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A 1109

:2006

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本コン

クリート工学協会(JCI)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業

標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS A 1109:1999 は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 7033:1987,Fine and coarse

aggregates for concrete

−Determination of the particle mass-per-volume and water absorption−Pycnometer method

を基礎として用いた。

JIS A 1109

には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対応表


A 1109

:2006

(2)

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  器具

1

3.1

  はかり

1

3.2

  ピクノメータ 

1

3.3

  フローコーン 

1

3.4

  突き棒

1

3.5

  乾燥機

1

4.

  試料

2

5.

  試験方法

2

5.1

  密度

2

5.2

  吸水率

2

5.3

  試験の回数 

2

6.

  計算

2

7.

  精度

3

8.

  報告

3

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対応表

4


日本工業規格

JIS

 A

1109

:2006

細骨材の密度及び吸水率試験方法

Methods of test for density and water absorption of fine aggregates

序文  この規格は,1987 年に第 1 版として発行された ISO 7033:1987,Fine and coarse aggregates for concrete

−Determination of the particle mass-per-volume and water absorption−Pycnometer method  を元に,対応する部

分について翻訳し,一部の規定内容を除き,技術的内容を変更することなく改正を行なった日本工業規格

である。

なお,この規格で点線の下線を施してある部分は,国際規格と相違する部分である。変更の一覧表をそ

の説明を付けて,

附属書(参考)に示す。

1. 

適用範囲  この規格は,細骨材(

1

)

の密度及び吸水率の試験方法について規定する。

(

1

構造用軽量細骨材を絶対乾燥状態から 24 時間吸水させて試験する場合は,JIS A 1134 によ

る。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD(修

正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 7033:1987

,Fine and coarse aggregates for concrete−Determination of the particle mass-per-

volume and water absorption

−Pycnometer method (MOD)

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS A 1134

  構造用軽量細骨材の密度及び吸水率試験方法

3. 

器具

3.1 

はかり  はかりは,ひょう量 2 kg 以上で,目量が 0.1g 又はこれより小さいものとする。

3.2 

ピクノメータ  フラスコ又は他の適切な容器(以下,ピクノメータという。)は,非吸水性の材料で,

細骨材の試料を容易に入れられるものとする(

2

)

。また,キャリブレーションされた容量を示す印までの容

積は,試料を収容するのに必要な容積の 1.5 倍以上で 3 倍を超えないものとする。

参考  キャリブレーションされた容量としては,500ml とすることが多い。軽量骨材の場合,容

器の容積は,700ml 以上とするのがよい。また,水に浮く軽量骨材を試験する場合,ふた

付きのピクノメータを用いるのがよい。

(

2

試験を繰り返し行った場合,その容量が±0.1%以内の精度を確保できるものとする。


2

A 1109

:2006

3.3 

フローコーン  細骨材の表面乾燥飽水状態を試験するのに用いる非吸水性の材料を用いて製作した

フローコーンは,寸法が上面内径 40±3 ㎜,底面内径 90±3 ㎜,高さ 75±3 ㎜で,厚さ 4 ㎜以上のものと

する。

3.4 

突き棒  突き棒は,質量 340±15 g で,一端が直径 23±3mm 円形断面のものとする。

3.5 

乾燥機  乾燥機は,排気口のあるもので,槽内を 105±5℃に保持できるものとする。

4. 

試料  試料の採取及び調整方法は,次による。

a) 

試料は,代表的なものを採取し,四分法又は試料分取器によって,ほぼ所定量となるまでこれを縮分

する。その質量は,約 2 kg とし,それを四分法又は試料分取器によって約 1 kg ずつに二分する。

b) 

試料は,24 時間吸水させる。水温は吸水時間の少なくとも 20 時間は 20±5℃に保つ。

c) b)

の試料を平らな面の上に薄く広げ,暖かい風を静かに送りながら,均等に乾燥させるため,ときど

きかき回す。

d) 

