>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

A 5207

:2014

(1)

目  次

ページ

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義

1

4

  種類

3

5

  性能

5

5.1

  大便器の性能

5

5.2

  小便器の性能

6

5.3

  洗面器及び手洗器の性能(洗面器及び手洗器の耐荷重)

6

6

  形状・寸法

6

6.1

  形状及び寸法

6

6.2

  寸法許容差

6

7

  材料

7

7.1

  材料の種類

7

7.2

  陶器の品質

7

7.3

  樹脂の品質

7

8

  試験方法

8

8.1

  材料試験

8

8.2

  性能試験

9

9

  検査

12

9.1

  一般事項

12

9.2

  形式検査

12

9.3

  受渡検査

14

10

  表示

14

11

  注意事項

14

附属書 A(参考)衛生器具附属金具

33

附属書 B(参考)便器及び給水器具

47

附属書 C(参考)和風便器

51


A 5207

:2014

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本

衛生設備機器工業会(JSEIA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,

日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,JIS A 

5207:2011

は改正され,この規格に置き換えられた。

なお,平成 27 年 12 月 21 日までの間は,工業標準化法第 19 条第 1 項等の関係条項の規定に基づく JIS

マーク表示認証において,JIS A 5207:2011 によることができる。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の

図 B.7 に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意す

る。

  氏名:パナソニック株式会社

  住所:大阪府門真市大字門真 1006 番地

上記の,特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施

の許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対

しては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。

この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ

る。

この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標

準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。

なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。


日本工業規格

JIS

 A

5207

:2014

衛生器具−便器・洗面器類

Sanitary wares

1

適用範囲

この規格は,大便器,小便器,洗面器,手洗器及び掃除流し(以下,器具という。

)について規定する。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS K 6251

  加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方

JIS K 8180

  塩酸(試薬)

JIS K 8576

  水酸化ナトリウム(試薬)

JIS P 3801

  ろ紙(化学分析用)

JIS P 4501

  トイレットペーパー

JIS S 6006

  鉛筆,色鉛筆及びそれらに用いるしん

JIS Z 8722

  色の測定方法−反射及び透過物体色

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1

トラップ

内部に封水部をもち,排水の流れに支障を与えることなく,排水管中の空気及び衛生害虫が排水口から

室内に侵入することを阻止し,更に汚水に含まれる汚物などが付着又は沈殿しない構造(

図 及び図 23

参照。

3.2

大便器洗浄方式

3.2.1

洗落とし式

りゅう(溜)水中に落下した汚物を,洗浄時に水の落差によって排水路に流し出す方式。

3.2.2

サイホン式

洗浄時に排水トラップ部を満水し,サイホン作用を起こすことによって汚物を排水路に流し出す方式。

便器は,りゅう(溜)水面の大きさが 180 mm×140 mm 以上。


2

A 5207

:2014

3.3

給水方式

3.3.1

タンク式

大便器の給水方式で,汚物を排出するための水をためたタンクを使用し,タンクの水を重力によって便

器へ給水する方式(

図 B.1 参照。)。

3.3.2

洗浄弁式

大便器及び小便器の給水方式で,洗浄弁を使用し,水道の給水圧力によって便器へ給水する方式(

図 B.2

及び

図 B.4 参照。)。

3.3.3

専用洗浄弁式

大便器及び小便器の給水方式で,専用の給水装置を使用し,水道の給水圧力,加圧装置などによって便

器へ給水する方式。ただし,大便器の専用洗浄弁式は,内部に負圧破壊装置

1)

を具備する(

図 B.3 及び図

B.5

参照。

1)

負圧破壊装置とは,水使用機器において,吐水した水又は使用した水が逆サイホン作用によっ

て上水給水系統に逆流する現象を防止するため,給水管内に負圧が発生した時に,自動的に空

気を吸引するような構造をもつ器具をいう。

3.4

節水形大便器

洗浄水量を節水することができる大便器。洗浄水量は

表 に区分される。

表 1−節水形大便器洗浄水量

単位  L

節水の区分

洗浄水量

節水 I 形 8.5 以下

節水 II 形 6.5 以下

注記  洗浄水量 8.5 L を超える大便器を一般形大便器という。

3.5

排水芯調整式便器

便器を取り替える場合,現場の壁仕上げ面から排水穴位置までの寸法を合わせる必要があるときに,使

用する排水芯位置を調整する構造を備えた便器(

図 B.6 参照。)。

3.6

機械式排出機構便器

トラップ部の可動によって汚物を排出する機構を備えた便器(

図 B.7 参照。)。

3.7

ホールドタイプ

洗浄操作の形式で,レバーをひねり続けている間又はボタンを押し続けている間,水が流れ続けるタイ

プ。


3

A 5207

:2014

3.8

ノンホールドタイプ

洗浄操作の形式で,

レバー又はボタンを 1 回操作すると,

操作時間にかかわらず一定水量流れるタイプ。

3.9

あふれ縁

水があふれ出る部分の最下端。

3.10

洗浄面

器具使用時に水で洗われ,かつ,特に目につく面。

3.11

防露便器

便器に,結露水が付きにくいように防露加工を施した便器。

3.12

大洗浄

大洗浄及び小洗浄の切替機構をもつ大便器の場合,水量の多い方を大洗浄とする。

3.13

小洗浄

大洗浄及び小洗浄の切替機構をもつ大便器の場合,水量の少ない方を小洗浄とする。

4

種類

器具の種類は,

表 2∼表 による。


4

A 5207

:2014

表 2−大便器の種類(その 1

種類

種類の名称

記号

図番号

給水方式

設置形態

排水方向

洗浄方式

一般形

節水 I 形

節水 II 形

大便器

タンク式

床置

床排水

洗落とし

C1200

C1200R

C1200S

11 

サイホン

C1210

C1210R

C1210S

壁排水

洗落とし

C1201R

C1201S

12 

サイホン

C1211S

壁掛

壁排水

洗落とし

サイホン

洗浄弁式

床置

床排水

洗落とし

C710

C710R

C710S

13 

サイホン

C910

C910R

C910S

壁排水

洗落とし

C730

730R

C730S

14 

サイホン

壁掛

壁排水

洗落とし

C1610S

15 

サイホン

C1810R

専用

洗浄弁式

床置

床排水

洗落とし

C610S

(C610SM)

13 

サイホン

C810S

壁排水

洗落とし

C630S

(C630SM)

14 

サイホン

C830S

壁掛

壁排水

洗落とし

サイホン

注記  記号の M は,機械式排出機構便器をいう。

表 3−大便器の種類(その 2

種類

種類の名称

記号

図記号

一般形

節水 I 形

節水 II 形

大便器

幼児用 C760

C760R

C760S

16 

高座面 C1111

C1111R

C1111S

17 

表 4−小便器の種類

種類

種類の名称

記号

図番号

給水方式

設置形態

サイズ

小便器

洗浄弁式

床置

大 U510

26 

小 U511

壁掛

大 U520

27 

小 U521

専用 
洗浄弁式

床置

大 U610

26 

壁掛

大 U620

27 


5

A 5207

:2014

表 5−洗面器・手洗器の種類

種類

種類の名称

記号

図番号

用途

サイズ

洗面器

一般

大 L410

31 

小 L420

身体障害者用

− L511

32 

手洗器

一般

大 L710

31 

小 L730

表 6−掃除流しの種類

種類

種類の名称

記号

図番号

掃除流し

バックなし S110

34 

バック付き S210

5

性能

5.1

大便器の性能

5.1.1

洗浄性能

大便器の洗浄性能は,8.2.1.1 によって試験を行ったとき,洗浄面にインキの跡が残ってはならない。

5.1.2

排出性能

大便器の排出性能は,8.2.1.2 によって試験を行ったとき,次による。

a)

