>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

A 1419-2 : 2000 (ISO 717-2 : 1996)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て建設大臣が制定した日本工業

規格である。これによって,JIS A 1419 : 1992 は廃止され,この規格に置き換えられる。

今回の制定では,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格と整合した日本工業規格の作成及び日本

工業規格を基礎とした国際規格原案の提案を容易にするため,ISO 717-2 : 1996, Acoustics−Rating of sound

insulation in buildings and of building elements

−Part 2 : Impact sound insulation を基礎として用いた。

JIS A 1419-2

には,次に示す附属書がある。

附属書 1(規定)  建築物の床衝撃音遮断性能の等級曲線による評価

附属書 2(規定)  建築物の床衝撃音遮断性能の A 特性音圧レベルによる評価

附属書 3(参考)  建築物の床衝撃音遮断性能の逆 A 特性曲線による評価

JIS A 1419-1

は,次の 2 部で構成される。

第 部:空気音遮断性能

第 部:床衝撃音遮断性能


A 1419-2 : 2000 (ISO 717-2 : 1996)

(1) 

目次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

2.1

  日本工業規格

1

2.2

  国際規格

2

3.

  定義

2

3.1

  1/3 オクターブバンド測定による床衝撃音遮断性能の単一数値評価量

2

3.2

  オクターブバンド測定による床衝撃音遮断性能の単数値評価量

2

4.

  単一数値評価量の求め方

2

4.1

  一般事項

2

4.2

  基準値

2

4.3

  比較の方法

3

5.

  結果の表示

3

附属書 1(規定)  建築物の床衝撃音遮断性能の等級曲線による評価

5

1.

  適用範囲

5

2.

  引用規格

5

3.

  定義

5

3.1

  床衝撃音遮断性能に関する等級

5

3.2

  等級曲線

5

4.

  等級曲線の周波数特性と数値

5

5.

  床衝撃音遮断性能の等級の求め方

5

附属書 2(規定)  建築物の床衝撃音遮断性能の A 特性音圧レベルによる評価

8

1.

  適用範囲

8

2.

  引用規格

8

3.

  定義

8

3.1

  A 特性床衝撃音レベル

8

3.2

  最大 A 特性床衝撃音レベル

8

4.

  床衝撃音遮断性能の求め方

8

附属書 3(参考)  建築物の床衝撃音遮断性能の逆 A 特性曲線による評価

9

1.

  適用範囲

9

2.

  引用規格

9

3.

  定義

9


A 1419-2 : 2000 (ISO 717-2 : 1996)

目次

(2) 

ページ

3.1

  床衝撃音遮断性能に関する単一数値評価量

9

3.2

  逆 A 特性曲線

9

4.

  単一数値評価量の求め方

9

4.1

  一般事項

9

4.2

  基準値

9

4.3

  比較の方法

9


日本工業規格

JIS

 A 1419-2

: 2000

 (I

717-2

: 1996

)

建築物及び建築部材の 
遮音性能の評価方法−

第 2 部:床衝撃音遮断性能

Acoustics

−Rating of sound insulation in buildings and of building

elements

−Part 2 : Floor impact sound insulation

序文  この規格は,1996 年に発行された ISO 717-2 : 1996, Acoustics−Rating of sound insulation in buildings

and of building elements

−Part 2 : Impact sound insulation を翻訳した日本工業規格であり,

次に示す

附属書 1

附属書 及び附属書 を除き,技術的内容を変更することなく作成したものである。

附属書 は,JIS A 1419 : 1992(建築物のしゃ音等級)で規定していた等級曲線を用いる評価方法を改めて

規定したものである。

附属書 は,A 特性音圧レベルによって床衝撃音遮断性能を評価する方法を規定したものである。

附属書 は,逆 A 特性曲線を用いた床衝撃音遮断性能の評価方法を参考として示したものである。

なお,この規格で点線の下線を施してある

参考

及び点線の下線を施してある箇所は原国際規格にはな

い事項である。

1.

