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A 5530

:2015

(1)

目  次

ページ

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

2

3

  種類及び記号  

2

4

  製造方法  

2

5

  化学成分  

3

6

  機械的性質  

3

7

  工場円周溶接  

3

8

  継手及び連結継手の材料  

3

9

  附属品,加工及び塗装・被覆  

4

10

  形状,寸法,質量及びその許容差  

4

10.1

  鋼管矢板の端部形状  

4

10.2

  鋼管矢板の継手及び連結継手の形状  

5

10.3

  寸法及び質量  

6

10.4

  鋼管矢板の形状及び寸法の許容差  

9

10.5

  鋼管矢板に取り付ける補強バンド  

11

11

  外観  

12

12

  試験  

12

12.1

  分析試験  

12

12.2

  機械試験  

12

12.3

  放射線透過試験  

13

13

  検査及び再検査  

13

13.1

  検査  

13

13.2

  再検査  

14

14

  表示  

14

15

  報告  

14

附属書 A(参考)附属品の形状及び寸法の代表例  

15

附属書 B(参考)加工及び塗装・被覆の代表例  

19


A 5530

:2015

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本

鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準

調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS A 5530:2010 は改正され,この規格に置き換えられた。

なお,平成 28 年 10 月 19 日までの間は,工業標準化法第 19 条第 1 項等の関係条項の規定に基づく JIS

マーク表示認証において,JIS A 5530:2010 によることができる。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


   

日本工業規格

JIS

 A

5530

:2015

鋼管矢板

Steel pipe sheet piles

適用範囲 

この規格は,土留め,締切り

1)

,構造物の基礎などに使用する鋼管矢板

2)

 について規定する。鋼管矢板

の構成及び各部の呼び名を,

図 1∼図 に示す。

注記  この規格は,主として鋼管本体の外径 500 mm∼2 000 mm の鋼管矢板に適用されている。

1)

  締切りとは,水の浸入を防ぐことを目的とした囲い壁のことをいう。

2)

  鋼管矢板は,鋼管本体に継手を取り付けたものをいうが,使用条件又は本体構成によっては一

部に継手の付かないものもある。

a)

  鋼管本体とは,素管のまま又は素管

を工場円周溶接にて継いだ管(以下,
継ぎ管という。

)をいう。

b)

  工場円周溶接とは,素管と素管とを

製造業者が円周溶接によって鋼管本
体とする場合をいう。

a)

  現場円周溶接とは,施工業者が現場にて鋼

管矢板の鋼管本体を円周溶接することに
よって,鋼管矢板と鋼管矢板とを結合する
ことをいう。

b)

  現場で連結する鋼管矢板は,上側を上鋼管

矢板,中側を中鋼管矢板,下側を下鋼管矢
板という。ただし,中鋼管矢板が 2 本以上
になる場合は,下側から中 1 鋼管矢板,中
2 鋼管矢板(以下,順次番号付与)という。

c)

  連結継手は,鋼管矢板を現場で連結すると

き,鋼管矢板の継手同士を連結するために
使用する部材をいう。

図 1−鋼管本体の構成及び

図 2−鋼管矢板の構成及び

図 3−現場で連結する鋼管矢板の 

各部の呼び名

各部の呼び名

構成及び各部の呼び名 


2

A 5530

:2015

   

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS G 0320

  鋼材の溶鋼分析方法

JIS G 0404

  鋼材の一般受渡し条件

JIS G 0415

  鋼及び鋼製品−検査文書

JIS G 3101

  一般構造用圧延鋼材

JIS G 3192

  熱間圧延形鋼の形状,寸法,質量及びその許容差

JIS G 3193

  熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差

JIS G 3444

  一般構造用炭素鋼鋼管

JIS Z 2241

  金属材料引張試験方法

JIS Z 3104

  鋼溶接継手の放射線透過試験方法

JIS Z 3121

  突合せ溶接継手の引張試験方法

JIS Z 3211

  軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒

JIS Z 3312

  軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用のマグ溶接及びミグ溶接ソリッドワイヤ

JIS Z 3313

  軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用アーク溶接フラックス入りワイヤ

JIS Z 3351

  炭素鋼及び低合金鋼用サブマージアーク溶接ソリッドワイヤ

JIS Z 3352

  サブマージアーク溶接用フラックス

JIS Z 8401

  数値の丸め方

種類及び記号 

鋼管矢板の種類は,2 種類とし,その記号は,

表 による。

表 1−種類の記号 

種類の記号

SKY400 
SKY490

製造方法 

製造方法は,次による。

a)

素管は,アーク溶接によるスパイラルシーム溶接若しくはストレートシーム溶接,又は電気抵抗溶接

によって製造する。

なお,工場円周溶接においては,素管のシーム溶接部端部を,互いに円周方向に,円周長の 1/8 以

上ずらさなければならない。

b)

