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A 1102

:2014

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  器具 

1

3.1

  はかり  

1

3.2

  ふるい  

1

3.3

  蓋及び受皿  

2

3.4

  乾燥機  

2

4

  試料 

2

4.1

  試料の採取  

2

4.2

  試料の乾燥  

2

4.3

  試料の質量  

2

5

  試験方法  

2

6

  計算 

3

6.1

  連続する各ふるいの間にとどまる質量分率  

3

6.2

  各ふるいにとどまる質量分率  

3

6.3

  各ふるいを通過する質量分率  

3

6.4

  粗粒率  

3

7

  報告 

3

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

4

附属書 JB(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表  

12


A 1102

:2014

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,公益社団法人日本

コンクリート工学会(JCI)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本

工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS A 1102:2006 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 A

1102

:2014

骨材のふるい分け試験方法

Method of test for sieve analysis of aggregates

序文 

この規格は,1982 年に第 1 版として発行された ISO 6274 を基とし,対応する部分については対応国際

規格を翻訳し,

一部の規定内容を除き,

技術的内容を変更することなく改正を行った日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。また,技術上重要な改正に関する新旧対照表を附属書 JB 

示す。

適用範囲 

この規格は,

コンクリートに用いる構造用軽量骨材を含む骨材のふるい分け試験方法について規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 6274:1982

,Concrete−Sieve analysis of aggregates(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS A 1158

  試験に用いる骨材の縮分方法

JIS Z 8801-1

  試験用ふるい−第 1 部:金属製網ふるい

注記  対応国際規格:ISO 3310-1,Test sieves−Technical requirements and testing−Part 1: Test sieves of

metal wire cloth(MOD)

器具 

3.1 

はかり 

細骨材用のはかりは目量 0.1 g,粗骨材用のはかりは目量 1 g 又はこれより小さいものとする。

3.2 

ふるい 

ふるいは,JIS Z 8801-1 に規定する公称目開きが 75 μm,150 μm,300 μm,600 μm 及び 1.18 mm,2.36 mm,

4.75 mm,9.5 mm,16 mm,19 mm,26.5 mm,31.5 mm,37.5 mm,53 mm,63 mm,75 mm,106 mm

1)

 の金

属製網ふるいとする。他の寸法のふるいは,JIS Z 8801-1 から選ぶ。

1)

  これらのふるいは,それぞれ 0.075 mm,0.15 mm,0.3 mm,0.6 mm 及び 1.2 mm,2.5 mm,5 mm,

10 mm,15 mm,20 mm,25 mm,30 mm,40 mm,50 mm,60 mm,80 mm,100 mm ふるいと


2

A 1102

:2014

呼ぶことができる。

3.3 

蓋及び受皿 

蓋及び受皿は,しっかりと締まるものを使用する。

3.4 

乾燥機 

乾燥機は,排気口のあるもので,105±5  ℃に保持できるものとする。

試料 

4.1 

試料の採取 

試料は,試験しようとするロットを代表するように骨材を採取し,JIS A 1158 によって,ほぼ所定量と

なるまで縮分する。

なお,粗骨材寸法が 40 mm を超える場合は,他の合理的な方法で縮分する。

4.2 

試料の乾燥 

分取した試料を 105±5  ℃で一定質量となるまで乾燥させる。乾燥後,試料は室温まで冷却させる。

4.3 

試料の質量 

試料の最小乾燥質量は,粗骨材の場合,使用する骨材の最大寸法(ミリメートル表示)の 0.2 倍をキロ

グラム表示した量とする。細骨材の場合,1.2 mm ふるいを 95 %(質量比)以上通過するものについての

最小乾燥質量を 100 g とし,1.2 mm ふるいに 5 %(質量比)以上とどまるものについての最小乾燥質量を

500 g とする。ただし,構造用軽量骨材では,上記の最小乾燥質量の 1/2 とする。

試験方法 

試験方法は,次による。

a)