適用範囲  この規格は,

a)

標準軽量衝撃源を用いて測定した建築物及び床の床衝撃音遮断性能の単一数値評価量を規定し,

b)  ISO 140-6

及び JIS A 1440 による 1/3 オクターブバンド測定,及び JIS A 1418-1 による 1/3 オクターブ

バンド又はオクターブバンド測定による結果から,上記の単一数値評価量を求める方法について規定

する。

この規格で規定する単一数値評価量を用いることによって,床衝撃音遮断性能を評価することができ,

また,各種の建築規定における音響的要件の規定を単純化することができる。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの

規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付

記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。


2

A 1419-2 : 2000 (ISO 717-2 : 1996)

2.1

日本工業規格

JIS A 1418-1 : 2000

  建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法−第 1 部:標準軽量衝撃源による方法

備考  原国際規格 ISO 717-2 に引用規格として記載されている ISO 140-7, Acoustics−Measurement of

sound insulation in buildings and of building elements

−Part 7 : Field measurements of impact

sound insulation of floors

は,ここに記載した JIS A 1418-1 と同等である。

JIS A 1440

  コンクリート床上の床仕上げ構造の軽量床衝撃音レベル低減量の実験室測定方法

備考  原国際規格 ISO 717-2 に引用規格として記載されている ISO 140-8, Acoustics−Measurement of

sound insulation in buildings and of building elements

−Part 8 : Laboratory measurements of the

reduction of transmitted impact noise by floor coverings on a heavyweight standard floor

は,こ

こに記載した JIS A 1440 と同等である。

2.2

国際規格

ISO 140-6, Acoustics

−Measurement of sound insulation in buildings and of building elements−Part 6 :

Laboratory measurements of impact sound insulation of floors

参考  現在のところ,ISO 140-6 に対応する JIS は規格化されていない。

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

3.1

1/3

オクターブバンド測定による床衝撃音遮断性能の単一数値評価量 (single-number quantity for 

impact sound insulation rating derived from one-third-octave band measurements)

  1/3 オクターブバンドご

との測定値に対して,この規格で規定する方法によって基準曲線を移動したときの 500Hz における値。単

位はデシベル (dB)。

3.2

オクターブバンド測定による床衝撃音遮断性能の単一数値評価量 (single-number quantity for 

impact sound insulation rating derived from octave band measurements)

  オクターブバンドごとの測定値

に対して,この規格で規定する方法によって基準曲線を移動したときの 500Hz における値から 5dB を引い

た値。単位はデシベル (dB)。

備考1.  単一数値評価量の用語及び記号は測定の種類によって異なる。建築部材の床衝撃音遮断性能

については

1,建築物の室間床衝撃音遮断性能については表2による。

2.

側路伝搬の影響を含む場合と含まない場合とを明確に区別するために,その影響を含む場合

の値については,プライム記号(例:L'

n

)をつけて表示する。

参考  原国際規格では,以上のほかに,スペクトル調整項,重みつき床衝撃音低減量及び重量裸床の

等価重みつき規準化床衝撃音レベルを定義しているが,この規格では削除する。

4.

単一数値評価量の求め方

4.1

一般事項  JIS A 1418-1 及び ISO 140-6 によって測定された値を 1/3 オクターブバンド測定の場合は

100

〜3 150Hz,オクターブバンド測定の場合には 125〜2 000Hz の測定周波数帯域ごとに,それぞれ規定さ

れた基準値(4.2 参照)と比較する。その方法は,4.3 による。

4.2

基準値  測定値との比較の基準とする一連の値を表 に示す。図 及び図 は,それを基準曲線と

して表したものである。

備考  オクターブバンドで 125〜1 000Hz の基準値は,それに対応する 1/3 オクターブバンドの周波数

帯域における基準値のエネルギー和(ただし,整数に丸めた値)となっている。オクターブバ

ンドで 2 000Hz の基準値は,基準値を上回る可能性が高い 1/3 オクターブバンドで 3 150Hz の


3

A 1419-2 : 2000 (ISO 717-2 : 1996)

寄与を考慮するために,小さめの値としている。

4.3

比較の方法  JIS A 1418-1ISO 140-6 及び ISO 140-7 の規定に従って測定された結果を評価する方法

は,次による。

4.3.1

1/3

オクターブバンド測定の場合

中心周波数 100Hz から 3 150Hz の周波数帯域における測定結果を結んだ曲線に対して対応する基準曲線

を 1dB ステップで上下させ,16 個の 1/3 オクターブバンドにおいて基準曲線の値を上回る値の総和が

32.0dB

を上回らない範囲で,できるだけ小さくなるところまで移動させる。以上の手順で移動した基準曲

線の 500Hz における値 (dB) を,L

n

,w,L'

n

,w,L'

nT

,w(

表 及び表 参照)の値とする。

4.3.2

オクターブバンド測定の場合

中心周波数 125〜2 000Hz の周波数帯域における測定結果を結んだ曲線に対して対応する基準曲線を 1dB

ステップで上下させ,5 個のオクターブバンドにおいて基準曲線の値を上回る値の総和が 10.0dB を上回ら

ない範囲で,できるだけ小さくなるところまで移動させる。以上の手順で移動した基準曲線の 500Hz にお

ける値から 5dB 引いた値 (dB) を,L

n

,w,L'

n

,w,L'

nT

,w(

表 及び表 参照)の値とする。

オクターブバンドの基準値は,現場測定によるオクターブバンド測定の結果の評価だけに適用する。

5.

