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A 0203

:2014

(1)

目  次

ページ

1  適用範囲 

1

2  分類  

1

3  用語及び定義  

1

附属書 A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表  

17


A 0203

:2014

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,公益社団法人日本

コンクリート工学会(JCI)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本

工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣及び国土交通大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS A 0203:2006 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣,国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の

特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 A

0203

:2014

コンクリート用語

Concrete terminology

適用範囲 

この規格は,コンクリートに関して用いられる主な用語(以下,用語という。

)及び定義について規定す

る。

分類 

用語は,次のとおり分類する。

a)  コンクリート 
b)  材料

1)  セメント 
2)  混和材料 
3)  骨材 
4)  補強材

c)  コンクリート及び材料の性質 
d)  設備及び施工

用語及び定義 

用語及び定義は,次のとおりとする。

a)  コンクリート

番号

用語

定義

対応英語(参考)

1010  セメントペース

 

セメント,水及び必要に応じて加える混和材料を構成材料と

し,これらを練り混ぜその他の方法によって混合したもの,
又は硬化させたもの。

cement paste

1020  モルタル 

セメント,水,細骨材及び必要に応じて加える混和材料を構

成材料とし,これらを練り混ぜその他の方法によって混合し

たもの,又は硬化させたもの。

mortar

1030  グラウト 

空隙,目地,ひび割れなどの細かい隙間を充塡するために,

注入用材料として用いるセメントペースト又はモルタル。

grout

1040  ポリマーセメン

トモルタル 

結合材にセメント及びセメント混和用ポリマー(又はポリマ
ー混和剤)を用いたモルタル(JIS A 1171 参照)

polymer-modified mortar

1050  ポリマーモルタ

 

結合材にポリマーだけを用い,充塡材及び細骨材を加えたも
の。レジンモルタルとも呼ばれる。

polymer mortar

1060  ポリマー含浸モ

ルタル 

浸透性重合性をもつモノマーを脱気後含浸させ,重合させた

セメントモルタル。

polymer-impregnated

mortar


2

A 0203

:2014

番号

用語

定義

対応英語(参考)

1101 

コンクリート 

セメント,水,細骨材,粗骨材及び必要に応じて加える混和
材料を構成材料とし,これらを練り混ぜその他の方法によっ

て混合したもの,又は硬化させたもの。

concrete

1102 

フレッシュコン

クリート 

まだ固まらない状態にあるコンクリート。 fresh

concrete

1103 

プレーンコンク

リート 

セメント,水,細骨材及び粗骨材だけを構成材料とし,混和

材料を用いないコンクリート。無筋コンクリートを指す場合
がある。

plain concrete

1104 AE コンクリート  AE 剤などを用いて微細な空気泡を含ませたコンクリート。

air-entrained concrete

1105 

流動化コンクリ

ート 

あらかじめ練り混ぜられたコンクリートに流動化剤を添加
し,これをかくはんして流動性を増大させたコンクリート。

plasticized concrete

1106 

レディーミクス

トコンクリー
 

整備されたコンクリート製造設備をもつ工場から,荷卸し時

点における品質を指定して購入することができるフレッシ

ュコンクリート(JIS A 5308 参照)

ready-mixed concrete

1201  普通コンクリー

 

砂・砂利,砕砂・砕石,各種スラグ骨材などを用いてつくら

れる,単位容積質量又は密度が 2.3 t/m

3

前後のコンクリート

JIS A 5308 参照)

normal-weight concrete

1202  軽量コンクリー

 

骨材の全部又は一部に人工軽量骨材を用いて,単位容積質量

又は密度を普通コンクリートよりも小さくしたコンクリー

ト(JIS A 5308 参照)

lightweight concrete

1203  重量コンクリー

 

骨材の全部又は一部に重量骨材を用いて,単位容積質量又は

密度を普通コンクリートよりも大きくしたコンクリート。

heavyweight concrete

1204  気泡コンクリー

 

モルタル又は最大寸法の小さな粗骨材を用いたコンクリー
トに,多量の気泡を含ませることによって,単位容積質量又

は密度を小さくしたコンクリート。

cellular concrete

1205  高流動コンクリ

ート 

材料分離抵抗性を損なうことなく,流動性を著しく高めたコ

ンクリート。

high fluidity concrete

1206  膨張コンクリー

 

混和材として膨張材を用いたコンクリート。 expansive

concrete

1207  ポリマーセメン

トコンクリー
 

結合材にセメント及びセメント混和用ポリマー(又はポリマ

ー混和剤)を用いたコンクリート(JIS A 6203 参照)

polymer-modified concrete

1208  ポリマーコンク

リート 

結合材にポリマーだけを用い,充塡材,細骨材及び粗骨材を

加えたもの。レジンコンクリートとも呼ばれる(JIS A 1181

参照)

polymer concrete

1209  ポリマー含浸コ

ンクリート 

浸透性重合性をもつモノマーを脱気後含浸させ,重合させた

セメントコンクリート。

polymer-impregnated

concrete

1210  再生骨材コンク

リート 

骨材の全部又は一部に再生骨材を用いたコンクリート(JIS 
A 5021
JIS A 5022 及び JIS A 5023 参照)。

recycled aggregate

concrete

1301  無筋コンクリー

 

鋼材などで補強されていないコンクリート。 unreinforced

concrete,

plain concrete

1302  鉄筋コンクリー

 

鉄筋で補強されたコンクリート。 reinforced

concrete

1303  鉄骨鉄筋コンク

リート 

鉄骨及び鉄筋で補強されたコンクリート。

steel framed reinforced

concrete

1304  プレストレスト

コンクリート 

PC 鋼材などによってプレストレスが与えられているコンク
リート。

prestressed concrete

1305  短繊維補強コン

クリート 

短繊維で補強したコンクリート。 fiber

reinforced

concrete


3

A 0203

:2014

番号

用語

定義

対応英語(参考)

1306  連続繊維補強コ

ンクリート 

連続繊維補強材で補強したコンクリート。

concrete reinforced with

continuous fiber 
reinforced polymer 
(FRP) bars and/or grids

1401  プレキャストコ

ンクリート 

工場又は工事現場内の製造設備によって,あらかじめ製造さ
れたコンクリート部材又は製品。

precast concrete

b)  材料

1)  セメント

番号

用語

定義

対応英語(参考)

2000  セメント 

水と反応して,硬化する鉱物質の微粉末。一般にはポルトラ

ンドセメント,混合セメントなどをいう。

cement

2110  ポルトランドセ

メント 

水硬性のカルシウムシリケートを主成分とするクリンカー

に適量のせっこうを加え,微粉砕して製造されるセメント。
一般には JIS R 5210 に規定するセメントをいう。

portland cement

2111 

普通ポルトラン

ドセメント 

一般の用途に用いる汎用性のあるポルトランドセメント
JIS R 5210 参照)

ordinary portland cement, 
normal portland cement

2112  早強ポルトラン

ドセメント 

強度の発現が,普通ポルトランドセメントより早くなるよう

に調整されたポルトランドセメント(JIS R 5210 参照)

high-early-strength

portland cement

2113  超早強ポルトラ

ンドセメント 

強度の発現が,早強ポルトランドセメントよりも更に早くな

るように調整されたポルトランドセメント(JIS R 5210 

照)

ultra-high-early-strength

portland cement

2114  耐硫酸塩ポルト

ランドセメン
 

硫酸塩の侵食作用に対する抵抗性が,普通ポルトランドセメ
ントより大きくなるように調整されたポルトランドセメン

ト(JIS R 5210 参照)

sulfate-resistant portland

cement

2115  中庸熱ポルトラ

ンドセメント 

水和熱が,普通ポルトランドセメントより小さくなるように

調整されたポルトランドセメント(JIS R 5210 参照)

