>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

A 1219

:2013

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

1

4

  試験装置及び器具  

2

4.1

  掘削装置  

2

4.2

  SPT サンプラー  

2

4.3

  ロッド  

3

4.4

  打撃装置  

3

4.5

  付帯装置  

4

5

  試験方法  

4

5.1

  試験装置及び器具の点検と確認  

4

5.2

  試験孔の掘削  

4

5.3

  試験方法  

4

5.4

  安全要求事項  

5

6

  試験結果  

5

7

  報告 

5

7.1

  現場報告書  

5

7.2

  試験報告書  

7

附属書 A(規定)設計に用いる 値を求めるための標準貫入試験仕様  

8

附属書 B(参考)自動落下装置例  

10

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

11

附属書 JB(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表  

15


A 1219

:2013

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,公益社団法人地盤

工学会(JGS)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調

査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS A 1219:2001 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 A

1219

:2013

標準貫入試験方法

Method for standard penetration test

序文 

この規格は,2005 年に第 1 版として発行された ISO 22476-3 を基とし,日本国内においては土層構成が

複雑であること,軟弱地盤を含めた地盤全般に対して本規格から得られた試験結果に基づく設計体系が成

り立っていることを考慮し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。また,附属書 JB は対応国際規格にはない事項である。

適用範囲 

標準貫入試験(SPT)は,SPT サンプラーを動的貫入することによって地盤の硬軟,締まり具合の判定,

及び土層構成を把握するための試料の採取を目的とする。

本試験は,主として粗粒土の強度と変形定数を求めるために用いられるが,他の種類の地盤に適用して

もよい。れき(礫)質土又は軟岩の場合,ソリッドコーンを用いることができる。

本試験は,質量 63.5 kg のハンマーを 760 mm の高さからアンビルに落下させて,SPT サンプラーを打ち

込む。値は,SPT サンプラーを(自重及び予備打ちによって貫入させた後)300 mm 打ち込むのに必要な

打撃回数である。ただし,日本の設計基準等で設計用地盤定数に採用するための 値を求めるためには,

附属書 に示した標準貫入試験仕様によるものとする。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 22476-3:2005

,Geotechnical investigation and testing−Field testing−Part 3: Standard penetration

test

(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用

規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS G 3465

  試すい用継目無鋼管

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1

SPT

サンプラー


2

A 1219

:2013

シュー,二つ割りもできるスプリットバーレル及びカップリングからなる鋼製のもの。

3.2

N

SPT

サンプラーを(自重及び予備打ちによって貫入させた後)300 mm 打ち込むのに必要な打撃回数。

3.3

打撃装置

ハンマー,ガイド用ロッド,アンビル及び落下機構からなる装置。

3.4

ハンマー

質量が 63.5 kg で,SPT サンプラーを打ち込むのに必要なエネルギーを発生させるための打撃装置の一部。

3.5

アンビル

ハンマーが落下したときのエネルギーをロッドへ伝える打撃装置の一部。

3.6

ガイド用ロッド

ハンマーの自由落下をアンビルに導く打撃装置の一部。

3.7

落下機構

ハンマーを自由落下させる機能をもった装置。

3.8

自沈

所定の深さに SPT サンプラーを降ろした状態で,ハンマーの落下を伴わずに自重で SPT サンプラーが貫

入すること。

3.9

貫入不能

予備打ち及び本打ちにおいて,50 回の打撃に対して累計貫入量が 10 mm 未満の場合。

試験装置及び器具 

4.1 

掘削装置 

掘削装置は,貫入試験に適した乱れの少ない試験孔を掘削できる性能をもつものとする。

掘削孔径を記録しなければならない。掘削孔径が 150 mm 以上の場合には,結果へ重大な影響を及ぼす

可能性がある。設計に用いる 値を求めるためには,

附属書 に示した掘削孔径としなければならない。

4.2 SPT

サンプラー 

鋼製の SPT サンプラーの寸法は

図 に示すとおりである。SPT サンプラーの引き上げ時に試料の落下を

防止するために,逆止弁を備えなければならない。しかし,打撃中の SPT サンプラー内の水又は泥水を排

水するための十分な流路を確保しなければならない。設計に用いる 値を求めるためには,

附属書 に示

した SPT サンプラーを用いなければならない。

図 に示すスプリットバーレルにライナーを内包する場合には,スプリットバーレルの内径はシューの

内径よりも最大で 3 mm 大きくすることができる。れき(礫)質土及び軟岩では,標準のシューの代わり

に先端角 60°のソリッドコーンを使うことができる。この場合,試験は SPT (C)として表示しなければな


3

A 1219

:2013

らない。

単位  mm

1

シュー

2

スプリットバーレル

3

カップリング

4

逆止弁(ボール直径:25 mm 程度,ボール受け直径:22 mm 程度)