鋼管本体は,素管のまま又は素管を工場円周溶接にて継ぎ管としたものとする。また,継ぎ管は,種

類の異なる素管又は厚さの異なる素管を工場円周溶接してもよい。

c)

鋼管矢板は,鋼管本体に継手を溶接して製造する。


3

A 5530

:2015

化学成分 

素管は,12.1 によって分析試験を行い,その溶鋼分析値は,

表 による。

表 2−化学成分 

単位  %

種類の記号 C

Si

Mn

P

S

SKY400 0.25 以下

− 0.040 以下 0.040 以下

SKY490 0.18 以下 0.55 以下 1.65 以下 0.035 以下 0.035 以下

必要に応じて,この表以外の合金元素を添加してもよい。

機械的性質 

素管は,12.2 によって機械試験を行い,その引張強さ,降伏点又は耐力,伸び,溶接部引張強さ,及び

へん平性は,

表 による。へん平性の場合は,表 による平板間の距離まで圧縮したとき試験片に割れを

生じてはならない。溶接部引張強さは,アーク溶接によって製造した素管に適用し,へん平性は,電気抵

抗溶接によって製造した素管に適用する。

表 3−機械的性質 

種類の記号

引張強さ

 

N/mm

2

降伏点又は

耐力

N/mm

2

伸び

%

溶接部引張強さ

 

N/mm

2

へん平性

平板間の距離

mm

引張試験片

引張試験方向

5 号試験片

管軸直角方向

a)

SKY400 400 以上 235 以上 18 以上 400 以上

3

2

D

b)

SKY490 490 以上 315 以上 18 以上 490 以上

8

7

D

b)

注記 1

N/mm

2

=1 MPa

a)

  鋼帯又は鋼板から引張試験の供試材を採取する場合は,圧延方向又は圧延方向に直角の方向から採取する。

b)

  は管の外径を表す。

工場円周溶接 

工場円周溶接の溶接材料及び溶接部の品質は,次による。

a) 

溶接材料  素管を溶接して鋼管本体とする場合の工場円周溶接に使用する溶接材料は,素管の材料の

規定引張強さ以上のものとし,次のいずれかの規格によるか又はそれらの組合せによる。

JIS Z 3211

JIS Z 3312JIS Z 3313JIS Z 3351JIS Z 3352

なお,種類の異なる素管の工場円周溶接を行う場合に使用する溶接材料の引張強さは,400 N/mm

2

以上のものとする。

b) 

溶接部の品質  工場円周溶接部は,12.3 によって放射線透過試験を行い,JIS Z 3104 の附属書 表 1

(きずの種別)のきずの種別に対し,JIS Z 3104 

附属書 の 6.(きずの分類)によってきずが 1 類∼

3 類に該当する場合を合格とする。

継手及び連結継手の材料 

SKY400 及び SKY490 に対する継手及び連結継手の材料は,JIS G 3444 の STK400 又は JIS G 3101 の SS400


4

A 5530

:2015

   

のいずれかと同等又はそれ以上とする。継手及び連結継手の取付けに使用する溶接材料は,継手及び連結

継手の材料の規定引張強さ以上のものとし,溶接材料は,箇条 7 a)  に適合しなければならない。

附属品,加工及び塗装・被覆 

注文者は,鋼管矢板に付随する附属品

3)

,加工

4)

 及び塗装・被覆を指定してもよい。その場合の外観,

検査,表示などは,受渡当事者間の協定による。本体に規定する項目のほかに,鋼管本体に取り付ける附

属品の形状及び寸法の代表的な例,並びに,鋼管本体に施す加工及び塗装・被覆の代表的な例を,それぞ

附属書 及び附属書 に示す。

3)

  附属品とは,鋼管矢板の施工時に必要となる仮設部材をいう。

4)

  加工とは,コンクリートへの荷重伝達など鋼管矢板の性能を発揮させるために施す加工をいう。

10 

形状,寸法,質量及びその許容差 

10.1 

鋼管矢板の端部形状 

鋼管矢板の端部形状は,

図 による。厚さの異なる素管を継ぐ場合は,通常,図 に示すように,あら

かじめ工場で加工する。ただし,補強又は加工について特に要求のある場合は,受渡当事者間の協定によ

ってもよい。

注記  図 において頭部端面とは,鋼管矢板の上端部,先端部端面とは,鋼管矢板の下端部をいう。

図 4−鋼管矢板の両端及び現場円周溶接部の形状 


5

A 5530

:2015

a)

  管の内側の削成部の長さは,4(t

1

t

2

)  以上とする。ただし,内外面溶接のいかんにかかわらず(t

1

t

2

)が 2 mm

以下のとき,又は工場円周溶接部を内外面溶接とする場合で(t

1

t

2

)が 3 mm 以下のときは,削らなくてもよ

い。

図 5−厚さの異なる素管の工場円周溶接部の形状 

10.2 

鋼管矢板の継手及び連結継手の形状 

鋼管矢板の継手及び連結継手の形状は,注文者の指定による。継手及び連結継手の形状の例を

図 に,

継手及び連結継手の寸法並びに単位質量の例を,

表 に示す。

a)