moderate-heat portland

cement

2116  低熱ポルトラン

ドセメント 

水和熱が,中庸熱ポルトランドセメントよりも更に小さくな

るように調整されたポルトランドセメント(JIS R 5210 
照)

low-heat portland cement

2117  白色ポルトラン

ドセメント 

セメントペーストの色が硬化後も白色になるように,鉄分を
少なくしたポルトランドセメント。

white portland cement

2130  混合セメント 

ポルトランドセメントに,高炉スラグ微粉末,シリカ質混合

材,フライアッシュなどの混合材をあらかじめ混合したセメ

ント。

blended cement

2131  高炉セメント 

混合材として,高炉スラグ微粉末を用いた混合セメント(JIS 
R 5211 
参照)。

portland blast-furnace slag

cement

2132  シリカセメント 

混合材として,シリカ質混合材を用いた混合セメント(JIS R 
5212 
参照)。

portland pozzolan cement

2133  フライアッシュ

セメント 

混合材として,フライアッシュを用いた混合セメント(JIS R 
5213 
参照)。

portland fly-ash cement

2150  アルミナセメン

 

水硬性のカルシウムアルミネートを主成分とするクリンカ

ーを微粉砕して製造されるセメント。

calcium-aluminate cement, 
high alumina cement

2160  エコセメント 

都市ごみ焼却灰,下水汚泥などを,セメントクリンカーの主

原料とする資源リサイクル形のセメント(JIS R 5214 参照)

ecocement


4

A 0203

:2014

2)  混和材料

番号

用語

定義

対応英語(参考)

2200  混和材料 

セメント,水及び骨材以外の材料で,コンクリートなどに特

別の性質を与えるために,打込みを行う前までに必要に応じ
て加える材料。

admixture

2210  混和材 

混和材料の中で,使用量が比較的多く,それ自体の容積がコ

ンクリートなどの練上がり容積に算入されるもの。

admixture,  
mineral admixture

2211  結合材 

水と反応し,コンクリートの強度発現に寄与する物質を生成

するものの総称で,セメント,高炉スラグ微粉末,フライア

ッシュなどを含めたもの。

binder

2212  ポゾラン 

それ自体は水硬性をほとんどもたないが,水の存在のもとで
水酸化カルシウムと常温で反応して不溶性の化合物を作っ

て硬化する鉱物質の微粉末の材料。

pozzolan

2213  フライアッシュ 

微粉炭燃焼ボイラの燃焼ガスから集じん器で捕集されるア

ッシュ(JIS A 6201 参照)

。ポゾランの一種である。

fly ash

2214  高炉スラグ微粉

 

溶鉱炉でせん(銑)鉄と同時に生成する溶融状態の高炉スラ

グを水によって急冷し,これを乾燥・粉砕したもの,又はこ
れにせっこうを添加したもの(JIS A 6206 参照)

ground granulated

blast-furnace slag

2215  膨張材 

セメント及び水とともに練り混ぜた後,水和反応によってエ
トリンガイド,水酸化カルシウムなどを生成し,コンクリー

ト又はモルタルを膨張させる混和材(JIS A 6202 参照)

expansive additive

2216  ポリマーディス

パージョン 

ゴムラテックス又は樹脂エマルションに,安定剤,消泡剤な

どを加えてよく分散させ,均質にしたもの(JIS A 6203 
照)

polymer dispersion

2217  再乳化形粉末樹

 

ゴムラテックス又は樹脂エマルションに安定剤などを加え
たものを乾燥して得られる微粉末の材料(JIS A 6203 参照)

redispersible polymer

powder

2218  シリカフューム 

金属シリコン又はフェロシリコンをアーク式電気炉で製造

する際に発生する排ガスから捕集される非結晶の二酸化け

い素を主成分とする球状の非常に細かい粒子(JIS A 6207 
照)

。ポゾランの一種である。

silica fume

2250  混和剤 

混和材料の中で,使用量が少なく,それ自体の容積がコンク
リートなどの練上がり容積に算入されないもの。

chemical admixture,   
chemical agent

2251  化学混和剤 

主として,その界面活性作用によって,コンクリートの諸性

質を改善するために用いる混和剤(JIS A 6204 参照)

chemical admixture

2252 AE  

コンクリートなどの中に,多数の微細な独立した空気泡を一

様に分布させ,ワーカビリティー及び耐凍害性を向上させる

ために用いる混和剤(JIS A 6204 参照)

air-entraining admixture

2253  減水剤 

所要のスランプを得るのに必要な単位水量を減少させるた
めに用いる混和剤(JIS A 6204 参照)

water-reducing admixture

2254 AE 減水剤 

AE 剤と減水剤との両方の使用効果を兼ね備えた混和剤(JIS 
A 6204 
参照)。

air-entraining and

water-reducing 
admixture

2255  高性能 AE 減水剤  空気連行性能をもち,AE 減水剤よりも高い減水性能及び良

好なスランプ保持性能をもつ混和剤(JIS A 6204 参照)

air-entraining and

high-range 
water-reducing 
admixture

2256  流動化剤 

あらかじめ練り混ぜられたコンクリートに添加し,これをか

くはんすることによって,その流動性を増大させることを主

たる目的とする混和剤(JIS A 6204 参照)

superplasticizer,  
superplasticizing admixture


5

A 0203

:2014

番号

用語

定義

対応英語(参考)

2257  防せい剤 

コンクリート中の鋼材が,使用材料中に含まれる塩化物によ
って腐食するのを抑制するために用いる混和剤(JIS A 6205

参照)

corrosion inhibitor

2258  急結剤 

コンクリートの凝結時間を著しく短くし,早期強度を増進す

るために,主として吹付けコンクリートに用いる混和剤。

quick setting admixture

2259  硬化促進剤 

セメントの水和を早め,初期材齢の強度発現を大きくするた

めに用いる混和剤。

accelerator,  
accelerating admixture

2260  凝結遅延剤 

セメントの水和反応を遅らせ,凝結に要する時間を長くする
ために用いる混和剤。

retarder,  
retarding admixture

2261  高性能減水剤 

スランプを一定とした条件で単位水量を大幅に減少させる
か,又は単位水量を一定とした条件でスランプを大幅に増加

させる混和剤(JIS A 6204 参照)

high-range water-reducing

admixture

2300  骨材 

モルタル又はコンクリートをつくるために,セメント及び水

と練り混ぜる砂,砂利,砕砂,砕石,スラグ骨材,その他こ
れらに類似の材料。

aggregate

2311 

細骨材 

10 mm 網ふるいを全部通り,5 mm 網ふるいを質量で 85 %以
上通る骨材。

fine aggregate

2312  粗骨材 

5 mm 網ふるいに質量で 85 %以上とどまる骨材。 coarse

aggregate

2321   

自然作用によって岩石からできた細骨材。 sand

2322  砂利 

自然作用によって岩石からできた粗骨材。 gravel

2331  砕砂 

工場で岩石を破砕して製造するコンクリート用の細骨材

JIS A 5005 参照)

crushed sand

(manufactured sand)

2332  砕石 

工場で岩石を破砕して製造するコンクリート用の粗骨材
JIS A 5005 参照)

crushed stone

2340  スラグ骨材 

金属製錬などの際に発生するスラグを原材料として製造し
た骨材。

slag aggregate

2341  高炉スラグ骨材 

溶鉱炉で銑鉄と同時に生成する溶融スラグを,冷却し粒度調

整した骨材(JIS A 5011-1 参照)

