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A 1226

:2009

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

1

4

  試験器具

1

5

  試料

2

6

  試験方法

2

7

  計算

2

8

  報告

3


A 1226

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人地盤工学

会(JGS)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会

の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS A 1226:2000 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


   

日本工業規格

JIS

 A

1226

:2009

土の強熱減量試験方法

Test method for ignition loss of soils

序文 

この規格は,2000 年に制定され,その後 JIS Z 8801-1 の改正,JIS Z 8301 に基づく表記,用語の変更な

どに対応するために改正した。

なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

適用範囲 

この規格は,土の強熱減量試験方法について規定する。

なお,この規格は,すべての土に適用できる。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS A 1201

  土質試験のための乱した土の試料調製方法 

JIS R 1301

  化学分析用磁器るつぼ 

JIS R 3503

  化学分析用ガラス器具

JIS Z 8801-1

  試験用ふるい−第 1 部:金属製網ふるい

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1 

土の強熱減量 

(110±5)℃で一定質量になるまで炉乾燥した土を,

(750±50)℃に強熱したときの減少質量を炉乾燥

土の質量に対する百分率で表したもの。

試験器具 

試験器具は,次による。

4.1 

恒温乾燥炉  恒温乾燥炉は,温度を(110±5)℃に保持できるもの。 

4.2 

電気マッフル炉  1 000 ℃以上に加熱可能な炉。

4.3 

はかり  0.001 g まではかることができるもの。

4.4 

るつぼ  JIS R 1301 に規定するふた付きの容量 30 mL∼50 mL のもので,強熱によって質量の変化を

生じないもの。るつぼの容量は,高有機質土などでは 50 mL のもの,それ以外の土では 30 mL のもの。


2

A 1226

:2009

   

4.5 

ふるい  JIS Z 8801-1 に規定する金属製網ふるい目開き 2 mm のもの。

4.6 

デシケータ  デシケータは,JIS R 3503 に規定するもの又はこれと同等の機能をもつ容器で,シリ

カゲル,塩化カルシウムなどの吸湿剤を入れたもの。

4.7 

その他の器具 

a) 

るつぼばさみ 

b) 

炉乾燥容器  容量 100 mL 程度のもの。

c) 

乳鉢及び乳棒  磁製又はめのう製のもの。

試料 

試料は,次による。

a)  JIS A 1201

によって得られたものを用い,ときほぐしやすい程度まで空気乾燥する。

b)

粉砕困難な約 2 mm 以上の無機質粒子を可能な範囲で取り除いた後,乳鉢でときほぐすか又は粉砕し

て,目開き 2 mm のふるいを通過させる。

なお,目開き 2 mm のふるいに残留する粉砕が困難な土粒子は取り除く。

c)

目開き 2 mm のふるいを通過した土を恒温乾燥炉に入れ,

(110±5)℃で一定質量になるまで炉乾燥す

る。

d)

炉乾燥後,デシケータでほぼ室温になるまで冷ましたものを試料とする。

e)

試料の量は,容量 50 mL のるつぼを用いるときは 2 g∼10 g,30 mL のるつぼを用いるときは約 2 g と

する。

試験方法 

試験方法は,次による。

a)

るつぼの質量 m

c

(g)をはかる。

b)

炉乾燥試料をるつぼに入れ,全質量 m

a

(g)をはかる。

c)

るつぼを電気マッフル炉に入れ,徐々に加熱する。

注記 1  通常,るつぼにはふたを斜めにかぶせることが多い。

d)

温度を(750±50)℃に保持し,1 時間強熱する。

e)

強熱停止後,るつぼをデシケータに移し,ほぼ室温になるまで冷ました後,全質量 m

b

(g)をはかる。

注記 2  通常,強熱停止後 10 分程度電気マッフル炉を開放した後,るつぼばさみを用いて,るつ

ぼを炉内から取り出し,室温で数分放置した後にデシケータに移すことが多い。

f)

恒量になるまで,c)e)  を繰り返す。質量が増加した場合は,増加する前の質量を恒量とする。

計算 

強熱減量は,次の式によって算出する。

100

c

a

b

a

i

×

=

m

m

m

m

L

ここに,

L

i

強熱減量(%)

m

a

炉乾燥試料及びるつぼの質量(

g

m

b

強熱後の試料及びるつぼの質量(

g

m

c

るつぼの質量(

g


3

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報告 

試験結果には,次の事項を報告する。ただし,目開き

2 mm

のふるいに残留する土粒子を取り除いた場

合には,全体に占めるその質量百分率(%)の概略値を報告する。

a)

強熱時間

b)

強熱減量(%)

c)

この規格と部分的に異なる方法を用いた場合は,その内容

d)

その他報告事項

関連規格:JIS Z 8301  規格票の様式及び作成方法