結果の表示  この規格に従って評価した適切な単一数値評価量を示す。測定結果は,JIS A 1418-1 

び ISO 140-6 に規定する図表の形式によっても示す。

JIS A 1418-1

による現場測定の場合には,1/3 オクターブバンド,オクターブバンドのいずれによる測定

結果から単一数値評価量を求められたかを必ず明記する。一般に,1/3 オクターブバンドの測定結果から

評価した単一数値評価量とオクターブバンドの測定結果から評価した単一数値評価量との間に±1 dB 程

度の差が生じる。

表 1  床構造の床衝撃音遮断性能に関する単一数値評価量

(1/3 オクターブバンドの値から求められる量)

評価すべき量の名称と記号

単一数値評価量

規格

名称

記号

名称

記号

ISO 140-6

規準化床衝撃音レベル

L

n

重みつき規準化床衝撃音レベル  L

n,

 w

表 2  建築物における室間の床衝撃音遮断性能に関する単一数値評価量

(1/3 オクターブバンド又はオクターブバンドの値から求められる量)

評価すべき量の名称と記号

単一数値評価量

規格

名称

記号

名称

記号

JIS A 1418-1

規準化床衝撃音レベル

L'

n

重みつき規準化床衝撃音レベル  L'

n,

 w

JIS A 1418-1

標準化床衝撃音レベル

L'

nT

重みつき標準化床衝撃音レベル  L'

nT,

 w


4

A 1419-2 : 2000 (ISO 717-2 : 1996)

表 3  床衝撃音遮断性能評価のための基準値

基準値 (dB)

周波数

(Hz)

1/3

オクターブバンド

オクターブバンド

 100

62

 125

62

67

 160

62

 200

62

 250

62

67

 315

62

 400

61

 500

60

65

 630

59

 800

58

1 000

57

62

1 250

54

1 600

51

2 000

48

49

2 500

45

3 150

42

図 1  床衝撃音の基準曲線(1/3 オクターブバンド)


5

A 1419-2 : 2000 (ISO 717-2 : 1996)

図 2  床衝撃音の基準曲線(オクターブバンド)


6

A 1419-2 : 2000 (ISO 717-2 : 1996)

附属書 1(規定)  建築物の床衝撃音遮断性能の等級曲線による評価

1.

適用範囲  この附属書は,標準軽量衝撃源又は標準重量衝撃源を用いて,建築物の床衝撃音遮断性能

をこの附属書で規定する等級曲線を用いて評価する方法について規定する。

2.

引用規格  本体に規定する引用規格のほか,JIS A 1418-2 : 2000(建築物の床衝撃音遮断性能の測定方

法−第 2 部:標準重量衝撃音による方法)を追加する。

3.

定義  この附属書で用いる主な用語の定義は,本体の 3.によるほか,次による。

3.1

床衝撃音遮断性能に関する等級  この附属書で規定する方法によって評価した建築物の床衝撃音遮

断性能の数値。

備考  単一数値評価量の用語及び記号は測定の種類によって異なり,附属書 表 による。この附属

書による評価の方法は,オクターブバンドごとの測定結果に適用する。測定結果が 1/3 オクタ

ーブバンドごとに得られている場合には,オクターブバンドごとの値に換算して適用する。

3.2

等級曲線  この附属書によって建築物の床衝撃音遮断性能を評価するのに用いる曲線(4.参照)。

4.

等級曲線の周波数特性と数値  この附属書で用いる建築物の床衝撃音遮断性能の基準曲線の周波数特

性と等級は,

附属書 図 による。

5.

床衝撃音遮断性能の等級の求め方  標準軽量衝撃源による測定の場合には,中心周波数 125Hz,250Hz,

500Hz

,1 000Hz 及び 2 000Hz,標準重量衝撃源による測定の場合には,中心周波数 63Hz,125Hz,250Hz

及び 500Hz のオクターブバンドにおける測定値を

附属書 図 にプロットし,その値がすべての周波数帯

域においてある基準曲線を下回るとき,その最小の基準曲線につけられた数値によって遮音等級を表すも

のとする。ただし,各周波数帯域において,測定結果が等級曲線の値より最大 2dB まで上回ることを許容

する。

備考1. 1/3オクターブバンドごとに測定された結果は,次式を用いてオクターブバンドごとの値(小

数点以下1けたまでの数値)に合成し,JIS Z 8401によって小数点以下を丸めた値について上

記の方法によって評価する。

(

)

10

/

3

,

3

/

1

10

/

2

,

3

/

1

10

/

1

,

3

/

1

10

1

/

1

10

10

10

log

10

X

X

X

X

+

+

=

ここに,

X

1/1

オクターブバンドの値 (dB)

X

1/3,

1

X

1/3,

2

X

1/3,

3

: 当該オクターブバンドに含まれる三つの 1/3 オク

ターブバンドにおける値 (dB)

2.

