>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

A 1126

:2007

(1) 

目  次

ページ

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

1

4

  試験用器具 

1

4.1

  黄銅棒

1

4.2

  ふるい

1

4.3

  はかり

1

4.4

  乾燥機

1

5

  試料

1

6

  試験方法

2

7

  計算

2

8

  報告

3


A 1126

:2007

(2) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本コン

クリート工学協会(JCI)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本

工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS A 1126:2001 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登録出願

に抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特

許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,

責任はもたない。


   

日本工業規格

JIS

 A

1126

:2007

ひっかき硬さによる粗骨材中の軟石量試験方法

Method of test for content of soft particles in coarse aggregate by scratching

適用範囲 

この規格は,粗骨材中に含まれる軟石量を,ひっかき硬さを基準として試験する方法について規定する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS A 1102

  骨材のふるい分け試験方法

JIS Z 2245

  ロックウェル硬さ試験―試験方法

JIS Z 8801-1

  試験用ふるい−第 1 部:金属製網ふるい

用語及び定義 

この規格で用いる用語及び定義は,次による。

3.1  

軟石 

材質の軟らかい粒及び欠けやすい粒。

試験用器具   

4.1 

黄銅棒   

黄銅棒は,JIS Z 2245 によって測定した硬さが 65∼75 HRB で,直径 1.6mm  のものとし,その先は,

特にとがらせない。

4.2 

ふるい   

ふるいは,JIS Z 8801-1 に規定する公称目開きが 9.5mm,16mm,19mm,26.5mm,37.5mm 及び

63mm

1)

の金属製網ふるいとする。

1)

これらのふるいは,それぞれ 10mm,15mm,20mm,25mm,40mm 及び 60mm ふるいと呼ぶ

ことができる。

4.3 

はかり   

はかりは,ひょう量が試料の質量以上で,かつ,目量が試料質量の 0.1%以下のものとする。

4.4 

乾燥機   

乾燥機は,排気口のあるもので,槽内を 105±5℃に保持できるものとする。


2

A 1126

:2007

   

試料 

試料は,次による。

a)

試料は代表的なものを採取し,その最小質量は粗骨材の最大寸法に応じて

表 1

2)

に示す値とする。

2)

この量が採取できない場合には,代表的な試料であることを確かめる。

表 1  試料の質量 

粗骨材の最大寸法

(mm)

採取する試料の最小質量(kg)

15

20

25

40

60

6

8

10

16

24

b)

試料を 10mm ふるいでふるい,ふるいにとどまったものについて,JIS A 1102 によって,ふるい分け

試験を行い,

表 に示す粒径による群に分け,各群の質量分率を求め,質量分率が 10%以上となっ

た群について,ひっかき硬さ試験を実施する。

なお,同時に採取した代表的な試料で既にふるい分け試験を実施している場合は,10mm 以上の群

について再計算し,各群の質量分率を求めても良い。

c)

水をかけてよく洗った試料を 105±5℃の温度で一定質量となるまで乾燥した後,各群ごとに

表 

規定する量以上をはかりとって各群の試料とし,別々に保存する。

表 2  試料の各群の質量 

ふるいで区分した各群の粒径の範囲

試料の最小質量(g)

15mm

ふるいを通過し 10mm ふるいにとどまる

20mm

ふるいを通過し 15mm ふるいにとどまる

25mm

ふるいを通過し 20mm ふるいにとどまる

40mm

ふるいを通過し 25mm ふるいにとどまる

60mm

ふるいを通過し 40mm ふるいにとどまる

200

700

1500

3000

6000

試験方法   

各群の試料を 1 個ずつ黄銅棒で約 10Nの力を加えながら線状にひっかく。ひっかく力については,は

かりに黄銅棒を押しつけることにより,予め確認しておく。

試験は,ひっかき可能な面について多方向に数回行い,このとき黄銅の色がつかないでひっかきあとが

できた粒や,表面の一部が欠けた粒を軟石とし,各群についてそれらの全質量と個数を求める。

砂岩質の骨材では,一部の砂粒がはがれるが,残りの部分に黄銅色がつくことがある。このような粒は,

軟石とする。また,砕石のように角部を有する骨材では,角部をひっかくと一部が欠けて誤って軟石と判

定する場合があるので,骨材粒の角部はひっかかない。

なお,一つの骨材粒で試験箇所により判定結果が異なった場合は,多い試験箇所の判定結果をその粒の

判定とする。

計算   

計算は,次による。


3

A 1126

:2007

a)

試験の結果は,次の式によって算出し,四捨五入によって小数点以下 1 けたに丸める。

100

1

2

W

×

m

m

P

=

100

1

2

N

×

N

N

P

=

å

=

100

W

1

2

P

P

P

×

ここに,

W

P

各群の軟石質量分率(%)

1

m

試験した各群の質量(g)

2

m

各群の軟石質量(g)

N

P

各群の軟石個数分率(%)

1

N

試験した各群の個数

2

N

各群の軟石個数

1

P

試料中の各群の質量分率(%)

2

P

粗骨材の軟石質量分率(%)

b)

全質量の 10%に満たない群のものについては,箇条 の試験は行わないが,その群の前後における

値の平均値をもってその群の値とする。前後の群のいずれかが欠けているときは,存在する方の値を

もってその群の値とする。

報告   

報告は,次の事項のうち必要なものを記載する。

a)

粗骨材の種類,最大寸法及び産地

b)

試料の採取場所及び採取日

c)

ふるい分け試験結果

d)

試験した各群の試料の質量(g)と個数

e)

各群の軟石質量分率(%)及び軟石個数分率(%)

f)

粗骨材の軟石質量分率(%)

g)

試験日