  L b)  P 

c)

  P 

図 6−継手及び連結継手の形状の例 


6

A 5530

:2015

   

表 4−継手及び連結継手の寸法並びに単位質量の例 

継手形状

継手寸法

mm

単位質量

kg/m

摘要

L−T 形

L:山形鋼

T:T 形鋼

L:65×65×8 
T:125×9(×39×12)

15.3 
12.7

L:A×C×t 
T:B×t

2

(×H×t

1

L:75×75×9 
T:125×9(×39×12)

19.9 
12.7

L:100×75×10 
T:125×9(×39×12)

26.0 
12.7

P−P 形

P:鋼管

P:φ165.2×9 
P:φ165.2×11

34.7 
41.8

P:D×t

P−T 形

P:鋼管

T:T 形鋼

P:φ165.2×9 
T:76×85×9×9

34.7 
10.9

P:D×t 
T:H×B×t

1

×t

2

10.3 

寸法及び質量 

鋼管本体の寸法及び質量並びに継手の質量は,次による。鋼管矢板の質量は,鋼管本体の質量に継手の

質量を加えた質量とする。

a)

鋼管本体の外径,厚さ,断面積及び単位質量は,

表 による。ただし,受渡当事者間の協定によって,

寸法は,

表 にない寸法としてもよい。この場合,単位質量は,1 cm

3

の鋼を 7.85 g とし,次の式によ

って求め,JIS Z 8401 の規則 A によって有効数字 3 桁に丸める。ただし,1 000 kg/m を超える場合に

は,4 桁の整数値に丸める。

W

=0.024 66t(Dt

ここに,

W

管の単位質量(kg/m)

t

管の厚さ(mm)

D

管の外径(mm)

0.024 66: を求めるための単位の変換係数

注記  表 の単位質量は,上記によって求めたものである。

なお,参考として断面二次モーメント,断面係数,断面二次半径及び外側表面積を,

表 に示す。

b)

継手の単位質量の例を,

表 に示す。

c)

素管の長さは,通常,2 m 以上とする。鋼管本体の長さは,通常,6 m 以上とし,0.5 m 刻みとする。

表 5−鋼管本体の寸法,断面積及び単位質量 

外径

 

mm

厚さ

 

mm

断面積

 

cm

2

単位質量

 

kg/m

参考

断面二次

モーメント

cm

4

断面係数

cm

3

断面二次

半径

cm

外側表面積

 

m

2

/m

500

9

12 
14

138.8 
184.0 
213.8

109 
144 
168

418×10

2

548×10

2

632×10

2

167×10 
219×10 
253×10

17.4 
17.3 
17.2

1.57 
1.57 
1.57


7

A 5530

:2015

表 5−鋼管本体の寸法,断面積及び単位質量(続き) 

外径

 

mm

厚さ

 

mm

断面積

 

cm

2

単位質量

 

kg/m

参考

断面二次

モーメント

cm

4

断面係数

cm

3

断面二次

半径

cm

外側表面積

 