表示の仕方としては,例えば,標準軽量衝撃源による測定値の評価結果の等級が XY である

場合には,L

i

r

L

-XY

,衝撃力特性(1)をもつ標準重量衝撃源による測定値の評価結果の等級

が XY である場合には L

i

Fmax

r

H(1)

-XY

,衝撃力特性(2)をもつ標準重量衝撃源による測定値

の評価結果の等級が XY である場合には L

i

Fmax

r

H(2)

-XY

などと表す。


7

A 1419-2 : 2000 (ISO 717-2 : 1996)

附属書 表 1  床衝撃音遮断性能に関する単一数値評価量(オクターブバンド)

評価すべき量の名称と記号

単一数値評価量

規格

名称

記号

名称

記号

JIS A 1418-1

床衝撃音レベル

L

i

床衝撃音レベル等級

L

i,

r

JIS A 1418-1

規準化床衝撃音レベル L'

n

規準化床衝撃音レベル等級

L'

n,

r

JIS A 1418-1

標準化床衝撃音レベル L'

nT

標準化床衝撃音レベル等級

L'

nT,

r

JIS A 1418-2

床衝撃音レベル

L

i

,

Fmax

床衝撃音レベル等級

L

i,

Fmax,

r


8

A 1419-2 : 2000 (ISO 717-2 : 1996)

附属書 図 1  床衝撃音遮断性能の周波数特性と等級(等級曲線)


9

A 1419-2 : 2000 (ISO 717-2 : 1996)

附属書 2(規定)  建築物の床衝撃音遮断性能の 特性音圧レベルによる評

1.

適用範囲  この附属書は,標準軽量衝撃源又は標準重量衝撃源を用いて建築物の床衝撃音遮断性能を

A

特性音圧レベルによって評価する方法について規定する。

2.

引用規格  附属書 と同じ。

3.

定義  この附属書で用いる主な用語の定義は,本体の 3.によるほか,次による。

3.1

A

特性床衝撃音レベル  L

iA

:標準軽量衝撃源によって床を加振したときの受音点における A 特性音

圧レベル。単位はデシベル (dB)。

備考  測定方法は,JIS A 1418-1 の規定による。

3.2

最大 特性床衝撃音レベル  L

iA,

Fmax

:標準重量衝撃源によって床を加振したときの受音点における

A

特性音圧レベルの時間重み特性 F による最大値。単位はデシベル (dB)。

備考  測定方法は,JIS A 1418-2 の規定による。

4.

床衝撃音遮断性能の求め方  JIS A 1418-1 又は JIS A 1418-2 に規定する衝撃源設置位置ごとに測定さ

れた A 特性床衝撃音レベル又は最大 A 特性床衝撃音レベルの室内平均値のすべての衝撃源設置位置にわた

る算術平均値を床衝撃音遮断性能とする。

備考  表示の仕方としては,例えば,二室間の床衝撃音レベルの標準軽量衝撃源による測定値の評価

結果が XY である場合には L

iA

L

-XY

,衝撃力特性(1)をもつ標準重量衝撃源による測定値の評価

結果が XY である場合には L

iA

Fmax

H(1)

-XY

,衝撃力特性(2)をもつ標準重量衝撃源による測定値

の評価結果が XY である場合には L

iA

Fmax

H(2)

-XY

などと表す。


10

A 1419-2 : 2000 (ISO 717-2 : 1996)

附属書 3(参考)  建築物の床衝撃音遮断性能の逆 特性曲線による評価

1.

適用範囲  この附属書は,標準軽量衝撃源又は標準重量衝撃源を用いて測定された建築物の床衝撃音

遮断性能を逆 A 特性曲線を用いて評価する方法について示す。

2.

引用規格  附属書 と同じ。

3.

定義  この附属書で用いる主な用語の定義は,本体の 3.によるほか,次による。

3.1

床衝撃音遮断性能に関する単一数値評価量  この附属書で示す方法によって評価した値。単位はデ

シベル (dB)。

備考  単一数値評価量の用語及び記号は測定の種類によって異なり,附属書 表 による。この附属

書による評価の方法は,オクターブバンドごとの測定結果に適用する。測定結果が 1/3 オクタ

ーブバンドごとに得られている場合には,オクターブバンドごとの値に換算して適用する。そ

の計算方法は

附属書 の 5.の備考 による。

3.2

逆 特性曲線  この附属書によって,建築物の床衝撃音遮断性能を評価するのに用いる曲線(4.2

参照)

4.

