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A 5706:2016  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 種類······························································································································· 1 

4 品質······························································································································· 2 

5 形状,寸法及び許容差 ······································································································· 2 

6 材料及び製造方法 ············································································································· 3 

6.1 材料 ···························································································································· 3 

6.2 製造方法 ······················································································································ 3 

7 試験······························································································································· 4 

7.1 試験の一般条件 ············································································································· 4 

7.2 寸法の測定 ··················································································································· 4 

7.3 試験片 ························································································································· 4 

7.4 外観 ···························································································································· 4 

7.5 雨どいの色 ··················································································································· 4 

7.6 引張強さ試験 ················································································································ 4 

7.7 たわみ試験 ··················································································································· 5 

7.8 衝撃試験 ······················································································································ 6 

7.9 加熱変形試験 ················································································································ 7 

8 検査······························································································································· 8 

9 製品の呼び方 ··················································································································· 8 

10 表示 ····························································································································· 8 

11 取扱い上の注意事項 ········································································································ 9 

附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表 ····························································· 10 

A 5706:2016  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人建材

試験センター(JTCCM)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規

格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規

格である。これによって,JIS A 5706:2006は改正され,この規格に置き換えられた。 

なお,平成29年6月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ

ーク表示認証において,JIS A 5706:2006によることができる。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

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硬質塩化ビニル雨どい 

Unplasticized polyvinyl chloride eaves gutters and downspouts 

適用範囲 

この規格は,主として住宅に用いる硬質塩化ビニル雨どい(以下,雨どいという。)について規定する。 

なお,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を,附属書Aに示す。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS A 1415 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法 

JIS B 7502 マイクロメータ 

JIS B 7507 ノギス 

JIS B 7512 鋼製巻尺 

JIS Z 8703 試験場所の標準状態 

種類 

雨どいの種類は,次による。 

なお,雨どいの附属部品を図1に示す。 

a) 軒どい 断面形状が半円形のもの。 

b) たてどい 断面形状が円形のもの。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図1−雨どいの附属部品 

品質 

雨どいの品質は,箇条7によって試験を行い,表1に適合しなければならない。 

表1−品質 

品質項目 

種類 

軒どい 

たてどい 

外観 

内外面に割れ,ねじれ,曲がりなどの使用上有害
な欠点がない。 

雨どいの色 

受渡当事者間の協定による。 

引張強さ 

無処理 

39.20 N/mm2以上 

促進暴露処理 

無処理試験値の80 %以上 

たわみ 

10 mm以下 

− 

耐衝撃性 

亀裂及び破損を生じない。 

加熱変形 

外径変化率±3.0 %以下 

− 

形状,寸法及び許容差 

雨どいの形状,寸法及び許容差は,表2及び表3による。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表2−軒どいの形状,寸法及び許容差 

単位 mm 

D(外径) 

h(高さ) 

t(厚さ) 

La)(長さ) 

d(耳横寸法) 

寸法 

許容差 

寸法 

許容差 

寸法 

許容差 

寸法 

許容差 

113〜117 

±5.0 

49〜52 

±2.0 

1.25〜1.30 

±0.20 

3 600 

+15 

5〜8 

注a) この表以外の長さについては,受渡当事者間の協定による。この場合の許容差は,設定寸法に対して

0

15

+ mm

とする。 

注記 軒どいの溝内部の凸部(リブ)については,受渡当事者間の協定によって,付けなくてもよい。この場合は,

表示に“リブなし”と明示する。 

表3−たてどいの形状,寸法及び許容差 

単位 mm 

D(外径) 

t(厚さ) 

La)(長さ) 