細骨材の表面にまだ幾分表面水があるときに,細骨材をフローコーンに緩く詰め,上面を平らになら

した後,試料の上面から突き棒の重さだけで力を加えず速やかに 25 回軽く突く。突き固めた後,残っ

た空間を再度満たしてはならない。次に,フローコーンを静かに鉛直に引き上げる。試料を少しずつ

乾燥させながら,前記の方法を繰り返し,フローコーンを引き上げたときに,細骨材のコーンがはじ

めてスランプしたとき,表面乾燥飽水状態であるとする(

3

)

(

3

最初にフローコーンを取り去った場合に,細骨材のコーンがスランプしたときは,表面乾

燥飽水状態を過ぎているので,このときには少量の水を加えてよく混合し,覆いをして約

30

分おいた後,上記の作業を行う。

e) d)

の試料を二分し,それぞれを密度及び吸水率試験の 1 回の試料とする。

5. 

試験方法

5.1 

密度  密度の試験は,次による。

a) 

ピクノメータに水(

4

)

をキャリブレーションされた容量を示す印まで加え,そのときの質量(m

1

)を 0.1g

まではかり,また水温(t

1

)をはかる。

(

4

上水道水など清浄な水とする。

b) 

ピクノメータの水をあけて,4. e)の表乾密度試験用試料質量(m

2

)を 0.1 g まではかった後,ピクノメ

ータに入れ,水をキャリブレーションされた容量を示す印まで加える(

5

)

(

5

試料をピクノメータに入れる前に少量の水を入れておけば,ピクノメータを割るおそれが

少ない。

c) 

ピクノメータを平らな板の上で転がして,泡を追い出した後,20±5℃の水槽に漬ける。

d) 

約 1 時間ピクノメータを水槽に漬けてから,更にキャリブレーションされた容量を示す印まで水を加

え,そのときの質量(m

3

)を 0.1g まではかり,また水温(t

2

)をはかる。水槽につける前後のピクノ

メータ内の水温の差(t

1

と t

2

の差)は 1℃を超えてはならない。

5.2 

吸水率  4. e)の吸水率試験用試料の質量(m

4

)を 0.1g まではかった後,105±5℃で一定質量となる

まで乾燥し,デシケータ内で室温まで冷やし,その質量(m

5

)を 0.1 g まではかる。

5.3 

試験の回数  密度及び吸水率の試験は,  3.a)で二分した試料についてそれぞれ 1 回ずつ行う。

6. 

計算  計算は,次による。

a) 

細骨材の表乾密度,絶乾密度及び吸水率は,次の式によって算出し,四捨五入によって小数点以下 2


3

A 1109

:2006

けたに丸める。

3

2

1

w

2

S

m

m

m

m

d

+

×

=

ρ

ここに,

d

S

表乾密度(g/cm

3

m

1

水で満たしたピクノメータの全質量(g)

m

2

表乾密度試験用試料の質量(g)

m

3

試料と水で満たしたピクノメータの質量(g)

ρ

w

試験温度における水の密度(

6

)

(g/cm

3

(

6

水の密度は試験温度に応じて次の値を用いる。

温度

(

℃)

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25

密度

(g/cm

3

)

0.9991 0.9989 0.9988 0.9986 0.9984 0.9982 0.9980 0.9978 0.9975 0.9973 0.9970

4

5

S

d

m

m

d

d

×

=

ここに,

d

d

絶乾密度(g/cm

3

m

4

表面乾燥飽水状態の吸水率試験用試料の質量(g)

m

5

乾燥後の吸水率試験用試料の質量(g)

100

5

5

4

×

=

m

m

m

Q

ここに,

Q

吸水率(質量百分率)

(%)

b) 

2

回の試験の平均値を,四捨五入によって小数点以下 2 けたに丸め,密度及び吸水率の値とする。

7. 

精度  平均値からの差が,密度の場合は 0.01g/cm

3

以下,吸水率の場合は 0.05%以下でなければならな

い。

8. 