m

2

/m

508.0 9

12 
14

141.1 
187.0 
217.3

111

147 
171

439×10

2

575×10

2

663×10

2

173×10 
227×10 
261×10

17.6 
17.5 
17.5

1.60 
1.60 
1.60

600 9

12 
14 
16

167.1 
221.7 
257.7 
293.6

131 
174 
202 
230

730×10

2

958×10

2

111×10

3

125×10

3

243×10 
319×10 
369×10 
417×10

20.9 
20.8 
20.7 
20.7

1.88 
1.88 
1.88 
1.88

609.6 9

12 
14 
16

169.8 
225.3 
262.0 
298.4

133 
177 
206 
234

766×10

2

101×10

3

116×10

3

132×10

3

251×10 
330×10 
381×10 
431×10

21.2 
21.1 
21.1 
21.0

1.92 
1.92 
1.92 
1.92

700 9

12 
14 
16

195.4 
259.4 
301.7 
343.8

153 
204 
237 
270

117×10

3

154×10

3

178×10

3

201×10

3

333×10 
439×10 
507×10 
575×10

24.4 
24.3 
24.3 
24.2

2.20 
2.20 
2.20 
2.20

711.2 9

12 
14 
16

198.5 
263.6 
306.6 
349.4

156 
207 
241 
274

122×10

3

161×10

3

186×10

3

211×10

3

344×10 
453×10 
524×10 
594×10

24.8 
24.7 
24.7 
24.6

2.23 
2.23 
2.23 
2.23

800 9

12 
14 
16

223.6 
297.1 
345.7 
394.1

176 
233 
271 
309

175×10

3

231×10

3

267×10

3

303×10

3

437×10 
577×10 
668×10 
757×10

28.0 
27.9 
27.8 
27.7

2.51 
2.51 
2.51 
2.51

812.8 9

12 
14 
16

227.3 
301.9 
351.3 
400.5

178 
237 
276 
314

184×10

3

242×10

3

280×10

3

318×10

3

452×10 
596×10 
690×10 
782×10

28.4 
28.3 
28.2 
28.2

2.55 
2.55 
2.55 
2.55

900 12

14 
16 
19

334.8 
389.7 
444.3 
525.9

263 
306 
349 
413

330×10

3

382×10

3

434×10

3

510×10

3

733×10 
850×10 
965×10

113×10

2

31.4 
31.3 
31.3 
31.2

2.83 
2.83 
2.83 
2.83

914.4 12

14 
16 
19

340.2 
396.0 
451.6 
534.5

267 
311 
354 
420

346×10

3

401×10

3

456×10

3

536×10

3

758×10 
878×10 
997×10

117×10

2

31.9 
31.8 
31.8 
31.7

2.87 
2.87 
2.87 
2.87

1 000

12 
14 
16 
19

372.5 
433.7 
494.6 
585.6

292 
340 
388 
460

455×10

3

527×10

3

599×10

3

705×10

3

909×10 
105×10

2

120×10

2

141×10

2

34.9 
34.9 
34.8 
34.7

3.14 
3.14 
3.14 
3.14

1 016.0

12 
14 
16 
19

378.5 
440.7 
502.7 
595.1

297 
346 
395 
467

477×10

3

553×10

3

628×10

3

740×10

3

939×10 
109×10

2

124×10

2

146×10

2

35.5 
35.4 
35.4 
35.3

3.19 
3.19 
3.19 
3.19


8

A 5530

:2015

   

表 5−鋼管本体の寸法,断面積及び単位質量(続き) 

外径

 

mm

厚さ

 

mm

断面積

 

cm

2

単位質量

 

kg/m

参考

断面二次

モーメント

cm

4

断面係数

cm

3

断面二次

半径

cm

外側表面積

 