寸法 

許容差 

寸法 

許容差 

寸法 

許容差 

59〜61 

±2.0 

1.10〜1.20 

±0.20 

2 700 

+15 

注a) この表以外の長さについては,受渡当事者間の協定による。この場合の許容差は,設定寸法に

対して

0

15

+ mmとする。 

材料及び製造方法 

6.1 

材料 

雨どいに使用する樹脂は,塩化ビニル樹脂(重合体)を主原料とし,安定剤,滑剤,着色剤,添加剤な

どを用いる。 

6.2 

製造方法 

雨どいの製造方法は,押出成形とする。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

試験 

7.1 

試験の一般条件 

試験は,特に指定のない限り,試験前1時間以上標準状態に置いた試験片を用い,標準状態で行うもの

とする。 

標準状態とは,JIS Z 8703の20 ℃2級(20±2 ℃)をいう。 

7.2 

寸法の測定 

雨どいの寸法の測定は,軒どい及びたてどいについて行う。 

a) 軒どい 軒どいの寸法測定は,外径,高さ,厚さ及び長さについて次のとおり行う。 

1) 外径 外径は,平らな台に軒どいを伏せた状態に置き,長手方向の端付近においてJIS B 7507に規

定するノギスを用いて0.1 mmの単位まで測定する。 

2) 高さ 高さは,平らな台に軒どいを伏せた状態に置き,表示の寸法の外径に合わせたときの高さを

長手方向の端付近においてJIS B 7507に規定するノギスを用いて0.1 mmの単位まで測定する。 

3) 厚さ 厚さは,長手方向の端付近の3か所を,JIS B 7502に規定するマイクロメータを用いて0.01 

mmの単位まで測定する。 

4) 長さ 長さは,全長の最短部分を,JIS B 7512に規定する鋼製巻尺を用いて1 mmの単位まで測定

する。 

b) たてどい たてどいの寸法測定は,外径,厚さ及び長さについて次のとおり行う。 

1) 外径 外径は,長手方向の端付近において,JIS B 7507に規定するノギスを用いて0.1 mmの単位ま

で測定する。 

2) 厚さ 厚さは,長手方向の端付近において,JIS B 7502に規定するマイクロメータを用いて0.01 mm

の単位まで測定する。 

3) 長さ 長さは,全長の最短部分を,JIS B 7512に規定する鋼製巻尺を用いて1 mmの単位まで測定

する。 

7.3 

試験片 

試験片は,7.4及び7.5は製品とし,7.6〜7.9は各試験で規定する形状及び寸法のものとする。 

なお,試験片の数量は,種類ごとに製品3本から,7.6〜7.9に規定する試験片を,製品1本につき1片

採取する。 

7.4 

外観 

外観の試験は,目視による。 

7.5 

雨どいの色 

雨どいの色の試験は,受渡当事者間の協定による。 

7.6 

引張強さ試験 

7.6.1 

試験片の形状及び寸法 

試験片の形状及び寸法は,図2による。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

単位 mm 

図2−引張強さ試験片の形状及び寸法 

7.6.2 

試験片の厚さ及び幅の測定 

試験片の標線内を,厚さはJIS B 7502に規定するマイクロメータを用いて0.1 mmの単位まで,幅はJIS 

B 7507に規定するノギスを用いて1 mmの単位まで少なくとも3点測定する。 

7.6.3 

試験片の処理 

試験片の処理は,次による。 

a) 無処理 無処理の試験片は,標準状態に1時間以上静置する。 

b) 促進暴露処理 促進暴露処理を行う試験片は,JIS A 1415の6.2(オープンフレームカーボンアークラ

ンプによる暴露試験方法)に規定するオープンフレームカーボンアークランプによる暴露試験方法の

WS-A法によって,ブラックパネル温度計の指示温度63±3 ℃,水噴霧サイクル120分中18分,暴

露時間500時間の処理を行う。暴露処理後の試験片は,標準状態に4時間以上静置する。暴露面は,

外面(排水が流れない面)とする。 

7.6.4 

試験手順 

試験片のつかみ間隔が70 mmになるように引張試験機(試験時の最大荷重がその能力の15〜85 %の範

囲になるもの。)に取り付け,引張速度10 mm/minで引っ張り,最大荷重を求める。 

なお,試験の際,標線外で試験片が破断した場合は,その試験片を除外し,新たに試験片を追加して行

う。 

引張強さは,次の式によって算出し,試験片3片の平均値を四捨五入によって小数点以下2桁に丸めて

示す。 

b

t

P

T

×

=

ここに, 

T: 引張強さ(N/mm2) 

