランクケース

−  冷却系統

−  油圧系統

−  変速機

−  差動装置

−  終減速機

6.13 

主要寸法 

概略図掲載。次に,明示すべき主要寸法の例を示す。

−  全高(荷台を除く。

−  最低地上高さ(車軸)

−  最低地上高さ(底面放荷式の荷台のドア閉鎖時)

−  最低地上高さ(底面放荷式の荷台のドア開口時)

−  荷台上縁地上高さ

−  ダンプ時最大地上高さ

−  ダンプ時荷台後縁最低地上高さ

−  全高(荷台を含む。

−  全幅

−  輪距

−  全長


30

A 8422-1

:2010

−  軸距

−  タンデム軸距

−  最小回転半径

−  機械最外側回転直径


31

A 8422-1

:2010

附属書 A

(規定)

ダンパの寸法

この附属書は,ダンパの寸法を定義し,そのコードを規定する。

コード

用語及び定義

説明図

H11

荷台上縁地上高さ

GRP

と空荷の荷台の積込み側の側板上縁の最も高い位置との Z 座標上の距離。

図 26 a)  参照

H12

ダンプ時最大地上高さ

荷台を最上昇したとき,GRP と荷台の最も高い位置との Z 座標上の距離。

図 26 a)  参照

H13

ダンプ時荷台後縁(後方放荷式)又は放荷側側縁(側方放荷式)最低地上高さ

荷台を最上昇したとき,GRP と荷台の最も低い位置との Z 座標上の距離。

図 26 a)  参照

H14

全高(荷台又はヒッチを含む。

GRP

と積荷位置における空荷の荷台又はトレーラのヒッチ結合部の最も高い位置と

の Z 座標上の距離。

図 26 a)  参照

L8

軸距(トレーラ) 
トラクタの後輪とトレーラの後輪との中心を通る二つの X 平面間の X 座標上の距
離。タンデム式の場合,前後の車輪の中心はボギー軸の中間線とする。

図 26 c)  参照

L9

タンデム軸距 
ボギーの前輪と後輪との中心を通る二つの X 平面間の X 座標上の距離。

図 26 b)  参照

L10

荷台内側長さ 
荷台の内側積荷部分の最後部と最前部を通る二つの X 平面間の X 座標上の距離。

図 26 a)  参照

A7

荷台床面傾斜角(後方放荷式) 
荷台を最も上昇させた状態で,荷台底面の GRP に対する Y 平面内の角度。

図 26 a)  参照

注記  X,Y,Z 座標系及び GRP は,JIS A 8411-1 に規定する。


32

A 8422-1

:2010

附属書 B

(規定)

コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車)の寸法

この附属書は,コンパクトダンパ(ミニ不整地運搬車)の寸法を定義し,そのコードを規定する。

コード

用語及び定義

説明図

H11

荷台上縁地上高さ

GRP

と空荷の荷台の積込み側の側板上縁の最も高い位置との Z 座標上の距離。

図 27 参照

H12

ダンプ時最大地上高さ

荷台を最上昇したとき,GRP と荷台の最も高い位置との Z 座標上の距離。

図 27 参照

H13

ダンプ時荷台後縁(後方放荷式)又は放荷側側縁(側方放荷式)最低地上高さ

荷台を最上昇したとき,GRP と荷台の最も低い位置との Z 座標上の距離。

図 27 参照

H23

自己積込み高さ

GRP

と自己積込み装置の最も高い位置との Z 座標上の距離。

図 31 参照

L14

放荷間隔

荷台を最上昇したとき,荷台前縁と前輪の前端との X 座標上の距離。

図 27 参照

A13

自己積込み後方放荷角 
バケットを最も上昇させた状態で,バケット後部放荷面が水平面から下がる向きの

角度。

図 31 参照

A14

自己積込み前方放荷角

バケットを最も上昇させた状態で,バケット前部放荷面が水平面から下がる向きの
角度。

図 31 参照

L15

自己積込み放荷到達距離 
バケットを最も前進させた状態での,

バケット前縁と荷台前縁との X 座標上の距離。

図 31 参照

注記  X,Z 座標系及び GRP は,JIS A 8411-1 に規定する。


附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS A 8422-1:2010

  土工機械−ダンパ(重ダンプトラック及び不整地運搬車)−第 1

部:用語及び仕様項目

ISO 7132:2003

,Earth-moving machinery−Dumpers−Terminology and commercial

specifications

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び題名

内容

(Ⅱ) 
国際規格

番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

3

用 語 及

び定義

3.2.2.1

空 荷 荷 台 の

放荷時間 
空 荷 荷 台 の 放 荷 時

間を定義

追加

JIS

で は , ISO 規 格 に な い

3.2.2.1

(空荷荷台の放荷時間)

を定義している。

今後 ISO に改正を提案する予定

 3.2.2.2

空 荷 荷 台 の

復帰時間 
空 荷 荷 台 の 復 帰 時
間を定義

追加

JIS

で は , ISO 規 格 に な い

3.2.2.2

(空荷荷台の復帰時間)

を定義している。

今後 ISO に改正を提案する予定

4

本体 4.2.1A

不 整 地 運 搬

車 
不 整 地 運 搬 車 の 用

語に関して図 26A 
を参照して記述

追加

JIS

では,ISO 規格にない不整

地運搬車の用語に関して,追加
の図 26A を参照して記述した。

今後 ISO に改正を提案する予定

附属書 B 
(規定)

コ ン パ ク ト ダ ン パ
の寸法を定義し,コ
ードを規定

附属書 B

JIS

とほぼ同じであるが,

JIS

にない不適切な記述

“自己積込み前方放出角

30

°未満及び自己積込み

放荷到達距離 200 mm 未
満”を含む。

変更

JIS

には,ISO 規格にある不適

切な記述を含まない。

今後 ISO に改正を提案する予定

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 7132:2003,MOD

33

A

 8

422

-1


20
10


注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

34

A

 8

422

-1


20
10