報告  報告は,次の事項のうち必要なものを記載する。

a) 

骨材の種類,大きさ,外観及び産地

b) 

骨材の採取場所及び採取日

c) 

試験で用いた水の温度

d) 

表乾密度及び絶乾密度

e) 

吸水率


4

A 1109

:2006

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対応表

この附属書(参考)は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

JIS A 1109

:2006

  細骨材の密度及び吸水率試験方法

ISO 7033

:1987

  コンクリート用細骨材,粗骨材-密度及び吸水率の試験方法−ピクノメータ法

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅱ)国際
規格番号

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)

JIS

と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本文 
  表示方法:点線の下線

(Ⅴ)JIS と国際規格との技
術的差異の理由及び今後の
評価

項目 
番号

内  容

項目
番号

内  容

項目ごと
の評価

技術的差異の内容

1.

適用

範囲

細骨材の密度及び吸水率の試験
方法について規定。 
注(

1

)

構造用軽量細骨材を絶対乾

燥状態から 24 時間吸水させて試
験する場合は,JIS A 1134 による。

ISO 7033

1

ピクノメータを用いた細粗骨材の
密度及び吸水率の試験方法につい
て規定。

MOD/

ISO

規格では粗骨材の試

験方法についても規定し
ている。

粗骨材については,JIS A 
1110

によって規定。

2.

引用

規格

JIS A 1134

 2

ISO 4847

ISO 6274ISO 6783 MOD/変

ISO

規格では粗骨材の試

験方法についても規定し
ている。

JIS

では本体に記述。

粗骨材は対象外。

用語の
定義

なし

 3

容積当たりの粒子質量,吸水率に

ついて定義。

MOD/

用語については,JIS A 0203
で定義している。

3.

器具 2.1

はかり

  ひょう量 2kg 以上,目量 0.1g
又はこれより小さいもの。

 4

4.1

はかり

  試料質量の±0.1%以内の精度の
もの。

MOD/

更 

JIS

:精度を質量で規定

ISO

:精度を百分率で規

他の JIS の内容を考慮して
規定した。 

2.2

ピクノメータ

  フラスコ又は他の適切な容器
(以下,ピクノメータという。

は,非吸水性の材料で,細骨材の
試料を容易に入れられるものと
する(

2

)

。また,キャリブレーショ

ンされた容量を示す印までの容
積は,試料を収容するのに必要な
容積の 1.5 倍以上で 3 倍を超えな

4.2

ピクノメータ

印まで満たされた容器の容積は,

試料を収容するのに要する空間の
少なくとも 50%であるが,200%よ
りは大きくないもの。容積は,±
0.1

%以内で再現できるもの。

IDT 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

4

A

 1

104

200

6


5

A 1109

:2006

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅱ)国際
規格番号

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)

JIS

と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本文 
  表示方法:点線の下線

(Ⅴ)JIS と国際規格との技
術的差異の理由及び今後の
評価

項目 
番号

内  容

項目
番号

内  容

項目ごと
の評価

技術的差異の内容

4.3

乾燥器

  温度を 105±5℃で制御できるも
の。 
4.4

金属製容器

  乾燥器内に収まるような形状と
寸法のもの。

IDT 
 
 
MOD/

除 

 
 
 
JIS

:規定なし

ISO

:形状と寸法を規定

 
 
 
試験結果に影響しないと判
断し規定しない。

4.5

  不純物を含まないもの。 
4.6

型枠(非吸水性の材料)

  円すい台の形状をもち,公称寸法
が頂部で 40 ㎜,底部で 90 ㎜,高さ
が 75 ㎜のもの。

MOD/

除 
IDT 
 

JIS

:規定なし

ISO

:不純物を含まない

 
 
 
 

我が国では,清浄な水の使
用が一般的であるため,特
に規定しない。 
 

4.7

金属製突き棒

  質量が 340±15g で直径 23±3 ㎜
の平たい円形突固め面をもつもの。

IDT 
 

 
 
 

 

