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日本工業規格

JIS

 A

4301

-1983

エレベーターのかご及び昇降路の寸法

Size of Car and Hoistway of Elevators

1.

適用範囲  この規格は,建築物及び工作物に設置するエレベーターのかごと昇降路の寸法について規

定する。

2.

エレベーター記号  エレベーター記号は,“機種・用途を示す記号”−“定員又は積載荷重 (kg) を示

す数字”−“ドア方式記号”によって構成する。

(1)

機種・用途記号は,次による。

P

:  ロープ式一般乗用

R

:  ロープ式住宅用

RT

:  ロープ式住宅用トランク付き

B

:  ロープ式寝台用

E

:  ロープ式非常用

HP

:  油圧式一般乗用

HR

:  油圧式住宅用

(2)

ドア方式記号は,次による。

CO

:  2 枚両引き戸

2S

:  2 枚片引き戸

例:

3.

寸法  ロープ式エレベーターは表 1,表 及び図 14,油圧式エレベーターは表 3,表 及び図 59

のとおりとする。

3.1

ロープ式エレベーター

3.1.1

かごの内のり寸法,昇降路の最小寸法及び有効出入口寸法  かごの内のり寸法,昇降路の最小寸法

及び有効出入口寸法は,

表 及び図 1のとおりとする。


2

A 4301-1983

表 1

単位 mm

かごの内のり寸法

昇降路の最小寸法 有効出入口寸法

参考

用 

記号

積載荷

(kg)

最大定

(人)

A

(間口)

B

(奥行)

C

(高さ)

X

(間口)

Y

(奥行)

W

(幅)

H

(高さ)

適 

適用
速度

(m/min)

P-6-CO

 450

6

 850

1 800(

1

)

1 500(

1

)

45, 60

P-9-CO

  600

9

1 100

1 750(

2

)

P-11-CO

750

11

1 400

1 800(

2

)

2 000(

2

)

 800

45

∼105

P-13-CO

900

13

1

600

1 350

2 150(

3

)

2 150(

3

)

 900

1 600

1 500

2 150(

3

)

2 300(

3

)

 900

P-15-CO 1

000

15

1 800

1 300

2 350(

3

)

2 100(

3

)

1 000

45

∼180

1 800

1 500

2 350(

3

)

2 300(

3

)

1 000

P-17-CO 1

150

17

2 000

1 350

2 550(

3

)

2 150(

3

)

1 100

1 800

1 700

2 350(

3

)

2 550(

3

)

1 000

P-20-CO 1

350

20

2 000

1 500

2 550(

3

)

2 350(

3

)

1 100

2 000

1 750

2 550(

3

)

2 600(

3

)

一 
般 

P-24-CO 1

600

24

2 150

1 600

2 300

2 700(

3

)

2 450(

3

)

1 100

 2 100

図 1

105

∼300

R-6-2S

  450

6

1 150

1 550(

1

)

1 700(

1

)

45, 60

R-9-2S

  600

9

1 520

2 100(

2

)

図 3

住 

RT-9-2S

600

9

1 050

1 520

+480

2 200

1 550(

2

)

2 350(

2

)

 800   2 000

図 4

45

∼90

B-750-2S

 750

11

1 300

2 300

 2 050

 2 900

1 100

寝 
台 

B-1000-2S

1 000

15

1 500

2 500

2 300

 2 300

 3 100

1 200

 2 100

図 30∼60

E-13-CO

  900

13

1 600

1 350

2 200

2 250(

3

)

2 250(

3

)

 900  2 100(

4

)

非 

E-17-CO(

5

)

1 150

17

1 800

1 500

2 300

2 400(

3

)

2 400(

3

)

1 000    2 100

図 60 以上

(

1

)

柔構造ビルの場合は,50 mm を加えた数値とする。

(

2

)

定格速度 90 m/min 以上 105 m/min 以下の場合と柔構造ビルの場合は,それぞれ 50 mm を加えた数値とする。

(

3

)

定格速度 105 m/min を超え 300 m/min 以下の場合と柔構造ビルの場合は,それぞれ 100 mm を加えた数値とす
る。

(

4

)

共同住宅用建築物に設ける場合は,2 000 とすることができる。

(

5

)

義務設置の非常用エレベーターとしての最小値である。

備考1.  上表の昇降路の最小寸法は,剛構造の場合を示す。

2.