ボールパス性能  大便器は,8.2.1.2 d) 1)  によって試験を行ったとき,球が大便器の排水路を完全に通

過しなければならない。

b)

大洗浄排出性能  大便器は,8.2.1.2 d) 2)  によって試験を行ったとき,8.2.1.2 b) 1)  の代用汚物 A を完

全に便器外に排出し,

かつ,

8.2.1.2 b) 2)

の代用汚物 B を 85 個以上便器外に排出しなければならない。

c)

小洗浄排出性能  タンク式及び専用洗浄弁式大便器は,8.2.1.2 d)  3)  によって試験を行ったとき,

8.2.1.2 b) 3)

の代用汚物 C を完全に便器外に排出しなければならない。

d)

小洗浄りゅう(溜)水入れ替わり性能  タンク式及び専用洗浄弁式大便器は,8.2.1.2 d) 4)  によって試

験を行ったとき,りゅう(溜)水の入れ替わり率が 95 %以上でなければならない。

5.1.3

水封性能

大便器の水封性能は,トラップを満水にした状態で,

図 の排水トラップの深さが 50 mm 以上でなけれ

ばならない。また,機械式排出機構便器の場合は,次の項目も満たさなければならない。

a)

繰返し耐久性  8.2.1.3 a) 1)  によって試験を行ったとき,排水トラップの深さが 50 mm 以上でなけれ

ばならない。また,初期動作と同じ動作を行わなければならない。

b)

耐劣化性  8.2.1.3 a) 2)  によって試験を行ったとき,初期動作と同じ動作を行わなければならない。

c)

耐酸性  8.2.1.3 a) 3)  によって試験を行ったとき,ゴム試験片を用いた場合は,ダンベル状試験片の基

準長さの変化が 30 %以下でなければならない。ゴム試験部品を用いた場合は,初期動作と同じ動作を

行わなければならない。

d)

耐アルカリ性  8.2.1.3 a) 4)  によって試験を行ったとき,ゴム試験片を用いた場合は,ダンベル状試験

片の基準長さの変化が 30 %以下でなければならない。ゴム試験部品を用いた場合は,初期動作と同じ

動作を行わなければならない。

e)

緊急時の対応性  停電発生時,可動トラップが常に規定の位置に戻る機構を備えなければならない。


6

A 5207

:2014

5.1.4

耐漏水性能

大便器は,8.2.1.4 によって試験を行ったとき,漏水があってはならない。

5.1.5

耐漏気性能

大便器は,8.2.1.5 によって試験を行ったとき,漏気があってはならない。ただし,8.2.1.5 の試験箇所が

目視できる構造で,目視によって漏気性能の確認を行ったとき,漏気が発生する切れなどがあってはなら

ない。

5.1.6

防露性能

防露便器は,8.2.1.6 によって試験を行ったとき,結露水が床に滴下してはならない。

5.1.7

洗浄水量

1

回の洗浄操作における大便器の洗浄水量は,8.2.1.7 によって測定を行ったとき,節水 I 形及び節水 II

形は,

表 の水量でなければならない。

5.1.8

壁掛大便器の耐荷重

壁掛大便器は,8.2.1.8 によって試験を行ったとき,破損してはならない。

5.2

小便器の性能

5.2.1

洗浄性能

小便器の洗浄性能は,8.2.2.1 によって試験を行ったとき,洗浄面にインキの跡が残ってはならない。

5.2.2

排出性能

小便器の排出性能は,8.2.2.2 によって試験を行ったとき,球が小便器の排水路を完全に通過しなければ

ならない。

5.2.3

水封性能

小便器の水封性能は,

図 23 の排水トラップの深さが 50 mm 以上でなければならない。

5.2.4

耐漏水性能

小便器は,8.2.2.3 によって試験を行ったとき,漏水があってはならない。

5.2.5

耐漏気性能

小便器は,8.2.2.4 によって試験を行ったとき,漏気があってはならない。ただし,8.2.2.4 の試験箇所が

目視できる構造で,目視によって漏気性能の確認を行ったとき,漏気が発生する切れなどがあってはなら

ない。

5.3

洗面器及び手洗器の性能(洗面器及び手洗器の耐荷重)

洗面器及び手洗器は,8.2.3 によって耐荷重試験を行ったとき,破損してはならない。

6

形状・寸法

6.1

形状及び寸法

器具の形状及び寸法は,

図 1∼図 34 による。これらの図の    で囲んだ寸法は,重要な寸法を示し,

    で囲んでいない寸法は,推奨する寸法を示す。

なお,重要な寸法とは,取合い及び性能を確保するために,器具の寸法の許容差を含んで厳守しなけれ

ばならない寸法をいい,推奨する寸法とは,標準化及び単純化を促進するために,できるだけ採用するこ

とが望ましい寸法をいう。

注記  器具の洗浄穴及び排水穴に取り付ける金具を,附属書 に記載する。

6.2

寸法許容差

器具の寸法許容差は,

図 1∼図 34 に許容差の記入してあるもの以外は,次による。


7

A 5207

:2014

− 40

mm

未満の場合は,±2 mm とする。

− 40

mm

以上の場合は,±5 %とする。また,1 mm 未満の端数は切り上げるものとし,最大は±25 mm

とする。

7

材料

7.1

材料の種類

表 2∼表 に示す器具に用いる材料の種類は,次による。

a)

大便器本体の場合  陶器又は樹脂

b)

小便器,洗面器,手洗器及び掃除流しの場合  陶器

7.2

陶器の品質

7.2.1

洗浄面及び見え掛かり面

2)

の外観

陶器の欠点の許容範囲は,目視,限度見本などによって確認を行ったとき,

表 による。

なお,製造業者が装飾上及び意匠上意図的に陶器面に施した技術(つや消しなど)については,欠点と

はみなさない。

2)

器具を取付け後,正面からたやすく目につく面

表 7−外観欠点の許容範囲

欠点の種類

内容

規定

うわぐすり面に生じた気泡による突出

直径が 6 mm を超えるものは,あってはな

らない。

色ぽつ

うわぐすり面に生じた斑点状の異色部

くすりはげ

うわぐすり面にうわぐすりがかからない
で,素地が露出した部分

直径が 1.5 mm を超えるものは,あっては
ならない。

貫入

うわぐすり面におけるひび割れ

あってはならない。

切れ

素地におけるひび割れ

欠け

うわぐすり面,素地又はうわぐすり面から
素地に通じる欠損

7.2.2

インキ浸透度

陶器は,8.1.1 a)  によって試験を行ったとき,インキ浸透度が,3 mm 以下でなければならない。

7.2.3

耐急冷性

陶器は,8.1.1 b)  によって試験を行ったとき,素地及びうわぐすりのひび割れを生じてはならない。

7.2.4

耐貫入性

陶器は,8.1.1 c)  によって試験を行ったとき,貫入を生じてはならない。

7.3

樹脂の品質

7.3.1

機械的強度

大便器本体に用いる樹脂は,8.1.2 a)  によって試験を行ったとき,便器にひび,割れ,破損,変形など

の異常があってはならない。

7.3.2

強度耐久性

大便器本体に用いる樹脂は,8.1.2 b)  によって試験を行ったとき,便器にひび,割れ,破損,変形など

の異常があってはならない。

7.3.3

耐汚染性


8

A 5207

:2014

大便器本体に用いる樹脂は,8.1.2 c)  によって試験を行ったとき,汚染回復率 85 %以上でなければなら

ない。

7.3.4

耐酸性

大便器本体に用いる樹脂は,8.1.2 d)  によって試験を行ったとき,著しい光沢変化があってはならない,

及び線マークが残ってはならない。

7.3.5

耐アルカリ性

大便器本体に用いる樹脂は,8.1.2 e)  によって試験を行ったとき,著しい光沢変化があってはならない,

及び線マークが残ってはならない。

8

試験方法

8.1

材料試験

8.1.1

陶器を用いた場合

陶器を用いた場合は,次による。

a)

