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A 1224

:2009

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

1

4

  試験器具

1

5

  試料

3

6

  試験方法

3

6.1

  最小密度試験 

3

6.2

  最大密度試験 

3

7

  計算

3

8

  報告事項

4


A 1224

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人地盤工学

会(JGS)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会

の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS A 1224:2000 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


   

日本工業規格

JIS

 A

1224

:2009

砂の最小密度・最大密度試験方法

Test method for minimum and maximum densities of sands

序文 

この規格は,2000 年に制定され,その後 JIS Z 8801-1 の改正,JIS Z 8301 に基づく表記,用語の変更な

どに対応するために改正した。

なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

適用範囲 

この規格は,目開き 2 mm のふるいを通過し,目開き 75  μm のふるいに 95  %以上残留する砂の最小密

度及び最大密度を求める方法について規定する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS A 1201

  土質試験のための乱した土の試料調製方法 

JIS R 3503

  化学分析用ガラス器具 

JIS Z 8801-1

  試験用ふるい−第 1 部:金属製網ふるい

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1 

最小密度 

最小密度試験によって求める砂の最小乾燥密度。

3.2 

最大密度 

最大密度試験によって求める砂の最大乾燥密度。

試験器具 

試験器具は,次による。

4.1 

モールド及びカラー  モールド及びカラーは,カラーの装着ができるステンレス鋼製円筒形のもの

で,次の条件を満たすもの(

図 参照)。 

a)

モールドは,内径(60.00±0.05)mm,深さ(40.00±0.05)mm のもの。

b)

カラーは内径(60.00±0.05)mm,深さ約 23 mm のもの。


2

A 1224

:2009

   

単位  mm

a)

  モールド b)  カラー 

図 1−モールド及びカラーの例 

4.2 

漏斗  漏斗は,表面が滑らかなアート紙などを用いて,図 に示す形状及び寸法で作製したもの。

単位  mm

図 2−漏斗の例 

4.3 

木づち  木づちは,打撃面の直径が 3 cm 程度のもの。

4.4 

直ナイフ  直ナイフは,約 100 mm 四方の正方形のプラスチック薄板を取り付けた,片刃のついた

長さ 20 cm 以上のステンレス鋼製のもの(

図 参照)。

単位  mm

図 3−直ナイフの例 


3

A 1224

:2009

4.5 

はかり  はかりは,0.1 g まではかることができるもの。

4.6 

恒温乾燥炉  恒温乾燥炉は,温度を(110±5) ℃に保持できるもの。

4.7 

デシケータ  デシケータは,JIS R 3503 に規定するもの,又はこれと同等の機能をもつ容器で,シ

リカゲル,塩化カルシウムなどの吸湿剤を入れたもの。

試料 

試料は,次による。

a)  JIS A 1201

に規定する方法によって得られたものを試料とする。

b)

試料の最少量の目安は,湿潤質量で約 500 g とする。

c)

(110

±5)  ℃で一定質量になるまで炉乾燥する。

d)

炉乾燥試料をよくときほぐした後,デシケータに移し,ほぼ室温になるまで冷ましたものを試料とす

る。

6

  試験方法 

6.1 

最小密度試験 

最小密度試験の方法は,次による。

a)

モールドの質量 m

d

(g)をはかる。

b)

モールド底面中央に漏斗を立て,試料の分級が起こらないように注意して漏斗の中に試料を入れる。

c)

漏斗を一定の速度で鉛直に上げていき,20 秒∼30 秒でモールドの上端面全周から試料をあふれさせ

る。モールド内の砂の最頂部と漏斗の口先とが常に一致し,かつ,試料の流れがとぎれないように細

心の注意をはらう。

d)

モールドの上端面の縁に直ナイフを載せ,素早く滑らせて一気に試料の余盛り部分を除去する。モー

ルドの縁の上にある砂の一部を注意深く払い除き,そこに,飛越し防止板の中央が位置するように直

ナイフを載せる。その際,モールドに衝撃を与えないようにする。

e)

試料及びモールドの質量 m

1

(g)をはかる。

6.2 

最大密度試験 

最大密度試験の方法は,次による。

a)

カラーを装着したモールドに,ほぼ同質量に 10 等分し,試料を 10 層に分けて入れる。

b)

カラーとモールドとを片手で軽く押さえ,木づちをテーブルに沿って滑らせながらモールドの側壁を

打撃する。振幅は 5 cm 程度とし,モールド側壁の同一点を約 1 秒間で 5 連打する。5 連打後,モール

ドを 45°∼90°回転させ,この操作を繰り返す。各層ごとに,モールドを回転させながらモールドの

側面を 100 回打撃して試料を締め固める。

なお,9 層目の締固めを終了したとき,モールドがほぼ満たされ,最後の 10 層目が余盛りとなるよ

うにする。

c)

締固め後,カラーを取り外し,試料の余盛り部分を直ナイフで除去する。

d)

試料及びモールドの質量 m

2

(g)をはかる。

計算 

計算は,次による。

a)

最小密度は,次の式によって算出する。


4

A 1224

:2009

   

V

m

m

d

1

min

d

=

ρ

ここに,

ρ

d min

最小密度(g/cm

3

m

1

最小密度試験の試料及びモールドの質量(g)

m

d

モールドの質量(g)

V

モールドの容積(

V

=113.1 cm

3

b)

最大密度は,次の式によって算出する。

V

m

m

d

2

max

d

=

ρ

ここに,

ρ

d max

最大密度(g/cm

3

m

2

最大密度試験の試料及びモールドの質量(g)

報告事項 

試験結果には,次の事項を報告する。

a)

最小密度(g/cm

3

b)

最大密度(g/cm

3

c) 

その他報告事項

関連規格:JIS Z 8301  規格票の様式及び作成方法