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A 1128

:2014

(1) 

追補 1 のまえがき

この JIS A 1128 の追補 1 は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣

が JIS A 1128:2005 を改正した内容だけを示すものである。

JIS A 1128:2005

は,この追補 1 の内容の改正がされ,JIS A 1128:2014 となる。


日本工業規格

JIS

 A

1128

:2014

フレッシュコンクリートの空気量の

圧力による試験方法−空気室圧力方法

追補 1)

Method of test for air content of fresh concrete by pressure method

(Amendment 1)

JIS A 1128:2005

を,次のように改正する。

序文の“1980 年に第 1 版として発行された ISO 4848:1980,Determination of air content of freshly mixed

concrete

−Pressure method”を,

“2005 年に第 1 版として発行された ISO 1920-2:2005,Testing of concrete−

Part 2: Properties of fresh concrete

”に置き換える。

1.

(適用範囲)の

備考 2.の対応国際規格を,次に置き換える。

  ISO 1920-2:2005,Testing of concrete−Part 2: Properties of fresh concrete(MOD)

2.

(引用規格)の JIS A 8610

  コンクリート棒形振動機を,JIS A 8610  建設用機械及び装置−コンクリー

ト内部振動機に置き換える。

附属書 1(フレッシュコンクリートの空気量の圧力による試験方法−水柱圧力方法)の 2.(引用規格)の

JIS A 8610

  コンクリートの棒形振動機を,JIS A 8610  建設用機械及び装置−コンクリート内部振動機に

置き換える。

附属書 2(参考)(JIS と対応する国際規格との対比表)を,次に置き換える。


2

A

 1

128


20
14

2

A

 1

128


20
14

附属書 2(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS A 1128:2014

  フレッシュコンクリートの空気量の圧力による試験方法−空気室圧力方

ISO 1920-2:2005

  Testing of concrete−Part 2: Properties of fresh concrete

(Ⅰ)JIS の規定内容

(Ⅱ)

国際規
格番号

(Ⅲ)国際規格の規定内容

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項

目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体,附属書

  表示方法:点線の下線

(Ⅴ)JIS と国際規格との技

術的差異の理由及び今後の評

項目

番号

内容

項目

番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

1.

適 用

範囲

フレッシュコンクリートの
空気量を空気室の圧力減少

によって求める試験方法に

ついて規定。最大寸法が 40

mm

以下の普通骨材使用コ

ンクリートに適用

ISO 

1920-2

1

6.1

・フレッシュコンクリートの

空気量を圧力の変化に伴う

容積の変化の観察によって

測定する方法を規定。軽量
骨材,吸水率が大きい骨材

は適用外。

MOD/

変更

JIS は最大寸法 40 mm まで。

ISO は 63 mm より大きい粗

骨材をふるいとる。

・我が国の実情に合わせて JIS

では規定。

2.

引 用

規格

JIS A 1115

  フレッシュコ

ンクリートの試料採取方法

JIS A 1116

  フレッシュコ

ンクリートの単位容積質量

試験方法及び空気量の質量
による試験方法(質量方法)

JIS A 1138

  試験室におけ

るコンクリートの作り方

JIS A 8610

  建設用機械及

び装置−コンクリート内部

振動機

 2 ISO 1920-1 Testing of concrete

−Part 1:Sampling of fresh

concrete

IDT

JIS は突き棒と内部振動機に

よる締め固めを規定。

ISO は振動台による締め固

めも規定されている。


3

A

 1

128


20
14

3

A

 1

128


20
14

(Ⅰ)JIS の規定内容

(Ⅱ)
国際規

格番号

(Ⅲ)国際規格の規定内容

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容

  表示箇所:本体,附属書

  表示方法:点線の下線

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の評価

項目 
番号

内容

項目 
番号

内容

項目ごと
の評価

技術的差異の内容

3.