インキ浸透度試験  乾燥した試験片を濃度 1 %(質量分率)のエオシン Y 水溶液(以下,赤インキと

いう。

)の中に 1 時間浸し,これを割って赤インキの素地浸透度を測る。

なお,素地浸透度とは,赤インキに接触した破面からの最大浸透寸法をいう。ただし,二重鋳込部

の肉厚の中心に生じる線状の浸透は,この限りでない。

b)

耐急冷性試験  大きさが約 100 mm×100 mm,厚さ 15 mm 以下の試験片を加熱した炉内に 30 分間以

上保持した後,水中で急冷し,次に赤インキに浸すか又は赤インキを塗って,素地及びうわぐすりの

ひび割れを調べる。

なお,加熱温度と水温との温度差は,110  ℃以上とする。

c)

耐貫入性試験  大きさが約 100 mm×100 mm,厚さ 15 mm 以下の試験片をオートクレーブに入れ,水

に接しないように保持して,約 1 時間で 1 MPa の圧力になるように加熱し,1

1

.

0
0

MPa

で 1 時間保持す

る。次に加熱をやめ,蒸気を排出し,1 時間以上放置して試験片を取り出す。この試験片を赤インキ

に浸すか又は赤インキを塗って,貫入を調べる。

8.1.2

樹脂を用いた場合

樹脂を用いた場合は,次による。

a)

機械的強度試験  便蓋を開け,便座の上に厚さ 10 mm,直径 300 mm のゴム板を置き,その上に厚さ

5 mm

,直径 300 mm の鋼板を置く。次に,垂直方向から 1 500 N の力を便座中央部に 10 分間加える。

b)

強度耐久性試験  便蓋を開け,便座の上に厚さ 10 mm,直径 300 mm のゴム板を置き,その上に厚さ

5 mm

,直径 300 mm の鋼板を置く。次に,垂直方向から 1 250 N の力を 1 分間に 10∼20 回の割合で便

座中央部に 10 万回加える。

c)

耐汚染性試験  大きさ約 100 mm×100 mm の試験片 3 個について試験を行う。最初に色差計で試験片

の JIS Z 8722 に規定する 刺激値の拡散反射率を測定する。次に,日本薬局方による白色ワセリン及

び顔料用カーボンブラック(HAF クラス相当又は N330 相当)を,質量比 10 対 1 の割合で混錬した汚

染物質約 1 g を布に付け,試験片の表面に,縦横にそれぞれ 5 往復,均等に力を入れてすり込み,汚

染部分に時計皿をかぶせて常温で 30 分間放置する。その後,布で十分に拭き取り,拭き取り後の拡散

反射率を測定する。汚染回復率は,次の式によって求め,3 個の試験片のデータの平均を汚染回復率

とする。


9

A 5207

:2014

100

2

1

×

=

Y

Y

R

ここに,

R

汚染回復率(

%

Y

1

汚染洗浄後の拡散反射率

Y

2

汚染前の拡散反射率

d

)

耐酸性試験  大きさ約

100 mm

×

100 mm

の試験片に,

30 mm

×

30 mm

の大きさで,JIS P 3801 の 2.(種

類)の

2

種に規定するろ紙を

3

枚重ねて置き,濃度

10 %

(質量分率)の塩酸溶液をスポイトでろ紙全

体に十分含ませるまで滴下して,常温で

15

分間放置する。ろ紙を取り去り,水洗いし,乾いた布で拭

く。その後,JIS S 6006 の 6.2(鉛筆用しん及び色鉛筆用しん)に規定する

HB

の鉛筆で試験面に数本

の線を強く押して書く。水中に浸してから硬く絞ったガーゼでこの線マークをこすり取り,光沢及び

線マークの有無を調べる。

e

)

耐アルカリ性試験  大きさ約

100 mm

×

100 mm

の試験片に,

30 mm

×

30 mm

の大きさで,JIS P 3801

の 2.(種類)の

2

種に規定するろ紙を

3

枚重ねて置き,濃度

2 %

(質量分率)の水酸化ナトリウム溶

液をスポイトでろ紙全体に十分含ませるまで滴下して,常温で

15

分間放置する。ろ紙を取り去り,水

洗いし,乾いた布で拭く。その後,JIS S 6006 の 6.2 に規定する

HB

の鉛筆で試験面に数本の線を強く

押して書く。水中に浸してから硬く絞ったガーゼでこの線マークをこすり取り,光沢及び線マークの

有無を調べる。

8.2

性能試験

8.2.1

大便器の性能試験

8.2.1.1

洗浄性能試験

大便器の洗浄性能試験は,次による。

a

)

試験条件

1

)

タンク使用の場合  製造業者が定める水位に調整を行い,止水栓を全閉する。

2

)

洗浄弁使用の場合  給水圧力(流動時)が

0.1 MPa

以下で,洗浄弁を大便器に接続した状態とし,

最大瞬間流量

100 L/

分以下,かつ,製造業者公称水量となるように調整する。

3

)

専用洗浄弁式便器の場合  給水圧力(流動時)が

0.1 MPa

以下で,器具が制御を行う瞬間流量及び

水量で試験を実施する。

b

)

試験操作  トラップを満水にした後,周縁射水部の下方約

30 mm

の洗浄面周囲にインキで幅約

50 mm

の線を帯状に描き,タンク式又は専用洗浄弁式で,大小洗浄がある場合は小洗浄で,それ以外の場合

は大洗浄で,直ちに水を流し,洗浄面にインキの跡が残るか調べる。

なお,インキは,陶器の色によって判別しやすい色のインキを用いる。

8.2.1.2

排出性能試験

大便器の排出性能試験は,次による。

a

)

試験用紙  JIS P 4501 に規定するトイレットペーパー(

1

枚重ね)又はそれと同等のトイレットペーパ

ー。

b

)

代用汚物

1

)

代用汚物 A  長さ約

760 mm

に切った試験用紙を,直径が約

50 mm

75 mm

の球状に緩く丸めたも

のを

7

個使用する,又はそれと同等以上の条件のものを代用汚物

A

として用いてもよい。

2

)

代用汚物 B  直径が約

19 mm

,比重

0.85

0.95

の樹脂の球

100

個を使用する,又はそれと同等以上

の条件のものを代用汚物

B

として用いてもよい。


10

A 5207

:2014

3

)

代用汚物 C  長さ約

760 mm

に切った試験用紙を,直径が約

50 mm

75 mm

の球状に緩く丸めたも

のを

3

個使用する,又はそれと同等以上の条件のものを代用汚物

C

として用いてもよい。

c

)

試験条件

1

)

タンク使用の場合  d

)

の 2

)

及び 3

)

の場合は,製造業者が定める水位に調整を行い,止水栓を全

閉にする。d

)

 4

)

の場合は,給水を接続し給水圧力(流動時)が

0.1 MPa

で,製造業者が定める水位

に調整を行う。

2

)