5

ボール固定ピン

6

水抜き孔(4 孔,最小直径 12 mm)

x

シューの長さ

図 1SPT サンプラーの縦断面

4.3 

ロッド 

ロッドは,偏心差(最大誤差)が長さ 1.5 m 未満は 2 mm,1.5∼3.5 m は 3 mm の製品規格(JIS G 3465

のもので,質量 10.0 kg/m 未満,かつ折れ曲がらない強さをもつものとする。ロッドの直線性及び損傷の

有無の点検を定期的に現場で実施しなければならない。設計に用いる 値を求めるためには,

附属書 

示したロッドを用いなければならない。

4.4 

打撃装置 

装置は,次の条件を満たさなければならない。

−  全体の質量は 115 kg 以下とする。

−  鋼製ハンマーの質量は 63.5 kg±0.5 kg とする。

−  ハンマーの落下高さは 760 mm±10 mm とする。切り離し時にはハンマーを静止させ,ロッドの揺れ

等を引き起こさずにハンマーを自由落下させる落下機構を用いなければならない。

−  アンビルはロッドと緩みが生じないようにきつく締め付ける。又はロッドと一体化してもよい。

設計に用いる 値を求めるためには,

附属書 に示したハンマー,アンビル及び落下方法を用いなけれ

ばならない。

注記 1  設計に用いる 値以外の目的で使用する場合は,図 に示す手動落下を用いてもよい。

落下方法

自動落下(半自動落下型,全自動落下型)

手動落下(コーンプーリー法,トンビ法)