m

2

/m

1 100

14 
16 
19

477.6 
544.9 
645.3

375 
428 
506

704×10

3

800×10

3

943×10

3

128×10

2

146×10

2

171×10

2

38.4 
38.3 
38.2

3.46 
3.46 
3.46

1 117.6

14 
16 
19

485.4 
553.7 
655.8

381 
435 
515

739×10

3

840×10

3

990×10

3

132×10

2

150×10

2

177×10

2

39.0 
39.0 
38.8

3.51 
3.51 
3.51

1 200

14 
16 
19 
22

521.6 
595.1 
704.9 
814.2

409 
467 
553 
639

917×10

3

104×10

4

123×10

4

141×10

4

153×10

2

174×10

2

205×10

2

235×10

2

41.9 
41.9 
41.8 
41.7

3.77 
3.77 
3.77 
3.77

1 219.2

14 
16 
19 
22

530.1 
604.8 
716.4 
827.4

416 
475 
562 
650

963×10

3

109×10

4

129×10

4

148×10

4

158×10

2

180×10

2

212×10

2

243×10

2

42.6 
42.5 
42.4 
42.3

3.83 
3.83 
3.83 
3.83

1 300

16 
19 
22

645.4 
764.6 
883.3

507 
600 
693

133×10

4

157×10

4

180×10

4

205×10

2

241×10

2

278×10

2

45.4 
45.3 
45.2

4.08 
4.08 
4.08

1 320.8

16 
19 
22

655.9 
777.0 
897.7

515 
610 
705

140×10

4

165×10

4

189×10

4

211×10

2

249×10

2

287×10

2

46.1 
46.0 
45.9

4.15 
4.15 
4.15

1 400

16 
19 
22

695.7 
824.3 
952.4

546 
647 
748

167×10

4

197×10

4

226×10

4

238×10

2

281×10

2

323×10

2

48.9 
48.8 
48.7

4.40 
4.40 
4.40

1 422.4

16 
19 
22

706.9 
837.7 
967.9

555 
658 
760

175×10

4

206×10

4

237×10

4

246×10

2

290×10

2

334×10

2

49.7 
49.6 
49.5

4.47 
4.47 
4.47

1 500

19 
22 
25

884.0

1 021.5 
1 158.5

694 
802 
909

242×10

4

279×10

4

315×10

4

323×10

2

372×10

2

420×10

2

52.4 
52.3 
52.2

4.71 
4.71 
4.71

1 524.0

19 
22 
25

898.3

1 038.1 
1 177.3

705 
815 
924

254×10

4

293×10

4

331×10

4

334×10

2

384×10

2

434×10

2

53.2 
53.1 
53.0

4.79 
4.79 
4.79

1 600

19 
22 
25

943.7

1 090.6 
1 237.0

741 
856 
971

295×10

4

340×10

4

384×10

4

369×10

2

424×10

2

480×10

2

55.9 
55.8 
55.7

5.03 
5.03 
5.03

1 625.6

19 
22 
25

959.0

1 108.3 
1 257.1

753 
870 
987

309×10

4

356×10

4

403×10

4

381×10

2

438×10

2

495×10

2

56.8 
56.7 
56.6

5.11 
5.11 
5.11

1 800

22 
25

1 228.9 
1 394.1

965

1 094

486×10

4

549×10

4

540×10

2

610×10

2

62.9 
62.8

5.65 
5.65

2 000

22 
25

1 367.1 
1 551.2

1 073 
1 218

669×10

4

756×10

4

669×10

2

756×10

2

69.9 
69.8

6.28 
6.28


9

A 5530

:2015

10.4 

鋼管矢板の形状及び寸法の許容差 

鋼管矢板の形状及び寸法の許容差は,次による。ただし,外径が 500 mm 未満若しくは 2 000 mm を超え

るもの,又は t/D(厚さ/外径)が 1.1 %未満のものは,受渡当事者間の協定による。

a)

鋼管矢板の形状及び寸法の許容差は,

表 による。

b)

現場円周溶接を行う場合,2 本の鋼管矢板を連結するときの目違い

5)

(以下,現場円周溶接部の目違

いという。

)の許容値は,

表 による。

5)

  目違いとは,現場円周溶接を行う 2 本の鋼管本体の管端外径(周長換算値)の差をいう。


10

A 5530

:2015

   

表 6−鋼管矢板の形状及び寸法の許容差 

区分

許容差

摘要

外径

a)

D

管端部

±0.5 %

外径の許容差は,周長測定による。ただし,

外径(D)と周長(l)との相互換算は,次の
式による。

  Dl

ここに, D:外径(mm)

l:周長(mm)

π=3.141 6 とする。

W

t/D 1.1

%以上

 1.5

%未満

±2.0 %

t/D 1.5

%以上

±1.5 %

厚さ

a)

t

厚さ 16 mm
未満

外径 500 mm 以上 
800 mm 未満

+規定しない
−0.7 mm

外径 800 mm 以上 
2 000 mm 以下

+規定しない
−0.8 mm

厚さ 16 mm

以上

外径 500 mm 以上 
800 mm 未満

+規定しない

−0.8 mm

外径 800 mm 以上 
2 000 mm 以下

+規定しない

−1.0 mm

長さ

b)

L

l

鋼管本体(L

+規定しない

  0

継手(l

曲がり

c)

M

鋼管本体長さ

L)の 0.1 %

以下。 
ただし,鋼管

本体長さ 6 m

未満の場合 6 
mm 以下。

反り

d)

S

鋼管本体長さ

L)の 0.1 %

以下。 
ただし,鋼管

本体長さ 6 m

未満の場合 6 
mm 以下。

継 手 の ひ ら
きの真直度

d)

P

継手長さ(l)15 m 以下 10

mm 以下

継手長さ(l)15 m を超えるもの

継手長さ(l

500

1

1

以下


11

A 5530

:2015

表 6−鋼管矢板の形状及び寸法の許容差(続き) 

区分

許容差

摘要

継 手 の 取 付

位置 
( Q

管端部 5

mm 以下

e)

現 場 溶 接 部

と な る 端 面
の平面度

鋼管本体(h) 2

mm 以下

継手(h'

現 場 溶 接 部
と な る 端 面

の直角度


C

外径 
1 000 mm 以下

鋼管本体長さ
18 m 以下

外径の 0.5 %
以下。

ただし,最大 3 
mm

鋼管本体長さ
18 m を超え
るもの

外径の 0.5 %

以下。 
ただし,最大 4 
mm

外径 1 000 mm を超えるもの

継手(C') 2

mm 以下

この表の摘要の図は,P−P 形で例示しているが,他の継手形状もこれに準じる。

a)

  外径及び厚さは,鋼管本体とする。

b)

  長さの許容差は,受渡当事者間の協定によって,+規定しない,−50 mm を適用してもよい。

c)

  曲がりの測定位置は,継手近傍で凹凸いずれか一方とする。

d)

  反り及び継手のひらきの真直度の測定位置は,凹凸いずれか一方とする。

e)

  所定の取付位置と実際の取付位置との円周方向の距離に適用する。

表 7−現場円周溶接部の目違いの許容値

a)

単位  mm

外径の区分

許容値

 500 以上 700 未満

2 以下

 700 以上 1

016 以下

3 以下

 1

016 を超え 2

000 以下

4 以下

目違いは,現場円周溶接を行う 2 本の鋼管本体の管端外径(周長換算値)の

差であり,単管の外周長を π で除して求めた換算外径の差として求める。ここ
に,π=3.141 6 とする。 

a)