試料の質量を細骨材は 0.1 g,粗骨材は 1 g まで測定する。

b)

試料は,

3.2

に規定するふるいのうち,

骨材のふるい分け試験の目的に合う組合せの網ふるいを用いて,

ふるい目の粗いふるいから順番にふるい分ける。また,機械によってふるい分ける場合は,受皿の上

にふるい目の細かいふるいから順番に積み重ね,最上部に試料を置き,必要に応じて蓋をしてふるい

分ける。

c)

ふるい分けは,手動又は機械によって,ふるいに上下動及び水平動を与えて試料を揺り動かし,試料

が絶えずふるい面を均等に運動するようにし,1 分間に各ふるいを通過するものが,全試料質量の

0.1 %以下となるまで作業を行う。

d)

機械を用いてふるい分けた場合は,更に手でふるい分け,1 分間の各ふるい通過量が上記の値より小

となったことを確かめなければならない。

なお,機械ふるいを用いてふるい分けた場合に,ふるい分け中に粉砕される可能性があると判断さ

れる骨材は,機械を用いてふるい分けてはならない。

e)

ふるい目に詰まった粒は,破砕しないように注意しながら押し戻し,ふるいにとどまった試料とみな

す。どのような骨材でも,手で押して無理にふるいを通過させてはならない。ただし,大きめの粒子

は,手で置くようにして向きを変えて個々の孔に当て,通過するものはふるいを通過する試料とみな

す。

f) 5

mm より小さいふるいでは,ふるい作業が終わった時点で,各ふるいにとどまるものが次の値を超

えてはならない。


3

A 1102

:2014

300

r

d

A

m

=

ここに,

m

r

連続する各ふるいの間にとどまるものの質量(

g

A

ふるいの面積(

mm

2

d

ふるいの公称目開き(

mm

各ふるいの中のどれかが,この量を超える場合は,次の二つの方法のうち一つを行う。

1)

その部分の試料を,規定した最大質量より小さくなるように分け,これらを次々にふるい分ける。

2)

 5

mm

のふるいを通過する試料を JIS A 1158 によって縮分し,縮分した試料についてふるい分けを

行う。

g)

連続する各ふるいの間にとどまった試料の質量を細骨材は

0.1 g

,粗骨材は

1 g

まで測定する。連続す

る各ふるいの間にとどまった試料の質量と受皿中の試料の質量との総和は,ふるい分け前に測定した

試料の質量と

1 %

以上異なってはならない。

計算 

試験結果の計算は,次による。

6.1 

連続する各ふるいの間にとどまる質量分率 

ふるい分け後の全試料質量に対する質量分率(

%

)を計算し,四捨五入して整数

2)

に丸める。箇条 5 f)

に規定する分割操作を行った場合は,これを計算の際に考慮する。

2)

連続する各ふるいの間にとどまる質量分率(

%

)の総和が

100 %

とならない場合は,最も大きい

質量分率を加減して調整する。

6.2 

各ふるいにとどまる質量分率 

対象とするふるい及びそれよりふるい目が大きい全てのふるいの,連続する各ふるいの間にとどまる質

量分率(

%

)の累計を,そのふるいにとどまる質量分率とする。

6.3 

各ふるいを通過する質量分率 

100 %

から各ふるいにとどまる質量分率(

%

)を減じた値とする。

6.4 

粗粒率 

80 mm

40 mm

20 mm

10 mm

5 mm

2.5 mm

1.2 mm

及び

0.6 mm

0.3 mm

0.15 mm

の各ふるいに

とどまる質量分率(

%

)の和を

100

で除した値とする。

報告 

報告は,次の事項のうち必要なものを記載する。

a)

骨材の種類

3)

,最大寸法及び産地

b)

試料の採取場所及び採取年月日

c)

ふるい分け前の試料の質量

d)

ふるい分け方法(手動又は機械)

e)

連続する各ふるいの間にとどまる試料の質量及び質量分率(

%

f)