洗浄弁使用の場合  給水圧力(流動時)が

0.1 MPa

以下で,洗浄弁を大便器に接続した状態とし,

最大瞬間流量

100 L/

分以下,かつ,製造業者公称水量となるように調整する。

3

)

専用洗浄弁式便器の場合  給水圧力(流動時)が

0.1 MPa

以下で,瞬間流量及び水量の調整は不要

とする。

4

)

排水芯調整式便器の場合  壁仕上げ面から排水穴位置までの寸法は,洗浄性能が最も低い寸法

3)

行う。

3)

最も低い寸法とは,可変範囲の最大寸法及び最小寸法で排出試験を行い,性能の低い方を

いう。

d

)

試験操作

1

)

ボールパス性能試験  幼児用を除く大便器は直径

44 mm

以上,幼児用の大便器は直径

38 mm

以上

の変形のない球を排水路に投入し,トラップ内を通過させ,便器外に排出されるか調べる。

2

)

大洗浄排出性能試験  トラップを満水にした後,代用汚物

A

を一度に便器内に投入し,直ちに大洗

浄を行い,代用汚物

A

が完全に便器外へ排出されるか調べる。次に,トラップを満水にした後,代

用汚物

B

を一度に便器内に投入し,直ちに大洗浄を行い,便器から排出された代用汚物

B

の数を調

べる。

3

)

小洗浄排出性能試験  小洗浄付の場合,トラップを満水にした後,代用汚物

C

を一度に便器内に投

入し,直ちに小洗浄を行い,代用汚物

C

が完全に便器外へ排出されるか調べる。

4

)

小洗浄りゅう(溜)水入れ替わり性能試験  小洗浄付の場合,濃度

5 %

(質量分率)塩化ナトリウ

ム水溶液

4)

でトラップを満水にし,直ちに小洗浄を行い,タンクへの給水が完了するなど洗浄動作

が完了してからりゅう(溜)水をかくはん(攪拌)し,りゅう(溜)水面中央の濃度を測定し,次

の式で入れ替わり率を計算する。

100

Z

1

2

1

×

=

Z

Z

Q

ここに,

Q

入れ替わり率(%)

Z

1

洗浄前濃度(5 %)

Z

2

洗浄後濃度(%)

4)

濃度 5 %(質量分率)塩化ナトリウム水溶液は,水道水に相当する品質の水を使用し,

JIS 

K 8150

に規定する塩化ナトリウムを用いて調整した後に濃度を測定し,換算される塩化ナ

トリウム濃度が規定の濃度であることを確認する。

8.2.1.3

水封性能試験

大便器の水封性能試験は,次による。

a

)

試験操作

1

)

繰返し耐久性試験

  機械式排出機構便器の場合,大便器のトラップ単体又は製品のいずれかを選択

し,トラップを 20 万回作動させた後,排水トラップの深さ及び動作状況を調べる。


11

A 5207

:2014

2

)

耐劣化性試験

  機械式排出機構便器の場合,ゴム試験部品を用いて,環境(空気)温度 100  ℃の劣

化促進試験を 500 時間行う。その後,排出機構に取り付け,動作状況を確認する。

なお,ゴム試験部品とは,トラップを構成するゴムの可動部品をいう。

3

)

耐酸性試験

  機械式排出機構便器の場合,

JIS K 8180

に規定する塩酸を用いて調整した濃度 10 %

(質量分率)の塩酸水溶液 20 mL をトラップりゅう(溜)水量と同等分の水量で希釈を行う。次に,

トラップのゴム試験部品を希釈液で満水にして,500 時間経過後に動作状況を調べる,又はその希

釈溶液中にゴム試験片を浸せき(漬)させ,500 時間経過後に試験片の基準長さの変化を調べる。

なお,ゴム試験片とは,ゴム試験部品と同じ材質で,

JIS K 6251

6.1

(ダンベル状試験片)で規

定するダンベル状 3 号形試験片をいう。

4

)

耐アルカリ性試験

  機械式排出機構便器の場合,

JIS K 8576

に規定する水酸化ナトリウムを用いて

調整した濃度 2 %(質量分率)の水酸化ナトリウム水溶液 10 mL をトラップりゅう(溜)水量と同

等分の水量で希釈を行う。次に,トラップのゴム試験部品を希釈液で満水にして,500 時間経過後

に動作状況を調べる,又はその希釈溶液中にゴム試験片を浸せき(漬)させ,500 時間経過後に試

験片の基準長さの変化を調べる。

なお,ゴム試験片とは,ゴム試験部品と同じ材質で,

JIS K 6251

6.1

で規定するダンベル状 3

号形試験片をいう。

8.2.1.4

耐漏水性能試験

大便器を水平にして,トラップを満水にし,10 時間以上放置して水面の低下によって漏水の有無を調べ

るか,又はそれと同等以上の精度のある試験方法によって漏水の有無を調べる。

8.2.1.5

耐漏気性能試験

大便器を水平にして,トラップを満水にし,排水穴を閉じて排水路内に最低 245 Pa の空気圧を与え,漏

気の有無を調べるか,又はそれと同等以上の精度のある試験方法によって漏気の有無を調べる。

なお,試験箇所が目視できる構造の場合は,試験によらず,漏気が発生する切れの有無を目視で調べる。

8.2.1.6

防露性能試験

温湿度変動(調整)が“±1.0  ℃,±3.0 %RH”と同等以上の精度の設備を使用して,室温 30  ℃,相対

湿度 75 %に設定し,供試品に水を入れない状態で,供試品表面温度が室温と同温になるまで放置する。

洗浄弁式及び専用洗浄弁式の場合は,給水圧力(流動時)が 0.2 MPa,止水栓は常時全開で,温調装置

から給水装置に水温 20  ℃±2  ℃の水を供給し,1 回予備洗浄する。タンク式の場合は,給水圧力(流動時)

が 0.2 MPa で,タンク内に温調装置から 20  ℃±2  ℃の水を規定水量給水し,給水完了後直ちに 1 回予備

洗浄する。

同様の条件で,給水が完了したところで,直ちに 1 回目の本洗浄を行う。次に,10 分ごとに本洗浄操作

を 1 回ずつ計 3 回行い,合計 4 回の本洗浄終了時から 2 時間経過後,結露水の床への滴下の有無を確認す

る。

8.2.1.7

洗浄水量測定方法

供試便器の排水口部に容器を置き,排水口から出た水を受けてその量を測定するか,又はそれと同等以

上の精度のある測定方法によって測定する。また,給水方式の違いによる洗浄水量測定方法は,次による。

なお,いずれの場合も 3 回測定し,四捨五入して小数点 1 位まで確認する。

a

)

タンク使用の場合

  給水圧力(流動時)が 0.2 MPa で,製造業者が定める水位に調整の後,1 回の洗

浄操作を行い,洗浄水量を測定する。

b

)

洗浄弁使用の場合

  給水圧力(流動時)が 0.2 MPa で,ノンホールドタイプの洗浄弁によって,大便


12

A 5207

:2014

器を接続した状態とし,最大瞬間流量 100 L/分で,かつ,製造業者公称水量となるように調整した状

態で 1 回の洗浄操作を行い,洗浄水量を測定する。

c

)

専用洗浄弁式便器の場合

  給水圧力(流動時)が 0.2 MPa で,1 回の洗浄操作を行い,洗浄水量を測

定する。

8.2.1.8

壁掛大便器の耐荷重試験

供試品を固定し,前リム縁から 135 mm の位置に 45 mm×45 mm の角材を置き,その中央部に 2 200  N

の力を 10 分間加え,破損しないかを確認する。

8.2.2

小便器の性能試験

8.2.2.1

洗浄性能試験

小便器の洗浄性能試験は,次による。

a

)