4.8

浅い盆

  0.1 ㎡以上の面積の平面の底と 50
㎜以上の高さの縁をもつもの。 
4.9

温風供給器

  例えば,ヘア・ドライヤ

MOD/

除 
 
MOD/

JIS

:規定なし

ISO

:面積と深さを規定

 
JIS

:規定なし

ISO

:例示あり 

試験結果に影響しないと判
断し規定しない。 
 
試験結果に影響ないと判断
し規定しない。

MOD/

除 
 

JIS

:規定なし

ISO

:容器の大きさにつ

いて抽象的な規定
あり 

4.10

容器

  水で覆った試料を収容するのに
十分な大きさのもの。 
4.11

吸水性の布

  吸水性の 2 枚の乾いた布は,それ
ぞれ 750mm×450mm 以上とする。

MOD/

JIS

:規定なし

ISO

:枚数と寸法を規定

JIS

では細骨材だけを適用

範囲としており,粗骨材は
適用範囲である。従って,
容器,吸水性の布,ふるい
は試験に使用しないため規
定しない。

3.

器具

(

続き)

いもの。 
参考  容量としては,

500ml

とする

ことが多い。軽量骨材の場
合,容器の容積は,700ml
以上とするのがよい。また,
水に浮く軽量骨材を試験す
る場合,ふた付きのピクノ
メータを用いるのがよい。

注(

2

)

試験を繰り返し行った場

合,容量が±0.1%以内の精
度を確保できるもの。

2.3

フローコーン

  非吸水性の材料。寸法が上面内
径 40±3 ㎜,底面内径 90±3 ㎜,
高さ 75±3 ㎜で,厚さ 4 ㎜以上の
もの 
2.4

突き棒

  質量 340±15g,一端が直径 23
±3 ㎜の円形断面のもの。 
2.5

乾燥機

  排気口のあるもので,105±5℃
に保持できるもの。

4.12

試験ふるい

  試験に供する骨材の最小及び最
大寸法にそれぞれ相当するもの。

MOD/

JIS

:規定なし

ISO

:寸法を規定 

5

A

 1

104

200

6


6

A 1109

:2006

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅱ)国
際規格番

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術
的差異の項目ごとの評価及び
その内容 
  表示箇所:本文 
  表示方法:点線の下線

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及
び今後の評価

項目 
番号

内  容

項目
番号

内  容

項目ごと
の評価

技術的差異の内容

4.

試料  ①試料の採取

  試料は,代表的なものを採取し,四分法又
は試料分取器によって,ほぼ所定量となるま
でこれを縮分する。 
②試料の量 

約 2 kg とし,四分法又は試料分取器によっ

て約 1 kg ずつに二分する。 
③表面乾燥飽水状態の作製 

・試料を 24 時間吸水させる。水温は,少な

くとも 20 時間は 20±5℃に保つ。 

・暖かい風を静かに送りながら,均等に乾

燥させるため,ときどきかき回す。 

・細骨材の表面にまだ幾分表面水があると

きに,細骨材をフローコーンに緩く詰め,上
面  を平らにならした後,試料の上面から突
き棒の重さだけで力を加えず速やかに 25 回
軽く突く。突き固めた後,残った空間を再度
満たしてはならない。 

・フローコーンを静かに鉛直に引き上げる。

試料を少しずつ乾燥させながら,前記の方法
を繰り返し,細骨材のコーンがはじめてスラ
ンプしたとき,表面乾燥飽水状態であるとす
る。 
注(

3

)

最初にフローコーンを取り去った場合

に,細骨材のコーンがスランプしたときは,
表面乾燥飽水状態を過ぎているので,このと
きには少量の水を加えてよく混合し,覆いを
して約 30 分おいた後,上記の作業を行う。
④表面乾燥飽水状態の試料を二分し,それぞ
れを密度及び吸水率試験の 1 回の試料とす
る。

 5

 
 
 
 
 
 
 
 
 
6

①試料の採取 
  ISO 4847(普通骨材の試料採取方
法)による。 
②試料の量 
  細骨材:1kg 以上 
  粗骨材:2kg 以上 
 
*以下,粗骨材に関する記述は省略
し,細骨材の試験に関する事項につ
いて,

JIS

ISO規格の比較を行う。

①表面乾燥飽水状態の作製 

・試料を 24 時間吸水させる。少な

くとも 20 時間は水温を 20±5℃に
保つ。 

・吸水させた後,暖かい風を静か

に送りながら,均等に乾燥させる。

・試料をフローコーンに緩く詰め,

上面を平らにならした後,突き棒で
25

回軽く突く。

・タンピングした後に残った空げ

き(隙)間を再度満たすことはしな
い。 

・フローコーンを静かに鉛直に持

ち上げたときに,細骨材のコーンが
初めてスランプしたとき,表面乾燥
飽水状態であるとする。 
 
 