各ふるいにとどまる質量分率(

%

,各ふるいを通過する質量分率(

%

g)

粗粒率

h)

粒度曲線

i)

試験年月日

3)

人工軽量骨材の場合は,商品名でもよい。


4

A 1102

:2014

附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS A 1102:2014

  骨材のふるい分け試験方法

ISO 6274:1982

  Concrete−Sieve analysis of aggregates

(I)JIS の規定

(II)

国際

規格
番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇

条ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との

技術的差異の理由及び今

後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

1  適 用 範

コンクリートに用いる構造用軽量
骨材を含む骨材のふるい分け試験

方法

 1 コンクリート用普通骨材のふ

るい分け試験方法

追加

JIS

:構造用軽量骨材も適用

範囲に含める。

ISO

:軽量骨材に関する記述

なし。

他の JIS 及び我が国の実
情を考慮すると軽量骨材

の記述は必要である。

2  引 用 規

3  器具 3.1

はかり

細骨材用のはかりは目量 0.1 g,粗

骨材用のはかりは目量 1 g 又はこ
れより小さいものとする。

 4 4.1

はかり

試料質量の 0.1 %以上の精度, 
(注)  現場の場合 0.5 %の精度で
よい。

削除

・はかり

JIS

:現場の場合の規定なし。

ISO

:現場の場合の規定あり。

・はかり

ISO

規格に示されている

現 場 の 定 義 が 明 確 で な
い。

一致

JIS

:はかりの目量が 0.1 g 又

は 1 g

ISO

:はかりの目量は 0.1 %

試験に必要な試料の最小

乾燥質量と必要なはかり
の目量から,ISO 規格と

同等以上と考えられる。

4

A

 1

102


20
14


5

A 1102

:2014

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との
技術的差異の理由及び今

後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

3  器具 
(続き)

3.2  ふるい 
JIS Z 8801-1

に規定する公称目開

きが 75 μm,150 μm,300 μm,600 
μm 及び 1.18 mm,2.36 mm,4.75 
mm,9.5 mm,16 mm,19 mm,26.5 
mm,31.5 mm,37.5 mm,53 mm,
63 mm,75 mm,106 mm

1)

 の金属

製網ふるいとする。 
他の寸法のふるいは,JIS Z 8801-1

から選ぶ。 

1)

  これらのふるいは,それぞ

れ 0.075 mm,0.15 mm,0.3 
mm,0.6 mm 及び 1.2 mm,
2.5 mm,5 mm,10 mm,15 
mm,20 mm,25 mm,30 mm,
40 mm,50 mm,60 mm,80 
mm,100 mm ふるいと呼ぶ
ことができる。