。細骨材及び粗骨材がある。

blast-furnace slag

aggregate

2343  フェロニッケル

スラグ細骨材 

炉でフェロニッケルと同時に生成する溶融スラグを徐冷し,

又は水,空気などによって急冷し,粒度調整した細骨材(JIS 
A 5011-2 
参照)。

ferronickel slag fine

aggregate

2344  銅スラグ細骨材 

炉で銅と同時に生成する溶融スラグを水によって急冷し,粒
度調整した細骨材(JIS A 5011-3 参照)

copper slag fine aggregate

2345  電気炉酸化スラ

グ骨材 

電気炉で溶鋼と同時に生成する溶融した酸化スラグを冷却
し,鉄分を除去して粒度調整した骨材(JIS A 5011-4 参照)

細骨材及び粗骨材がある。

electric arc furnace

oxidizing slag aggregate

2346  溶融スラグ骨材 

一般廃棄物,下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融固化したコ

ンクリート用溶融スラグ骨材(JIS A 5031 参照)

。細骨材及

び粗骨材がある。

melt-solidified slag

aggregate

2350  再生骨材 

解体したコンクリート塊などを破砕などの処理を行うこと
によって製造したコンクリート用の骨材。再生骨材 H(JIS A 
5021 
参照),再生骨材 M(JIS A 5022 参照),再生骨材 L(JIS 
A 5023 
参照)に分類し,それぞれに細骨材及び粗骨材があ
る。

recycled aggregate class H,

class M, class L

2360  軽量骨材 

コンクリートの質量の軽減,断熱などの目的で用いる普通の

岩石よりも密度の小さい骨材。天然軽量骨材,人工軽量骨材,

副産軽量骨材がある。

lightweight aggregate

2361  天然軽量骨材 

火山作用などによって天然に産出する軽量骨材(JIS A 5002

参照)

natural lightweight

aggregate


6

A 0203

:2014

3)  骨材

番号

用語

定義

対応英語(参考)

2362  人工軽量骨材 

けつ岩,フライアッシュなどを主原料として人工的につくっ

た軽量骨材(JIS A 5002 参照)

。細骨材及び粗骨材がある。

artificial lightweight

aggregate

2370  重量骨材 

遮へい用コンクリートなどに用いられる,普通の岩石よりも
密度の大きい骨材。

heavyweight aggregate

2380  標準砂 

セメントの強さ試験用モルタルに用いる天然けい砂(JIS R 
5201 
参照)。

standard sand

4)  補強材

番号

用語

定義

対応英語(参考)

2410  鉄筋 

コンクリートに埋め込んで,コンクリートを補強するために
用いる棒状の鋼材(JIS G 3112 及び JIS G 3117 参照)

reinforcing bar,   
rebar

2411 

丸鋼 

断面が一様な円形の鉄筋(JIS G 3112 及び JIS G 3117 参照)

。 round bar

2412  異形棒鋼,

異形鉄筋 

コンクリートとの付着をよくするために,表面に突起をもつ
棒状の鋼材(JIS G 3112 及び JIS G 3117 参照)

deformed bar

2413  ステンレス鉄筋 

コンクリート補強に使用する熱間圧延によって製造したス
テンレス鋼の棒状の鋼材。異形棒鋼及びコイル状のものがあ

る(JIS G 4322 参照)

stainless steel bar

2420 PC 鋼材 

プレストレストコンクリートに用いる緊張用の鋼材(JIS G 
3109
JIS G 3137 及び JIS G 3536 参照)。

prestressing tendon

2441  溶接金網 

コンクリートに埋め込んで,コンクリートを補強するために

用いる金網で,

格子状に配列した線径 2.6 mm 以上で 16.0 mm

以下の鉄線の交点を電気抵抗溶接して製造したもの(JIS G 
3551 
参照)。

welded steel wire fabrics

2450  短繊維 

コンクリートに分散混入する鋼繊維,炭素繊維,ガラス繊維,

プラスチック繊維などの短い繊維。

short fiber

2451  連続繊維補強材 

炭素繊維,アラミド繊維,ガラス繊維などの連続した繊維に

樹脂を含浸・硬化させた複合材料で,棒材,格子状のものな
どがある。

continuous fiber reinforced

polymer (FRP) bars and 
grids

2452  補強用連続繊維

シート 

1 本の太さが数 μm から十数 μm 程度のフィラメントを多数
束ねて,平面状の一方向又は二方向に配列してシート状又は

織物状にしたもの(JIS A 1191 参照)

fiber reinforced polymer

(FRP) sheets

c)  コンクリート及び材料の性質

番号

用語

定義

対応英語(参考)

3011 

密度(粉末の) 

セメント,混和材などの粉体の質量をその絶対容積で除した

値(JIS R 5201 参照)

density (powder)

3012  粉末度 

セメント,混和材などの粉体の細かさ(JIS R 5201 参照)

fineness

3013  比表面積(粉体

の) 

セメント,混和材などの粉体の細かさを示す指標で,一般に

はブレーン空気透過装置で測定された値(JIS R 5201 参照)

specific surface area

(powder)

3014  凝結(セメント

の) 

セメントに水を加えて練り混ぜてから,ある時間を経た後,

水和反応によって流動性を失い,次第に硬くなる現象(JIS R 
5201 
参照)。

set (cement)

3015  偽凝結 

セメントに水を加え練り混ぜているとき又は練混ぜを終え
て間もない時期に,正常な水和反応によらないで,一時的に

こわばり又は凝結したような状態を示す現象。

false set

3016  硬化 

セメントが凝結した後,時間の経過に伴って硬さ及び強さが

増進する現象。

hardening

3017  水和熱 

セメントの水和反応に伴って発生する熱(JIS R 5203 参照)

。 heat of hydration


7

A 0203

:2014

番号

用語

定義

対応英語(参考)

3018  安定性(セメント

の) 

セメントが異常な体積変化を起こさずに,安定して水和する
性質(JIS R 5201 参照)

soundness (cement)

3019  圧縮強さ(セメン

トの) 

供試体が耐えられる最大圧縮荷重を,圧縮力に垂直な供試体

の断面積で除した値(JIS R 5201 参照)

compressive strength

(cement)

3020  フロー値比(混和

材の) 

普通ポルトランドセメントを用いて作製した基準とするモ

ルタルのフロー値に対する,混和材と普通ポルトランドセメ

ントとを用いて作製した試験モルタルのフロー値の比を百
分率で表した値(JIS A 6206 参照)

percent flow (mineral

admixture)

3021  活性度指数(混和

材の) 

普通ポルトランドセメントを用いて作製した基準とするモ

ルタルの圧縮強度に対する,混和材と普通ポルトランドセメ

ントとを用いて作製した試験モルタルの圧縮強度の比を百
分率で表した値(JIS A 6206 参照)

activity index (mineral

admixture)

3101  安定性(骨材の)  骨材の,気象作用に対する抵抗性。凍結融解作用に対する抵

抗性の指標にもなる(JIS A 1122 参照)

soundness (aggregate)

3102  強熱減量 

試料をある一定の温度で強熱した場合の質量の減少量。セメ

ントの場合は風化の程度を,フライアッシュの場合は未燃炭

素量を,人工軽量骨材の場合は焼成の完全さを確かめる指標
となる(JIS R 5202JIS A 6201 及び JIS A 5002 参照)

ignition loss,   
loss on ignition

3103  絶対乾燥状態(骨

材の) 

骨材を 100∼110  ℃の温度で定質量となるまで乾燥し,骨材
粒の内部に含まれている自由水が取り去られた状態。絶乾状

態と略称することがある。

absolutely dry condition,   
oven-dry condition

(aggregate)

3104  表面乾燥飽水状

態(骨材の) 