器具

容器

・材質はセメントペースト

に容易に侵されず,水密
で強固

・円筒形,最小直径は高さ

の 0.75∼1.25 倍で 5 L 以上

・注水しないで試験する場

合(無注水法)は 7 L 程度

以上とする

・内面及びフランジ上面は

平滑に機械加工仕上げ

・100 kPa の圧力で空気及び

水が漏れない

・材質と仕上げは容器と同

・注水口と排気口を備え,

容器の約 5 %の内容量の
空気室をもつ

圧力計 
・容量約 100 kPa,1 kPa 程

度の感度のもの

・目盛板の直径は 9 cm 以上

とし,空気量の分率を少

なくとも 8 %まで目盛,初

圧力を明示

 6.4.2

6.5.2

容器

・材質はセメントペーストに

よって侵食されない鋼材又
は固い金属

・円筒形,最小直径は高さの

0.75

∼1.25 倍で 5 L 以上

・内面,フランジは機械仕上

・約 0.2 MPa の圧力で空気及び

水が漏れない

・材質,仕上げとも容器と同

・水柱方法エアメータはスタ

ンドパイプをもち,スタン
ド パ イ プ は 目 盛 付 き と す

る。

・圧力計方法エアメータの目

盛は適正なキャリブレーシ

ョンで決定され,8 %の範囲
まで付ける。

MOD/

変更

JIS は無注水法でもできる

が,この場合容器は 7 L 程

度以上とする。その他は 5 L
以上。

・空気及び水が漏れてはなら

な い 圧 力 が JIS で は 100

kPa

ISO では約 0.2 MPa で

ある。

ISO の水柱方法は JIS の附

属書 1(規定)による。

・我が国の実情に合わせて JIS

では規定。

  容器から空気及び水が漏れ

てはならない圧力は,JIS

より ISO が高い


4

A

 1

128


20
14

4

A

 1

128


20
14

(Ⅰ)JIS の規定内容

(Ⅱ)
国際規

格番号

(Ⅲ)国際規格の規定内容

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容

  表示箇所:本体,附属書

  表示方法:点線の下線

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の評価

項目 
番号

内容

項目 
番号

内容

項目ごと
の評価

技術的差異の内容

4.

試料

JIS A 1115 によって採取

又は JIS A 1138 によって

作製

 6.2

ISO 1920-1

によって採取,63

mm

ふるいにとどまる粗骨材

はふるい取って使用しない。

MOD/

変更

ISO は 63 mm ふるいにとど

まる粗骨材を取り除く。

JIS は最大寸法 40 mm 以下

である。

・ 我 が 国 の 実 情 に 合 わ せ て

JIS

では規定。

5.

測 定

器 の キ

ャ リ ブ
レ ー シ

ョン

①容器のキャリブレーショ

・空気室圧力方法では,容

器及び容器に満たした水

の質量を 1 g まではかる。

・水柱圧力方法では,容器

及び容器に満たした水の

質量を 0.1 %より小さい

精度ではかる。

②初圧力

  容器を満水にし,指針を

初 圧 力 の 目 盛 に 一 致 さ
せ,作動弁を開いたとき

に空気量 0 %の目盛に一

致させる。

③目盛のキャリブレーショ

  容器から取り出した水の

容積分率と空気量の目盛

を比較

 6.4.2

6.5.2

①キャリブレーション試験は

附属書に定める手順による。

②容器から取り出した水の質

量分率と空気量の目盛を比較

MOD/

追加

IDT

容器のキャリブレーションに

ついては,JIS では空気室圧力

方法において無注水法も規定
されている。

目盛のキャリブレーションに
ついては,JIS では,取り出し

た水の容積を測定。

ISO

では,取り出した水の質

量を測定。

・取り出した水の体積を測定

することと,質量を測定す

ることは,同等とみなせる。

④水柱圧力方法エアメータ
はキャリブレーション後標

高が 200 m 以上変化する場

合キャリブレーションをや
り直す。

③水柱方法はキャリブレーシ
ョン後標高が 200 m 以上変化

する場合キャリブレーション

をやり直す。


5

A

 1

128


20
14

5

A

 1

128


20
14

(Ⅰ)JIS の規定内容 

(II) 
国際規

格番号

(Ⅲ)国際規格の規定内容

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容

  表示箇所:本体,附属書

  表示方法:点線の下線

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の評価

項目 
番号

内容

項目 
番号

内容

項目ごと
の評価

技術的差異の内容

6.