  4.2

ふるい

ISO 565

ISO 2591ISO 3310

に従う。

シリーズ A∼C のふるいから一

つ選択するが,シリーズ A を推
奨。他の寸法のふるいは ISO 

565

から選ぶ。また,4.00 mm

以上は板ふるいを推奨。

単位  mm

シ リ ー
ズ A

シ リ ー
ズ B

シ リ ー
ズ C

63.0 
31.5 
16.0

8.00 
4.00 
2.00 
1.00 
0.500
0.250
0.125
0.063

75.0 
37.5 
19.0

9.50 
4.75 
2.36 
1.18 
0.600
0.300
0.150
0.075

80.0 
40.0 
20.0 
10.0

5.00 
2.50 
1.25 
0.630 
0.315 
0.160 
0.080

変更

・ふるい

JIS

:網ふるい 17 個(シリー

ズ B のふるいにコンクリー

ト関係で使用頻度が高い 6 個

のふるいを追加。

)を規定。

ISO

:網ふるいと板ふるいが

あり,シリーズ A,B,C(各
11 個)が規定されている。 
シリーズ A を推奨し,4.00 
mm 以上は板ふるいを推奨。

・ふるい

ISO

規格では三つのシリ

ーズのふるいから一つを

選ぶように規定している

が我が国では B シリーズ
が普及している。また,

我が国では板ふるいが普

及していない。

 3.3

蓋及び受皿

しっかり締まる蓋及び受皿。

 4 4.3

蓋及び受皿

しっかり締まる蓋及び受皿。

一致

 3.4

乾燥機

乾燥機は,排気口のあるもので,
105±5  ℃に保持できるもの。

  4.4

乾燥機

乾 燥機 は 排 気 口 があ り サ ー モ

スタット付きで 105±5  ℃に保
持できるもの。 
(注)  現場で入手できない場合
は,骨材を一定質量まで乾燥さ
せ るた め の 適 切 な器 具 を 使 用

してもよい。

削除

・乾燥機

JIS

:現場の場合の規定なし。

ISO

:現場の場合の規定あり。

・乾燥機

我が国では ISO 規格で想

定する現場というものが
ない。

5

A

 1

102


20
14


6

A 1102

:2014

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との
技術的差異の理由及び今

後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

4  試料 4.1

試料の採取

試験しようとするロットを代表す
るように骨材を採取し,JIS A 1158

によって,ほぼ所定量となるまで

縮分する。

 3 3.

試料の採取

試料は ISO 4847 によって採取
し,縮分する。

追加

・試料の採取

JIS

:四分法又は試料分取器

による縮分方法の規定あり。

ISO

:縮分方法の規定なし。

・試料の採取

縮分の良否は試験結果に
大きな影響を及ぼす要因

となるため,JIS では縮

分 方 法 が 規 定 さ れ て い
る。

 4.2

試料の乾燥

分取した試料を 105±5  ℃で一定
質量となるまで乾燥させる。

 5 5.1

試料の準備

105±5  ℃で 24 時間乾燥し,一
定質量にする。

一致

 4.3

試料の質量

試料の最小乾燥質量は,粗骨材の
場合,骨材の最大寸法(ミリメー

トル表示)の 0.2 倍をキログラム

表示した量とする。 
細骨材の場合,1.2 mm ふるいを
95 %(質量比)以上通過するもの
についての最小乾燥質量を 100 g
とし,1.2 mm ふるいに 5 %(質量

比)以上とどまるものについての

最小乾燥質量を 500 g とする。た
だし,構造用軽量骨材では,上記

の最小乾燥質量の 1/2 とする。

 5 5.1

試料の準備

試料の最小乾燥質量は,骨材の
最大寸法(mm)の 0.2 倍を kg

表示した量とする。

追加

・試料の質量

JIS

:粗骨材は一般式で最小

量を規定。

細骨材は 寸法 に応じた 試料

の最小量を規定。構造用軽量
骨材の規定あり。

ISO

:一般式で最小量を規定。

構造用軽量骨材の規定なし。

・試料の質量

細骨材の規定がないと試
験を実施する上で支障が

ある。

軽量骨材の場合は,密度
の差を考慮して質量を半

減させた。

5  試 験 方

・試料の質量を細骨材は 0.1 g,粗

骨材は 1 g まで測定する。

 5 5.2.1

試料の計量

試料質量の 0.1 %以上の精度,
現場の場合 0.5 %の精度で質量

を測定する。

削除

・試料の計量

JIS

:現場の場合の規定なし。

ISO

:現場の場合の規定あり。

・試料の計量

我が国では ISO 規格で想
定する現場というものが

ない。

一致

JIS

:試料の質量を 0.1 g 又は

1 g 
ISO

:試料質量の 0.1 %

試験に必要な試料の最小
乾燥質量と必要な測定の

精度から,ISO 規格と同

等以上と考えられる。

6

A

 1

102


20
14


7

A 1102

:2014

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との
技術的差異の理由及び今

後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

5  試 験 方
法(続き)