  この表の許容値を満足するために,一部又は全部の鋼管矢板の組合せを

あらかじめ決める必要がある場合には,受渡当事者間の協定によって,
組み合わせる鋼管矢板に番号又は記号を付記しなければならない。

10.5 

鋼管矢板に取り付ける補強バンド 

t/D

が 1.1 %未満の鋼管矢板の現場円周溶接部となる管端部には,変形防止のため補強バンドを内側に取

り付ける。変形防止用補強バンドの例を,参考として A.4.1 に示す。


12

A 5530

:2015

   

11 

外観 

鋼管矢板は,使用上有害な欠点があってはならない。ただし,使用上有害な表面の欠点は,継手(山形

鋼)及び継手(T 形鋼)には JIS G 3192 の箇条 9(外観)を,また,鋼管本体及び継手(鋼管)には JIS G 

3193

の箇条 7(外観)を適用することによって,グラインダ手入れ又は溶接補修を行ってもよい。

12 

試験 

12.1 

分析試験 

12.1.1 

一般事項及び分析用試料の採り方 

分析試験の一般事項及び分析用試料の採り方は,JIS G 0404 の箇条 8(化学成分)による。

12.1.2 

分析方法 

溶鋼の分析方法は,JIS G 0320 による。

12.2 

機械試験 

12.2.1 

一般事項 

機械試験の一般事項は,JIS G 0404 の箇条 7(一般要求)及び箇条 9(機械的性質)による。ただし,JIS 

G 0404

の 7.6(試験片採取条件及び試験片)のうち,機械試験に供される供試材の採り方は A 類とする。

12.2.2 

供試材の採り方及び試験片の数 

供試材の採り方及びそれぞれの供試材から採取する試験片の数は,

表 による。

12.2.3 

引張試験 

引張試験は,素管の母材部及びアーク溶接鋼管のシーム溶接部について行う。

a) 

試験片  試験片は,次による。

1)

引張試験片は,JIS Z 2241 の 5 号試験片とし,採取方法は次のいずれかによる。

−  拡管成形しない素管は,管又は管に使用する鋼帯若しくは鋼板から採取する。

−  拡管成形する素管は,管から採取する。

2)

アーク溶接鋼管の溶接部引張試験片は,JIS Z 3121 の 1 号試験片とし,素管,又は素管と同一条件

で溶接した管端の供試体から採取する。

b) 

試験方法  試験方法は,JIS Z 2241 による。

表 8−供試材の採り方及び試験片の数 

区分

供試材の採り方

一つの供試材から採取

する試験片の数

素管から供試材を採取
する場合

同一寸法

a)

 の素管 1 250  m ごと及びその端数から一つの供試材

を採取する。

引張試験片:1 個 
溶接部引張試験片:1 個

へん平試験片:1 個

鋼板又は鋼帯から引張

試験の供試材を採取す
る場合


同一溶鋼に属し,かつ,最大厚さが最小厚さの 2 倍以内の

ものを一括して一組とし,それぞれ一つの供試材を採取す
る。ただし,一組の質量が 50 t を超えるときは,二つの供

試製品からそれぞれ一つの供試材を採取する。

引張試験片:1 個

同一溶鋼に属し,同一厚さのものを一括して一組とし,そ

れぞれ一つの供試材を採取する。ただし,一組の質量が 50 
t を超えるときは,二つの供試製品からそれぞれ一つの供試
材を採取する。


13

A 5530

:2015

表 8−供試材の採り方及び試験片の数(続き) 

区分

供試材の採り方

一つの供試材から採取

する試験片の数

ストレートシーム溶接
鋼管において,素管と

同一条件で溶接した管

端の供試材から溶接部
引張試験片を採取する

場合

同一寸法

a)

 の素管 1 250  m 相当量ごと及びその端数からそれぞ

れ一つの供試材を採取する。

溶接部引張試験片:1 個

注記  試験項目の適用は,箇条 を参照。 

a)

  同一寸法とは,外径及び厚さが同一のものをいう。

12.2.4 

へん平試験 

へん平試験は,次による。

a) 

試験片  電気抵抗溶接鋼管のへん平試験片は,長さ 50 mm 以上とする。

b) 

試験方法  試験方法は,試験片を常温(5∼35  ℃)のまま 2 枚の平板間に挟み,平板間の距離(H

表 の値以下になるまで圧縮してへん平にしたとき,試験片に割れが生じたかどうかを調べる。た

だし,試験片は,

図 のように,管の中心と溶接部とを結ぶ線が圧縮方向に対して直角になるように

置く。

図 7−へん平試験 

12.3 

放射線透過試験 

工場円周溶接部について行う放射線透過試験は,次による。

a) 

試験頻度及び撮影箇所  同一溶接条件で溶接された同一寸法の工場円周溶接部 10 か所ごと及びその

端数に 1 か所を対象とし,それぞれ 1 か所につき 1 枚,シーム溶接部と工場円周溶接部との交差部を

撮影する。

b) 