試験条件

  給水圧力(流動時)が 0.1 MPa 以下で,洗浄弁を小便器に接続した状態とし,瞬間流量を

調整する必要がある場合は,最大瞬間流量 15 L/分以下,かつ,製造業者公称水量となるように調整す

る。瞬間流量を調整する必要がない場合は,止水栓を全開かつ製造業者公称水量となるように調整す

る。

b

)

試験操作

  洗浄面の中央部にインキで幅約 50 mm の線を帯状に描いて直ちに水を流し,洗浄面にイン

キの跡が残るか調べる。

8.2.2.2

排出性能試験

直径 18 mm 以上の変形のない球を排水路に投入し,トラップ内を通過させ,便器外に排出されるか調べ

る。ただし,着脱式トラップは,着脱部を外した状態で実施する。

8.2.2.3

耐漏水性能試験

小便器を水平にして,トラップを満水にし,10 時間以上放置して水面の低下によって漏水の有無を調べ

るか,又はそれと同等以上の精度のある試験方法によって漏水の有無を調べる。

8.2.2.4

耐漏気性能試験

小便器を水平にして,トラップを満水にし,排水穴を閉じて排水路内に最低 245 Pa の空気圧を与え,漏

気の有無を調べるか,又はそれと同等以上の精度のある試験方法によって漏気の有無を調べる。

なお,試験箇所が目視できる構造の場合は,試験によらず,漏気が発生する切れの有無を目視で調べる。

8.2.3

洗面器及び手洗器の性能試験

耐荷重試験

供試品を固定し,前リム縁中央部に 1 100 N の力を 10 分間加え,破損しないかを確認する。

9

検査

9.1

一般事項

器具の検査は,次の形式検査

5)

と受渡検査

6)

とに区分し,この検査項目を箇条

8

などの試験で行った

とき,箇条

5

∼箇条

7

などの規定に適合したものを合格とする。

なお,受渡検査の抜取検査方法は,合理的な抜取検査方式とする。

5)

製品の品質が設計で示した全ての特性を満足するかどうかを判定する検査。

6)

既に形式検査に合格したものと同じ設計・製造による製品の受渡しをする場合,必要と認める

特性が満足するものであるかどうかを判定するための検査。

9.2

形式検査

器具の形式検査は,次による。

なお,括弧は該当箇条である。


13

A 5207

:2014

a

)

大便器の検査

1

)

洗浄性能検査(

5.1.1

2

)

排出性能検査(

5.1.2

3

)

水封性能検査(

5.1.3

4

)

耐漏水性能検査(

5.1.4

5

)

耐漏気性能検査(

5.1.5

6

)

防露性能検査(

5.1.6

7

)

洗浄水量測定(

5.1.7

8

)

壁掛大便器の耐荷重検査(

5.1.8

9

)

形状及び寸法検査(

6.1

10

)

外観検査(陶器)

7.2.1

11

)

インキ浸透度検査(陶器)

7.2.2

12

)

耐急冷性検査(陶器)

7.2.3

13

)

耐貫入性検査(陶器)

7.2.4

14

)

機械的強度検査(樹脂)

7.3.1

15

)

強度耐久性検査(樹脂)

7.3.2

16

)

耐汚染性検査(樹脂)

7.3.3

17

)

耐酸性検査(樹脂)

7.3.4

18

)

耐アルカリ性検査(樹脂)

7.3.5

b

)

小便器の検査

1

)

洗浄性能検査(

5.2.1

2

)

排出性能検査(

5.2.2

3

)

水封性能検査(

5.2.3

4

)

耐漏水性能検査(

5.2.4

5

)

耐漏気性能検査(

5.2.5

6

)

形状及び寸法検査(

6.1

7

)

外観検査(

7.2.1

8

)

インキ浸透度検査(

7.2.2

9

)

耐急冷性検査(

7.2.3

10

)

耐貫入性検査(

7.2.4

c

)

洗面器及び手洗器の検査

1

)

洗面器及び手洗器の耐荷重検査(

5.3

2

)

形状及び寸法検査(

6.1

3

)

外観検査(

7.2.1

4

)

インキ浸透度検査(

7.2.2

5

)

耐急冷性検査(

7.2.3

6

)

耐貫入性検査(

7.2.4

d

)

掃除流しの検査

1

)

形状及び寸法検査(

6.1

2

)

外観検査(

7.2.1


14

A 5207

:2014

3

)

インキ浸透度検査(

7.2.2

4

)

耐急冷性検査(

7.2.3

5

)

耐貫入性検査(

7.2.4

9.3

受渡検査

器具の受渡検査は,次による。

a

)

耐漏水性能検査(

5.1.4

5.2.4

)又は耐漏気性能検査(

5.1.5

5.2.5

b

)

外観検査(

7.2.1

10

表示

この規格の全ての要求事項に適合した器具には,1 製品ごとに次の事項を表示しなければならない。こ

の場合,器具を施工後も認識できる箇所に,容易に消えない方法で表示する。

a

)

種類の記号

b

)

材質(樹脂の場合だけ表示する。

c

)

製造業者名又はその略号

 C710

  樹脂製  ○○○株式会社

11

注意事項

次の注意事項を,施工説明書,取扱説明書,カタログなどに記載しなければならない。

a

)

機械式排出機構便器の設置上の注意事項(戸建て 3 階建てまでの建築物の使用に限定する旨の記述。

b

)

施工上の注意事項

c

)

使用上の注意事項

d

)

アフターサービス(故障時・修理時の連絡先を含む。

e

)

その他必要とする事項

単位  mm

大きさの別 1-A

使用できるスパッドの大きさ

32

×50,38×50,50

32

×38,38

タンク式便器及び専用洗浄弁式大便器には適用しない。 
注記  大便器スパッドは,図 A.1 参照。

図 1

洗浄弁式大便器洗浄穴

 
 

54

2

1


 
 

67

2

1



15

A 5207

:2014

単位  mm

専用の便座を使用する大便器には適用しない。

図 2

大便器便座取付部

単位  mm

注記  大便器床フランジは,図 A.3 を参照。

図 3

大便器床フランジ取付部

単位  mm

4-A 4-B

 150

 185

以上

 200

 245

以上

図 4

大便器壁フランジ取付部

4-A
4-B


16

A 5207

:2014

単位  mm

壁排水 

床排水 

a)

専用ソケットを使用する大便器には適用しない。

図 5

大便器排水穴

差込接続形

図 6

大便器排水トラップの深さ

単位  mm

種類 7-A 7-B

サイホン便器

180

以上

 140

以上

図 7

大便器りゅう

水面の大きさ


17

A 5207

:2014

床置 

壁掛 

図 8

大便器設置形態

単位  mm

9-A 9-B 9-C

440

又は 470

9-A

寸法が 440 の場合  R230

350

,370 又は 420

a)

9-A

寸法が 470 の場合  R343

a)