図 2−落下方法の種類

注記 2  自動落下装置の例を,附属書 に示す。自動落下装置は,ガイド用ロッドに突起若しくはへ

こみ部を設け,フックがスライドしてその突起若しくはへこみ部を通過するときにフックが

開く若しくは閉じることでフックからハンマーが自動的に外れ,760 mm±10 mm の高さから

自由落下する仕組みをもつ装置。ハンマーのつり上げ方法には,大別してロープをドラムに


4

A 1219

:2013

巻き付けてつり上げる手動型(いわゆる半自動型)と,完全に自動的につり上げる自動型(い

わゆる全自動型)の二つの方法がある。

注記 3  手動落下には,ハンマーの落下方法でコーンプーリー法及びトンビ法がある。コーンプーリ

ー法は,ハンマーをつないだロープをドラムに巻き付けてつり上げ,ハンマーの下部がガイ

ド用ロッドの 760 mm±10 mm の位置にあらかじめ付けた印の所まで上がったところで,速

やかに手動でロープをドラムから外しハンマーを自由落下させる方法。一方,トンビ法は,

トンビ状の器具でロープにハンマーを引っ掛け,ロープをドラムに巻き付けてつり上げ,ハ

ンマーの下部がガイド用ロッドの 760 mm±10 mm の位置にあらかじめ付けた印の所まで上

がったところで,速やかに手動でトンビにつけたもう一方のロープを引っ張り,トンビから

ハンマーを自由落下させる方法。

4.5 

付帯装置 

4.5.1 

打撃カウンター 

ハンマーの打撃数を記録するために,機械式又は電気式の記録装置を用いることができる。

4.5.2 

貫入長測定装置 

貫入長は,センサーで記録することもできる。この場合には,分解能は 3 mm 未満でなければならない。

試験方法 

5.1 

試験装置及び器具の点検と確認 

試験実施前に,SPT サンプラーの形状及び寸法が,

図 と同等か確認する。新規調査地点,及び少なく

とも 20 回の貫入試験ごとにロッドの直線性を目視によって確認する。

落下装置が正常に作動すること,及びハンマーの落下高さを確認する。打撃カウンター及び貫入長測定

装置を使用する場合には,それらの装置が正常に作動することを確認する。

試験前にはハンマーの底面及びアンビル受圧面の平滑性をあらかじめ点検して確認する。

5.2 

試験孔の掘削 

所定の試験深度まで試験孔を掘削し,試験孔底のスライムを取り除く。その際に孔底以深の地盤を乱し

てはならない。上方向への水圧勾配がないようにしなければならない。

地下水面以下で試験を行う場合は,パイピングを起こさないように孔内水位を適切に保ち,試験孔底か

らの水の流入を生じないように注意する。すなわち,試験孔の水位,又は泥水位は,常時最も高い圧力を

もつ地層の地下水位より高い位置に維持しなければならない。掘削器具は孔底に負圧が働かないようにゆ

っくり引き上げる。

ケーシングを用いるときは,試験深度より下に貫入させてはならない。

5.3 

試験方法 

ロッドの先端に SPT サンプラーを取り付け,試験孔底へ降ろす。そして,打撃装置を取り付ける。この

時点での貫入量を記録する。

注記  軟弱な地盤で自沈が発生する場合には,次の二つの自沈量に分けて記録することが望ましい。

ロッド自沈量:ロッドの先端に SPT サンプラーを取り付け,試験孔底へ降ろした時点での貫入

ハンマー自沈量:アンビルを取り付け,ハンマーの底面がアンビルの上面と水平に接するよう

にハンマーを静かにセットした時点での貫入量

63.5 kg

のハンマーを 760 mm の高さから自由落下させ,試験孔底から 150 mm まで(自沈を含む)予備


5

A 1219

:2013

打ちを行う。

注記 1  自沈による貫入量が 150 mm を超えた場合は,予備打ちを行わない。

注記 2  予備打ちは,軟弱な地盤ではハンマー落下高を小さくして軽打等によって貫入抵抗を確認し

ながら貫入する。

注記 3  値 50 以上と想定される地盤では予備打ちを本打ちに代えることができる。

予備打ち後,63.5 kg のハンマーを 760 mm の高さから自由落下させ,SPT サンプラーを 300 mm 貫入す

る。必要な打撃回数は 100 mm 貫入ごとに記録する。ただし,打撃 1 回ごとの貫入量が 100 mm を超えた

場合は,その貫入量を記録する。

注記  自沈による貫入量が 450 mm に達した場合は,本打ちは行わない。

本打ちの打撃回数は,特に必要のない限り 50 回を限度とする。予備打ち後に 300 mm 貫入させるのに必

要な全打撃回数をその試験区間の 値とする。

所定の打撃回数で貫入量が 300 mm に達しない場合,打撃回数に対する貫入量を記録する。

なお,必要に応じて打撃回数を 100 回まで増やしてもよい。

採取された試料は逆止弁の位置に到達してはいけない。

測定を終了した後,地表に SPT サンプラーを引き上げ,シュー及びカップリングを取り外し,スプリッ

トバーレルを二つに割り,採取試料の観察を行う。代表的な試料を透明な容器に保存する。

注記  採取試料が複数の土層にまたがる場合は,試料の上下関係を保ったまま,試料間にしきいを挟

んで試料を保存する。

5.4 

安全要求事項 

国が定める労働安全衛生規則に従わなければならない。

試験結果 

試験結果は,値又は打撃回数に対する貫入量として報告する。

報告 

7.1 

現場報告書 

7.1.1 

一般 

調査現場にて,現場報告は完了させる。もし対応可能であれば,この現場報告には計測値と試験結果の

記録を含まなければならない。

全ての現場観察は,第三者が結果の確認と理解ができるように記録されなければならない。

7.1.2 

計測値と試験結果の記録 

調査現場にて,次の情報はそれぞれの試験で記録されなければならない。

なお,*が付いているものについては,必須の記録事項である。その他のものについては,必要に応じて

記録を行えばよい。

7.1.2.1 

ボーリング調査に共通する事項 

注記  対象ボーリング孔における他の調査項目と併せて報告してもよい。

a)

一般情報

1)

発注者名

2)

受注者名

3)

作業又は現場番号


6

A 1219

:2013

4)

現場の名前と場所

b)

試験位置に関する情報

1)*

掘削孔番号

2)

調査位置図(縮尺を問わず)

3)*

基準点に対する地盤高

4)

試験孔の平面位置

5)

陸上又は水上作業

c)

使用試験装置及び器具についての情報

1)

掘削方法と試験深度での掘削孔径

2)

掘削装置の製造者,形式と番号

3)*

ロッドの規格

d)

試験手順に関する情報

1)

天気

2)

測定している場合には,対象層の水圧

3)

必要に応じて,埋戻し方法

7.1.2.2 

標準貫入試験に関わる事項 

a)

一般情報

1)*

試験者名

2)*

試験仕様

b)

使用試験装置及び器具についての情報

1)* SPT

サンプラーの規格

2)*

ハンマーの形状及び落下機構の種類並びにアンビルの質量

3)

スプリットバーレル内のライナーの有無

4)

ソリッドコーン[SPT (C)]の記載

c)

試験手順に関する情報

1)*

試験実施日と試験番号

2)*

試験深度とケーシングの深度

3)  5.1

に従って実施した装置の点検と確認に関する書類

4)*

試験結果

−  深度区間における 

− 100

mm

ごとの打撃回数

−  打撃回数が 50 回(又は 100 回まで)で打ち切られた場合,その所定の回数に対する貫入量

ただし,予備打ち及び本打ちにおける 50 回の打撃に対して累計貫入量が 10 mm 未満の場合は

貫入不能として記載する。

−  必要に応じて,打撃ごとの貫入量

−  自沈時の SPT サンプラーの貫入量

5)*

採取試料の観察記録

6)

試験時の孔内水位又は泥水位

7)*

想定外事項(装置動作不良など)

8)

試験後の SPT サンプラー及びロッドの状況


7

A 1219

:2013

9)*

試験中の中断事項

10)

途中で試験を中止した理由

7.2 

試験報告書 

データの品質を確認するために,試験報告書は 7.1 に記載された情報に加えて,次に示す項目を含まな

ければならない。

a)

現場報告書(印刷物)

b)

試験結果を図化したもの

c)

データ異常値がある場合,それに対するコメント

d)

