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A 5525

:2009

(1) 

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

2

3

  種類の記号  

2

4

  製造方法  

2

5

  化学成分  

2

6

  機械的性質  

3

7

  工場円周溶接  

3

8

  附属品,加工及び塗装・被覆  

3

9

  単管の形状,寸法,質量及び寸法許容差  

3

9.1

  管端の形状  

3

9.2

  寸法及び単位質量  

4

9.3

  形状及び寸法の許容差  

4

10

  外観  

9

11

  試験  

9

11.1

  分析試験  

9

11.2

  機械試験  

9

11.3

  放射線透過試験  

10

12

  検査及び再検査  

11

12.1

  検査  

11

12.2

  再検査  

11

13

  表示  

11

14

  報告  

11

附属書 A(規定)突起付き単管の品質規定  

12

附属書 B(参考)附属品の形状及び寸法の代表例  

15

附属書 C(参考)加工及び塗装・被覆  

19


A 5525

:2009

(2) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本鉄鋼

連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の

審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS A 5525:2004 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


   

日本工業規格

JIS

 A

5525

:2009

鋼管ぐい

Steel pipe piles

序文 

今回の改正は,市場で定着している突起付き鋼管ぐいを追加するほか,附属品,加工及び塗装・被覆に

ついても実態に合わせて改正するものである。

適用範囲 

この規格は,土木

1)

・建築などの構造物の基礎に使用する溶接鋼管ぐい(以下,くいという。

)の単管に

ついて規定する。この規格が適用される寸法範囲は,通常,外径 318.5 mm∼2 000 mm とする。

なお,本体に規定する項目のほかに,注文者があらかじめ製造業者との協定によって指定することがで

きる突起付き単管の品質規定を

附属書 に,単管に取り付ける附属品の代表的な形状及び寸法を附属書 B

に,単管に施す加工及び塗装・被覆の代表的な例を

附属書 に示す。

注記 1  地すべり抑止用の継目無鋼管及び遠心力鋳鋼管には,それぞれ JIS G 3444 及び JIS G 5201 

ある。

注記 2  くいの構成及び各部の呼び名を,図 に示す。

単管とは,素管のまま,又は素管を工場で円周溶接した継ぎ管をいい,くいは,単管又は

単管の組合せをいう。現場で連結する単管は,上側を上ぐい,中側を中ぐい,下側を下ぐい

という。ただし,中ぐいが 2 本以上になる場合は,下側から中 1 ぐい,中 2 ぐいという。

注記 3  工場円周溶接とは,素管と素管とを製造業者が円周溶接によって単管にする場合をいい,現

場円周溶接とは,単管と単管とを施工業者が円周溶接によってくいにする場合をいう。

1)

地すべり抑止用のくいを含む。

図 1−くいの構成 


2

A 5525

:2009

   

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS G 0320

  鋼材の溶鋼分析方法 

JIS G 0404

  鋼材の一般受渡し条件

JIS G 0415

  鋼及び鋼製品−検査文書

JIS G 3193

  熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差

JIS Z 2201

  金属材料引張試験片

JIS Z 2241

  金属材料引張試験方法

JIS Z 3104

  鋼溶接継手の放射線透過試験方法 

JIS Z 3121

  突合せ溶接継手の引張試験方法

JIS Z 3211

  軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒

JIS Z 3312

  軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用のマグ溶接及びミグ溶接ソリッドワイヤ

JIS Z 3313

  軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用アーク溶接フラックス入りワイヤ

JIS Z 3351

  炭素鋼及び低合金鋼用サブマージアーク溶接ソリッドワイヤ

JIS Z 3352

  炭素鋼及び低合金鋼用サブマージアーク溶接フラックス

種類の記号 

くいの種類は,2 種類とし,その記号は,

表 による。

表 1−種類の記号

種類の記号

SKK400

SKK490

製造方法 

くいの製造方法は,次による。

a)

素管は,アーク溶接によるスパイラルシーム溶接若しくはストレートシーム溶接,又は電気抵抗溶接

によって製造する。

なお,工場円周溶接における素管のシーム溶接部は,互いに円周方向の 1/8 以上ずらさなければな

らない。

b)

突起付きくいの素管は,圧延方向に平行な連続した突起を設けた鋼帯を,突起が鋼管の内面及び/又

は外面になるようにスパイラルシーム溶接によって製造する。

c)