・試験の目的に合う組合せの網ふ

るいを用いて,ふるい目の粗いふ
るいから順番にふるい分ける。

・機械によってふるい分ける場合

は,受皿の上にふるい目の細かい
ふるいから順番に積み重ね,最上

部に試料を置き,必要に応じて蓋

をしてふるい分ける。 
・1 分間に各ふるいを通過するも

のが,全試料質量の 0.1 %以下と

なるまで作業を行う。

  5.2

ふるい分け

・4.2 に示した組合せのふるい
を 受皿 の 上 に ふ るい 目 の 細 か

いものから順に積み重ね,最上

部に試料をおく。 
・手動又は機械によって規定さ

れ た基 準 を 満 足 する よ う に ふ

るい分ける。 
・1 分間に各ふるいを通過する

ものが全試料質量の 0.1 %以下

となるまでふるい分ける。

一致

機 械 を 用 い て ふ る い 分 け た 場 合

は,更に手でふるい分け,1 分間

の各ふるい通過量が上記の値より
小となったことを確かめなければ

ならない。

なお,機械ふるいを用いてふる

い分けた場合に,ふるい分け中に

粉砕される可能性があると判断さ

れる骨材は,機械を用いてふるい
分けてはならない。

追加

・ふるい分け

JIS

:機械ふるいの禁止条項

あり。

ISO

:機械ふるいの禁止条項

なし。

・ふるい分け

JIS

では構造用軽量骨材

も適用範囲にしており,
ふるい分け中に粉砕する

骨材を含む可能性が高く

なるため,機械ふるいの
禁止条項を規定した。

  5.2.2

骨 材表 面 に 微 粒 子が 付 着 し た
り塊がある場合,湿式・水洗ふ

るい分けを行う。

削除

JIS

:湿式のふるい分け規定

なし。

ISO

:湿式のふるい分け規定

あり。

ISO

規格でも通常は乾式

でよいと規定している。
また,乾式と湿式で試験

結果に二つの答えが出る

のは我が国の事情に合わ
ない。

・ふるい目に詰まった粒は,破砕

しないように注意しながら押し戻
し,ふるいにとどまる試料とみな

す。

追加

JIS

:ふるい目に詰まった粒

の扱いに関する規定あり。

ISO

:ふるい目に詰まった粒

の扱いに関する規定なし。

ふるい目に詰まった粒の

取扱いについて規定がな
いと,試験を実施する上

で支障がある。

7

A

 1

102


20
14


8

A 1102

:2014

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との
技術的差異の理由及び今

後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

5  試 験 方
法(続き)

・どのような骨材でも,手で押し

て無理にふるいを通過させてはな
らない。ただし,大きめの粒子は,

手で置くようにして向きを変えて

個々の孔に当ててよい。

・どのような骨材でも,手で押

し て無 理 に ふ る いを 通 過 さ せ
て はな ら な い 。 大き め の 粒 子

は,手で置くようにして個々の

孔に当ててよい。

一致

・5 mm より小さいふるいでは,ふ

るい作業が終わった時点で,各ふ

るいにとどまるものが次の値を超
えてはならない。

300

r

d

A

m

=

m

r

:連続する各ふるいの間にと

どまるものの質量(g)

A

:ふるいの面積(mm

2

d

:ふるいの公称目開き(mm)

  5.2.3

・4 mm 以下では各ふるいにと

ど まる も の が 次 の値 を 超 え て
はならない。

300

r

d

A

m

=

m

r

:ふるいにとどまるものの

質量(g)

A

:ふるいの面積(mm

2

d

:ふるいの公称目開き(mm)

(注)  現場では

200

r

d

A

m

=

削除

JIS

:分割ふるい分けにおけ

る現場式なし。

ISO

:分割ふるい分けにおけ

る現場式あり。

ISO

規格に示されている

現 場 の 定 義 が 明 確 で な

い。

・各ふるいの中のどれかが,前記

の量を超える場合は,次の二つの

方法のうち一つを行う。

1)