現場責任者名

試験結果は第三者が確認,理解できるものとする。


8

A 1219

:2013

附属書 A

(規定)

設計に用いる 値を求めるための標準貫入試験仕様

A.1 

まえがき 

N

値を設計用地盤定数として用いる場合の品質確保には,試験条件が同一であることが望まれる。各種

設計基準に 値を用いる場合の試験条件を示す。

A.2 

ロッドの仕様 

ロッドは,呼び径 40.5(JIMS M-1001)を用いる。呼び径 40.5 のロッド質量は,カップリングを含め平

均 4.5 kg/m±0.3 kg/m である。

A.3 SPT

サンプラーの仕様 

SPT

サンプラーは,

図 A.1 の形状を標準とする。

SPT

サンプラーは,シュー,二つ割りにできるスプリットバーレル及びカップリングからなる鋼製のも

ので,特にシューは損傷しにくい熱処理を施した構造用合金鋼製のもので,外面及び内面は摩擦の少ない

仕上げ面をもつものとする。

単位  mm(φ以外)

図 A.1−設計に用いる 値のための SPT サンプラーの標準形状

表 A.1−設計に用いる 値のための SPT サンプラーの寸法

単位  mm(φ以外)

各部

全長

シュー長

バーレル長

ヘッド長

外径

内径

シュー角度

φ

刃先肉厚

寸法 810±1.0 75±1.0 560±1.0 175±1.0

51

±1.0 35±1.0 19°45′±8′ 1.15±0.05

A.4 

ハンマーの仕様 

ハンマーは,

図 A.2 の形状を標準とする。ハンマーの質量は,63.5 kg±0.5 kg とする。


9

A 1219

:2013

単位  mm

図 A.2−設計に用いる 値のためのハンマーの標準形状

A.5 

アンビルの仕様 

アンビルは,

図 A.3 の形状を標準とする。

単位  mm

図 A.3−設計に用いる 値のためのアンビルの標準形状

A.6 

落下方法 

ハンマーの落下方法は自動落下(全自動落下型又は半自動落下型)とする。

詳細は,

附属書 の自動落下装置例を参照。

A.7 

掘削孔径 

掘削孔径は,直径 65∼150 mm とする。


10

A 1219

:2013

附属書 B

(参考)

自動落下装置例

図 B.1 に,自動落下装置の例として,つり上げ手動型(半自動落下型)とつり上げ自動型(全自動落下

型)を示す。

単位  mm

a)

  つり上げ手動型(半自動落下型)

b)

  つり上げ自動型(全自動落下型) 

図 B.1−自動落下装置の例

参考文献  社団法人日本産業機械工業会規格  JIMS M-1001:2008(回転式コアボーリングツールス)


11

A 1219

:2013

附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS A 1219:2013

  標準貫入試験方法

ISO 22476-3:2005

  Geotechnical investigation and testing − Field testing − Part 3:

Standard penetration test

(

I)JIS

の規定

(

II)

国際
規格
番号

(

III)

国際規格の規定

(

IV)JIS

と国際規格との技術的差異

の箇条ごとの評価及びその内容

(

V)JIS

と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇条番号 
及び題名

内容

箇条 
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

1

適用範囲

ただし,日本の設計基準
等で設計用地盤定数に採

用するための 値を求め
るためには,附属書 A に
示した標準貫入試験仕様

によるものとする。

追加

ISO

規格と異なる SPT サンプラ

ーとロッドとの組合せによる結

果に基づいた設計体系が成り立
っている日本の現状を考慮した。

4.1

掘 削 装

設計に用いる 値を求め
るためには,附属書 A に

示した掘削孔径としなけ
ればならない。

追加

掘削孔径を数値として明
確化。

人為的な試験誤差を排除するた
めに掘削孔径を明記した。

4.2 SPT

ンプラー

設計に用いる 値を求め
るためには,附属書 A に
示した SPT サンプラーを

用いなければならない。

追加 SPT サンプラーの形状の

相違。

ISO

規格と異なる SPT サンプラ

ーとロッドとの組合せによる結
果に基づいた設計体系が成り立

っている日本の現状を考慮した。

4.3

ロッド

個 々 の ロ ッ ド の 偏 心 差
(最大誤差)の製品規格

は,長さ 1.5 m 未満は 2

mm

,1.5∼3.5 m は 3 mm

を 用 い な け れ ば な ら な

い。

 4.3

Drive

rods

When measured over the whole

length of each rod the relative

deflection shall not be greater

than 1 in 1 200.