骨材の表面水がなく,骨材粒の内部の空隙が全て水で満たさ

れている状態。表乾状態と略称することがある。

saturated and surface-dry

condition (aggregate)

3105  表面水率(骨材

の) 

骨材の表面についている水の割合であって,骨材に含まれる

全ての水から骨材粒の内部の水を差し引いたものの表面乾
燥飽水状態の骨材質量に対する百分率(JIS A 1125 参照)

percentage of surface

moisture,

surface moisture (aggregate)

3106  吸水率(骨材の)  表面乾燥飽水状態の骨材に含まれている全水量の,絶対乾燥

状態の骨材質量に対する百分率(JIS A 1109 及び JIS A 1110

参照)

percentage of absorption,   
absorption (aggregate)

3107  含水率(骨材の)  骨材の内部の空隙に含まれる水と表面水の全量との,絶対乾

燥状態の骨材質量に対する百分率(JIS A 1125 参照)

percentage of total

moisture content,

total moisture content

(aggregate)

3108  表乾密度(骨材

の) 

表面乾燥飽水状態の骨材の質量を,骨材の絶対容積で除した

値(JIS A 1109 及び JIS A 1110 参照)

density in saturated

surface-dry condition 
(aggregate)

3109  絶乾密度(骨材

の) 

骨材の絶対乾燥状態の質量を,骨材の絶対容積で除した値
JIS A 1109 及び JIS A 1110 参照)

density in oven-dry

condition (aggregate)

3110 

実積率(骨材の)  容器に満たした骨材の絶対容積の,その容器の容積に対する

百分率(JIS A 1104 参照)

solid content (aggregate)

3111 

絶対容積(骨材

の) 

骨材粒の占める体積。骨材中の空隙を含み,骨材粒間の空隙

は含まない。

absolute volume (aggregate)

3112 

単位容積質量(骨

材の) 

所定の締固め条件で容器に満たした骨材の質量を,その容器

の容積で除した値(JIS A 1104 参照)

bulk density (aggregate)

3113 

ふるい(コンクリ

ート用) 

コンクリート及びコンクリート用材料の試験に用いるふる

いで,JIS Z 8801-1 に規定する網ふるい。

test sieve (concrete)

3114 

粒度(骨材の) 

骨材の大小の粒の分布の状態(JIS A 1102 参照)

。 grading

(aggregate)


8

A 0203

:2014

番号

用語

定義

対応英語(参考)

3115 

粗粒率(骨材の)  80 mm,40 mm,20 mm,10 mm,5 mm,2.5 mm,1.2 mm,

0.6 mm,0.3 mm,及び 0.15 mm の網ふるいの一組を用いて
ふるい分けを行った場合,各ふるいを通らない全部の試料の

百分率の和を 100 で除した値。

fineness modulus

(aggregate)

3116 

最大寸法(粗骨材

の) 

質量で骨材の 90 %以上が通るふるいのうち,最小寸法のふ
るいの呼び寸法で示される粗骨材の寸法。

maximum size (coarse

aggregate)

3117 

軟石量(粗骨材

の) 

黄銅棒でひっかき,軟石と判定される骨材粒の量。骨材の全
質量に対する比率で表される(JIS A 1126 参照)

content of soft particles

(coarse aggregate)

3118 

微粒分量(骨材

の) 

骨材に含まれる 75 μm の網ふるいを通過する微粉末の量。骨

材の全質量に対する比率で表される(JIS A 1103 参照)

content of materials finer

than 75μm sieve 
(aggregate)

3119 

すりへり減量(粗

骨材の) 

回転するドラム中で骨材に摩擦又は衝撃を与えた場合の所

定の回転数における骨材のすりへり損失量。骨材の耐摩耗性
の判定に利用され,骨材の全質量に対する比率で表される

JIS A 1121 参照)

percentage of wear,   
abrasion loss (coarse

aggregate)

3120  粘土塊量(骨材中

の) 

骨材中に含まれる粘土塊の量。骨材の全質量に対する比率で

表される(JIS A 1137 参照)

content of clay lumps

(aggregate)

3121  有機不純物(細骨

材の) 

モルタル及びコンクリートに用いる細骨材中に含まれる有

機不純物(JIS A 1105 参照)

organic impurities

(aggregate)

3122  塩化物量(細骨材

の) 

骨材に含まれている塩化物の量(JIS A 5002 参照)

。 chloride

content

(fine

aggregate)

3201  塩化物イオン

Cl

)量(フ

レッシュコン
クリートの) 

フレッシュコンクリートに含まれる塩化物イオン(Cl

)の

量(JIS A 1144 参照)

chloride ion content (fresh

concrete)

3202  ワーカビリティ

 

材料分離を生じることなく,運搬,打込み,締固め,仕上げ
などの作業が容易にできる程度を表すフレッシュコンクリ

ートの性質。

workability

3203  コンシステンシ

 

フレッシュコンクリート,フレッシュモルタル及びフレッシ

ュペーストの変形又は流動に対する抵抗性。

consistency

3204  プラスティシテ

ィー 

容易に型枠に詰めることができ,型枠を取り去るとゆっくり

形を変えるが,くずれたり,材料が分離することのないよう
な,フレッシュコンクリートの性質。

plasticity

3205  スランプ 

フレッシュコンクリートの軟らかさの程度を示す指標の一
つ。スランプコーンを引き上げた直後に測った頂部からの下

がりで表す(JIS A 1101 参照)

slump

3206  フロー値 

フレッシュモルタルの軟らかさ又は流動性を示す指標の一

つ。所定のコーンを用いて成形した試料の直径の広がりで表
す(JIS R 5201 参照)

flow value

3207  流下時間(漏斗)  フレッシュコンクリート,フレッシュモルタル及びフレッシ

ュペーストの軟らかさ又は流動性を示す指標の一つ。漏斗状

容器からの試料の自由流下に要する時間で表す。

efflux time

3208  スランプフロー 

フレッシュコンクリートの流動性を示す指標の一つ。スラン

プコーンを引き上げた後の,試料の広がりを直径で表す(JIS 
A 1150 
参照)。

slump flow,   
base diameter of concrete

mass after the slump test

3209  流動性 

自重又は外力によってフレッシュコンクリート,フレッシュ
モルタル及びフレッシュペーストが流動する性能。

fluidity

3210  ブリーディング 

フレッシュコンクリート及びフレッシュモルタルにおいて,

固体材料の沈降又は分離によって,練混ぜ水の一部が遊離し

て上昇する現象(JIS A 1123 参照)

bleeding


9

A 0203

:2014

番号

用語

定義

対応英語(参考)

3211 

材料分離 

運搬中,打込み又は打込み後において,フレッシュコンクリ
ートの構成材料の分布が不均一になる現象。

segregation

3212  ポンプ圧送性 

コンクリートポンプによって,フレッシュコンクリート又は

フレッシュモルタルを圧送するときの圧送の難易性。

pumpability

3213  フィニッシャビ

リティー 

コンクリートの打上がり面を要求された平滑さに仕上げよ

うとする場合,その作業性の難易を示すフレッシュコンクリ

ートの性質。

finishability

3214  単位容積質量(コ

ンクリートの) 

フレッシュコンクリートの単位容積当たりの質量(JIS A 
1116 
参照)。

density (concrete)

3215  空気量 

コンクリート中のセメントペースト又はモルタル部分に含
まれる空気泡の容積の,コンクリート全容積に対する百分率

JIS A 1116JIS A 1118 及び JIS A 1128 参照)

air content

3216  エントラップト

エア 

混和剤を用いないコンクリートに,その練り混ぜ中に自然に

取り込まれる空気泡。

entrapped air

3217  エントレインド

エア 

AE 剤又は空気連行作用がある混和剤を用いてコンクリート
中に連行させた独立した微細な空気泡。

entrained air

3218  凝結(コンクリー

トの) 