単一数値評価量の求め方

4.1

一般事項  JIS A 1418-1 又は JIS A 1418-2 によって測定されたオクターブバンドごとの測定結果又は

1/3

オクターブバンドごとの測定結果から計算したオクターブバンドごとの値を規定された基準値(4.2 

照)と比較して評価する。その方法は,4.3 による。

4.2

基準値  測定値との比較の基準とする一連の値を附属書 表 に示す。附属書 図 は,それを基

準曲線として表したものである。

4.3

比較の方法  標準軽量衝撃源による測定の場合には,中心周波数 125〜2 000Hz のオクターブバンド

ごとの測定結果を結んだ曲線に対して基準曲線を 1dB ステップで上下させ,5 個のオクターブバンドにお

いて基準曲線の値を上回る値の総和が 10.0dB を上回らない範囲で,できるだけ小さくなるところまで移動

させる。

標準重量衝撃源による測定の場合には,中心周波数 63〜500Hz のオクターブバンドごとの測定結果を結

んだ曲線に対して基準曲線を 1dB ステップで上下させ,4 個のオクターブバンドにおいて基準曲線の値を

上回る値の総和が 8.0dB を上回らない範囲で,できるだけ小さくなるところまで移動させる。

以上の手順で移動した基準曲線の 500Hz における値 (dB) をそれぞれ,L

i

AW

L'

n

.

AW

L'

nT

AW

附属

書 表 参照)の値とする。

備考  表示の仕方としては,例えば,標準軽量衝撃源による測定値の評価結果が XY である場合には

L

i

AW

-XY

,衝撃力特性(1)をもつ標準重量衝撃源による測定値の評価結果が XY である場合には

L

i

Fmax

AW

H(1)

-XY

,衝撃力特性(2)をもつ標準重量衝撃源による測定値の評価結果が XY であ

る場合には L

i

Fmax

AW

H(2)

-XY

などと表す。


11

A 1419-2 : 2000 (ISO 717-2 : 1996)

附属書 表 1  床衝撃音遮断性能に関する単一数値評価量(オクターブバンド)

評価すべき量の名称と記号

単一数値評価量

規格

名称

記号

名称

記号

JIS A 1418-1

床衝撃音レベル

L

i

逆 A 特性重みつき床衝撃音レベ

L

i

,

AW

JIS A 1418-1

規準化床衝撃音レベル L'

n

逆 A 特性重みつき規準化床衝撃
音レベル

L'

n

,

AW

JIS A 1418-1

標準化床衝撃音レベル L'

nT

逆 A 特性重みつき標準化床衝撃
音レベル

L'

nT

,

AW

JIS A 1418-2

床衝撃音レベル

L

i

,

Fmax

逆 A 特性重みつき床衝撃音レベ

L

i

,

Fmax

,

AW

附属書 表 2  床衝撃音遮断性能評価のための基準値

周波数 (Hz)

基準値 (dB)

    63 83

 125 73

 250 66

 500 60

1 000 57

2 000 56

附属書 図 1  床衝撃音遮断性能の評価のための逆 特性基準曲線


12

A 1419-2 : 2000 (ISO 717-2 : 1996)

建築音響 JIS 国際整合化調査研究委員会

改正原案調査作成本委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

橘      秀  樹

東京大学生産技術研究所

(委員)

安  藤      啓

鹿島建設株式会社技術研究所

井  上  勝  夫

日本大学理工学部

大  嶋  清  治

通商産業省工業技術院標準部材料規格課

大  川  平一郎

株式会社音環境研究所

木  村      翔

日本大学理工学部

子  安      勝

千葉工業大学

田  中      洪

日本板硝子環境アメニティ株式会社竜ヶ崎研究所

十  倉      毅

財団法人日本建築総合試験所

平  松  友  孝

大成建設株式会社技術研究所

福  島  寛  和

建設省建築研究所

杉  山  義  孝

建設省住宅局住宅生産課

(松  野      仁

建設省住宅局住宅生産課)

安  岡  博  人

三井建設株式会社技術研究所

安  岡  正  人

東京理科大学工学部

山  口  道  征

株式会社ブリヂストン

吉  村  純  一

財団法人小林理学研究所

米  澤  房  雄

財団法人建材試験センター中央試験所

(事務局)

後  藤  健  次

社団法人日本音響学会