P: 最大荷重(N) 

t: 標線内の厚さの最小値(mm) 

b: 標線内の幅の最小値(mm) 

7.7 

たわみ試験 

試験片の形状及び寸法は,長さ800 mmに調整した軒どいとする。 

試験片を図3に示すように,水平基台上に固定した支持台に取り付ける。 

図4に示す押しつちの長手方向を,軒どいと平行にし,毎分10 mmで245 Nまで加力し,そのときの最

大たわみ量をダイヤルゲージなどを用いて,0.01 mmの単位まで測定する。 

たわみは,試験片3片の平均値を四捨五入によって整数値に丸めて示す。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

単位 mm 

図3−たわみ試験 

単位 mm 

図4−押しつち 

7.8 

衝撃試験 

試験片の形状及び寸法は,長さ300 mmに調整した軒どい及びたてどいとする。 

試験片を図5に示すように,水平な場所に設置した木製台に取り付け,その中央部の山頂に,軒どいの

場合は1 200 mm,たてどいの場合は1 300 mmの高さから,図6に示す質量1 000 gの鋼製おもりを自然落

下させ,目視によって試験片3片の表面の亀裂及び破損の有無を観察する。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

単位 mm 

図5−衝撃試験 

図6−鋼製おもり 

7.9 

加熱変形試験 

試験片の形状及び寸法は,長さ200 mmに調整した軒どいとする。 

試験片を60±2 ℃に調整した乾燥器などの内に,水平に上向きに置き,60分間静置した後取り出し,標

準状態で60分以上冷却した後,外径をJIS B 7507に規定するノギスを用いて0.05 mmの単位まで測定し,

次の式によって外径変化率を求め,試験片3片の平均値を四捨五入によって小数点以下1桁に丸めて示す。 

100

0

1

0

×

=

D

D

D

Dr

ここに, Dr: 外径変化率(%) 
 

D0: 加熱前の外径(mm) 

D1: 加熱後の外径(mm) 

R=26 mm 

質量1 000 g 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

注記 外径とは,図7に示すD0及びD1をいう。 

図7−加熱変形試験片の外径 

検査 

検査は,合理的な抜取検査方式を用いて,箇条7によって試験したとき,箇条4及び箇条5に適合した

ものを合格とする。 

製品の呼び方 

雨どいの呼び方は,次の例による。 

例1 軒どいの場合 

軒どい(リブなし)−114−50−1.30−3 600 

長さ(設定寸法) 

厚さ(設定寸法) 

高さ(設定寸法) 

外径(設定寸法) 

種類 

注記 リブのない軒どいには,種類の後に括弧を付け“リブなし”と明記する。 

例2 たてどいの場合 

たてどい−60−1.20−2 700 

長さ(設定寸法) 

厚さ(設定寸法) 

外径(設定寸法) 

種類 

10 表示 

この規格の全ての要求事項に適合した雨どいには,製品及び包装の見やすい箇所に容易に消えない方法

で,次のとおり表示する。 

a) 製品には,製造業者名又はその略号を表示する。 

b) 包装には,次の事項を表示する。 

1) 規格番号 

2) 製品の名称 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

3) 種類(製品の呼び方の例による。) 

4) 製造業者名 

5) 製造年月 

11 取扱い上の注意事項 

雨どいには,次の事項を包装に表示するか,又は取扱説明書などに記載したものを添付しなければなら

ない。 

a) 運搬時の注意 

b) 保管方法 

c) 火気などへの注意 

d) 熱伸縮処理方法 

e) 受け金物類の施工法 

f) 

その他必要な事項 

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10 

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附属書A 

(参考) 

技術上重要な改正に関する新旧対照表 

現行規格(JIS A 5706:2016) 

旧規格(JIS A 5706:2006) 

改正理由 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条番号 
及び題名 

内容 

4 品質 

− 引張強さを“39.20 N/mm2以上”と規定。 
− 加熱変化における外径変化率を“±3.0 %

以下”と規定。 

− 外観の確認方法を,目視によることを追

記。 

3. 品質 

− 引張強さを“3 922.7 N/cm2以上”と規定。 
− 加熱変化における外径変化率を“±3 %以

下”と規定。 

− 引張強さの規定値は,旧規格では,

従来単位による表記を併記し,

“3 922.7 N/cm2{400 kgf/cm2}以上”