単管は,素管を工場で円周溶接して製造する場合及び素管をそのまま使用する場合がある。

化学成分 

素管は,11.1 によって試験を行い,その溶鋼分析値は,

表 による。


3

A 5525

:2009

表 2−化学成分

単位  %

種類の記号 C

Si

Mn

P

S

SKK400 0.25

以下

− 0.040 以下 0.040 以下

SKK490 0.18

以下 0.55 以下 1.65 以下 0.035 以下 0.035 以下

必要に応じて,この表以外の合金元素を添加してもよい。

機械的性質 

素管は,11.2 によって試験を行い,その引張強さ,降伏点又は耐力,伸び,溶接部引張強さ及びへん平

性は,

表 による。へん平性の場合は,試験片にきず又は割れを生じてはならない。ただし,溶接部引張

強さは,アーク溶接によって製造した素管に適用し,へん平性は,電気抵抗溶接によって製造した素管に

適用する。

表 3−機械的性質

種類の記号

引張強さ

降伏点又は

耐力

伸び

溶接部引張強さ

へん平性

平板間の距離  (H)

は管の外径)

5

号試験片

管軸直角方向

N/mm

2

 N/mm

2

 N/mm

2

SKK400 400

以上 235 以上 18 以上 400 以上

3

2

D

SKK490 490

以上 315 以上 18 以上 490 以上

8

7

D

注記 1

N/mm

2

=1 MPa

工場円周溶接 

工場円周溶接及びその品質は,次による。

a)

溶接材料  素管を溶接して単管とする場合の工場円周溶接に使用する溶接材料は,素管の材料の規定

引張強さ以上のものとし,次のいずれか又は組合せによる。

JIS Z 3211

JIS Z 3312JIS Z 3313JIS Z 3351JIS Z 3352

なお,種類の異なる素管の工場円周溶接を行う場合に使用する溶接材料は,SKK400 の規定引張強

さ以上のものとする。

b) 

品質  工場円周溶接部は,11.3 によって放射線透過試験を行い,JIS Z 3104 の附属書 表 のきずの

種別に対し,きずの分類が 3 類以上とする。

附属品,加工及び塗装・被覆 

注文者は,くいに付随する附属品,加工及び塗装・被覆を指定してもよい。その場合の外観,検査,表

示などは,受渡当事者間の協定による。また,附属品の代表的な形状及び寸法を,

附属書 に,加工及び

塗装・被覆の代表的な例を,

附属書 に示す。

単管の形状,寸法,質量及び寸法許容差 

9.1 

管端の形状 

単管の管端形状は,

図 による。厚さの異なる素管を継ぐ場合は,通常,図 に示すように,あらかじ

め工場で加工する。ただし,補強又は加工について特に要求のある場合は,受渡当事者間の協定によって


4

A 5525

:2009

   

もよい。

注記  図 において,頭部端面とは,くいの上端部をいい,先端部端面とは,くいの下端部をいう。

 a)

  頭部及び先端部 b)  現場円周溶接部 

図 2−単管の両端及び現場円周溶接部の形状

a)

素管の内側の削成部の長さは,4(t

1

t

2

)以上とする。ただし,

t

1

t

2

)が 2 mm 以下のと

き,又は工場円周溶接部を内外面溶接とする場合で(t

1

t

2

)が 3 mm 以下のときは,削ら

なくてもよい。

図 3−厚さの異なる管の円周溶接部の形状

9.2 

寸法及び単位質量 

単管の寸法及び単位質量は,次による。

a)

単管の外径,厚さ,断面積及び単位質量は,

表 による。ただし,表 以外の寸法については,受渡

当事者間の協定による。

b)

素管の長さは,通常 2 m 以上とする。単管の長さは,通常,6 m 以上で,0.5 m 刻みとする。

9.3 

形状及び寸法の許容差 

形状及び寸法の許容差は,次による。

a)

単管の形状及び寸法の許容差は,

表 による。

b)

現場円周溶接を行う場合,2 本の単管を連結するときの目違い(以下,現場溶接部の目違いという。

は,単管の外周長の差をπで除した値とし,その許容値は,

表 による。ここに,

π=3.141 6 とする。


5

A 5525

:2009

表 4−寸法及び単位質量

外径

 

 

mm

厚さ

 

 

mm

断面積

 

 

cm

2

単位質量

 

 