試験方法  試験方法は,JIS Z 3104 による。

13 

検査及び再検査 

13.1 

検査 

検査は,次による。

a)

検査の一般事項は,JIS G 0404 による。

b)

素管の化学成分は,箇条 に適合しなければならない。

c)

素管の機械的性質は,箇条 に適合しなければならない。


14

A 5530

:2015

   

d)

工場円周溶接は,箇条 に適合しなければならない。

e)

鋼管矢板の形状及び寸法は,通常 1 本ごとに検査し,箇条 10 に適合しなければならない。

f)

鋼管矢板の外観は,通常,1 本ごとに検査し,箇条 11 に適合しなければならない。

13.2 

再検査 

引張試験又はへん平試験で合格とならなかった素管は,JIS G 0404 の 9.8(再試験)の再試験を行って合

否を決定してもよい。

14 

表示 

検査に合格した鋼管矢板には,容易に消えない方法で次の項目を表示する。

なお,表示の順序は,指定しない。

また,異なる種類又は寸法の異なる素管をつないで鋼管本体とした場合には,素管の全ての種類の記号

又は寸法を表示する。

a)

種類の記号

b)

製造業者名又はその略号

c)

製造番号

d)

寸法。寸法は,外径,厚さ及び長さを表示する。

15 

報告 

製造業者は,検査文書を注文者に提出しなければならない。報告は,JIS G 0404 の箇条 13(報告)によ

る。ただし,注文時に特に指定がない場合,検査文書の種類は,JIS G 0415 

表 1(検査文書の総括表)

の 3.1(検査証明書 3.1)とする。寸法については,10 本ごと及びその端数に 1 本の検査結果を報告する。

なお,

表 に規定のない合金元素を添加した場合には,検査証明書に添加元素の含有率を報告しなけれ

ばならない。


15

A 5530

:2015

附属書 A

(参考)

附属品の形状及び寸法の代表例

A.1 

適用 

この附属書は,注文者の指定によって鋼管本体に取り付ける附属品の形状,寸法などの代表例を示すも

ので,規定の一部ではない。

A.2 

附属品の材料及び溶接材料 

附属品の材料は,機械的性質が JIS G 3101 の SS400 と同等又はそれ以上とし,附属品取付用の溶接材料

は,附属品の規定引張強さ以上のものを得るため,次のいずれかによる。

JIS Z 3211

JIS Z 3312JIS Z 3313JIS Z 3351JIS Z 3352 

なお,素管と附属品との強度が異なる場合には,低強度側の規格値と同等又はそれ以上の引張強さをも

つ溶接材料を用いる。

A.3 

附属品の外観,検査及び表示 

附属品の外観,検査及び表示は,次による。

a) 

外観  附属品の外観は,使用上有害な欠点があってはならない。

b) 

検査  附属品の材料及び溶接部は,A.2 に適合しなければならない。また,外観は,目視によって検

査し,a)  に適合しなければならない。

c) 

表示  工場において本体に取り付けない附属品には,種類及び寸法が識別できる表示をしなければな

らない。ただし,工場において本体に取り付ける附属品には,種類,寸法の識別表示はしない。

A.4 

附属品の形状及び寸法の例 

A.4.1 

補強バンド 

A.4.1.1 

形状 

補強バンドには,鋼管の先端外面に取り付ける外面補強バンド,並びに鋼管の頭部及び先端の内面に取

り付ける変形防止用補強バンドがある。外面補強バンドの形状及び寸法の例を

図 A.1 に,変形防止用補強

バンドの形状及び寸法の例を

図 A.2 に示す。


16

A 5530

:2015

   

  :厚さ 9 mm 
  L

1

:長さ L

1

=200 mm(外径 609.6 mm 以下)

L

1

=300 mm(外径 609.6 mm 超え)

  l

1

:取付位置 18 mm

  :溶接脚長 6 mm

図 A.1−外面補強バンドの形状及び寸法の例 

単位  mm

図 A.2−変形防止用補強バンドの形状及び寸法の例 

A.4.1.2 

寸法許容差 

補強バンドの寸法許容差は,

表 A.1 による。

表 A.1−補強バンドの寸法許容差 

区分

厚さ

長さ

L

1

取付位置

l

1

寸法許容差

+規定しない 
−0.9 mm

+規定しない 
−5 mm

0

−9 mm

A.4.2 

つり金具 

つり金具の形状及び寸法の例は,

表 A.2 による。

  T  :厚さ 9 mm 
 L

1

  :長さ 300 mm

  l

1

  :取付位置 100 mm

  a  :溶接脚長 6 mm


17

A 5530

:2015

表 A.2−つり金具の形状及び寸法の例 

単位  mm

最大つり上げ荷重

t(トン)