変更

ISO

規格では相対変位量

が 1 対 1 200 以下と規定。

日本で通常使用されているロッ
ドに用いられている鋼管の規格

は JIS であるため(JIS G 3465

11

A

 1

219


20
13


12

A 1219

:2013

(

I)JIS

の規定

(

II)

国際
規格

番号

(

III)

国際規格の規定

(

IV)JIS

と国際規格との技術的差異

の箇条ごとの評価及びその内容

(

V)JIS

と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇条番号 
及び題名

内容

箇条 
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

4.3

ロ ッ ド

(続き)

設計に用いる 値を求め

るためには,附属書 A に
示したロッドを用いなけ
ればならない。

追加

カップリングを含め平均

4.36 kg/m

のロッドに限

定。

ISO

規格と異なる SPT サンプラ

ーとロッドとの組合せによる結
果に基づいた設計体系が成り立
っている日本の現状を考慮した。

4.4

打 撃 装

設計に用いる 値を求め
るためには,附属書 A に

示したハンマー,アンビ
ル及び落下方法を用いな
ければならない。

追加

ハンマー,アンビル及び
落下方法の明記すること

で,同一仕様の試験を実
施。

SPT

サンプラーとロッドに加え,

ハンマー,アンビル及び落下方法

の組合せによる結果に基づいた
設計体系が成り立っている日本
の現状を考慮した。

5.1

試 験 装

置及び器具
の点検と確

試験前にはハンマーの底
面及びアンビル受圧面の
平滑性をあらかじめ点検

して確認する。

 5.1

Equipment

checks and

calibration

追加

ISO

規格には記載なし。

落下エネルギーを確実に伝達さ
せるための確認事項を具体化し
た。

Energy losses occur e.g. due to

friction at the hammer (velocity

loss compared to the free fall)

or due to energy losses during

the hammer impact on the

anvil.

削除

エネルギーの測定方法など検証

が必要であり,今回の JIS 改正で
は盛り込まず,次回 JIS 改正時期
をめどに検討を行う。

Therefore, the energy ratio E

r

of the equipment used has to be

known if the N-values are

going to be used for the

quantitative evaluation of

foundations or for the

comparisons of results.

削除

エネルギーの測定方法など検証

が必要であり,今回の JIS 改正で
は盛り込まず,次回 JIS 改正時期
をめどに検討を行う。

A certificate of calibration of

the E

r

-value immediately below

the driving head or anvil shall

be available.

削除

エネルギーの測定方法など検証
が必要であり,今回の JIS 改正で

は盛り込まず,次回 JIS 改正時期
をめどに検討を行う。

12

A

 1

219


20
13


13

A 1219

:2013

(

I)JIS

の規定

(

II)

国際
規格

番号

(

III)

国際規格の規定

(

IV)JIS

と国際規格との技術的差異

の箇条ごとの評価及びその内容

(

V)JIS

と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇条番号 
及び題名

内容

箇条 
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

5.2

試 験 孔

の掘削

5.2

Preparation

of the

borehole

When drilling bits are used,

they shall be provided with side

discharge and not with bottom

discharge, from a safe distance

of the test elevation.

削除

ISO

規格では底面排水型

を禁じ,側面排水型での
作業に限定。

底面排出型を許さない作業は不

可能である。

5.3

試 験 方

100 mm

ごと

at least 2 increments of 150

mm

変更

明記することにより,少

なくとも 150 mm ごとよ
り細かくという曖昧さを
排除。

日本では軟弱な粘性土地盤を対

象としても試験を実施しており,
地盤構成も複雑であることに加
え,表現の曖昧さを排除する。

代表的な試料を透明な容
器に保存する。

追加

ISO

規格には記載なし。

試験者以外が試料を観察するこ
とを考慮した。

6

Test

results

The N-values can vary with test

equipment and mode operation

as well as geotechnical

conditions (see Annex A).

削除

測定値の補正方法は検証が必要
であり,今回の JIS 改正では盛り
込まず,次回 JIS 改正時期をめど

に検討を行う。

The corrections of Annex A

shall be considered.

削除

測定値の補正方法は検証が必要
であり,今回の JIS 改正では盛り

込まず,次回 JIS 改正時期をめど
に検討を行う。

7.1.2

計 測

値と試験結
果の記録

なお,*が付いているもの
については,必須の記録
事項である。その他のも

のについては,必要に応
じて記録を行えばよい。

追加

報告事項について,必須
事項と任意事項とを区別
した。

ISO

で規定されている内容を全

て報告することに変更すると大
幅に報告事項が増え,大きな混乱

が予想されることを考慮した。

 a)

一般情報

2)

試験仕様

追加

ISO

規格には記載なし。

日本で体系化された設計に用い

ることができる試験結果である
か否かの判断をできるようにし
た。

13

A

 1

219


20
13


14

A 1219

:2013

(

I)JIS

の規定

(

II)

国際
規格

番号

(

III)

国際規格の規定

(

IV)JIS

と国際規格との技術的差異

の箇条ごとの評価及びその内容

(

V)JIS

と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇条番号 
及び題名

内容

箇条 
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

7.1.2

計 測

値と試験結
果 の 記 録
(続き)

b)