kg/m

参考

断面二次

モーメント

cm

4

断面係数

cm

3

断面二次

半径

cm

外側表面積

m

2

/m

318.5 6.9

10.3

67.5

99.7

53.0

78.3

820

×10

119

×10

2

 51.5

×10

 74.4

×10

11.0

10.9

1.00

1.00

355.6 6.4

7.9

11.1

70.2

86.3

120.1

55.1

67.7

94.3

107

×10

2

130

×10

2

178

×10

2

 60.2

×10

 73.4

×10

 100.3

×10

12.4

12.3

12.2

1.12

1.12

1.12

400 9

12

110.6

146.3

86.8

115

211

×10

2

276

×10

2

 105.7

×10

 137.8

×10

13.8

13.7

1.26

1.26

406.4 9

12

112.4

148.7

88.2

117

222

×10

2

289

×10

2

 109.2

×10

 142.4

×10

14.1

14.0

1.28

1.28

500 9

12

14

138.8

184.0

213.8

109

144

168

418

×10

2

548

×10

2

632

×10

2

 167

×10

 219

×10

 253

×10

17.4

17.3

17.2

1.57

1.57

1.57

508.0 9

12

14

141.1

187.0

217.3

111

147

171

439

×10

2

575

×10

2

663

×10

2

 173

×10

 227

×10

 261

×10

17.6

17.5

17.5

1.60

1.60

1.60

600 9

12

14

16

167.1

221.7

257.7

293.6

131

174

202

230

730

×10

2

958

×10

2

111

×10

3

125

×10

3

 243

×10

 319

×10

 369

×10

 417

×10

20.9

20.8

20.7

20.7

1.88

1.88

1.88

1.88

609.6 9

12

14

16

169.8

225.3

262.0

298.4

133

177

206

234

766

×10

2

101

×10

3

116

×10

3

132

×10

3

 251

×10

 330

×10

 381

×10

 431

×10

21.2

21.1

21.1

21.0

1.92

1.92

1.92

1.92

700 9

12

14

16

195.4

259.4

301.7

343.8

153

204

237

270

117

×10

3

154

×10

3

178

×10

3

201

×10

3

 333

×10

 439

×10

 507

×10

 575

×10

24.4

24.3

24.3

24.2

2.20

2.20

2.20

2.20

711.2 9

12

14

16

198.5

263.6

306.6

349.4

156

207

241

274

122

×10

3

161

×10

3

186

×10

3

211

×10

3

 344

×10

 453

×10

 524

×10

 594

×10

24.8

24.7

24.7

24.6

2.23

2.23

2.23

2.23

800 9

12

14

16

223.6

297.1

345.7

394.1

176

233

271

309

175

×10

3

231

×10

3

267

×10

3

303

×10

3

 437

×10

 577

×10

 668

×10

 757

×10

28.0

27.9

27.8

27.7

2.51

2.51

2.51

2.51

812.8 9

12

14

16

227.3

301.9

351.3

400.5

178

237

276

314

184

×10

3

242

×10

3

280

×10

3

318

×10

3

 452

×10

 596

×10

 690

×10

 782

×10

28.4

28.3

28.2

28.2

2.55

2.55

2.55

2.55

900 12

14

16

19

334.8

389.7

444.3

525.9

263

306

349

413

330

×10

3

382

×10

3

434

×10

3

510

×10

3

 733

×10

 850

×10

 965

×10

 113

×10

2

31.4

31.3

31.3

31.2

2.83

2.83

2.83

2.83


6

A 5525

:2009

   

表 4−寸法及び単位質量(続き)

外径

 

 

mm

厚さ

 

 

mm

断面積

 

 

cm

2

単位質量

 

 