としていたが,この改正で従来単位
を削除するに当たり,旧SI単位表
記“400 kgf/cm2”に“1 kgf = 9.80 N”
を代入すると“3 920 N/cm2”という
値であったこと,有効数字5桁であ
ると測定精度を上げなければなら
ないこと,及び単位表記をこの規格
ではミリメートル表記に統一した
ことから,“3 922.7 N/cm2”を“39.20 
N/mm2”に変更した。 

− 有効数字の扱いから,外径変化率の

規定値に修正を加えた。 

− 

− 

6.1 数値へ
の換算 

従来単位の試験機又は計測器を用いて試験す
る場合の国際単位系(SI)による数値への換算
は,“1 kgf = 9.80 N”によると規定。 

旧規格での従来単位による規定値を削
除したため,数値の換算規定が不要とな
り,この箇条を削除した。 

7.2 寸法の
測定 

雨どい(軒どい及びたてどい)の寸法測定につ
いて規定。 

6.3 寸法の
測定 

雨どい(軒どい及びたてどい)の寸法測定につ
いて規定。 

用いる測定器具を規定し,かつ,JISで
規定されている測定器具の場合にはそ
のJISを引用するようにし,規定内容を
より明確にした。 

7.3 試験片 

各試験で用いる試験片の採取方法を“なお,試
験片の数量は,種類ごとに製品3本から,7.6
〜7.9に規定する試験片を,製品1本につき1
片採取する。”と規定。 

6.4 試験片 

各試験で用いる試験片の形状・寸法及び採取方
法を規定。 

各試験で用いる試験片の形状・寸法は,
各試験方法の中で規定するようにし,規
格ユーザーが理解しやすいような構成
に変更した。 

2

A

 5

7

0

6

2

0

1

6

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11 

A 5706:2016  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

現行規格(JIS A 5706:2016) 

旧規格(JIS A 5706:2006) 

改正理由 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条番号 
及び題名 

内容 

7.6 引張強
さ試験 

− 7.6.3(試験片の処理)b)で“暴露面は,外

面(排水が流れない面)とする。”と規定。 

− 7.6.4(試験手順)で“引張強さは,次の式

によって算出し,試験片3片の平均値を四
捨五入によって小数点以下2桁に丸めて示
す。”と規定。 

6.5 引張強
さ試験 

引張強さ試験について規定。 

− 実使用環境を考慮して試験片の暴

露面を規定した。 

− 測定値の処理は,四捨五入によって

小数点以下2桁に丸めることを明
確にした。 

− 測定箇所を3点と明確にした。 

7.7 たわみ
試験 

− “245 Nまで加力し,そのときの最大たわ

み量をダイヤルゲージなどを用いて,0.01 
mmの単位まで測定する。”と規定。 

− “たわみは,試験片3片の平均値を四捨五

入によって整数値に丸めて示す。”と規定。 

6.6 たわみ
試験 

たわみ試験について規定。 

− 従来単位による規定値“25 kgf”を,

“1 kgf=9.80 N”で換算した値の
“245.17 N”を“245 N”に変更す
る修正を加えた。 

− 測定値の処理は,平均値を求めて四

捨五入によって整数値に丸めるこ
とを明確にした。 

7.9 加熱変
形試験 

− “標準状態で60分以上冷却した後”と規

定。 

− “外径をJIS B 7507に規定するノギスを

用いて0.05 mmの単位まで測定し”と規
定。 

− “試験片3片の平均値を四捨五入によって

小数点以下1桁に丸めて示す。”と規定。 

6.8 加熱変
形試験 

加熱変形試験について規定。 

− 用いる測定器具を規定し,かつ,JIS

で規定されている測定器具の場合
にはそのJISを引用するようにし,
規定内容をより明確にした。 

− 旧規格では,冷却時間の規定がなか

ったため規定した。 

− 測定値の処理は,平均値を求めて四

捨五入によって小数点以下1桁に
丸めることを明確にした。 

2

A

 5

7

0

6

2

0

1

6