IDT 
 
 
MOD/

更 
 
 
 
 
 
IDT 

 
 
 
JIS

:細骨材に限定

し,試験回数
を2 回と規定

ISO

:細骨材及び粗

骨 材 に つ い
て規定し,試
験 回 数 に 関
す る 規 定 は
ない

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
JIS

では細骨材だけを

適用範囲としている。 
また,

試験結果の変動が

大きくなると予測され
るため試験回数を 2 回
と規定した。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

6

A

 1

109

200

6


7

A 1109

:2006

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅱ)国
際規格番

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術
的差異の項目ごとの評価及び
その内容 
  表示箇所:本文 
  表示方法:点線の下線

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及
び今後の評価

項目 
番号

内  容

項目
番号

内  容

項目ごと
の評価

技術的差異の内容

1.

密度

①ピクノメータに水をキャリブレーション
された容量を示す印まで加え,質量(m

1

)を

0.1g

まではかり,また水温(t

1

)

をはかる。

注(

4

)

上水道水など清浄な水とする。

②ピクノメータの水をあけて,表乾密度試験
用試料質量(m

2

)を 0.1g まではかった後,ピ

クノメータに入れ,水をキャリブレーション
された容量を示す印まで加える。 
注(

5

)

試料をピクノメータに入れる前に少量

の水を入れておけば,ピクノメータを割るお
それが少ない。 
③泡を追い出した後,20±5℃の水槽につけ
る。 
④約 1 時間後,更にキャリブレーションされ
た容量を示す印まで水を加え質量

m

3

を 0.1g

まではかり,また水温(t

2

)をはかる。水槽

につける前後のピクノメータ内の水温の差
t

1

と t

3

の差)は 1℃を超えてはならない。

 6

 
 
 

②ピクノメータに試料を入れ水で
満たす。 
③泡を追い出した後,キャリブレー
ションされた印まで水を入れ,質量
を量る。 
④水の温度を記録し,その温度差は
1

回目と 2 回目の計量の間で 1℃を

超えてはならない。 

IDT 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

5.

試験

方法 
 
 

2.

吸水率

①吸水率試験用試料の質量(m

4

)を 0.1g まで

はかった後,105±5℃で一定質量となるまで
乾燥し,デシケータ内で室温まで冷やし,そ
の質量(m

5

)を 0.1g まではかる。

②密度及び吸水率試験は,二分した試料につ
いてそれぞれ 1 回ずつ行う。

⑤105±5℃で約 24 時間又は一定質
量が得られるまで乾燥し,乾燥試料
の質量を測定する。 

MOD/

JIS

:試験回数を 2

回と規定

ISO

:試験回数に関

する規定はな

試験結果の変動が大き
くなると予測されるた
め試験回数を 2 回と規
定した。 
 

7

A

 1

104

200

6


8

A 1109

:2006

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅱ)国
際規格番

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術
的差異の項目ごとの評価及び
その内容 
  表示箇所:本文 
  表示方法:点線の下線

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及
び今後の評価

項目 
番号

内  容

項目
番号

内  容

項目ごと
の評価

技術的差異の内容

表乾密度,絶乾密度及び吸水率は,次の式に
よって算出し,四捨五入して小数点以下 2 け
たに丸める。 
・表乾密度

3

2

1

2

m

m

m

m

d

w

S

+

×

=

ρ

ここに,d

S

:表乾密度(g/cm

3

 

m

1

:水で満たしたピクノメータの全

質量(g)

m

2

:表乾密度試験用試料質量(g)

m

3

:試料と水で満たしたピクノメー

タの質量(g)

ρ

w

:試験温度における水の密度

(g/cm

3

注(

6

)