高座面大便器の寸法を示す。

図 9

大便器主要寸法


18

A 5207

:2014

単位  mm

床排水 

壁排水 

注記  排水穴は,フランジ接続形又は差込接続形のいずれでもよい。 

図 10

大便器排水穴位置及び排水方法

単位  mm

洗落とし 

サイホン 

種類

種類の記号

洗浄方式

節水区分

洗落とし

一般形 C1200

節水 I 形 C1200R

節水 II 形 C1200S

サイホン

一般形 C1210

節水 I 形 C1210R

節水 II 形 C1210S

図 11

タンク式床置床排水洗落とし一般形

節水 

節水 II 形大便器

      タンク式床置床排水サイホン一般形

節水 

節水 II 形大便器


19

A 5207

:2014

単位  mm

洗落とし 

サイホン 

種類

種類の記号

洗浄方式

節水区分

洗落とし

一般形

節水 I 形 C1201R

節水 II 形 C1201S

サイホン

一般形

節水 I 形

節水 II 形 C1211S

図 12

タンク式床置壁排水洗落とし節水 

節水 II 形大便器

タンク式床置壁排水サイホン節水 II 形大便器


20

A 5207

:2014

単位  mm

洗落とし 

サイホン 

種類

種類の記号

給水方式

洗浄方式

節水区分

洗浄弁式

洗落とし

一般形 C710

節水 I 形 C710R

節水 II 形 C710S

サイホン

一般形 C910

節水 I 形 C910R

節水 II 形 C910S

専用洗浄弁式

洗落とし

一般形

節水 I 形

節水 II 形 C610S(C610SM)

サイホン

一般形

節水 I 形

節水 II 形 C810S

図 13

洗浄弁式床置床排水洗落とし一般形

節水 

節水 II 形大便器

      洗浄弁式床置床排水サイホン一般形

節水 

節水 II 形大便器

専用洗浄弁式床置床排水洗落とし節水 II 形大便器

専用洗浄弁式床置床排水サイホン節水 II 形大便器


21

A 5207

:2014

単位  mm

洗落とし 

サイホン 

種類

種類の記号

給水方式

洗浄方式

節水区分

洗浄弁式

洗落とし

一般形 C730

節水 I 形 C730R

節水 II 形 C730S

サイホン

一般形

節水 I 形

節水 II 形

専用洗浄弁式

洗落とし

一般形

節水 I 形

節水 II 形 C630S(C630SM)

サイホン

一般形

節水 I 形

節水 II 形 C830S

図 14

洗浄弁式床置壁排水洗落とし一般形

節水 

節水 II 形大便器

専用洗浄弁式床置壁排水洗落とし節水 II 形大便器

専用洗浄弁式床置壁排水サイホン節水 II 形大便器


22

A 5207

:2014

単位  mm

洗落とし 

サイホン 

種類

種類の記号

給水方式

洗浄方式

節水区分

洗浄弁式

洗落とし

一般形

節水 I 形

節水 II 形

C1610S

サイホン

一般形

節水 I 形 C1810R

節水 II 形

専用洗浄弁式

洗落とし

一般形

節水 I 形

節水 II 形

サイホン

一般形

節水 I 形

節水 II 形

図 15

洗浄弁式壁掛壁排水洗落とし節水 II 形大便器

      洗浄弁式壁掛壁排水サイホン節水 形大便器


23

A 5207

:2014

単位  mm

種類

種類の記号

一般形 C760

節水 I 形 C760R

節水 II 形 C760S

図 16

一般形

節水 

節水 II 形幼児用大便器

種類

種類の記号

一般形 C1111

節水 I 形 C1111R

節水 II 形 C1111S

注記  排水穴は,フランジ接続形又は差込接続形

のいずれでもよい。

図 17

一般形

節水 

節水 II 形高座面大便器


24

A 5207

:2014

床置 

壁掛 

図 18

小便器設置形態

単位  mm

注記 1  小便器スパッドは,図 A.2 参照。 
注記 2  小便器スパッドを使わないものは,この限りではない。

図 19

小便器洗浄穴


25

A 5207

:2014

単位  mm

20-A 20-B

 150

 180

以上

 170

 215

以上

専用フランジを使用する小便器には適用しない。 
注記  小便器床フランジは,図 A.4 参照。

図 20

小便器床フランジ取付部

単位  mm

21-A 21-B 21-C 21-D

 110

 148

以上

φ58

φ16

φ18

 140

 184

以上

φ70

 20

×13

 25

×13

専用フランジを使用する小便器には適用しない。 
注記  小便器壁フランジは,図 A.5 及び図 A.6 参照。

図 21

小便器壁フランジ取付部


26

A 5207

:2014

単位  mm

専用ソケットを使用する場合は適用しない。

図 22

小便器排水穴

差込接続形

床排水の場合

壁排水の場合 

図 23

小便器排水トラップの深さ

単位  mm

床置小便器 

注記  排水穴は,フランジ接続形又は差込接続形のいずれでもよい。

図 24

床置小便器排水穴位置及び設置形態


27

A 5207

:2014

単位  mm

専用洗浄弁式の場合には適用しない。

図 25

小便器給水穴位置

単位  mm

種類

種類の記号 26-A 26-B

26-C 26-D 26-E

設置 
形態

給水方式

サイズ

床置 
小便器

洗浄弁式

U510

 350

以上

380

380

 900

以上

920

200

220

,280

75

専用洗浄弁式 U610

洗浄弁式

U511

 350

未満

320

360

 900

未満

880

200

又は

220

75

専用洗浄弁式

a)

専用洗浄弁式の場合,洗浄穴はない。

図 26

洗浄弁式

専用洗浄弁式床置小便器


28

A 5207

:2014

単位  mm

種類

種類の記号

27-A 27-B 27-C 27-D

設置形態

給水方式

サイズ

壁掛 
小便器

洗浄弁式

U520

 350

以上

460

360 45

又は 75

13

専用洗浄弁式 U620

洗浄弁式

U521

 350

未満

330

310 45

又は 75

13

専用洗浄弁式

注記  バックハンガーで支持するものの頂面の形状は,図 26 の床置小便器と同じにすることができる。 

a)

専用洗浄弁式の場合,洗浄穴はない。

図 27

洗浄弁式

専用洗浄弁式壁掛小便器

単位  mm

A

B

 

注記 1  洗面器及び手洗器トラップは,図 A.7 参照。 
注記 2  洗面器トラップ(ポップアップ式)は,図 A.8 参照。

図 28

洗面器及び手洗器排水穴部


29

A 5207

:2014

単位  mm

注記  水栓穴及びポップアップ穴又は鎖取付穴を省略することができる。

図 29

洗面器及び手洗器水栓穴径

ポップアップ穴径

鎖取付穴径

単位  mm

a)

各々単独で水栓を付ける場合には,適用しない。

図 30

水栓穴間隔

湯水混合水栓


30

A 5207

:2014

単位  mm

種類

サイズ

種類の記号 31-A 31-B

洗面器

大 L410

 545

以上

560

又は 610

460

又は 510

小 L420

 450

以上 545 未満

500

,510 又は 530

400

,430 又は 460

手洗器

大 L710

 350

以上 450 未満

400

320

小 L730

 350

未満

250

250

a)

 31-A

及び 31-の寸法は,水平投影図の最大寸法をいう。

b)

バックハンガーで支持するものには,ブラケット固定用穴は設けなくてもよい。

c)

 31-D

の穴は,水栓穴,ポップアップ穴又は鎖取付穴とすることができる。また,中央になくてもよい。

d)

バック又はそでを設けてもよい。また,水栓取付面は,あふれ縁より高くなければならない。

e)

手洗器を除く。

図 31

洗面器及び手洗器主要寸法


31

A 5207

:2014

単位  mm

種類

種類の記号 32-A 32-B

身体障害者用洗面器

d)

(主として車いす使用者用)

L511 550

600

a)

 32-A

及び 32-の寸法は,水平投影図の最大寸法をいう。

b)

バックハンガーで支持するものには,ブラケット固定用穴は設けなくてもよい。

c)

 32-D

の穴は,水栓穴,ポップアップ穴又は鎖取付穴とすることができる。また,中央

になくてもよい。

d)