高さ

穴位置

面取り寸法

板厚

穴径

φ

溶接脚長

D E 

3 以下 120 100

55 25  25  12  40

6

3 超え  5 以下 120 100

55 25  25  16  40

9

5 超え 10 以下 200 150

90 30  30  22  65  15

 10 超え 20 以下 300 250 150 50  50  22  80  15

A.4.3 

裏当てリング及びストッパー 

鋼管本体の現場円周溶接部の裏当てリング,

中鋼管矢板又は下鋼管矢板にストッパーを取り付ける場合,

その形状及び寸法は,通常,

図 A.3 による。


18

A 5530

:2015

   

単位  mm

単位  mm

b)

  ルート間隔保持ビードに替えて,スペーサを用いて

もよい。

裏当てリングの厚さ及び高さ 

外径 D(mm)

H

h

1 016 以下 4.5

50

͡

H

=50

͡

の場合15

͡

H

=70

͡

の場合35

͡

1 016 を超えるもの 6.0 70

͡

,50

͡

a)

a)

  中掘り工法を適用の場合は,50

͡

 mm としてい

る。

ストッパーの個数 

外径 D(mm)

個数 N

609.6 以下 4

 609.6 を超え 1 016 以下 6 
 1 016 を超えるもの 8

a)

  裏当てリング b)  裏当てリング及びストッパー 

図 A.3−裏当てリング及びストッパーの形状及び寸法の例 

A.4.4 

施工補助部材 

鋼管矢板の貫入性を向上させたり,貫入時の下鋼管矢板先端部の損傷を防止する目的で,

図 A.4 に示す

ように,下鋼管矢板先端部に,高張力鋼などの施工補助部材を取り付ける。

図 A.4−施工補助部材の取付けの例 


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附属書 B

(参考)

加工及び塗装・被覆の代表例

B.1 

適用 

この附属書は,注文者の指定によって鋼管本体に施す加工及び塗装・被覆の代表例を示すもので規定の

一部ではない。

B.2 

加工の種類 

鋼管本体の代表的な加工を,

表 B.1 に示す。

表 B.1−代表的な加工の例 

加工の種類

加工の内容

形状例

支圧材

a)

 又はずれ止め

b)

 の取付け

1)

鋼管本体の内面又は外面にリング状の平鋼,棒
鋼,溶接ビード,鋼板による突起を取り付ける[

B.1

の a)d)

2)

鋼管本体の頭部の内面及び/又は外面にずれ止
めを取り付ける。

図 B.1 

機械式継手の取付け

現場溶接の代わりとなる機械式継手を,鋼管本体の

端部に溶接で取り付ける。

図 B.2 

a)

  支圧材とは,支圧応力(ある面積全体に対して部分的な場所に作用する圧縮応力)によってコンク

リート又はモルタルに荷重を伝達する部材をいう。

b)

  ずれ止めとは,鋼管本体の軸方向力をコンクリートに確実に伝達させるため,鋼管本体頭部の内外

面のいずれか,又は両方に取り付けられる支圧材をいう。

B.3 

溶接材料 

加工に用いる溶接材料は,特に指定のない場合,次のいずれかの規格によるか又はそれらの組合せによ

る。

JIS Z 3211

JIS Z 3312JIS Z 3313JIS Z 3351JIS Z 3352 

なお,加工で取り付ける部材と素管との強度が異なる場合には,低強度側の規格値と同等又はそれ以上

の引張強さをもつ溶接材料を用いる。


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a)

  平鋼の場合 b)  棒鋼の場合 c)  溶接ビードの場合 d)  鋼板の場合 

図 B.1−支圧材の形状例 

図 B.2−機械式継手の形状例 

B.4 

加工品の外観,検査及び報告 

加工品の外観,検査及び報告は,次による。

a) 

外観  加工品の外観は,使用上有害な欠点があってはならない。

b) 

検査  加工品の外観は,目視によって検査し,a)  に適合しなければならない。

c) 

報告  あらかじめ注文者の要求があった場合には,製造業者は,検査文書を注文者に提出しなければ

ならない。この場合の報告は,JIS G 0404 の箇条 13(報告)による。注文時に特に指定のない場合は,

検査文書の様式は,JIS G 0415 

表 1(検査文書の総括表)の 3.1(検査証明書 3.1)による。

B.5 

塗装・被覆の種類及び外観 

B.5.1 

種類 

鋼管矢板への代表的な塗装・被覆の種類を,

表 B.2 に示す。


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表 B.2−塗装・被覆の種類 

用途

区分

種類

防食

塗装

無機ジンクリッチ+エポキシ樹脂塗料

無機ジンクリッチ+タールエポキシ樹脂塗料

ガラスフレーク入り塗料

重防食被覆

ウレタンエラストマー被覆

B.5.2 

外観 

塗装・被覆の外観は,目視によって検査し,有害な欠点があってはならない。