コンクリートを練り混ぜてから,時間の経過に伴って流動性
を失い,次第に硬くなる現象(JIS A 1147 参照)

set (concrete)

3219  全塩化物イオン

量(硬化コンク
リート中の) 

硬化コンクリートから硝酸で抽出される塩化物イオン(Cl

の量(JIS A 1154 参照)

chloride ion content

(hardened concrete)

3301  供試体 

各種試験を行うために所定の形状・寸法になるように作製し

たコンクリート,モルタルなどの成形品(JIS A 1107JIS A 
1114
JIS A 1132 及び JIS R 5201 参照)。

test piece,   
specimen

3302  キャッピング 

供試体に均等な荷重がかかるよう,セメントペーストなど適
切な材料を用いて載荷面を平滑に仕上げること(JIS A 1132

参照)

capping

3303  圧縮強度 

供試体が耐えられる最大圧縮荷重を,圧縮力に垂直な供試体

の断面積で除した値(JIS A 1108JIS A 1114 及び JIS A 1136
参照)

compressive strength

3304  引張強度 

供試体が耐えられる最大引張荷重を,引張力に垂直な供試体
の断面積で除した値。ただし,コンクリートの場合は,一般

に割裂引張強度の値を用いる。

tensile strength

3305  割裂引張強度 

円柱供試体を横にして直径方向に線載荷し,コンクリートが

割裂破壊したときの荷重から,弾性理論によって計算された
引張応力度の値(JIS A 1113 参照)

splitting tensile strength

3306  曲げ強度 

供試体が耐えられる最大曲げモーメントを,供試体の断面係
数で除した値(JIS A 1106 参照)

flexural strength,   
modulus of rupture

3307  せん断強度 

せん断面に沿った最大荷重を,せん断面の断面積で除した

値。

shear strength

3308  支圧強度 

部分的に圧縮荷重を受けたとき耐えられる最大圧縮荷重を

荷重作用面積で除した値。

bearing capacity

3309  付着強度 

コンクリートに埋め込んだ鉄筋,PC 鋼材などの引抜き力又

は押抜き力の最大値を,二つの材料が接触する付着面積で除
した値。

bond strength

3310  ヤング率,

静弾性係数(コン

クリートの) 

一軸静的載荷によって得られた応力−ひずみ曲線において,
原点と任意の点とを結ぶ直線の勾配で表される値。コンクリ

ートの場合,強度の 1/3 に相当する応力点と原点とを結ぶ線

分の勾配として与えられる割線ヤング係数で示す(JIS A 
1149 
参照)。

Young's modulus,   
static modulus of elasticity

(hardened concrete)


10

A 0203

:2014

番号

用語

定義

対応英語(参考)

3311 

ポアソン比 

コンクリートに軸方向力を加えたときの縦ひずみに対する,
軸方向と直角方向との横ひずみの割合。

Poisson's ratio

3312  動弾性係数 

振動特性試験における,供試体の形状,大きさ,質量及び縦

振動又はたわみ振動の一時共鳴振動数などから求められる

弾性係数(JIS A 1127 参照)

dynamic modulus of

elasticity

3313  非破壊試験 

破壊することなくコンクリートの諸性質を調べる試験。 non-destructive

test

3314  クリープ 

応力を作用させた状態において,弾性ひずみ及び乾燥収縮ひ

ずみを除いたひずみが時間とともに増大していく現象。

creep

3315  リラクセーショ

 

材料に力を加えてある一定のひずみを保った場合に,時間と

ともにその応力が低下していく現象。

relaxation

3316  乾燥収縮 

硬化したコンクリート又はモルタルが乾燥によって収縮す
る現象。

drying shrinkage

3317  自己収縮 

セメントの水和反応の進行によって,コンクリート,モルタ
ル及びペーストの体積が減少し,収縮する現象。

autogeneous shrinkage

3318  温度応力(コンク

リートの) 

コンクリート部材内部の温度分布が不均一な場合及び温度

の上昇・降下に伴って生じる体積変化が外的に拘束された場

合に,コンクリートに発生する応力。

thermal stress (concrete)

3319  リバウンドハン

 

重すい(錘)を衝突させ,重すい(錘)の跳ね返り量を測定

することで,コンクリート表面の反発度を読み取る装置(JIS 
A 1155 
参照)。

rebound hammer

3320  反発度(コンクリ

ート表面の) 

コンクリート表面の硬度を表す指標。間接的に圧縮強度の指

標となる。リバウンドハンマを用いて測定する(JIS A 1155

参照)

rebound number (concrete

surface)

3401  耐久性 

気象作用,化学的侵食作用,機械的磨耗作用,その他の劣化

作用に対して長期間耐えられるコンクリートの性能。

durability

3402  中性化 

硬化したコンクリートが空気中の炭酸ガスの作用を受けて
次第にアルカリ性を失っていく現象。炭酸化と呼ばれること

もある。

carbonation

3403  凍害 

凍結又は凍結融解の作用によって,表面劣化,強度低下,ひ

び割れ,ポップアウトなどの劣化を生じる現象。

frost damage

3404  初期凍害 

凝結硬化の初期に受けるコンクリートの凍害。

frost damage at early age

3405  腐食(鋼材の) 

内部又は外部からの腐食因子によって,鋼材がさび(錆)る

現象(JIS A 6205 

附属書 及び附属書 参照)。

corrosion (steel)

3406  塩害 

コンクリート中の塩化物イオンによって鋼材が腐食し,コン

クリートにひび割れ,剝離,剝落などの損傷を生じさせる現
象。

damage by salt attack,   
damage by chloride attack

3407  アルカリ骨材反

 

アルカリとの反応性をもつ骨材が,セメント,その他のアル
カリ分と長期にわたって反応し,コンクリートに膨張ひび割

れ,ポップアウトを生じさせる現象。

alkali aggregate reaction

3408  水密性 

コンクリート内部への水の浸入又は透過に対する抵抗性。 water-tightness

3409  透水性 

コンクリート内部の圧力差による水の移動のしやすさ。 water

permeability

3500  配合,

調合 

コンクリートをつくるときの各材料の使用割合又は使用量。 mix proportion

3501  設計基準強度 

構造計算において基準とするコンクリートの強度。 design

strength

3502  配合強度,

調合強度 

コンクリートの配合(調合)を決める場合に目標とする強度。 strength for proportioning

3503  呼び強度 JIS 

5308 に規定するコンクリートの強度の区分。 nominal

strength


11

A 0203

:2014

番号

用語

定義

対応英語(参考)

3504  示方配合,

計画調合 

所定の品質のコンクリートが得られるような配合(調合)で,
仕様書又は責任技術者によって指示されたもの。コンクリー

トの練上り 1 m

3

の材料使用量で表す。

specified mix proportion

3505  現場配合,

現場調合 

示方配合(計画調合)のコンクリートが得られるように,現

場における材料の状態及び計量方法に応じて定めた配合。

mix proportion at job site, 
mix proportion in field

3506  単位量 

コンクリート 1 m

3

をつくるときに用いる各材料の使用量。

単位セメント量,単位水量,単位粗骨材量,単位細骨材量,
単位混和材量及び単位混和剤量がある。

quantity of material per

unit volume of concrete

3511 

水セメント比 

フレッシュコンクリート又はフレッシュモルタルに含まれ

るセメントペースト中の水とセメントとの質量比。質量百分

率で表されることが多い。

water-cement ratio

3512  セメント水比 

フレッシュコンクリート又はフレッシュモルタルに含まれ

るセメントペースト中のセメントと水との質量比。

cement-water ratio

3513  水結合材比 

フレッシュコンクリート又はフレッシュモルタルに含まれ
るセメントペースト中の水と結合材との質量比。質量百分率

で表されることが多い。

water-binder ratio,   
water-cementitious

material ratio

3514  細骨材率 

コンクリート中の全骨材量に対する細骨材量の絶対容積比

を百分率で表した値。

sand-total aggregate ratio

3515  単位粗骨材かさ

容積 

コンクリート 1 m

3

をつくるときに用いる粗骨材のかさの容

積。単位粗骨材量をその粗骨材の単位容積質量で除した値。

bulk volume of coarse

aggregate per unit 
volume of concrete

3521  レイタンス 

コンクリートの打込み後,ブリーディングに伴い,内部の微
細な粒子が浮上し,コンクリート表面に形成するぜい弱な物

質の層。

laitance

3522  エフロレッセン

 