骨 材

修 正 係

数 の 測

・フレッシュコンクリート

試料中の細骨材と粗骨材

を計算で求め,混ぜ合わ
せて用いる。

・容器の 1/3 まで水を入れ,

混合骨材を少しずつ加え
る。骨材の上部 25 mm を

突き棒で軽く 10 回突く。

 6.6.1

・附属書に定める手順による。

・フレッシュコンクリート試

料中の細骨材と粗骨材を計
算で求め,混ぜ合わせて用

いる。

・容器に骨材が浸る量の水を

入れ,骨材を少しずつ加え

て,棒でかき混ぜるととも

に,木づち(槌)で軽くた
たく。

MOD/

変更

JIS は排水(気)口からあふ

れるまで容器に水を満たし

て測定する。

ISO は,典型的な空気量に

相当する水を差し引いてお

いてから測定する。

・我が国の実情に合わせて JIS

では規定。

7.

コ ン

ク リ ー

ト の 空
気 量 の

測定

・注水法と無注水法がある。

・試料の詰め方は 3 層で突

き棒各 25 回,木づち(槌)
などで 10∼15 回(スラン

プ 8 cm 以上の場合は振動

機を用いない)

・水柱圧力方法エアメータ

は附属書 1(規定)による。

・空気室圧力方法エアメー

タ(5 L 以上)では注水法

で使用可とし,無注水法

で測定できるように造ら
れたものは容器が 7 L 以

上 で あ れ ば 使 用 可 と す

る。

 6.4.2

6.5.2

圧力計方法エアメータは,密

封した空気室内の既知の圧

力下の既知の空気と,試料
の未知の空気を等化し,圧

力計の目盛から空気量を量

る(注水法だけ)

水柱方法エアメータは,コン

クリート試料の上に水を所

定の高さまで加え,定めら
れた空気量を加えたときの

水位の低下によって空気量

を量る。

試料の詰め方は,突き棒,内

部振動機,振動台による方

法が規定されている(内部
振動機の棒径を,容器の最

小寸法に対して 4 分の 1 以

下とする)

MOD/

追加

MOD/

削除

JIS 独自の方法を追加(ISO

は注水法だけで,JIS には無

注水法がある。

ISO では振動台による詰め

方も規定されている。

ISO では,容器寸法に対す

る内部振動機の棒径が規定

されている。

・我が国の実情に合わせて JIS

では規定。


6

A

 1

128


20
14

6

A

 1

128


20
14

(Ⅰ)JIS の規定内容 

(II) 
国際規

格番号

(Ⅲ)国際規格の規定内容

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容

  表示箇所:本体,附属書

  表示方法:点線の下線

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の評価

項目 
番号

内容

項目 
番号

内容

項目ごと
の評価

技術的差異の内容

8.

計算

コンクリートの空気量(A

は次の式による。

A

A

1

G

  A

1

:コンクリートの見掛

けの空気量(%)

  G:骨材修正係数

G

が 0.1 %未満の場合

は省略してよい。

 6.6

コンクリートの空気量 C

C

は次

の式による。

C

C

C

1

G

  C

1

:見掛けの空気量(%)

 0.1

%

まで求めた値

  G:骨材修正係数

 0.1

%

まで求めた値

IDT

9.

報告

報告は次の事項

・試験年月日 
・天候

・試験室の温度又は気温

・バッチ番号又は運搬車番

・スランプ又はスランプフ

ロー

・コンクリート温度

・空気量

必要に応じて次の事項を記

・締固め方法

・空気量測定器の種類 
・単位容積質量

 6.7

7

報告は次の事項

・骨材修正係数 
・試験の種類:圧力計法又は

水中方法

・試験で考慮すべき事項 
・見掛けの空気量

・空気量

・試料の識別 
・試験場所

・試験の日時

・締固め方法 
・試験実施者

・試験方法に合わない事項

・その他言及すべき事項 
必要に応じて次の事項を記載

・モルタル部分の空気量

・試料温度 
・試料の状況観察

MOD/

選択

JIS では 7 項目に加え,必要

に応じて 3 項目を追加。

ISO は 12 項目に加え,必要

に応じて 3 項目を追加。

我が国の実情に合わせて JIS

では規定。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD


7

A

 1

128


20
14

7

A

 1

128


20
14

備考 1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    −  IDT………………  技術的差異がない。

    −  MOD/削除………  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    −  MOD/追加………  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    −  MOD/変更………  国際規格の規定内容を変更している。

    −  MOD/選択………  国際規格の規定内容とは別の選択肢がある。

    2. JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。