使 用 試 験 装 置 及 び 器

具についての情報

1) SPT

サンプラーの規格

追加

ISO

規格には記載なし。

ISO

規格で規定される SPT サン

プラーは寸法に幅があるため,記
録として残す。

7.1.2

Record of

measured

values and

test results

c) 7) the energy ratio E

r

 and the

calibration report

削除

エネルギーの測定方法など検証
が必要であり,今回の JIS 改正で

は盛り込まず,次回 JIS 改正時期
をめどに検討を行う。

 c)

試験手順に関する情報

4)

試験結果

ただし,予備打ち及び本

打ちにおける 50 回の打
撃に対して累計貫入量が

10 mm

未満の場合は貫入

不能として記載する。

追加

貫入不能という状態の明
記。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 22476-3:2005,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

−  削除  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

−  追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

−  変更  国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

−  MOD  国際規格を修正している。

14

A

 1

219


20
13


15

A 1219

:2013

附属書 JB

(参考)

技術上重要な改正に関する新旧対照表

現行規格

旧規格

改正理由

箇条番号 
及び題名

内容

箇条番号 
及び題名

内容

1

適用範囲

れき(礫)質土又は軟岩の場合,ソリッドコーンを

用いることができる。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

日本の設計基準等で設計用地盤定数に採用するた

めの 値を求めるためには,

附属書 に示した標

準貫入試験仕様によるものとする。

ISO 22476-3:2005

と旧

規格で規定される装置
不整合による設計体系
の混乱を避ける

2

引用規格

JIS G 3465

  試すい用継目無鋼管

JIS M 1409

  試すい用ロッド(ボーリングロッド)

JIS M 1410

  試すい用ロッドカップリング(ボーリ

ングロッドカップリング)

JIS M 1409

, JIS M 

1410

の 廃止に 伴う ロ

ッドに関する規定方法

の見直し

4.1

掘削装置

掘削装置は,貫入試験に適した乱れの少ない試験孔

を掘削できる性能をもつものとする。

4.1

試 験 孔 掘 削

装置

試験孔掘削装置は,原則として直径 6.5∼15 cm の試

験孔を掘削できるボーリング機械一式のもの。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

掘削孔径を記録しなければならない。掘削孔径が

150 mm

以上の場合には,結果へ重大な影響を及ぼ

す可能性がある。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

設計に用いる 値を求めるためには,

附属書 

示した掘削孔径としなければならない。

ISO 22476-3:2005

と旧

規格で規定される装置
不整合による設計体系
の混乱を避ける

4.2 SPT

サン

プラー

 4.2

標 準 貫 入 試

験装置

a)

標 準 貫 入 試

験 用 サ ン プ
ラー

シュー,二つ割りにできるスプリットバーレル及び
コネクターヘッドからなる鋼製のもの。

特にシューは,損傷しにくい熱処理を施した構造用
合金鋼製のもので,外面及び内面は摩擦の少ない仕
上げ面をもつもの。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

15

A

 1

219


20
13


16

A 1219

:2013

現行規格

旧規格

改正理由

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

及び題名

内容

4.2 SPT

サン

プラー(続き)

全長  810±1.0

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

シューの長さ  25<x<75

シュー長  75±1.0

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

バーレル長  ≧450

バーレル長  560±1.0

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

ヘッド長  175±1.0

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

刃先肉厚  1.6

刃先肉厚  1.15±0.05

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

設計に用いる 値を求めるためには,

附属書 

示した SPT サンプラーを用いなければならない。

ISO 22476-3:2005

と旧

規格で規定される装置
不整合による設計体系
の混乱を避ける

スプリットバーレルにライナーを内包する場合に
は,スプリットバーレルの内径はシューの内径より
も最大で 3 mm 大きくすることができる。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

れき(礫)質土及び軟岩では,標準のシューの代わ
りに先端角 60°のソリッドコーンを使うことがで

きる。この場合,試験は SPT (C)として表示しなけ
ればならない。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

4.3

ロッド

ロッドは,偏心差(最大誤差)が長さ 1.5 m 未満は

2 mm

,1.5∼3.5 m は 3 mm の製品規格のもので,質

量 10.0 kg/m 未満,かつ折れ曲がらない強さをもつ
ものとする。

b)

ボ ー リ ン グ

ロ ッ ド 及 び
ボ ー リ ン グ
ロ ッ ド カ ッ

プリング

ボーリングロッドは,JIS M 1409 に規定する呼び径

40.5

のもの。また,ボーリングロッドカップリング

は,JIS M 1410 に規定する呼び径 40.5 のもの。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

ロッドの直線性及び損傷の有無の点検を定期的に

現場で実施しなければならない。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

設計に用いる 値を求めるためには,

附属書 

示したロッドを用いなければならない。

ISO 22476-3:2005

と旧

規格で規定される装置

不整合による設計体系
の混乱を避ける

16

A

 1

219


20
13


17

A 1219

:2013

現行規格

旧規格

改正理由

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

及び題名

内容

4.4

打撃装置

全体の質量は 115 kg 以下とする。

c)