水栓取付面は,あふれ縁より高くなければならない。

e)

前リムをへこませる。

図 32

身体障害者用洗面器

主として車いす使用者用

単位  mm

注記  掃除流しトラップは,図 A.9 及び図 A.10 参照。

図 33

掃除流し排水穴


32

A 5207

:2014

単位  mm

種類

種類の記号

バックなし掃除流し S110

バック付き掃除流し S210

a)

水洗穴は,1 個又は設けなくてもよい。

図 34

バックなし掃除流し及びバック付き掃除流し


33

A 5207

:2014

附属書 A

参考)

衛生器具附属金具

附属書 A

は,衛生器具の洗浄穴及び排水穴に取り付ける金具(スパッド,フランジ,排水金具及びトラ

ップ)について記載するものであり,

図 A.1

図 A.10

に示す。

記号

部品名

材料の例

数量

1

スリーブナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 1

2

ガスケット

ゴム又は耐水・耐食・耐老化性のもの

1

3

スパッドボデー

JIS H 3300

又は JIS H 5120 

1

4

フランジ付ナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

1

5

ガスケット

ゴム又は耐水・耐食・耐老化性のもの

1

6

スカートガスケット

ゴム又は耐水・耐食・耐老化性のもの

1

a)

単位  mm

名称

D

1

D

2

D

3

t D 

小形大便器スパッド(32×38) 54

51

45

5

以上

32

小形大便器スパッド(38) 54

51

5

以上

38

大形大便器スパッド(32×50) 67

64

58

5

以上

32

大形大便器スパッド(38×50) 67

64

58

5

以上

38

大形大便器スパッド(50) 67

64

5

以上

51

b)

図 A.1

大便器スパッド


34

A 5207

:2014

記号

部品名

材料の例

数量

1

スリーブナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

1

2

ガスケット

ゴム又は耐水・耐食・耐老化性のもの

1

3

スパッドボデー

JIS H 3300

又は JIS H 5120 

1

4

フランジ付ナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

1

5

ガスケット

ゴム又は耐水・耐食・耐老化性のもの

1

6

スカートガスケット

ゴム又は耐水・耐食・耐老化性のもの

1

a)

単位  mm

名称

D

1

 

D

2

 t D 

小便器スパッド(16) 31

28

4

以上

16

小便器スパッド(20) 31

28

4

以上

19

b)

図 A.2

小便器スパッド


35

A 5207

:2014

単位  mm

記号

部品名

材料の例

数量

1

フランジ

JIS H 5120 

1

2

ガスケット

耐水・耐食・耐老化性のもの 1

3

ボルト

JIS G 4308

JIS H 3260JIS H 3250 又は JIS H 5120 

2

4

座金

JIS G 4305

又は JIS H 3100 

2

5

ナット

JIS H 3250 

2

6

木ねじ

JIS G 4308

又は JIS H 3260 

3

又は 4

a)

単位  mm

b)

図 A.3

大便器床フランジ

75 mm


36

A 5207

:2014

単位  mm

記号

部品名

材料の例

数量

1

フランジ

JIS H 5120 

1

2

ガスケット

耐水・耐食・耐老化性のもの 1

3

ボルト

JIS G 4308

JIS H 3250JIS H 3260 又は JIS H 5120 

2

4

座金

JIS G 4305

又は JIS H 3100 

2

5

ナット

JIS H 3250 

2

6

木ねじ

JIS G 4308

又は JIS H 3260 

2

a)

単位  mm

b)

図 A.4

小便器床フランジ

50 mm


37

A 5207

:2014

記号

部品名

材料の例

数量

1

フランジ

JIS H 5120 

1

2

ガスケット

耐水・耐食・耐老化性のもの 1

3

ボルト

JIS G 4308

JIS H 3250JIS H 3260 又は JIS H 5120 

2

4

座金

JIS G 4304

JIS G 4305 又は JIS H 3100 

2

5

ナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

2

6

木ねじ

JIS G 4308

又は JIS H 3260 

3

又は 4

a)

単位  mm

名称

D

1

 

D

2

 

D

3

 L 

接続管呼径

壁掛小便器壁フランジ 49 以上

110 92

以下

148

以下 40

壁掛ストール小便器(大形)壁フランジ

61

以上

140 110

以下

184

以下 50

壁掛ストール小便器(小形)壁フランジ

49

以上

110 92

以下

148

以下 40

b)

図 A.5

小便器壁フランジ

鉛管用


38

A 5207

:2014

記号

部品名

材料の例

数量

1

フランジ

JIS G 5501

又は JIS H 5120 

1

2

ガスケット

耐水・耐食・耐老化性のもの 1

3

ボルト

JIS G 4308

JIS H 3250JIS H 3260 又は JIS H 5120 

2

4

座金

JIS G 4304

JIS G 4305 又は JIS H 3100 

2

5

ナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

2

a)

単位  mm

名称

D

1

D

2

D

3

H L 

接続管呼径

壁掛小便器壁フランジ Rp1

2

1

110

92

以下

20 148

以下 40A

壁掛ストール小便器(大形)壁フランジ Rp2

140  110

以下

22 184

以下 50A

壁掛ストール小便器(小形)壁フランジ Rp1

2

1

110

92

以下

20 148

以下 40A

b)

図 A.6

小便器壁フランジ

鋼管用


39

A 5207

:2014

記号

部品名

材料の例

数量

1

排水金具ボデー

JIS H 5120 

1

2

三角ガスケット

ゴム 1

3

フランジ付ナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

1

4

スリーブナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

1

5

ガスケット

ゴム又は耐水・耐食・耐老化性のもの

1

6

直管

JIS H 3300 

1

7

スリーブナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

1

8

ガスケット

ゴム 1

9 U

JIS H 3300 

1

10

スリーブナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

1

11

ガスケット

ゴム又は耐水・耐食・耐老化性のもの

1

12 P

形排水管

JIS H 3300 

1

13 S

形排水管

JIS H 3300 

1

14

わん形座金

JIS G 4304

JIS G 4305 又は JIS H 3100 

1

a)

図 A.7

洗面器及び手洗器トラップ


40

A 5207

:2014

単位  mm

名称

D L 

オーバーフロー付き

オーバーフローなし

洗面器トラップ 32

70

− 155 以下

手洗器トラップ 25

70

42

130

以下

b)

図 A.7

洗面器及び手洗器トラップ

続き


41

A 5207

:2014

記号

部品名

材料の例

数量

1

排水金具ボデー

JIS H 3300

又は JIS H 5120 

1

2

三角ガスケット

ゴム 1

3

フランジ付ナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

1

4

ナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

1

5

キックボックス

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

1

6

直管

JIS H 3300 

1

7

スリーブナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

1

8

ガスケット

ゴム 1

9 U

JIS H 3300 

1

10

スリーブナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

1

11

ガスケット

ゴム又は耐水・耐食・耐老化性のもの 1

12 P

形排水管

JIS H 3300 

1

13 S

形排水管

JIS H 3300 

1

14

わん形座金

JIS G 4304

JIS G 4305 又は JIS H 3100 

1

a)

図 A.8

洗面器トラップ

ポップアップ式


42

A 5207

:2014

単位  mm

b)