硬化したコンクリートの内部からひび割れなどを通じて表

面に析出した白色の物質。

efflorescence

3531  洗い分析(コンク

リートの) 

フレッシュコンクリートをふるいを通して水洗いすること

によって,各材料の構成比を求める操作(JIS A 1112 参照)

washing analysis (fresh

concrete)

3541  プレクーリング 

コンクリートの練上り温度を低くするため,コンクリートの
構成材料をあらかじめ冷やす操作,又は練混ぜ中若しくは打

込み前にコンクリートを冷やす操作。

precooling

3542  プレウェッティ

ング 

軽量骨材などを使用する際に,骨材をあらかじめ散水又は浸

水させて吸水させる操作。

presoaking,  
prewetting,  
presaturating

d)  設備及び施工

番号

用語

定義

対応英語(参考)

4101  バッチミキサ 

一練り分ずつのコンクリート材料を練り混ぜるミキサ(JIS 
A 8603-1 
参照)。

batch mixer

4102  連続練りミキサ 

コンクリート用材料の計量,供給及び練混ぜを行う各機械を

一体化して,フレッシュコンクリートを連続して製造し,排
出する装置。

continuous mixing

equipment

4103  重力式ミキサ 

内側に練混ぜ用羽の付いた混合胴の回転によってコンクリ

ート用材料をすくいあげ,自重で落下させて練り混ぜる方式

のミキサ(JIS A 8603-1 参照)

gravity type mixer

4104  強制練りミキサ 

羽を動力で回転させ,コンクリート材料を強制的に練り混

ぜ,コンクリートを製造する方式のミキサ。水平 1 軸形,水
平 2 軸形,パン形などの種類がある(JIS A 8603-1 参照)

revolving-paddle mixer

4105  練混ぜ 

コンクリート材料を均一に混ぜ合わせ,安定した品質になる

ように練る行為。

mixing


12

A 0203

:2014

番号

用語

定義

対応英語(参考)

4106  練直し 

練混ぜ後,コンクリート又はモルタルが固まり始めない段階
において,材料が分離した場合などに再び練り混ぜる行為。

remixing

4107  試し練り 

計画した配合(調合)で所定のコンクリートが得られるかど

うかを調べるために行う練混ぜ。

trial mixing

4200  運搬 

フレッシュコンクリートをレディーミクストコンクリート

工場から工事現場まで運ぶ行為。又は,工事現場内の荷卸し

地点から打込み地点までコンクリートポンプなどの装置で
移送する行為。

transportation,  
conveyance

4201  アジテータ 

フレッシュコンクリートを打ち込む前に分離しないように

かき混ぜる機械。

agitator

4202  コンクリートポ

ンプ 

フレッシュコンクリートを機械的に押し出し,輸送管を通し

て連続的に運搬する装置。

concrete pump

4203  バケット 

フレッシュコンクリートを運搬するための,下端部に開閉口

のついたおけ(桶)状の容器。

bucket

4204  ホッパ 

材料又はフレッシュコンクリートを受け入れるための,漏斗

状の装置又は用具。

hopper

4205  コンクリートプ

レーサ 

フレッシュコンクリートを圧縮空気によって送り出し,輸送
管を通して連続的に運搬する装置。

concrete placer

4206  シュート 

フレッシュコンクリートを高所から低所に流し送るための
とい(樋)状又は管状の用具。

chute

4301  打込み/打設 

フレッシュコンクリートを所定の位置に投入し,型枠内に詰

め込む行為。

placing

4302  締固め 

打ち込んだフレッシュコンクリートを振動させたり,たたい

たり,突いたりして空隙を少なくし,密実にする行為。

compaction,  
consolidation

4303  振動機 

フレッシュコンクリートに振動を与えて締め固めるための

機械(内部振動機と外部振動機とがある。

vibrator

4304  内部振動機 

フレッシュコンクリート内部に差込み締め固める振動機

(棒)

JIS A 8610 参照)

internal vibrator

4305  外部振動機 

フレッシュコンクリートを締め固めるために建築用装置(例
えば,型枠の壁面)の外側の部分に取り付けるもの(JIS A 
8611 
参照)。

external vibrator

4306  コールドジョイ

ント 

先に打ち込んだコンクリートと後から打ち込んだコンクリ

ートとの間が,完全に一体化していない継目。

cold joint

4307  打重ね 

まだ固まらない状態のコンクリート上に新しいコンクリー

トを打ち足す行為。

placing on consolidated

fresh concrete

4308  タンピング 

床(スラブ)又は舗装用コンクリートに対し,打ち込んでか

ら固まるまでの間に,その表面をたたいて密実にする行為。

tamping

4309  豆板 

硬化したコンクリートの一部に粗骨材だけが集まってでき
た空隙の多い不均質な部分。

rock pocket,   
honeycomb

4401  プレパックドコ

ンクリート 

あらかじめ型枠内に特定の粒度をもつ粗骨材を詰めておき,
その間隙にモルタルを注入してつくるコンクリート。

preplaced-aggregate

concrete,

prepacked concrete

4402  吹付けコンクリ

ート 

フレッシュコンクリート又はその材料を,ホースを用いて圧

送し,ホース先端のノズルから所定の場所に,圧縮空気を利
用して吹き付けてつくるコンクリート。

shotcrete,  
sprayed concrete

4403  舗装コンクリー

 

通常のコンクリートよりも凍結融解抵抗性,すりへり抵抗
性,繰返し応力による疲労抵抗性を高め,舗装に適した性能

を付与したコンクリート(JIS A 5308 参照)

concrete for pavement


13

A 0203

:2014

番号

用語

定義

対応英語(参考)

4501  打継ぎ 

硬化した状態にあるコンクリートに接して,新たなコンクリ
ートを打ち込む行為。

placing concrete in contact

with hardened concrete

4502  打継目 

打継ぎを行った境界部の継目。 construction

joint

4503  膨張目地,

伸縮目地 

構造物の部材又は部位に膨張若しくは収縮が生じても,それ
らによる変形がほかの部材又は部位に拘束されないように

設けられるコンクリートの目地。セメントコンクリート舗装

要綱では,構造による分類で膨張目地,働きによる分類で伸
縮目地と呼称している。

expansion joint

4504  収縮目地 

面積の大きいコンクリートの版・壁などに,収縮による不規

則なひび割れが発生することを防止する目的で,溝切り又は

突合せによってあらかじめ設けられる目地。

construction joint

4505  (ひび割れ)誘発

目地 

乾燥収縮,温度応力,その他の原因によって生じるコンクリ

ート部材のひび割れをあらかじめ定めた位置に生じさせる
目的で,所定の位置に断面欠損を設けてつくる目地。

groove joint

4506  ダミー目地 

収縮目地の一つで,コンクリートの硬化後,カッタで切るな

どしてコンクリート版の上部に溝を造り,ひび割れの発生を

誘導する目地。溝には目地材を注入する。

dummy joint

4507  化粧目地 

表面を意匠的に仕上げた目地。 tooled

joint

4550  グラウティング 

グラウトを注入又は充塡する作業。 grouting

4561  パイプクーリン

 