その部分の試料を,規定した

最大質量より小さくなるよう

に分け,これらを次々にふる
い分ける。

・各ふるいの中のいずれかが,

この量を超える場合は,次の二

つの方法のうち一つを行う。 
a)  その部分の試料を,規定し

た最大質量より小さくなる

ように分け,これらを次々
にふるい分ける。

一致

2) 5

mm のふるいを通過する試

料を JIS A 1158 によって縮分
し,縮分した試料についてふ

るい分けを行う。

  b)

4.00

mm(E シリーズ:4.75

mm,C シリーズ:5.00 mm)
ふるいを通過する試料を縮

分し,縮分した試料につい

てふるい分けを行う。

追加

JIS

:四分法又は試料分取器

による縮分方法の規定あり。

ISO

:縮分方法の規定なし。

縮分の良否は試験結果に

大きな影響を及ぼす要因
となるため,JIS では縮

分 方 法 が 規 定 さ れ て い

る。

8

A

 1

102


20
14


9

A 1102

:2014

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との
技術的差異の理由及び今

後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

5  試 験 方
法(続き)

・連続する各ふるいの間にとどま

った試料の質量を細骨材は 0.1 g,
粗骨材は 1 g まで測定する。

  5.2.4

・各ふるいにとどまった試料を
全試料質量の 0.1 %以上の精度

で測定する。

一致

JIS

:試料の質量を 0.1 g 又は

1 g 
ISO

:試料質量の 0.1 %

試験に必要な試料の最小

乾燥質量と必要な測定の
精度から,ISO 規格と同

等以上と考えられる。

・連続する各ふるいの間にとどま
った試料の質量と受皿中の試料の

質量との総和は,ふるい分け前に

測定した試料の質量と 1 %以上異
なってはならない。

  5.2.6

・各ふるいにとどまるものと受

皿中の質量の総和が,試験前の

質量と 1 %以上異なってはなら
ない。

一致

JIS

:測定精度を質量で規定。

ISO

:測定精度を百分率で規

定。

試料の測定精度をはかり
の精度に整合させた。

6  計算 6.1

連続する各ふるいの間にとど

まる質量分率

ふるい分け後の全試料質量に対す
る質量分率(%)を計算し,四捨

五入して整数

2)

 に丸める。

箇条 5 f)の分割操作を行った場合
は,これを計算の際に考慮する。

2)

  連続する各ふるいの間にと

どまる質量分率(%)の総
和が 100 %とならない場合

は,最も大きい質量分率を

加減して調整する。

 6 6.

計算

試料の全質量に対する,各ふる

い にと ど ま る も のの 比 率 を 計
算する。また,各ふるいを通過

するものの累積分率を求める。

分 割ふ る い 分 け を行 っ た 場 合
は,これを計算に入れる。

追加

・計算

JIS

:3 種類の質量分率の算出

方法を規定し,計算結果は整
数で表示。

連続する 各ふ るいの間 にと

ど ま る 質 量 分 率 の 総 和 が
100 %とならない場合の処理
方法を規定。

ISO

:各ふるいを通過するも

のの累加 分率 の算出方 法を

規定し,計算結果の表示につ

いては規定なし。

・計算

他の JIS を考慮して 3 種

類の質量百分率の算出方
法及び計算結果の表示方

法並びに処置方法を明確

に規定した。

 6.2

各ふるいにとどまる質量分率

対象とするふるい及びそれよりふ

るい目が大きい全てのふるいの,
連続する各ふるいの間にとどまる

質量分率(%)の累計を,そのふ

るいにとどまる質量分率とする。

追加

他の JIS を考慮して各ふ

るいにとどまる質量百分

率の算出方法を明確に規
定した。

9

A

 1

102


20
14


10

A 1102

:2014

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との
技術的差異の理由及び今

後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

6  計算 
(続き)

6.3  各ふるいを通過する質量分率
100 %から各ふるいにとどまる質
量分率(%)を減じた値とする。

追加

他の JIS(製品規格など)

