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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この追補は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正したもの

で,これによって,JIS A 6922:2003は改正され,一部が置き換えられた。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

A 6922:2010 

壁紙施工用及び建具用でん粉系接着剤 

(追補1) 

Adhesives for wallpaper and wallcoverings for decorative finish and  

TATEGU 

(Amendment 1) 

JIS A 6922:2003を,次のように改正する。 

2.(引用規格)のJIS K 6833 接着剤の一般試験方法を,JIS K 6833-1 接着剤−一般試験方法−第1部:

基本特性の求め方に置き換える。 

5.2.1(試験片材料)のa) の“表面がしな材の厚さ5 mmの合板”を,“表面がしな材の厚さ5 mm以上の

合板”に置き換える。 

5.2.1(試験片材料)のb) のJIS L 0803の表1に規定する綿3号(100 g/m2)を,JIS L 0803の表1(添付

白布の種類)に規定する綿3-1号(100 g/m2)に置き換える。 

5.3(かび抵抗性試験)の5.3.3(培地の種類,組成及び混合胞子懸濁液)の表3(培地の種類,組成及び混

合胞子懸濁液)を,次の表に置き換える。 

表3 培地の種類,組成及び混合胞子懸濁液 

培地の種類 

培地の組成 

混合胞子懸濁液 

平板培地 

水 
硝酸アンモニウム 
りん酸−カリウム 
硫酸マグネシウム 
塩化カリウム 
硝酸第一鉄 
寒天 

1 000 mL 
 3.0 g 
 1.0 g 
 0.5 g 
 0.25 g 
0.002 g 
 25 g 

試験に用いるかびの種類は,次による。 
第1群 b) アスペルギルス ニゲル NBRC 105650 a) 
第2群 a) ペニシリウム シトリナム NBRC 6352 
第4群 a) クラドスポリウム クラドスポリオイデス NBRC 6348 
 
上記の単一胞子懸濁液を等量に混合する。 

注a) 独立行政法人製品評価技術基盤機構から分譲を受けた菌株NBRC 6342又は独立行政法人産業技術総合研究所

から分譲を受けた菌株FERM S-2を用いてもよい。 

5.4.3(ホルムアルデヒドの定量方法)のc)(検量線の作成)1)(ホルムアルデヒド標準原液及び検定)の

“なお,0.01 mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液は,JIS K 8001の4.5(滴定用溶液)(21.3)による。”を,“な

A 6922:2010  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

お,0.01 mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液は,JIS K 8001のJA.5.2(滴定用溶液の調製,標定及び計算)t)

(チオ硫酸ナトリウム溶液)3) による。”に置き換える。 

5.5(不揮発分試験)のJIS K 6833の6.4(不揮発分)による。を,JIS K 6833-1の5.5(不揮発分)による。

に置き換える。 

5.6(pH試験)のJIS K 6833の6.2(pH)による。を,JIS K 6833-1の5.3(pH)による。に置き換える。 

8.(使用上の注意事項)の後ろに,附属書Aを追加する。 

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A 6922:2010  

3

A

 6

9

2

2

2

0

1

0

  

3

A

 6

9

2

2

2

0

1

0

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書A 

(参考) 

技術上重要な改正に関する新旧対照表 

現行規格(JIS A 6922:2010) 

旧規格(JIS A 6922:2003) 

改正理由 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条番号 
及び題名 

内容 

5.2 接着強さ
試験 
5.2.1 試験片
材料 

a) 合板は,日本農林規格(JAS)の普通合板に
規定する1種1等のもので,表面がしな材の
厚さ5mm以上の合板で,節,割れ,すきま,
きずなどのないもの(以下,合板という。)と
する。 

5.2 接着強さ
試験 
5.2.1 試験片
材料 

a) 合板は,日本農林規格(JAS)の普通合板に
規定する1種1等のもので,表面がしな材の
厚さ5mmの合板で,節,割れ,すきま,き
ずなどのないもの(以下,合板という。)とす
る。 

厚さ5mmの合板が,現在生産されていない
ため。 

5.3 かび抵抗
性試験 
5.3.3 培地の
種類,組成及
び混合胞子
懸濁液 

表3 培地の種類,組成及び混合胞子懸濁液 
 

混合胞子懸濁液 

試験に用いるかびの種類は,次による。 
第1群 b) アスペルギルス ニゲル 
NBRC 105650 a) 
第2群 a) ペニシリウム シトリナム 
NBRC 6352 
第4群 a) クラドスポリウム クラドスポ
リオイデス NBRC 6348 
 
上記の単一胞子懸濁液を等量に混合する。 

注a) 独立行政法人製品評価技術基盤機構か

ら分譲を受けた菌株NBRC 6342又は
独立行政法人産業技術総合研究所から
分譲を受けた菌株FERM S-2を用いて
もよい。 

5.3 かび抵抗
性試験 
5.3.3 培地の
種類,組成及
び混合胞子
懸濁液 

表3 培地の種類,組成及び混合胞子懸濁液 
 

混合胞子懸濁液 

試験に用いるかびの種類は,次による。 
第1群(2)(アスペルギルス ニゲル
FERM S-2) 
第2群(1)(ペニシリウム シトリナム
FERM S-5) 
第4群(1)(クラドスポリウム クラドス
ポリオイデスFERM S-8) 
 
上記の単一胞子懸濁液を等量に混合する。 

現在分譲されている菌株に変更するため。 
 なお,現在分譲されていない菌株につい
ては,保存期間などを考慮し,当面の間使
用を認めることとした。