マスコンクリートなどの施工において,あらかじめコンクリ

ート中に埋め込んだパイプに冷水又は冷気を流して,コンク

リートを冷やす操作。

pipe cooling,   
artificial cooling

4600  養生 

コンクリートに所要の性能を発揮させるため,打込み直後の
一定期間,適切な温度と湿度に保つと同時に,有害な作用か

ら保護する行為又は処置。

curing

4601  標準養生 

温度を 20±3  ℃に保った水中,湿砂中又は飽和蒸気中で行

う供試体の養生。

standard curing

4602  水中養生 

コンクリートを水中に浸せきして行う養生。 underwater

curing

4603  封かん養生 

コンクリート表面からの水分の出入りがない状態に保って

行う供試体の養生。

sealed curing

4604  湿潤養生 

コンクリート湿潤状態に保つ養生。 moist

curing,

wet curing

4605  膜養生 

打込み後の適切な時間に,コンクリート表面に膜養生剤を散

布して皮膜を形成させ,水分の蒸発を防ぐようにした養生。

membrane curing

4606  促進養生 

コンクリートの硬化又は強度発現を促進させるために行う
養生。

accelerated curing

4607  蒸気養生 

高温度の水蒸気の中で行う促進養生。 steam

curing

4608  常圧蒸気養生 

大気圧下で行う蒸気養生。

atmospheric pressure steam

curing

4609  高温高圧蒸気養

生,

オートクレーブ

養生 

高温・高圧の蒸気がま(オートクレーブ)の中で,常圧より
高い圧力下で高温の水蒸気を用いて行う蒸気養生。

autoclave curing,   
high pressure stream curing

4701  型枠 

打ち込まれたコンクリートを所定の形状及び寸法に保ち,コ
ンクリートが適切な強度に達するまで支持する仮設物。

formwork,  
shuttering,  
form,  
mold

4702  せき板 

型枠の一部で,コンクリートに直接接する木,金属,プラス

チックなどの板類。

sheathing,  
lagging,  
sheeting


14

A 0203

:2014

番号

用語

定義

対応英語(参考)

4703  支保工 

(しほこう) 

型枠の一部で,せき板を所定の位置に固定するための仮設構
造物。

support

4704  スペーサ 

鉄筋,PC 鋼材,シースなどに所定のかぶりを与えたり,そ

の間隔を正しく保持したりするために用いる部品。

spacer

4705  セパレータ 

せき板を所定の間隔に保つために用いる主として鋼製の部

品。

separator

4706  かぶり(鋼材の),

かぶり厚さ(鋼材

の) 

鋼材,シースなどの表面とそれらを覆うコンクリートの外側

表面までの最短距離。

cover (reinforcement)

4707  あき(鋼材の) 

互いに隣り合って配置された鋼材の表面の最短距離。 clearance

(reinforcement)

参考文献  JIS A 1101  コンクリートのスランプ試験方法

JIS A 1102  骨材のふるい分け試験方法

JIS A 1103  骨材の微粒分量試験方法 
JIS A 1104  骨材の単位容積質量及び実積率試験方法 
JIS A 1105  細骨材の有機不純物試験方法

JIS A 1106  コンクリートの曲げ強度試験方法 
JIS A 1107  コンクリートからのコアの採取方法及び圧縮強度試験方法 
JIS A 1108  コンクリートの圧縮強度試験方法

JIS A 1109  細骨材の密度及び吸水率試験方法 
JIS A 1110  粗骨材の密度及び吸水率試験方法 
JIS A 1112  フレッシュコンクリートの洗い分析試験方法

JIS A 1113  コンクリートの割裂引張強度試験方法 
JIS A 1114  コンクリートからの角柱供試体の採取方法及び強度試験方法 
JIS A 1116  フレッシュコンクリートの単位容積質量試験方法及び空気量の質量による試験方

法(質量方法)

JIS A 1118  フレッシュコンクリートの空気量の容積による試験方法(容積方法) 
JIS A 1121  ロサンゼルス試験機による粗骨材のすりへり試験方法

JIS A 1122  硫酸ナトリウムによる骨材の安定性試験方法 
JIS A 1123  コンクリートのブリーディング試験方法 
JIS A 1125  骨材の含水率試験方法及び含水率に基づく表面水率の試験方法

JIS A 1126  ひっかき硬さによる粗骨材中の軟石量試験方法 
JIS A 1127  共鳴振動によるコンクリートの動弾性係数,動せん断弾性係数及び動ポアソン比試

験方法

JIS A 1128  フレッシュコンクリートの空気量の圧力による試験方法−空気室圧力方法 
JIS A 1132  コンクリートの強度試験用供試体の作り方 
JIS A 1136  遠心力締固めコンクリートの圧縮強度試験方法

JIS A 1137  骨材中に含まれる粘土塊量の試験方法 
JIS A 1144  フレッシュコンクリート中の水の塩化物イオン濃度試験方法 
JIS A 1147  コンクリートの凝結時間試験方法

JIS A 1149  コンクリートの静弾性係数試験方法


15

A 0203

:2014

JIS A 1150  コンクリートのスランプフロー試験方法 
JIS A 1154  硬化コンクリート中に含まれる塩化物イオンの試験方法

JIS A 1155  コンクリートの反発度の測定方法 
JIS A 1171  ポリマーセメントモルタルの試験方法 
JIS A 1181  レジンコンクリートの試験方法

JIS A 1191  コンクリート補強用連続繊維シートの引張試験方法 
JIS A 5002  構造用軽量コンクリート骨材 
JIS A 5005  コンクリート用砕石及び砕砂

JIS A 5011-1  コンクリート用スラグ骨材−第 1 部:高炉スラグ骨材 
JIS A 5011-2  コンクリート用スラグ骨材−第 2 部:フェロニッケルスラグ骨材 
JIS A 5011-3  コンクリート用スラグ骨材−第 3 部:銅スラグ骨材

JIS A 5011-4  コンクリート用スラグ骨材−第 4 部:電気炉酸化スラグ骨材 
JIS A 5021  コンクリート用再生骨材 H 
JIS A 5022  再生骨材 M を用いたコンクリート

JIS A 5023  再生骨材 L を用いたコンクリート 
JIS A 5031  一般廃棄物,下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融固化したコンクリート用溶融ス

ラグ骨材

JIS A 5308  レディーミクストコンクリート 
JIS A 6201  コンクリート用フライアッシュ 
JIS A 6202  コンクリート用膨張材

JIS A 6203  セメント混和用ポリマーディスパージョン及び再乳化形粉末樹脂 
JIS A 6204  コンクリート用化学混和剤 
JIS A 6205  鉄筋コンクリート用防せい剤

JIS A 6206  コンクリート用高炉スラグ微粉末 
JIS A 6207  コンクリート用シリカフューム 
JIS A 8603-1  コンクリートミキサ−第 1 部:用語及び仕様項目

JIS A 8610  建設用機械及び装置−コンクリート内部振動機 
JIS A 8611  建設用機械及び装置−コンクリート外部振動機 
JIS G 3109  PC 鋼棒

JIS G 3112  鉄筋コンクリート用棒鋼 
JIS G 3117  鉄筋コンクリート用再生棒鋼 
JIS G 3137  細径異形 PC 鋼棒

JIS G 3536  PC 鋼線及び PC 鋼より線 
JIS G 3551  溶接金網及び鉄筋格子 
JIS G 4322  鉄筋コンクリート用ステンレス異形棒鋼