エレベーターが 2 台以上並ぶ場合の昇降路の間口寸法は,次式による。 
昇降路の間口寸法 (mm) =nX+  (n−1)  ×150

ここに,n:エレベーターの並ぶ台数

X

:1 台のエレベーターの昇降路の間口最小寸法 (mm) で上表による。


3

A 4301-1983

図 1

図 2

図 3


4

A 4301-1983

図 4  住宅用(トランク付き)

3.1.2

頂部すき間,ピット深さ及び機械室の高さ  頂部すき間,ピット深さ及び機械室の高さは,表 2

による。

表 2

単位 m

定格速度 m/min

頂部すき間(

6

)

TC

の最小値

ピット深さ(

7

)

P

の最小値

機械室高さ

h

備考

 45

以下 1.2  1.2

(1.4)

(

8

) 2.0

45

を超え 60 以下 1.4  1.5

(1.6)

(

8

) 2.0

緩衝器は,

ばね緩衝

器を使用する。

60

を超え 90 以下 1.6

1.8

2.2

90

を超え 120 以下 1.8

2.1

2.2

120

を超え 150 以下 2

2.4

2.2

150

を超え 180 以下 2.3

2.7

2.5

180

を超え 210 以下 2.7

3.2

2.5

210

を超え 240 以下 3.3

3.8

2.8

240

を超え 300 以下 4.0(

9

) 4.0(

9

) 2.8

油入緩衝器を使用

する。

(

6

)

頂部すき間とは,かごが最上階にあるときのかごの上ばりから昇降路頂部にある
床又ははりの下端までの垂直距離をいう。

(

7

)

ピット内の上記寸法以内には,基礎ばりなど障害となる突出部を設けてあっては
ならない。

(

8

)

(  )内の数値は,積載荷重 1 150kg を超え 1 600kg 以下の場合を示す。

(

9

)

端階強制減速装置付きの寸法を示す。

参考  オーバーヘッド  (OH)  の寸法は,参考表による。


5

A 4301-1983

参考表

単位  m

450

600

750

900

1 000

1 150

1 350

1 600

積載荷重 (kg)

定格速度

(m/min)

オーバーヘッドの寸法

 45

以下

4.3 4.3

4.3

(4.5)

4.6 4.6 4.6 4.6 4.6

45

を超え 60 以下

4.5 4.5 4.5 4.8 4.8 4.8 4.8 4.8

60

を超え 90 以下

  5.2 5.2 5.2 5.2 5.2 5.2

90

を超え 120 以下

 

5.5

5.5

5.5

5.5

120

を超え 150 以下

 

5.7

5.7

5.7

5.7

150

を超え 180 以下

 

6.0

6.0

6.0

6.0

180

を超え 210 以下

 

6.4

6.4

6.4

6.4

210

を超え 240 以下

 

7.1

7.1

7.1

7.1

240

を超え 300 以下

   

7.8

7.8

7.8

備考  (  )内数値は,寝台用エレベーターB-750-2S の場合を示す。

3.2

油圧式エレベーター

3.2.1

かごの内のり寸法,昇降路の最小寸法及び有効出入口寸法  かごの内のり寸法,昇降路の最小寸法

及び有効出入口寸法は,

表 及び図 5のとおりとする。

表 3

単位 mm

かごの内のり寸法

昇降路の最

小寸法

有効出入口

寸法

参考

用 

記号

積載
荷重

(kg)

最大
定員

(人)

A

(間口)

B

(奥行)

C

(高さ)

X

(間口)

Y

(奥行)

W

(幅)

H

(高さ)

適用図

プランジャー

形式

適用速度

(m/min)

1 400

図 直接式

HP-6-CO 450

6

850

1 650

図 間接式

1 650

図 直接式

HP-9-CO 600

9  1

100

1 900

図 間接式

1 900

図 直接式

一 
般 

HP-11-CO 750

11

1 400

1 350

2 300 1 900

2 150

800

2 100

図 間接式

∼45

1 700

図 直接式

1 650

1 900

図 8

間接式

(後部プランジャー)

HR-6-2S 450

6  1

150

1 900 1 750

図 9

間接式

(側部プランジャー)

2 100

図 直接式

1 650

2 300

図 8

間接式

(後部プランジャー)

住 
宅 

HR-9-2S 600

9

1 050

1 520

2 200

1 900 2 050

800

2 000

図 9

間接式

(側部プランジャー)

∼45

備考  エレベーターが 2 台以上並ぶ場合の昇降路の間口寸法は,次の式による。

昇降路の間口寸法 (mm) =nX+  (n−1)  ×100

ここに,n:エレベーターの並ぶ台数

X

:1 台のエレベーターの昇降路の間口で上表による。

3.2.2

頂部すき間,ピット深さ及び機械室高さ  頂部すき間,ピット深さ及び機械室高さは,表 による。


6

A 4301-1983

表 4

頂部すき間 TCcm

オーバーヘッド

OH

ピット深さ

P

の最小値

mm

機械室の高さ

h

の最小値

mm

シ リ ン ダ の 埋
込 深 さ の 最 小
値  mm

直接式

プランジャーの余裕ストロークによるかご
の走行距離(単位 cm)に 60cm を加えた数

値以上とする。

昇降距離+500

間接式

上記数値に,次の式によって計算された数

値を加えた数値以上とする

706

2

V

H

=

ここに,

H

=重力加速によるかごの

走行距離 (cm)

V

=かごの定格速度 (m/min)

かご高さ+TC

1 250

2 000


7

A 4301-1983

図 7  住宅用直接式

図 5  一般乗用直接式

図 8  住宅用間接式

図 6  一般乗用間接式

図 9  住宅用間接式


8

A 4301-1983

参考図 1

参考図 2


9

A 4301-1983

参考図 3

参考図 4


10

A 4301-1983

参考図 5