図 A.8

洗面器トラップ

ポップアップ式

続き


43

A 5207

:2014

記号

部品名

材料の例

数量

1

排水金具ボデー

JIS H 5120 

1

2

ガスケット

ゴム又は耐水・耐食・耐老化性のもの 1

3 S

形トラップ

JIS G 5501 

1

4

ガスケット

ゴム又は耐水・耐食・耐老化性のもの 1

5

プラグ

JIS G 5501

又は JIS H 5120 

1

6

フランジ

JIS H 5120 

1

7

ガスケット

ゴム又は耐水・耐食・耐老化性のもの 1

8

ボルト

JIS G 4308

JIS H 3250JIS H 3260 又は JIS H 5120 

2

9

座金

JIS G 4304

JIS G 4305 又は JIS H 3100 

2

10

ナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

2

11

ストレーナ

JIS G 4304

JIS G 4305JIS H 3100 又は JIS H 5120 

1

12

木ねじ

JIS G 4308

又は JIS H 3260 

2

13

木ねじ

JIS G 4308

又は JIS H 3260 

2

a)

図 A.9

掃除流しトラップ

S


44

A 5207

:2014

単位  mm

b)

図 A.9

掃除流しトラップ

S

続き


45

A 5207

:2014

記号

部品名

材料の例

数量

1

排水金具ボデー

JIS H 5120 

1

2

ガスケット

ゴム又は耐水・耐食・耐老化性のもの 1

3 P

形トラップ

JIS G 5501 

1

4

ガスケット

ゴム又は耐水・耐食・耐老化性のもの 1

5

プラグ

JIS G 5501

又は JIS H 5120 

1

6

フランジ

鋼管用

JIS G 5501 

1

鉛管用

JIS H 5120 

7

ガスケット

耐水・耐食・耐老化性のもの 1

8

ボルト

JIS G 4308

JIS H 3250JIS H 3260 又は JIS H 5120 

2

9

座金

JIS G 4304

JIS G 4305 又は JIS H 3100 

2

10

ナット

JIS H 3250

又は JIS H 5120 

2

11

ストレーナ

JIS G 4304

JIS G 4305JIS H 3100 又は JIS H 5120 

1

12

送り座

JIS G 5501 

1

13

調整ボルト

JIS G 3101

又は JIS G 4051 

1

14

止めナット

JIS G 3101

又は JIS G 4051 

1

15

支持座

JIS G 5501 

1

16

木ねじ

JIS G 4308

又は JIS H 3260 

2

a)

図 A.10

掃除流しトラップ

P


46

A 5207

:2014

単位  mm

b)

図 A.10

掃除流しトラップ

P

続き


47

A 5207

:2014

附属書 B

参考)

便器及び給水器具

附属書 B

は,

表 2

に示す大便器及び小便器のうち,給水装置(タンク,洗浄弁及び専用洗浄弁)と大便

器及び小便器との組合せの例並びに排水芯調整式便器,機械式排出機構便器の例を記載するものであり,

図 B.1

図 B.7

に示す。

図 B.1

タンク式大便器の例

図 B.2

洗浄弁式大便器の例


48

A 5207

:2014

セット状態(点線囲み部に給水器具を格納) 

大便器専用洗浄弁 

図 B.3

専用洗浄弁式大便器の例

負圧破壊装置

給水装置


49

A 5207

:2014

図 B.4

洗浄弁式小便器の例

セット状態(点線囲み部に給水器具を格納) 

小便器専用洗浄弁 

図 B.5

専用洗浄弁式小便器の例


50

A 5207

:2014

注記  横引き管を切断等して短くすることで排水芯位置を調整する。

図 B.6

排水芯調整式便器の例

図 B.7

機械式排出機構便器の例


51

A 5207

:2014

附属書 C 

参考)

和風便器

附属書 C

は,大便器のうち,和風便器の性能,試験方法について記載するものである。

なお,和風便器の例を,

図 C.1

及び

図 C.2

に示す。

C.1

和風便器の性能

C.1.1

ボールパス性能

水封性能

耐漏水性能

耐漏気性能及び洗浄水量

和風便器のボールパス性能,水封性能,耐漏水性能,耐漏気性能及び洗浄水量は,

5.1

(大便器の性能)

による。

C.1.2

洗浄性能及び排出性能

和風便器の洗浄性能は,

C.2.2

c

)

 1

)

によって,試験を行ったとき,洗浄面にインキの跡が残ってはなら

ない。また,排出性能は,

C.2.2

c

)

 2

)

及び

c

)

 3

)

によって,試験を行ったとき,代用汚物 D が排水路入

口内へ完全に押し流され,かつ,代用汚物 A が完全に便器外に排出されなければならない。

C.2

和風便器の性能試験

C.2.1

ボールパス性能試験

耐漏水性能試験

耐漏気性能試験及び洗浄水量測定方法

和風便器のボールパス性能試験,耐漏水性能試験,耐漏気性能試験及び洗浄水量測定方法は,

8.2.1

(大

便器の性能試験)による。

C.2.2

洗浄性能試験及び排出性能試験

洗浄性能試験及び排出性能試験は,次による。

a

)

代用汚物

1

)

代用汚物 A

  長さ約 760 mm に切った試験用紙を直径が約 50 mm∼75 mm の球状に緩く丸めたもの

を 7 個使用する,又はそれと同等以上の条件のものを代用汚物 A として用いてもよい。

2

)

代用汚物 D

  大きさが約 90 mm×90 mm 又は直径が約 100 mm のいずれも厚さが約 30 mm のスポン

ジに十分吸水させたもの(その質量は,約 200 g とする。

)を使用する,又はそれと同等以上の条件

のものを代用汚物 D として用いてもよい。

b

)

試験条件

1

)

洗浄用ロータンク使用の場合

  タンク内への給水及び補給水が出ない状態で,有効水量が製造業者

の設定した水量となるように調整する。

2

)

洗浄弁使用の場合

  給水圧力(流動時)が 0.1 MPa 以下で,大便器にノンホールドタイプの洗浄弁

を接続しない状態で,最大瞬間流量 100 L/分以下,かつ,節水 I 形は 8.5 L 以下で製造業者が規定す

る水量となるよう洗浄弁を調整し,大便器をセットして試験を行う。

c

)

試験操作

1

)

洗浄性能試験

  周縁射水部の下方約 30 mm の洗浄面周囲にインキで幅約 50 mm の線を帯状に描き,

直ちに水を流し,洗浄面にインキの跡が残るかどうかを調べる。

2

)

排出性能試験 1

  汚物の落ちる所に水をため,その中央に代用汚物 D を置き,直ちに水を流し,代

用汚物 D が排水路入口内へ完全に押し流されるかどうかを調べる。


52

A 5207

:2014

3

)

排出性能試験 2

  汚物の落ちる所に代用汚物 A を一度に投入し,直ちに水を流し,代用汚物 A が完

全に便器外に排出されるかどうかを調べる。

単位  mm

a)

排水穴は,フランジ接続形にすることができる。

b)

両用便器の場合の寸法を示す。

図 C.1

和風洗出し大便器

和風洗出し両用便器の例

単位  mm

a)

排水穴は,フランジ接続形にすることができる。

b)

両用便器の場合の寸法を示す。

図 C.2

和風洗出し床上給水大便器

和風洗出し床上給水両用便器の例


53

A 5207

:2014

参考文献

JIS G 3101

  一般構造用圧延鋼材

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材

JIS G 4304

  熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯

JIS G 4305

  冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯

JIS G 4308

  ステンレス鋼線材

JIS G 5501

  ねずみ鋳鉄品

JIS H 3100

  銅及び銅合金の板並びに条

JIS H 3250

  銅及び銅合金の棒

JIS H 3260

  銅及び銅合金の線

JIS H 3300

  銅及び銅合金の継目無管

JIS H 5120

  銅及び銅合金鋳物

JIS K 8150

  塩化ナトリウム(試薬)