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A 1125

:2015

(1)

目  次

ページ

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  試験用器具  

1

3.1

  はかり  

1

3.2

  乾燥用器具  

1

3.3

  容器  

1

3.4

  さじ又はへら  

1

4

  試料 

1

5

  試験方法  

2

5.1

  試料の計量  

2

5.2

  試料の乾燥  

2

5.3

  乾燥骨材の計量  

2

5.4

  試験の回数  

2

6

  計算 

2

7

  精度 

3

8

  報告 

3

附属書 A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表  

4


A 1125

:2015

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,公益社団法人日本

コンクリート工学会(JCI)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本

工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。これによって,JIS A 1125:

2007

は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 A

1125

:2015

骨材の含水率試験方法及び含水率に基づく

表面水率の試験方法

Methods of test for moisture content of aggregate

and surface moisture in aggregate by drying

適用範囲 

この規格は,骨材の含水率を乾燥前後の質量差によって求める試験及び骨材の表面水率を含水率によっ

て求める試験の方法について規定する。この規格は,構造用軽量骨材にも適用できる。ただし,加熱によ

って変質するおそれのある骨材には,この方法を用いるのは適切でない。

注記  技術上重要な改正に関する新旧対照表を附属書 に示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS A 1109

  細骨材の密度及び吸水率試験方法

JIS A 1110

  粗骨材の密度及び吸水率試験方法

JIS A 1134

  構造用軽量細骨材の密度及び吸水率試験方法

JIS A 1135

  構造用軽量粗骨材の密度及び吸水率試験方法

試験用器具 

3.1 

はかり 

はかりは,ひょう量が試料の質量以上で,かつ,目量が試料質量の 0.1 %以下のものとする。

3.2 

乾燥用器具 

乾燥用器具は,次のいずれかとする。

a)

排気口のあるもので,槽内を 105±5  ℃に保持できる乾燥機

b)

赤外線ランプ,電気ヒータ又はガスヒータ

3.3 

容器 

骨材を乾燥するときに用いる容器は,耐熱性があり,骨材を広げるのに十分な底面をもつものとする。

3.4 

さじ又はへら 

骨材をかき混ぜるさじ又はへらは,耐熱性があるものとする。

試料 

試料は,次による。

a)

試料は,代表的なものを採取する。2 回目の試験に用いる試料は,特に試験を行うまでの間に含水量


2

A 1125

:2015

が変化しないようにする。

注記  試料の乾燥を防止するには,試料を入れた容器を湿布などで覆うとよく,その際は湿布など

が試料に接触しないようにする。

b)  1

回の試験に使用する試料の最小質量は,粗骨材の場合は最大寸法(ミリメートル表示)の 0.1 倍をキ

ログラム表示した量とし,細骨材の場合は 400 g 以上とする。ただし,軽量粗骨材については,次の

式によって,おおよその試料質量を求める。

25

e

max

min

D

d

m

×

=

ここに,

min

m

: 試料の最小質量(kg)

max

d

軽量粗骨材の最大寸法(mm)

e

D

軽量粗骨材の推定密度(g/cm

3

試験方法 

5.1 

試料の計量 

試料の質量( )をそれぞれの試料に対応するはかりの目量まではかる。

5.2 

試料の乾燥 

試料の乾燥は,試験の間に骨材の粒子が失われないように十分注意して行う。

乾燥の操作は,次による。

a)

乾燥機を用いる場合は,槽内の温度を 105±5  ℃に保って,一定質量となるまで乾燥する。

b)

赤外線ランプ,電気ヒータ又はガスヒータを用いる場合は,試料がなるべく均一に熱せられ,かつ,

乾燥するように,さじ又はへらでかき混ぜながら,一定質量となるまで乾燥する。

5.3 

乾燥骨材の計量 

乾燥した試料を室温になるまで静置した後,その質量(

D

m

)をそれぞれの試料に対応するはかりの目

量まではかる。

5.4 

試験の回数 

含水率及び含水率に基づく表面水率の試験は,同時に採取した試料について 2 回行う。

計算 

計算は,次による。

a)

含水率(

Z

)は,次の式によって算出し,四捨五入によって小数点以下 2 桁に丸める。

100

D

D

×

=

m

m

m

Z

ここに,

Z

含水率(

%

m

乾燥前の試料の質量(

g

D

m

乾燥後の試料の質量(

g

b)

a)

で求めた含水率に基づく骨材の表面水率( )は,次の式によって算出し,四捨五入によって小

数点以下

1

桁に丸める。

なお,吸水率(Q)は,JIS A 1109 又は JIS A 1110 によって求める。軽量骨材の表面水率を含水率か

ら求める場合は,

試料を吸水完了状態とみなして JIS A 1134 又は JIS A 1135 に準じて吸水率を求める。


3

A 1125

:2015

(

)

100

1

1

Q

Q

Z

H

+

×

=

ここに,

H

表面水率(

%

Z

a)

で求めた含水率(

%

Q

吸水率(

%

c)

2

回の試験の平均値を含水率及び含水率に基づく表面水率の値とする。

精度 

含水率及び表面水率のいずれの試験においても,それぞれの測定値は,平均値との差が

0.3 %

以下でな

ければならない。

報告 

報告は,次の事項のうち必要なものを記載する。

a)

骨材の種類及び産地,粗骨材の場合は最大寸法

人工軽量骨材の場合は,骨材の種類の報告は商品名でもよい。

b)

試料の採取場所及び採取日時

c)

含水率(

%

d)

表面水率(

%

e)

吸水率(

%


4

A 1125

:2015

附属書 A

(参考)

技術上重要な改正に関する新旧対照表

現行規格(JIS A 1125:2015)

旧規格(JIS A 1125:2007)

改正理由

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

及び題名

内容

4

試料

a)

注記  試料の乾燥を防止するには,試料を入れた
容器を湿布などで覆うとよく,その際は湿布など

が試料に接触しないようにする。

水分の移行・蒸発防止について試
料の取扱方法を具体的に記載し

た。

4

試料

b) 

ただし,

軽量粗骨材については,

次の式によって,

おおよその試料質量を求める。

25

e

max

min

D

d

m

×

=

ここに,

min

m

:  試料の最小質量(kg)

max

d

:  軽量粗骨材の最大寸法(mm)

e

D

:  軽量粗骨材の推定密度(g/cm

3

4

試料

b) 

ただし,軽量骨材については,次の式によって,

おおよその試料質量を求める。

25

e

max

min

D

d

m

×

=

ここに,

min

m

:  試料の最小質量(kg)

max

d

:  粗骨材の最大寸法(mm)

e

D

:  粗骨材の推定密度(g/cm

3

式が軽量粗骨材を対象としてい

ることを明確にするため,文中の
軽量骨材及び粗骨材を軽量粗骨

材に統一した。

8

報告

a) 

骨材の種類及び産地,粗骨材の場合は最大寸法

8

報告

a) 

骨材の種類,最大寸法及び産地

細骨材の試験方法の場合は,最大
寸法の記述は不要であるため,記

載を変更した。

8

報告

b) 

試料の採取場所及び採取日時

8

報告

b) 

試料の採取場所及び採取日

含水率,表面水率の試験は,午前

と午後で行われることもあるた
め時間を追加した。

8

報告

削除

8

報告

f) 

試験日

この規格は,今まさに使おうとす

る試料を試験するものであり,採

取日と試験日とが異なることは
一般的でないため,試験日の記載
を削除した。

4

A

 1

125


20
15