kg/m

参考

断面二次

モーメント

cm

4

断面係数

cm

3

断面二次

半径

cm

外側表面積

m

2

/m

914.4 12

14

16

19

340.2

396.0

451.6

534.5

267

311

354

420

346

×10

3

401

×10

3

456

×10

3

536

×10

3

758

×10

878

×10

997

×10

117

×10

2

31.9

31.8

31.8

31.7

2.87

2.87

2.87

2.87

1 000

12

14

16

19

372.5

433.7

494.6

585.6

292

340

388

460

455

×10

3

527

×10

3

599

×10

3

705

×10

3

909

×10

105

×10

2

120

×10

2

141

×10

2

34.9

34.9

34.8

34.7

3.14

3.14

3.14

3.14

1 016.0

12

14

16

19

378.5

440.7

502.7

595.1

297

346

395

467

477

×10

3

553

×10

3

628

×10

3

740

×10

3

939

×10

109

×10

2

124

×10

2

146

×10

2

35.5

35.4

35.4

35.3

3.19

3.19

3.19

3.19

1 100

12

14

16

19

410.2

477.6

544.9

645.3

322

375

428

506

607

×10

3

704

×10

3

800

×10

3

943

×10

3

110

×10

2

128

×10

2

146

×10

2

171

×10

2

38.5

38.4

38.3

38.2

3.46

3.46

3.46

3.46

1 117.6

12

14

16

19

416.8

485.4

553.7

655.8

327

381

435

515

637

×10

3

739

×10

3

840

×10

3

990

×10

3

114

×10

2

132

×10

2

150

×10

2

177

×10

2

39.1

39.0

39.0

38.8

3.51

3.51

3.51

3.51

1 200

14

16

19

22

521.6

595.1

704.9

814.2

409

467

553

639

917

×10

3

104

×10

4

123

×10

4

141

×10

4

153

×10

2

174

×10

2

205

×10

2

235

×10

2

41.9

41.9

41.8

41.7

3.77

3.77

3.77

3.77

1 219.2

14

16

19

22

530.1

604.8

716.4

827.4

416

475

562

650

963

×10

3

109

×10

4

129

×10

4

148

×10

4

158

×10

2

180

×10

2

212

×10

2

243

×10

2

42.6

42.5

42.4

42.3

3.83

3.83

3.83

3.83

1 300

14

16

19

22

565.6

645.4

764.6

883.3

444

507

600

693

117

×10

4

133

×10

4

157

×10

4

180

×10

4

180

×10

2

205

×10

2

241

×10

2

278

×10

2

45.5

45.4

45.3

45.2

4.08

4.08

4.08

4.08

1 320.8

14

16

19

22

574.8

655.9

777.0

897.7

451

515

610

705

123

×10

4

140

×10

4

165

×10

4

189

×10

4

186

×10

2

211

×10

2

249

×10

2

287

×10

2

46.2

46.1

46.0

45.9

4.15

4.15

4.15

4.15

1 400

14

16

19

22

609.6

695.7

824.3

952.4

478

546

647

748

146

×10

4

167

×10

4

197

×10

4

226

×10

4

209

×10

2

238

×10

2

281

×10

2

323

×10

2

49.0

48.9

48.8

48.7

4.40

4.40

4.40

4.40

1 422.4

14

16

19

22

619.4

706.9

837.7

967.9

486

555

658

760

154

×10

4

175

×10

4

206

×10

4

237

×10

4

216

×10

2

246

×10

2

290

×10

2

334

×10

2

49.8

49.7

49.6

49.5

4.47

4.47

4.47

4.47


7

A 5525

:2009

表 4−寸法及び単位質量(続き)

外径

 

 

mm

厚さ

 

 

mm

断面積

 

 

cm

2

単位質量

 

 

kg/m

参考

断面二次

モーメント

cm

4

断面係数

cm

3

断面二次

半径

cm

外側表面積

m

2

/m

1 500

16

19

22

25

745.9

884.0

1 021.5

1 158.5

586

694

802

909

205

×10

4

242

×10

4

279

×10

4

315

×10

4

274

×10

2

323

×10

2

372

×10

2

420

×10

2

52.5

52.4

52.3

52.2

4.71

4.71

4.71

4.71

1 524.0

16

19

22

25

758.0

898.3

1 038.1

1 177.3

595

705

815

924

215

×10

4

254

×10

4

293

×10

4

331

×10

4

283

×10

2

334

×10

2

384

×10

2

434

×10

2

53.3

53.2

53.1

53.0

4.79

4.79

4.79

4.79

1 600

16

19

22

25

796.2

943.7

1 090.6

1 237.0

625

741

856

971

250

×10

4

295

×10

4

340

×10

4

384

×10

4

312

×10

2

369

×10

2

424

×10

2

480

×10

2

56.0

55.9

55.8

55.7

5.03

5.03

5.03

5.03

1 625.6

16

19

22

25

809.1

959.0

1 108.3

1 257.1

635

753

870

987

262

×10

4

309

×10

4

356

×10

4

403

×10

4

322

×10

2

381

×10

2

438

×10

2

495

×10

2

56.9

56.8

56.7

56.6

5.11

5.11

5.11

5.11

1 800

19

22

25

1 063.1

1 228.9

1 394.1

834

965

1 094

422

×10

4

486

×10

4

549

×10

4

468

×10

2

540

×10

2

610

×10

2

63.0

62.9

62.8

5.65

5.65

5.65

2 000

22

25

1 367.1

1 551.2

1 073

1 218

669

×10

4

756

×10

4

669

×10

2

756

×10

2

69.9

69.8

6.28

6.28

注記  単位質量の数値は,1 cm

3

の鋼を 7.85 g とし,次の式によって計算し,JIS Z 8401 の規則 A によって有効数字

3

けたに丸めたものである。ただし,1 000 kg/m を超える場合には,4 けたの整数値に丸めたものである。

W

=0.024 66 t (Dt)

ここに,

W

管の単位質量 (kg/m)

t

管の厚さ (mm)

D

管の外径 (mm)

0.024 66

W

を求めるための単位の変換係数


8

A 5525

:2009

   

表 5−形状及び寸法の許容差 

区分

許容差

摘要

外径

(D)

管端部

±0.5  %

外径の測定は周長を用い,周長実測値又はそ

の換算外径のいずれによってもよい。ただ
し,外径  (D)  と周長  (l)  の換算は次の式に

よって計算する。

  Dl/

π

ここに,D:外径,l:周長,

π:3.141 6

厚さ

(t)

厚さ 16 mm 未満

外径 500 mm 未満

+規定せず

−0.6 mm

外径 500 mm 以上

800 mm

未満

+規定せず

−0.7 mm

外径 800 mm 以上

2 000 mm

以下

+規定せず

−0.8 mm

厚さ 16 mm 以上

外径 800 mm 未満

+規定せず

−0.8 mm

外径 800 mm 以上

2 000 mm

以下

+規定せず 
−1.0 mm

長さ  (L)