ノ ッ キ ン グ
ブロック

ノッキングブロックは,ドライブハンマーの打撃を
直接受ける鋼製のもので,標準は

図 に示すもの。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

鋼製ハンマーの質量は 63.5 kg±0.5 kg とする。

d)

ド ラ イ ブ ハ
ンマー

ドライブハンマーは,質量が 63.5 kg±0.5 kg の鋼製
のもので,標準は

図 に示すもの。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

切り離し時にはハンマーを静止させ,ロッドの揺れ
等を引き起こさずにハンマーを自由落下させる落
下機構を用いなければならない。

e)

落 下 器 具 及
び装置

落下器具及び装置は,ドライブハンマーをつり上げ
て,自由落下させることができるもの

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

設計に用いる 値を求めるためには,

附属書 

示したハンマー,アンビル及び落下方法を用いなけ

ればならない。

ISO 22476-3:2005

と旧

規格で規定される装置

不整合による設計体系
の混乱を避ける

注記 1  設計に用いる 値以外の目的で使用す

る場合は,

図 に示す手動落下を用い

てもよい。

試験の目的に応じて,

図 に示す方法から選択する。 ISO 22476-3:2005 との

整合を図る

4.5.1

打 撃 カ

ウンター

ハンマーの打撃数を記録するために,機械式又は電
気式の記録装置を用いることができる。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

4.5.2

貫 入 長

測定装置

貫入長は,センサーで記録することもできる。この

場合には,分解能は 3 mm 未満でなければならない。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

5.1

試 験 装 置

及び器具の点
検と確認

試験実施前に,SPT サンプラーの形状及び寸法が,
図 と同等か確認する。新規調査地点,及び少なく
とも 20 回の貫入試験ごとにロッドの直線性を目視
によって確認する。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

落下装置が正常に作動すること,及びハンマーの落
下高さを確認する。打撃カウンター及び貫入長測定
装置を使用する場合には,それらの装置が正常に作

動することを確認する。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

試験前にはハンマーの底面及びアンビル受圧面の

平滑性をあらかじめ点検して確認する。

4.2

標 準 貫 入 試

験装置

c)

ノ ッ キ ン グ
ブロック

d)

ド ラ イ ブ ハ
ンマー

備考  試験前には,ノッキングブロック受圧面

の平滑性をあらかじ め点検 して確認す
る。

備考 3.  試験前にはドライブハンマーの底面の

平 滑 性 を あ ら か じ め 点 検 して 確 認 す
る。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

17

A

 1

219


20
13


18

A 1219

:2013

現行規格

旧規格

改正理由

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

及び題名

内容

5.2

試 験 孔 の

掘削

上方向への水圧勾配がないようにしなければなら
ない。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

地下水面以下で試験を行う場合は,パイピングを起
こさないように孔内水位を適切に保ち,試験孔底か

らの水の流入を生じないように注意する。すなわ
ち,試験孔の水位,又は泥水位は,常時最も高い圧
力をもつ地層の地下水位より高い位置に維持しな

ければならない。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

ケーシングを用いるときは,試験深度より下に貫入
させてはならない。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

5.3

試験方法

ロッドの先端に SPT サンプラーを取り付け,試験孔
底へ降ろす。そして,打撃装置を取り付ける。この

時点での貫入量を記録する。

注記  軟弱な地盤の場合には,自沈を次に分け

て記録することが望ましい。

ロッド自沈量:ロッドの先端に SPT サ

ンプラーを取り付け,試験孔底へ降ろし
た時点での貫入量

ハンマー自沈量:アンビルを取り付け,

ハンマーの底面がアンビルの上面と水平
に接するようにハンマーを静かにセット

した時点での貫入量

5.2

標 準 貫 入 試

a)

標準貫入試験用サンプラーをボーリングロッド
に接続し,静かに孔底に降ろす。

b)

ボーリングロッド上部にノッキングブロック及
びガイド用のボーリングロッドを付ける。

備考  a)又は b)の時点で自沈した場合は,ロ

ッド自沈とし,自沈深さを測定する。
ロッド自沈で 45 cm に達した場合は,
本打ちは行わない。

d)

ドライブハンマーを静かにノッキングブロック
にセットする。

備考 2.  この時点で自沈した場合は,ハンマ

ー自沈とし,自沈深さを測定する。

なお,b)及び d)において自沈量の

累計は 60 cm を超えないようにする。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

18

A

 1

219


20
13


19

A 1219

:2013

現行規格

旧規格

改正理由

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

及び題名

内容

5.3

試 験 方 法

(続き)

63.5 kg

のハンマーを 760 mm の高さから自由落下さ

せ,試験孔底から 150 mm まで(自沈を含む)予備

打ちを行う。

注記 1  自沈による貫入量が 150 mm を超えた

場合は予備打ちを行わない。

注記 2  予備打ちは,軟弱な地盤ではハンマー

落下高を小さくして軽打等によって貫
入抵抗を確認しながら貫入する。

注記 3  値 50 以上と想定される地盤では予備

打ちを本打ちに代えることができる。

e)

