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A 1203

:2009

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

1

4

  試験器具

1

5

  試料

2

6

  試験方法

2

7

  計算

2

8

  報告

3


A 1203

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人地盤工学

会(JGS)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会

の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS A 1203:1999 は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


日本工業規格

JIS

 A

1203

:2009

土の含水比試験方法

Test method for water content of soils

序文 

この規格は,1950 年に制定され,その後 6 回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は 1999 年に

行われたが,その後 JIS Z 8301 に基づく表記,用語の変更などに対応するために改正した。

なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

適用範囲 

この規格は,恒温乾燥炉を用いて土の含水比を求める方法について規定する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS R 3503

  化学分析用ガラス器具 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1 

含水比 

(110

±5)  ℃の炉乾燥によって失われる土中水の質量の,土の炉乾燥質量に対する比。質量百分率で表す。

試験器具 

試験器具は,次のとおりとする。

a)

容器  容器は,試験中に質量の変化を生じないもの。

b)

恒温乾燥炉  恒温乾燥炉は,温度を(110±5)  ℃に保持できるもの。

注記  恒温乾燥炉は,電動ファンによって,炉内空気を強制的に循環させる循環送風式のものが望

ましい。

c)

はかり  はかりは,表 に示す最小読取値まではかることができるもの。


2

A 1203

:2009

表 1−試料の質量測定に用いるはかりの最小読取値 

単位  g

試料質量

最小読取値

        10 未満

 10

以上   100 未満

100

以上  1 000 未満

1 000

以上

0.001

0.01

0.1

1

d)

  デシケータ  デシケータは,JIS R 3503 に規定するもの,又はこれと同等の機能をもつ容器で,シリ

カゲル,塩化カルシウムなどの吸湿剤を入れたもの。

試料 

試料は,試験の目的及び試料の粒径に応じて適量をとる。試料として必要な最少質量の目安を,

表 

参考として示す。粗粒分が多い土ほど多めにとる。

表 2−含水比測定に必要な試料の最少質量の目安(参考) 

試料の最大粒径

mm

試料の最少質量

                  75

                  37.5

                  19

                    4.75

                    2

                    0.425

5 kg

∼30 kg

1 kg

∼ 5 kg

150 g

∼300 g

30 g

∼100 g

10 g

∼ 30 g

5 g

∼ 10 g

試験方法 

試験方法は,次のとおりとする。

a) 

容器の質量 m

c

(g)をはかる。

b)

試料を容器に入れ,全質量 m

a

(g)をはかる。

c)

試料を容器ごと恒温乾燥炉に入れ,(110±5)  ℃で一定質量になるまで炉乾燥する。

d) 

炉乾燥試料を容器ごとデシケータに移し,ほぼ室温になるまで冷ました後,全質量 m

b

(g)をはかる。

なお,一定質量になるまでの時間は,一般には 18 時間∼24 時間程度である。

計算 

含水比は,次の式によって算出する。

100

c

b

b

a

×

=

m

m

m

m

w

ここに,

w

含水比(%)

m

a

試料及び容器の質量(g)

m

b

炉乾燥試料及び容器の質量(g)

m

c

容器の質量(g)


3

A 1203

:2009

報告 

試験結果には,次の事項を報告する。

a)

土の含水比(%)

b)

その他報告事項

 

関連規格:JIS Z 8301  規格票の様式及び作成方法