+規定せず 
  0

横曲がり  (M)

長さ  (L)  の

0.1

%以下。

ただし,長さ

6 m

未満の場

合,6 mm 以

下。

現場円周溶接部となる端面の平面度  (h) 2

mm

以下

現場円周溶接部となる端面の直角度  (c)

外径の 0.5  %

以下。 
ただし,最大

4 mm

外径 2 000 mm を超える場合,又は t/が 1.0  %未満の場合の形状及び寸法の許容差は,受渡当事者間の協定に

よる。


9

A 5525

:2009

表 6−現場円周溶接部の目違いの許容値

a)

b) 

単位  mm

外径

許容値

  700

未満

2

以下

 700

以上 1

016

以下

3

以下

 1

016

を超え 2

000

以下

4

以下

注記  目違いとは,現場円周溶接を行う 2 本の単管の管端外径(周長換

算値)の差をいう。

a)

外径 2 000 mm を超えるもの又は t/が 1.0  %未満のものは,あら

かじめ受渡当事者間の協定による。

b)

受渡当事者間の協定によって一部又は全部の単管の組合せをあら
かじめ決める必要がある場合は,組み合わす単管に番号又は記号

を付けておかなければならない。

10 

外観 

単管は,使用上有害な欠点があってはならない。ただし,使用上有害な表面の欠点は,JIS G 3193 の箇

条 7(外観)によってグラインダ手入れ又は溶接補修をしてもよい。

11 

試験 

11.1 

分析試験 

分析試験は,次による。

a)

分析試験の一般事項及び分析試料の採り方は,JIS G 0404 の 8.(化学成分)による。

b)

分析方法は,JIS G 0320 による。

11.2 

機械試験 

11.2.1 

機械試験の一般事項 

機械試験の一般事項は,JIS G 0404 の 7.(一般要求)及び 9.(機械的性質)による。

11.2.2 

引張試験 

引張試験は,母材部及びアーク溶接鋼管のシーム溶接部について行う。供試材の採り方及び試験片の数

は,次による。

a) 

供試材の採り方は,JIS G 0404 の 7.6(試験片採取条件及び試験片)の A 類とする。

b)

供試材の採り方及びそれぞれの供試材から採取する試験片の数は,

表 による。

c)

試験片  試験片は,次による。

1)

引張試験片は,JIS Z 2201 の 5 号試験片とし,採取方法は,次のいずれかによる。

−  拡管成形しない管は,管又は管に使用する鋼帯又は鋼板から採取する。

−  拡管成形する管は,管から採取する。

2)

アーク溶接鋼管の溶接部引張試験片は,JIS Z 3121 の 1 号試験片とし,素管又は素管と同一条件で

溶接した管端の供試材から採取する。

d)

試験方法  試験方法は,JIS Z 2241 による。


10

A 5525

:2009

   

表 7−供試材の採り方及び試験片の数

区分

供試材の採り方

一つの供試材から

採取する試験片の数

素管から供試材を採取する
場合

同一寸法

a)

の素管 1 250 m ごと及びその端数から一つの

供試材を採取する。

引張試験片:1 個 
溶接部引張試験片:1 個

へん平試験片:1 個

鋼板又は鋼帯から引張試験

の供試材を採取する場合

鋼板においては,同一溶鋼に属し,かつ,最大厚さが最

小厚さの 2 倍以内のものを一括して一組とし,それぞれ
一つの供試材を採取する。ただし,一組の質量が 50 t を

超えるときは,二つの供試製品からそれぞれ一つの供試

材を採取する。 
鋼帯においては,同一溶鋼に属し,同一厚さのものを一

括して一組とし,それぞれ一つの供試材を採取する。た

だし,一組の質量が 50 t を超えるときは,二つの供試製
品からそれぞれ一つの供試材を採取する。

引張試験片:1 個

ストレートシーム溶接鋼管
において,素管と同一条件で

溶接した管端の供試材から

溶接部引張試験片を採取す
る場合

同一寸法

a)

の素管 1 250 m 相当量ごと及びその端数から

それぞれ一つの供試材を採取する。

溶接部引張試験片:1 個

注記  試験項目の適用は,箇条 参照。 

a)

同一寸法とは,同一外径及び同一厚さをいう。

11.2.3 

へん平試験 

へん平試験は,次による。

a)

試験片  電気抵抗溶接鋼管のへん平試験片は,素管の端から長さ 50 mm 以上を採取し,試験片とする。

b)

試験方法  試験方法は,試験片を常温のまま 2 枚の平板間に挟み,平板間の距離が表 の値になるま

で圧縮し,へん平にしたとき,試験片に,きず又は割れが生じたかどうかを調べる。ただし,試験片

は,

図 のように,素管の中心と溶接部とを結ぶ線が,圧縮方向に対して直角になるように置く。

図 4−へん平試験 

11.3 

放射線透過試験 

工場円周溶接部について行う放射線透過試験は,次による。

a) 