ドライブハンマーの打撃によって原則 15 cm の
予備打ち,30 cm の本打ちを行う。このとき,

本打ち開始深さ及び本打ち終了深さを測定す
る。

f)

予備打ちは,ドライブハンマー落下高を小さく

して軽打撃によって貫入抵抗を確認しながら貫
入する。ただし,値 50 回以上と想定される地
盤ではドライブハンマー落下高を 76±1 cm と

し,ドライブハンマーを自由落下させ,本打ち
に代えることができる。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

必要な打撃回数は 100 mm 貫入ごとに記録する。た
だし,打撃 1 回ごとの貫入量が 100 mm を超えた場
合は,その貫入量を記録する。

h)

本打ちにおいては,打撃 1 回ごとに累計貫入量
を測定する。ただし,値の利用目的に応じ,
貫入量 10 cm ごとの打撃回数を測定してもよ

い。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

採取された試料は逆止弁の位置に到達してはいけ
ない。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

7.1.1

一般

調査現場にて,現場報告は完了させる。もし対応可
能であれば,この現場報告には計測値と試験結果の

記録を含まなければならない。 
全ての現場観察は,第三者が結果の確認と理解がで
きるように記録されなければならない。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

7.1.2

計 測 値

と試験結果の
記録

調査現場にて,次の情報はそれぞれの試験で記録さ
れなければならない。 
なお,*が付いているものについては,必須の記録

事項である。その他のものについては,必要に応じ
て記録を行えばよい。

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

19

A

 1

219


20
13


20

A 1219

:2013

現行規格

旧規格

改正理由

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

及び題名

内容

7.1.2.1

ボ ー

リング調査に

共通する事項

注記  対象ボーリング孔における他の調査項目

と併せて報告してもよい。

a)

一般情報

1)

発注者名

2)

受注者名

3)

作業又は現場番号

4)

現場の名前と場所

b)

試験位置に関する情報

1)*

掘削孔番号

2)

調査位置図(縮尺を問わず)

3)*

基準点に対する地盤高

4)

試験孔の平面位置

5)

陸上又は水上作業

c)

使用試験装置及び器具についての情報

1)

掘削方法と試験深度での掘削孔径

2)

掘削装置の製造者,形式と番号

3)*

ロッドの規格

d)

試験手順に関する情報

1)

天気

2)

測定している場合には,対象層の水圧

3)

必要に応じて,埋戻し方法

7.

報告

a)

地点番号

b)

地盤高

c)

試験日

d)

試験者

e)

ドライブハンマー落下方法

f)

記録方法

g)

予備打ち及び本打ちの開始深さ並びに終了深さ

h)

打撃 1 回ごとの貫入量を測定した場合は,必要

に応じて打撃回数と累計貫入量の関係を示す図

i)

N

値 
備考  自沈及び貫入不能の場合は,それを記

j)

採取資料の観察結果

k)

その他報告事項

ISO 22476-3:2005

との

整合を図る

20

A

 1

219


20
13


21

A 1219

:2013

現行規格

旧規格

改正理由

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

及び題名

内容

7.1.2.2

標 準

貫入試験に関

わる事項

a)

一般情報

1)*

試験者名

2)*

試験仕様

b)

使用試験装置及び器具についての情報

1)* SPT

サンプラーの規格

2)*

ハンマーの形状及び落下機構の種類並びにア
ンビルの質量

3)

スプリットバーレル内のライナーの有無

4)

ソリッドコーン[SPT(C)]の記載

c)

試験手順に関する情報

1)*

試験実施日と試験番号

2)*

試験深度とケーシングの深度

3) 5.1

に従って実施した装置の点検と確認に関

する書類

4)*

試験結果

−  深度区間における 値 
− 100

mm

ごとの打撃回数

−  打撃回数が 50 回(又は 100 回まで)で打ち

切られた場合,その所定の回数に対する貫
入量

ただし,予備打ち及び本打ちにおける

50

回の打撃に対して累計貫入量が 10 mm

未満の場合は貫入不能として記載する。

−  必要に応じて,打撃ごとの貫入量 
−  自沈時の SPT サンプラーの貫入量

5)*

採取試料の観察記録

6)

試験時の孔内水位又は泥水位

7)*

想定外事項(装置動作不良など)

8)

試験後の SPT サンプラー及びロッドの状況

9)*

試験中の中断事項

10)

途中で試験を中止した理由

21

A

 1

219


20
13


22

A 1219

:2013

現行規格

旧規格

改正理由

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

及び題名

内容

附属書 A 
(規定)

設計に用いる

N

値を求める

ための標準貫

入試験仕様

ISO 22476-3:2005

と旧

規格で規定される装置

不整合による設計体系
の混乱を避ける

附属書 B

(参考) 
自動落下装置

ISO 22476-3:2005

と旧

規格で規定される装置
不整合による設計体系
の混乱を避ける

22

A

 1

219


20
13