に水の密度(15∼25℃)を表示。

7.5

容積当たり粒子質量の値は,至

近の 10kg/m

3

まで,吸水率は至近の

0.1

%まで計算する。

 
7.1

表面状態容積当たり粒子質量

(

)

w

c

a

a

pS

m

m

m

m

b

ρ

ρ

×

=

ここに,ρw:試験温度における水

の密度

m

a

:表乾試料の質量(g)

m

b

:試料と水で満たしたピク

ノメータの質量(g)

m

c

:水で満たしたピクノメー

タの質量(g)

MOD/

更 
 
 
IDT 
 
 
 
 
 

左記のとおり異な
る。 
 
 

他の JIS(製品規格等)
を考慮して表示けた数
を規定した。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

・絶乾密度 

4

5

m

m

d

d

s

d

×

=

ここに,d

d

:絶乾密度(g/cm

3

  m

4

:表面乾燥飽水状態の吸水率試験用試料

の質量(g)

  m

5

:乾燥後の吸水率試験用試料の質量(g)

7.2

絶乾状態容積当たり粒子質量

(

)

w

c

b

a

d

po

m

m

m

m

ρ

ρ

×

=

ここに,  m

d

:絶乾試料の質量(g)

IDT 
 
 
 

・  吸水率

100

5

5

4

×

=

m

m

m

Q

ここに,Q:吸水率(質量百分率)

(%)

7.3

吸水率

(

)

d

d

a

m

m

m

a

×

=

100

IDT 
 
 

6.

計算

・2 回の試験の平均値を,四捨五入によって
小数点以下 2 けたに丸め,密度及び吸水率の
値とする

7.4

予備の試料で試験を行う場合

は,ρ

pS

ρ

po

及び の平均値を求

める。

MOD/

JIS

:試験回数を規

ISO

:左記のとおり

規定

具体的な試験回数を規
定している。

8

A

 1

104

200

6


9

A 1109

:2006

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅱ)国
際規格番

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術
的差異の項目ごとの評価及び
その内容 
  表示箇所:本文 
  表示方法:点線の下線

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及
び今後の評価

項目 
番号

内  容

項目
番号

内  容

項目ごと
の評価

技術的差異の内容

MOD/

更 
 
 

JIS

:平均値からの

差 に つ い て
規定

ISO

:測定精度だけ

を規定

試験は 2 回実施するた
め,

精度に関する規定は

必要である。 
 

7.

精度  平均値からの差は,密度の場合は 0.01g/cm

3

以下,吸水率の場合は 0.05%以下でなければ
ならない。

 9

細粗骨材の容積当たり粒子質量は
±10 ㎏/m

3

の精度で測定する。

MOD/

ISO

:吸水率の精度

は規定されていな
い。 

吸水率についても精度
を規定すべきである。

8.

報告  次の事項のうち必要なものを記載する。

 a)

骨材の種類,大きさ,外観及び産地

 b)

骨材の採取場所及び採取日

 c)

試験で用いた水の温度

 d)

表乾密度及び絶乾密度

 e)

吸水率

 8

試験報告は少なくとも次の最小限
の情報を含むものとする。 
 a)

試料の識別

 b)

骨材の種類と最大寸法

 c)

受領時の試料の水分状態

 d)

試験時の試料の質量

 e)

試験に用いたピクノメータの

大きさと形状

 f)

試験で用いた水の温度

 g)

報告する容積当たり粒子質量

が絶乾状態か表乾状態かの明
確な表示

 h)

試験結果

MOD/

左記のとおり異な
る。

他の JIS を考慮し,

不必

要と考えられる事項を
一部変更・削除した。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価  :MOD

備考1. 

項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

 -

IDT

・・・・・・・・技術的差異がない。

 -

MOD/

削除・・・・・国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

9

A

 1

109

200

6


10

A 1109

:2006

 -

MOD/

追加・・・・・国際規格にない規定項目又は規定内容を変更している。

 -

MOD/

変更・・・・・国際規格の規定内容を変更している。

2. JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

 -

MOD

・・・・・・・  国際規格を修正している。

10

A

 1

109

200

6