試験頻度及び撮影箇所  同一溶接条件で溶接された同一寸法の工場円周溶接部 10 か所ごと及びその

端数に 1 か所,1 か所につき 1 枚,シーム溶接部と工場円周溶接部との交差部を撮影する。

b) 

試験方法  試験方法は,JIS Z 3104 による。


11

A 5525

:2009

12 

検査及び再検査 

12.1 

検査 

検査は,次による。

a)

検査の一般事項は,JIS G 0404 による。

b)

素管の化学成分は,箇条 に適合しなければならない。

c)

素管の機械的性質は,箇条 に適合しなければならない。

d) 

工場円周溶接部は,箇条 に適合しなければならない。 

e)

単管の形状及び寸法は,通常,単管 1 本ごとに検査し,箇条 に適合しなければならない。

f)

単管の外観は,通常,単管 1 本ごとに検査し,箇条 10 に適合しなければならない。

12.2 

再検査 

引張試験又はへん平試験で合格にならない単管は,JIS G 0404 の 9.8(再試験)によって再試験を行い,

合否を決定してもよい。

13 

表示 

検査に合格した単管には,容易に消えない方法で,次の項目を表示する。

なお,表示の順序は,指定しない。

また,異なる種類又は寸法の異なる素管をつないで単管とした場合には,素管のすべての種類の記号又

は寸法を表示する。

a)

種類の記号

b)

製造業者名又はその略号

c)

製造番号

d)

寸法(外径,厚さ及び長さ)

14 

報告 

報告は,JIS G 0404 の 13.(報告)によるものとし,製造業者は,JIS G 0415 の検査証明書 3.1.B を注文

者に提出しなければならない。注文者がこれ以外の検査文書を要求する場合には注文時に注文者は,製造

業者に要求しなければならない。ただし,寸法は,10 本ごと及びその端数に 1 本の検査結果を報告する。

なお,

表 以外の合金元素を添加した場合は,検査証明書に添加元素の含有率を報告しなければならな

い。


12

A 5525

:2009

   

附属書 A

(規定)

突起付き単管の品質規定

A.1

  適用範囲 

この附属書は,突起付き単管の品質を規定する。

A.2

  製造方法 

突起付き素管は,圧延時に圧延方向と平行に連続した突起を設けた鋼帯を,突起が鋼管の内面及び/又

は外面になるようにスパイラル造管機で成形後,アーク溶接によって製造する。ただし,内面及び外面の

突起付き鋼管を素管に使用する場合は,受渡当事者間の協定による。

図 A.1 及び図 A.2 に,鋼帯及びその成形の例を示す。

図 A.1−突起付き素管に用いる鋼帯 

図 A.2−素管の成形(外面突起の例) 

A.3

  単管の突起の形状,寸法,単位質量及び寸法許容差 

A.3.1

  突起の形状 

突起の形状は,次による。

a)

内面及び/又は外面突起付き単管は,鋼管内表面及び/又は鋼管外表面に突起をもつものとする。

b)

突起付き単管の内面及び/又は外面の突起は,次の場合,必要に応じ削除する。

1)

現場円周溶接部となる管端部で,裏当てリング,ストッパー及び銅バンドが干渉する場合

2)

その他附属品を取り付ける場合

3)

受渡当事者間の協定による場合

A.3.2

  寸法及び単位質量 

単管の外径,厚さ,断面積及び単位質量は,突起付き単管の場合は,いずれも突起を含まないものとし,

表 による。

A.3.3

  形状及び寸法の許容差 

a)

形状及び寸法の許容差は,

表 A.1 による。

b)

突起の寸法許容差は,

表 A.2 による。


13

A 5525

:2009

表 A.1−形状及び寸法の許容差 

区分

許容差

摘要

外径

(D)

管端部

±0.5  %

外径の測定方法は,次による。

a)

内面突起付き単管の場合,

表 による。

b)

外面突起付き単管の場合,次のいずれかの適切な方法による。特に指

定のない限り,方法は製造業者が決めるものとする。

1)  D

L

o

/

π−h

m

×2

2)  D

L/

π

3)  D

L

i

/

π+t×2

ここに,D:外径,L

o

:突起を含む外周長,h

m

:突起高さ(測定した

3

点の平均値)

L:突起削除部外周長,L

i

:内周長,t:鋼管の厚さ(実

測値)

π:3.141 6

c)

内面及び外面突起付き単管の場合,b)  の外面突起付き単管に準拠する
ものとする。

表 A.2−突起の寸法許容差 

項目

許容差

突起高さ  (h) 2.5

mm

以上

突起幅  (B) 4

mm

以上,20 mm 以下

突起間隔  (L)