を考慮して 3 種類の質量
百分率の算出方法及び計

算値の表示方法を明確に

規定した。

 6.4

粗粒率

80 mm,40 mm,20 mm,10 mm,
5 mm,2.5 mm,1.2 mm 及び 0.6 
mm,0.3 mm,0.15 mm の各ふるい
にとどまる質量分率(%)の和を
100 で除した値とする。

追加

他の JIS(製品規格など)

を考慮して粗粒率の算出

方法及び計算値の表示方
法を規定した。

7  報告

報告は,次の事項のうち必要なも
のを記載する。

a) 

骨材の種類

3)

,最大寸法及び

産地

b) 

試料の採取場所及び採取年月

c) 

ふるい分け前の試料の質量

d) 

ふるい分け方法(手動又は機

械)

e) 

連続する各ふるいの間にとど
まる試料の質量及び質量分率

(%)

f) 

各ふるいにとどまる質量分率
(%)

,各ふるいを通過する質

量分率(%)

g) 

粗粒率

h) 

粒度曲線

i) 

試験年月日

3)

人工軽量骨材の場合は,商
品名でもよい。

 7 7.

報告

7.1  必要な報告事項 
a) 

この国際規格で試験したこ

b) 

試料の識別記号

c) 

試料の質量

d) 

ふるい分け方法(湿式・乾
式・手動法・機械法)

,ふる

いのタイプ(枠の直径ほか)

e) 

各ふるいにとどまるものの
質量分率,各ふるいを通過

するものの累積百分率を整

数で表す。

f) 

試験日

7.2  任意の報告事項 
g)

試料の産地名及び場所

h)

試料及び試料調整方法

i)

結果のグラフ

選択

・報告 
左記のとおり異なる。

・報告 
報告事項は,JIS の内容

及び我が国の実情を考慮

して規定した。また,試
験の目的によって報告す

べき事項が異なることか

ら必要な事項を選択する
ように規定した。

10

A

 1

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20
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A 1102

:2014

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 6274:1982,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

−  一致  技術的差異がない。

−  削除  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

−  追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

−  変更  国際規格の規定内容を変更している。

−  選択  国際規格の規定内容とは異なる規定内容を追加し,それらのいずれかを選択するとしている。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

−  MOD  国際規格を修正している。

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A

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A 1102

:2014

附属書 JB

(参考)

技術上重要な改正に関する新旧対照表

現行規格(JIS A 1102:2014)

旧規格(JIS A 1102:2006)

改正理由

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

及び題名

内容

2  引用規格

JIS A 1158

試験に用いる骨材の縮分方法 2.

引用規格

骨材の縮分方法に関する JIS 
新たに制定されたため,これを引

用した。

4.1  試 料 の
採取

試験は,試験しようとするロットを代表するよう

に骨材を採取し,JIS A 1158 によって,ほぼ所定量
となるまで縮分する。

なお,粗骨材寸法が 40 mm を超える場合は,他の

合理的な方法で縮分する。

4.1  試 料 の
採取

試験しようとするロットを代表するように骨材を

採取し,四分法又は試料分取器によって,ほぼ所
定量となるまで縮分する。

骨材の縮分方法に関する JIS 

新たに制定されたため,これを引
用した。ただし,粗骨材寸法が
40 mm を超える場合は,他の合
理的な方法による縮分も可能で
あることを追記した。

6.4  粗粒率

80 mm,40 mm,20 mm,10 mm,5 mm,2.5 mm,
1.2 mm 及び 0.6 mm,0.3 mm,0.15 mm の各ふるい
にとどまる質量分率(%)の和を 100 で除した値と
する。

6.4  粗粒率

80 mm,40 mm,20 mm,10 mm,5 mm,2.5 mm,
1.2 mm 及び 0.6 mm,0.3 mm,0.15 mm の各ふるい
にとどまる質量分率(%)の和を 100 で除して,四
捨五入によって小数点以下 2 けたに丸めて表示す

る。

四捨五入は不要であるため削除

した。

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A

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