JIS R 5201  セメントの物理試験方法 
JIS R 5202  セメントの化学分析方法 
JIS R 5203  セメントの水和熱測定方法(溶解熱方法)

JIS R 5210  ポルトランドセメント 
JIS R 5211  高炉セメント


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A 0203

:2014

JIS R 5212  シリカセメント 
JIS R 5213  フライアッシュセメント

JIS R 5214  エコセメント 
JIS Z 8801-1  試験用ふるい−第 1 部:金属製網ふるい


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A 0203

:2014

附属書 A

(参考)

技術上重要な改正に関する新旧対照表

現行規格(JIS A 0203:2014)

旧規格(JIS A 0203:2006)

改正理由

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

及び題名

内容

3  用 語 及
び定義

1210  再生骨材コンクリート

骨材の全部又は一部に再生骨材を用いたコンクリ

ート(JIS A 5021JIS A 5022 及び JIS A 5023 参照)

3.  用語及
び定義

1210  再生骨材コンクリート

骨材の全部又は一部に再生骨材を用いたコンク

リート(JIS A 5201 及び TS A 0006 参照)

JIS A 5022 及び JIS A 5023 制定に

伴う定義の修正(参照規格番号の修
正及び追加)

 2110  ポルトランドセメント

水硬性のカルシウムシリケートを主成分とするク

リンカーに適量のせっこうを加え,微粉砕して製造

されるセメント。一般には JIS R 5210 に規定するセ
メントをいう。

 2110  ポルトランドセメント

水硬性のカルシウムシリケートを主成分とする

クリンカに適量のせっこうを加え,微粉砕して製造

されるセメント。

なお,全アルカリ量を 0.6 %以下に抑えた低アル

カリ形もある(JIS R 5210 参照)

JIS R 5210 改正に伴う定義記述の

修正。

 2218  シリカフューム

金属シリコン又はフェロシリコンをアーク式電気

炉で製造する際に発生する排ガスから捕集される非

結晶の二酸化けい素を主成分とする球状の非常に細

かい粒子(JIS A 6207 参照)

。ポゾランの一種である。

 2218  シリカフューム

金属シリコン又はフェロシリコンをアーク式電

気炉で製造する際に発生する排ガスから捕集され

る非結晶の二酸化けい素を主成分とする球状の非

常に細かい粒子(JIS A 6207 参照)

・2213  フライアッシュと同様に,

ポゾランの一種である旨を新たに
記載。

 2256  流動化剤

あらかじめ練り混ぜられたコンクリートに添加

し,これをかくはんすることによって,その流動性

を増大させることを主たる目的とする混和剤(JIS A 
6204 
参照)。

 2256  流動化剤

あらかじめ練り混ぜられたコンクリートに添加

し,これをかくはんすることによって,その流動性

を増大させることを主たる目的とする混和剤。

JIS A 6204 改正に伴う定義記述の

修正(参照規格番号の追加)

 2261  高性能減水剤

スランプを一定とした条件で単位水量を大幅に減

少させるか,又は単位水量を一定とした条件でスラ

ンプを大幅に増加させる混和剤(JIS A 6204 参照)

 2261  高性能減水剤

スランプを一定とした条件で単位水量を大幅に

減少させるか,又は単位水量を一定とした条件でス

ランプを大幅に増加させる混和剤(TR A 0014 
照)

JIS A 6204 改正に伴う定義記述の

修正(参照規格番号の変更)

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A

 020

3


20
14


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A 0203

:2014

現行規格(JIS A 0203:2014)

旧規格(JIS A 0203:2006)

改正理由

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

及び題名

内容

3  用 語 及
び定義

2331  砕砂

工場で岩石を破砕して製造するコンクリート用の

細骨材(JIS A 5005 参照)

・対応英語(参考)

crushed sand (manufactured sand)

3.  用語及
び定義

2331  砕砂

岩石をクラッシャなどで粉砕し,粒度調整した細

骨材(JIS A 5005 参照)

・対応英語(参考)

crushed sand

JIS A 5005 改正に伴う定義記述の

修正。

・対応英語の追加。

 2332  砕石

工場で岩石を破砕して製造するコンクリート用の

粗骨材(JIS A 5005 参照)

 2332  砕石

岩石をクラッシャなどで粉砕し,粒度調整した粗

骨材(JIS A 5005 参照)

JIS A 5005 改正に伴う定義記述の

修正。

 2346  溶融スラグ骨材

一般廃棄物,下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融

固化したコンクリート用溶融スラグ骨材(JIS A 5031

参照)

。細骨材及び粗骨材がある。

・対応英語(参考)

melt-solidified slag aggregate

 2346  溶融スラグ骨材

一般廃棄物及び下水汚泥の溶融固化施設から産

出される溶融物を冷却固化し,粒度調整した骨材

TR A 0016 参照)

・対応英語(参考)

molten-slag aggregate

JIS A 5031 制定に伴う定義記述の

修正。 
・対応英語の修正。

 2350  再生骨材

解体したコンクリート塊などを破砕などの処理を

行うことによって製造したコンクリート用の骨材。

再生骨材 H

JIS A 5021 参照)

再生骨材 M

JIS A 5022

参照)

,再生骨材 L(JIS A 5023 参照)に分類し,そ

れぞれに細骨材及び粗骨材がある。

・対応英語(参考)

recycled aggregate class H, class M, class L

 2350  再生骨材

解体したコンクリート塊などを破砕などの処理

を行うことによって製造したコンクリート用の骨

材(JIS A 5021 及び TS A 0006 参照)

。細骨材と粗骨

材がある。

・対応英語(参考)

recycled aggregate

JIS A 502150225023 の制定に

伴う定義記述の修正。

・対応英語の追加。

 2360  軽量骨材

コンクリートの質量の軽減,断熱などの目的で用

いる普通の岩石よりも密度の小さい骨材。天然軽量
骨材,人工軽量骨材,副産軽量骨材がある。

 2360  軽量骨材

コンクリートの質量の軽減,断熱などの目的で用

いる普通の岩石よりも密度の小さい骨材。天然軽量
骨材と人工軽量骨材とがある。

JIS A 5002 改正に伴う定義記述の

修正(副産軽量骨材の追加)

 2413  ステンレス鉄筋

コンクリート補強に使用する熱間圧延によって製

造したステンレス鋼の棒状の鋼材。異形棒鋼及びコ

イル状のものがある(JIS G 4322 参照)

なし

JIS G 4322 制定に伴う項目の新規

追加。

・形状については,要検討。

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A

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3


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A 0203

:2014

現行規格(JIS A 0203:2014)

旧規格(JIS A 0203:2006)

改正理由

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

及び題名

内容

3  用 語 及
び定義

3101  安定性(骨材の)

骨材の,気象作用に対する抵抗性。凍結融解作用

に対する抵抗性の指標にもなる(JIS A 1122 参照)

3.  用語及
び定義

3101  安定性(骨材の)

骨材の,主に凍結融解作用に対する抵抗性の指標

JIS A 1122 参照)

JIS A 1122 での定義に基づく修正

(継続検討とした内容)

 3208  スランプフロー

フレッシュコンクリートの流動性を示す指標の一

つ。スランプコーンを引き上げた後の,試料の広が
りを直径で表す(JIS A 1150 参照)

 3208  スランプフロー

フレッシュコンクリートの流動性を示す指標の

一つ。スランプコーンを引き上げた後の,試料の直
径の広がりで表す。

JIS A 1150 制定による規格番号の

追加。

・定義文章の文言修正(修正採用と

した内容)

 4301  打込み/打設

4301  打込み

・打込みに関する用語の追加。

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