30 mm

以上,40 mm 以下。

ただし,

スパイラルシーム溶接部を挟んだ突起間隔  (L'

)

については,230 mm 以下とする。

突起方向角度  (θ) 40 度以下

図 A.3−突起高さ及び突起間隔 

A.4

  試験 

A.4.1

  引張試験 

a)

供試材の採り方及び試験片の数  供試材の採り方及び試験片の数は,表 による。

b)

試験片  突起付き単管又は管に使用する鋼帯から採取した引張試験片の突起は,突起部を削除した後

試験片とする。

A.4.2

  突起寸法の測定方法 

a) 

突起高さ  (h)  は,

単管の中から任意の 1 か所で,

コイル幅の中央の 1 条及び両端近傍の任意の 2 条の,


14

A 5525

:2009

   

合計 3 条の突起高さを測定する。

b)

単管 10 本ごと及びその端数から 1 本を選択し,任意の 1 か所を測定する。

A.5

  外観 

突起は使用上有害な欠点があってはならない。ただし,使用上有害な突起の欠点は,グラインダ手入れ

又は溶接補修を行ってもよい。

A.6

  検査 

突起の寸法は,A.3 に適合しなければならない。

その他の検査は,箇条 12 による。

A.7

  表示 

検査に合格した単管には,容易に消えない方法で,次の項目を表示する。

なお,表示の順序は,指定しない。

a)

種類の記号

b)

突起の記号

1)

c)

製造業者名又はその略号

d)

製造番号

e)

寸法(外径,厚さ及び長さ)

1)

突起の記号は,次のとおりとする。

内面突起付き  −IR

外面突起付き  −OR

  ただし,−(ハイフン)は空白でもよい。


15

A 5525

:2009

附属書 B

(参考)

附属品の形状及び寸法の代表例

序文 

この附属書は,注文者の指定によって単管に取り付ける附属品の形状,寸法などの代表例を示すもので,

規定の一部ではない。

注記  附属品とは,くいの施工時に一時的に必要となる仮設部材をいう。

B.1

  附属品の材料及び溶接材料 

附属品の材料は,機械的性質が JIS G 3101 の SS400 と同等又はそれ以上とし,附属品取付け用の溶接材

料は,附属品の規定引張強さ以上のものを得るため,次のいずれか又は組合せによる。

JIS Z 3211

JIS Z 3312JIS Z 3313JIS Z 3351JIS Z 3352

なお,素管と附属品との強度が異なる場合には,低強度側の規格値と同等若しくはそれ以上の引張強さ

をもつ溶接材料を用いる。

B.2

  附属品の外観,検査及び表示 

附属品の外観,検査及び表示は,次による。

a) 

外観  附属品の外観は,使用上有害な欠点があってはならない。

b) 

検査  附属品の材料及び溶接部は,B.1 に適合しなければならない。また,外観は,目視によって検

査し,a)  に適合しなければならない。

c) 

表示  工場において本体に取付けしない附属品には,種類及びサイズが識別できる表示をしなければ

ならない。

B.3

  附属品の形状及び寸法の例 

B.3.1

  補強バンド 

B.3.1.1

  補強バンドの形状 

補強バンドの形状は,

図 B.1 による。

T

:厚さ 9 mm

L

1

:長さ L

1

=200 mm(外径 609.6 mm 以下)

L

1

=300 mm(外径 609.6 mm 超え)

図 B.1−補強バンドの形状の例 


16

A 5525

:2009

   

B.3.1.2

  取付寸法 

取付寸法は,次による。

a) 

取付位置  (l

1

)

:18 mm

b)

溶接脚長  (a):6 mm(溶接は,すみ肉溶接による。

B.3.1.3

  寸法許容差 

補強バンドの寸法許容差は,

表 B.1 による。

表 B.1−補強バンドの寸法許容差 

区分

厚さ

長さ

L

1

取付位置

l

1

寸法許容差

+規定せず

−0.9 mm

+規定せず

−5 mm

  0

−9 mm

B.3.2

  つり金具 

つり金具の形状及び寸法は,

図 B.2 による。

単位  mm

最大つり上げ荷重

トン

高さ

穴位置

面取り寸法

板厚

穴径

φ

溶接脚長

D E 

3

以下 120 100

55  25  25  12  40

6

3

超え  5 以下 120 100

55  25  25  16  40

9

5

超え 10 以下 200 150

90  30  30  22  65  15

 10

超え 20 以下 300 250 150  50  50  22  80  15

図 B.2−つり金具の形状及び寸法の例 


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B.3.3

  裏当てリング及びストッパー 

単管の現場円周溶接部の裏当てリング,及び中ぐい又は下ぐいにストッパーを取り付ける場合,その形

状及び寸法は,特に指定のない限り

図 B.3 による。

単位  mm

単位  mm

a)

