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A 1223

:2009

(1) 

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

1

4

  試験器具

1

5

  試料

2

6

  試験方法

2

6.1

  試験の準備 

2

6.2

  試料のふるい分け

2

7

  計算

2

8

  報告

3


A 1223

:2009

(2) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人地盤工学

会(JGS)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会

の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS A 1223:2000 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


   

日本工業規格

JIS

 A

1223

:2009

土の細粒分含有率試験方法

Test method for fine fraction content of soils

序文 

この規格は,2000 年に制定され,その後 JIS Z 8801-1 の改正,JIS Z 8301 に基づく表記,用語の変更な

どに対応するために改正した。

なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

適用範囲 

この規格は,高有機質土以外の土で,かつ,目開き 75 mm のふるいを通過した土の細粒分含有率を求め

る方法について規定する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS A 1201

  土質試験のための乱した土の試料調製方法

JIS A 1203

  土の含水比試験方法

JIS Z 8801-1

  試験用ふるい−第 1 部:金属製網ふるい

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1 

細粒分含有率 

土の炉乾燥質量に対して金属製網ふるい目開き 75 μm 通過分の炉乾燥質量が占める割合を,質量百分率

で表したもの。

3.2 

最大粒径 

試料がすべて通過する金属製網ふるいの最小の目開きで表した粒径。

4

  試験器具 

試験器具は,次による。

a)

ふるい  ふるいは,JIS Z 8801-1 に規定する金属製網ふるいで,目開き 9.5 mm,425 μm 及び 75 μm の

もの。

b)

はかり  はかりは,ひょう量 100 g 未満の場合は 0.01 g,ひょう量 100 g 以上 1 kg 未満の場合は 0.1 g,


2

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:2009

   

ひょう量 1 kg 以上の場合は 1 g まではかることができるもの。

c)

含水比測定器具  含水比測定器具は,JIS A 1203 に規定するもの。 

試料 

試料は,次による。

a)  JIS A 1201

に規定する方法によって分取した湿潤試料又は空気乾燥試料を用いる。試験に必要とする

試料の量は,試料の最大粒径に応じて,

表 に示す量を目安とする。

なお,試料に最大粒径 75 mm 以上の岩石質材料が含まれる場合は,その質量百分率(%)を求める

ことが望ましい。

表 1−分取する試料の最少質量の目安(参考) 

試料の最大粒径

mm

試料質量

75 30

kg

37.5 6

kg

19 1.5

kg

4.75 400 g 
2 200 g

b)

試料から約 1/4 をとり,JIS A 1203 に従いその含水比 w(%)を求める。

c)

残りの試料の全量を試験用試料とし,その質量 m(g)をはかる。

試験方法

6.1 

試験の準備 

試験の準備は,次による。

a)

試料を完全に水浸させ,2 時間以上放置する。

b)

目開き 9.5 mm,425 μm 及び 75 μm ふるいを重ねた組ふるいを準備する。

6.2 

試料のふるい分け 

試料のふるい分けは,次のとおり行う。

a)

水浸試料を十分にかくはん(撹拌)し,直ちに組ふるいに注ぐ。

b)

組ふるいに残留した試料の全量を再度水浸させる。

c)

a) 

及び b)  の操作を,かくはん直後の水が無色透明になるまで繰り返す。

d)

組ふるいに残留した試料の全量を,

(110±5)℃で一定質量になるまで炉乾燥し,その質量 m

0s

(g)を

はかる。

計算 

細粒分含有率は,次の式によって算出する。

100

s

0s

s

c

×

=

m

m

m

F


3

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100

1

s

w

m

m

+

=

ここに,

F

c

細粒分含有率(%)

m

試料の質量(g)

m

s

試料の炉乾燥質量(g)

m

0s

組ふるいに残留した炉乾燥質量(g)

w

試料の含水比(%)

8

  報告 

試験結果には,次の事項を報告する。ただし,試料に最大粒径 75 mm 以上の岩石質材料が含まれる場合

は,その質量百分率(%)を報告することが望ましい。

a)

細粒分含有率(%)

b)

必要に応じて,試料の最大粒径(mm)を報告する。

c)

その他報告事項

関連規格:JIS Z 8301  規格票の様式及び作成方法