ルート間隔保持ビードに替えて,スペーサを用いて

もよい。

裏当てリングの厚さ及び高さ 

外径 D

1 016

以下 4.5

  =  の場合

1 016

を超えるもの 6.0

  =  の場合

中掘り工法を適用の場合,  は 50 mm とする。

ストッパーの個数 

外径 D  mm

個数  N

609.6

以下 4

609.6

を超え 1 016 以下 6

1 016

を超えるもの 8

a)

  裏当てリング b)  裏当てリング及びストッパー 

図 B.3−裏当てリング及びストッパーの形状並びに寸法の例 

(

50

(

H

(

h

(

H

(

50

(

15

(

50

(

70

(

H

(

70

(

35

(

H


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B.3.4

  施工補助部材 

くいの貫入性を向上させたり,貫入時の下ぐい先端部の損傷を防止する目的で,下ぐい先端に

図 B.4 

示すように高張力鋼などの施工補助部材を取り付ける。

図 B.4−施工補助部材の取付けの例 


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附属書 C 
(参考)

加工及び塗装・被覆

序文 

この附属書は,注文者の指定によって単管に施す加工及び塗装・被覆の代表例を示すもので,規格の一

部ではない。

注記  加工とは,コンクリートへの荷重伝達などくいの性能を発揮させるために施す加工及び塗装・

被覆をいう。

C.1

  加工の種類 

単管の代表的な加工を,

表 C.1 に示す。

表 C.1−代表的な加工の例 

加工の種類

加工の内容

形状例

支圧材の取付け又はずれ止め

1)

単管の内面又は外面に,リング状の平鋼,棒鋼,

溶接ビード,又は鋼板による突起を取り付ける[

C.1

の a)d)

2)

単管の頭部の内面及び/又は外面にずれ止めを取

り付ける[

図 C.1 の a)]。

図 C.1 

回転ぐい先端部の羽根の取付け

下ぐいの先端部を取付形状に応じて切断し,羽根を溶

接で取り付ける。

図 C.2 

機械式継手の取付け

現場溶接の代わりとなる機械式継手を単管の端部に

溶接で取り付ける。

図 C.3 

注記  支圧材とは,支圧応力(ある面積全体に対して部分的な場所に作用する圧縮応力)によってコンクリー

ト又はモルタルに荷重を伝達する部材をいう。また,ずれ止めとは,単管の軸方向力をコンクリートに

確実に伝達させるため,単管頭部の内外面のいずれか,又は両方に取り付けられる支圧材をいう。

C.2

  溶接材料 

加工に用いる溶接材料は,特に指定のない場合,次のいずれか又は組合せによる。

JIS Z 3211

JIS Z 3312JIS Z 3313JIS Z 3351JIS Z 3352

なお,加工で取り付ける部材と素管との強度が異なる場合には,低強度側の規格値と同等又はそれ以上

の引張強さをもつ溶接材料を用いる。


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a)

  平鋼の場合 b)  棒鋼の場合 c)  溶接ビードの場合 d)  鋼板の場合 

図 C.1−支圧材の形状例 

図 C.2−回転ぐい先端部の羽根の形状例 

図 C.3−機械式継手の形状例 

C.3

  加工品の外観,検査及び報告 

加工品の外観,検査及び報告は,次による。

a) 

外観  加工品の外観は,使用上有害な欠点があってはならない。

b) 

検査  加工品の外観は,目視によって検査し,a)  に適合しなければならない。

c) 

報告  あらかじめ注文者の要求があった場合には,製造業者は検査文書を注文者に提出しなければな

らない。この場合報告は,JIS G 0404 の 13.(報告)による。注文時に特に指定のない場合は,検査文

書の様式は,JIS G 0415 の検査証明書 3.1.B による。 

C.4

  塗装・被覆の種類及び外観 

C.4.1

  塗装・被覆の種類 

単管の代表的な塗装・被覆の種類を

表 C.2 に示す。


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表 C.2−塗装・被覆の種類 

用途

区分

種類

防食

塗装

無機ジンクリッチ+エポキシ樹脂塗料

無機ジンクリッチ+タールエポキシ樹脂塗料

ガラスフレーク入り塗料

重防食被覆

ポリエチレン被覆

ウレタンエラストマー被覆

ネガティブ・フリクション低減 SL コンパウンド塗布

プライマー+SL コンパウンド+表層材料

注記  ネガティブ・フリクションとは,地盤沈下帯にくいを設置した場合に,地盤沈下に伴いくい周面に作用する

下向きの摩擦力をいう。SL コンパウンド(滑りを促す複合物,スリップレイヤ)を塗布してこの摩擦力を低
減する。

C.4.2

  外観 

塗装・被覆の外観は,目視によって検査し,有害な欠点があってはならない。